海外旅行先として大人気のフランス。
おしゃれな街並みや美味しいフランス料理を楽しむために、日本だけでなく世界中から観光客が訪れています。
そこで気になるのがフランスの治安。安全にフランス旅行を楽しむことができるのか気になりますよね。
そこで今回はフランスの最新治安情報についてまとめました。
フランスに渡航予定のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
世界治安ランキング58位のフランス
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、フランスは58位となっています。
(参考サイト:http://worldpopulationreview.com/)
結論:フランスの治安はやや危険
フランスの治安は日本と比較するとやや危険であると言えます。
フランスでは特に、スリやひったくり、詐欺などの軽犯罪が目立つ傾向です。
起こる場所は空港やバス、地下鉄を利用する際は、グループや単独犯などによるスリの被害に遭う可能性が高く、フランス旅行の際は自身の持ち物や身の安全を最優先にした行動をとるようにしましょう。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、フランスでの犯罪発生件数は、暴力などによる事件が多発しています。
特に、年々増加傾向にあるなど、非常に危険な場面に遭遇する恐れがあると言えるでしょう。
暴力被害以外にも、器物破損被害、車両の窃盗、車上荒らし、その他空き巣被害や人が多く集まるような場所で起こる乱闘など、フランスの全体的な治安は危険であると言えるため、十分に注意してください。
夜の一人歩きは大丈夫?
フランスは観光地も多く、旅行の際は訪れたい場所がたくさんあります。
しかし、エリアによってはポルノ系ショップも多く、移民系の人種が多いため、夜の一人歩きについては警戒すべきであると言えます。
特にスリなどの被害にも遭いやすく、人通りの少ない場所には入り込まないように気をつけてください。
コロナウイルス関連情報
フランスでは8月1日にコロナウィルスに関する規制が全て撤廃されました。
よって、入国に関してはワクチン接種証明書やPCR検査など必要なくなりました。
マスク着用義務も解除されていますが、密閉空間など大人数が集まる場所ではマスク推奨とされています。
ただし、日本への帰国時には3回目のワクチン接種証明書の有無に関わらず、出国前72時間以内のPCR検査のみ必要で入国検査や隔離はありません。
状況により変動するため、随時外務省サイトでご確認ください。https://www.mofa.go.jp
デモ・ストライキについて
フランスでは、デモやストライキは日常茶飯事です。
ストライキが実施されている日は、飛行機を含め公共交通機関が全面ストップしてしまいますので、事前にストライキの予定をホームページなどでチェックしておくと良いでしょう。
また、新型コロナウィルスワクチン接種に関しての抗議デモも発生しているようです。
デモが行われている付近には興味本位で近づかないようにしましょう。
交通事情・事故について
フランスでは日本と異なり、若年層の交通事故が多い傾向にあります。
自転車事故防止のために自転車逆走レーン、自転車用の信号機などが設置されています。
また、T字路におけるラウンドアバウト(環状交差点)も多くみられます。
歩行時には、自転車走行レーンを避けて歩道を歩く。
自動車を運転する際は右側優先ということに気をつけて運転するようにしましょう。
また、点滅の赤信号は点滅が終わるまで発信できませんので注意しましょう。
フランス旅行で最低限気をつけるべき点3つ
フランス旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
フランス旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
フランス旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト
海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、フランスで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- フランスであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
フランスの公用語はフランス語です。
英語はフランスでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、フランスの公用語であるフランス語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
フランス主要エリアの治安事情
出展:https://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省海外安全ホームページの治安マップでは注意喚起が出ていないため、一見フランスはどの地域も安全のように見えます。
しかし前述した通り、実際は危険な場所もあります。
それらも含めて、これからフランスの主要エリアのそれぞれの治安情報についてご紹介します。
パリ
フランスはヨーロッパの中でも治安が悪いと言われる国となり、軽犯罪や重犯罪が多発しています。
その多くはスリやひったくり、置き引きの被害が多いため、パリを訪れる際は、自身の荷物をしっかりと管理し、観光の際は必要以上のお金を持ち歩くことなく、また、知らない人から声を掛けられるようなことがあっても、それらに気を取られてしまうことのないよう気をつけましょう。
特に、グループ犯や子供のひったくり、気軽に声を掛けてくるスリ犯などの被害が目立っているため、周囲の様子をよく観察することも大切です。
ニース
ニースは観光客も訪れるリゾート地で、移民も多く住む街として知られています。
そんなニースでは、2016年7月14日にテロ事件が起こりました。
テロ事件の勃発を除けば、ニースの治安は悪いとは言い切れません。
とは言え、私たち日本人が観光に訪れた際は、スリやひったくりなどの被害に遭うことも多く、軽犯罪が目立ちます。
特に、日本人を含む観光客は、現金を持ち歩いていることが多く、体格も小柄であることから軽犯罪のターゲットにされやすい傾向にあります。
また、ニースはイタリア系と当た部系の移民が異なる文化を持って暮らしています。
そのため、それぞれの国民性の違いから、観光の際に被害を受ける可能性が高いため、十分に注意し、万一に備え、安全対策を講じておくことが大切です。
リヨン
リオンはフランスの中でも第2の都市と言われていますが、パリよりも物価が安く、とても住みやすい上、治安も安全なエリアとして知られています。
そのため、何度も訪れたいと思う方も多いです。また、住む人も優しく手を差し伸べてくれるような街で、比較的実生活もしやすく、住むにはとても安全であると言えるでしょう。
しかし、夜になるとどのエリアでも見られるスリや置き引きなどの軽犯罪は少々目立つ傾向です。
とは言え、昼間は特に住み心地の悪さを感じないほど安定した治安であると言えます。
ナント
フランスの中でも現代アートが有名な街となるナントは、現地に住むフランス人でさえも、最も住みたい街だと言われるほどとても治安が安定し、住みやすい街であると言われています。
しかし、私たちが住む日本で言う治安の良さと海外における治安の良さの度合いは異なるため、いくら安全であると言われていても、最低限の身の上の安全について注意を払う必要があります。
特に、スリやひったくりなどの軽犯罪が起こりやすく、観光客がターゲットになるケースが目立つため、十分注意しましょう。
モンペリエ
フランスの中でも第8の都市とも言われるモンペリエは、大学がたくさん所在する大学都市として知られています。
そんなモンペリエの治安は比較的安定していて安全なエリアであると言われています。
とは言え、中には浮浪者の姿や物乞いするような者の姿が見られますが、あまり観光客に対しても執拗に求めてくるということもありません。
しかし、同じ日本で過ごす感覚でいると治安の良さの程度は異なるため、気を緩めずに安全対策を講じた行動を心掛けてください。
トゥールーズ
フランスのトゥールーズは、美しい建物も多く、観光にもおすすめです。
しかし、街の中心部からほど近い場所で連続射殺事件が起こるなど、治安は不安定な一面も持っています。
また、トゥールーズ マタビオ(Matabiau)駅の道を渡った側の治安は悪く、売春や麻薬の密売などが行われている場合も。
細い道や建物が入り組んでいるような場所も多く、そのような場所を歩くようなことはせず、人通りの多い場所を選んで街の散策を行ってください。
夜のライトアップされた街もとてもきれいですが、できるだけ早めにホテルへ帰るようにしましょう。
フランス観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではフランス観光客を狙った主な犯罪事例についてご紹介します。
事例1.ナイトクラブで高額請求
ムーランルージュ近郊にあるナイトクラブにおいて、お店の外で客引きをしているスタッフの言いなりで入店し、女性に3杯のカクテルを奢らされました。
その後、会計時に実際とは異なる金額以上の費用を支払わされるなどの被害に遭いました。
参考 https://www.fr.emb-japan.go.jp/files/000443766.pdf
対策:客引きによる入店は避ける
客引きによるクラブへの誘導は、特に観光客が狙われやすく、不当な高額請求のターゲットとされるケースが多く、このような犯罪が目立っています。
そのため、決して声を掛けられるままクラブへ入店することのないよう十分に注意してください。
事例2.知らないうちに置き引きの被害に遭う
フランス、リヨン駅の券売機で、電車に乗車するための乗車券を購入しようと自身の足元にバッグを置いていました。
その時、背後から見知らぬ男性から道を尋ねられ、それに親切心で答えているうちに足元に置いていたはずのバッグを盗まれてしまった。
参考 https://www.fr.emb-japan.go.jp/files/000443766.pdf
対策:バッグや貴重品は肌身離さず持っておく
フランスの街に出掛ける際、人混みの有無に関わらず、自分自身が行動を起こす時でも、バッグの中にある財布などが盗まれてしまうことのないよう、必ず肌身離さずに持っておくようにしましょう。
地面に置いてしまうことで置き引きの被害に遭う可能性も高いため注意してください。
事例3.車上荒らしに遭いバッグを盗まれる
フランス、ナント市内のスーパーの駐車場に車を駐車し、短時間であることから、バッグを後部座席に置いたまま車を降り、施錠しました。
買い物を終え、車に戻ったら、スモークを張った窓ガラスが割られ、座席に置いていたバッグが盗まれる事件が起こりました。
参考 https://www.fr.emb-japan.go.jp/files/000443766.pdf
対策:貴重品やバッグは車に置かないこと
どこで買い物をしようと、駐車場に停めた車の中にバッグや財布などの貴重品を置いたままにしないようにしましょう。
また、たとえスモークを張っていて車の中の様子が見えない場合でも油断せず、貴重品は肌身離さずに持っておくようにしましょう。
日本人女性がフランス旅行で注意すべきポイント
ここでは日本人女性がフランス旅行で注意すべきことについてご紹介します。
性犯罪に巻き込まれないよう注意
フランスでは、治安の悪いエリアはもちろん、その他、人気の少ない路地裏などは、特に女性は性犯罪に巻き込まれる可能性も高く、注意が必要です。
特に観光客がターゲットになりやすく、上手な日本語で話しかけられ連れ去られた後、睡眠薬の入ったアルコールなどを飲まされた上、性的被害に遭う犯罪が多発しています。
そのため、まったく知らない人に声を掛けられたり、飲み物を奢ってもらうというようなことは危険を伴うなど事件に巻き込まれるため、絶対に避けるようにしてください。
不安定な治安のフランスでの単独行動も控えることが賢明です。
過激な服装に気をつける
フランス旅行を行う際、旅行中の服装などは気をつけてください。
特に、日本で流行りのファッションを取り入れ、ミニスカートやショートパンツスタイル、また、季節によってはノースリーブの着用など、極端に肌の露出が多い服装は行わないようにしましょう。
これは、フランスの中でもあまり治安の良くないエリアでこのような服装をしていると「売春婦」に間違われ、犯罪に発展する可能性もあります。
そのため、フランスでは落ち着いた色合いやデザインの服装とするよう気をつけてください。
酔っ払いに気をつける
フランス旅行を行う際、夜の街に出歩くことがあった場合は特に、街で見かける酔っ払いには十分注意してください。
エリアによっては執拗に絡んでくることも考えられます。
また、酔っぱらった勢いで喧嘩になる可能性もあるため、そのような人を見かけた場合は近付かないよう注意しましょう。
特に女性は夜の一人歩きは避け、できるだけ昼間のうちにすべての買い物を済ませておき、夜はホテルでゆっくり過ごすなどの時間を設けると良いでしょう。
多額の現金を持ち歩かない
フランスではキャッシュレス化が進んでおり、長財布はもたず、小銭入れとカードを持っている人が多いほどです。
レストランやカフェ、パン屋など小さいお店でもキャシュレススタイルで払えるようになっています。
今や、サンコンタクトという機能でカード決済時の暗証番号の入力もいらなくなっています。
観光客は現金を持っていると思われ、スリに狙われやすくなりますので、現地に合わせてできるだけ現金を持たないようにし、キャッシュレスでお買い物するようにしましょう。
荷物から目を離さない
日本人のカバンには現金やパスポートや携帯、カメラなどの貴重品が一緒に入っていることが多く、そこを狙い置き引きをされてしまいますので、バッグ等片時も手を離さないようにしましょう。
また、おしゃれな街に合わせてブランド品を身につけていると、お金を持っているアピールとなり狙われやすくなりますので、できるだけブランド品は身につけないようにしましょう。
スマートフォンを出しっぱなしにしない
地図や行き先の情報を見たくて、スマートフォンを見ながら歩くこともあると思いますが、通りすがりのバイクや自転車からスマートフォンを取られていくことがあります。
私の友人でも何人か取られた人がいますので注意が必要です。
できるだけ、スマートフォンを出しっぱなしにする時間を少なくし、路上で使用するときは道路の反対側に向いて使うなどとられないように注意しましょう。
夕方以降の外出は避ける
夕方以降は昼間と違って一気に治安が悪くなりますので、暗くなってからの外出は避けましょう。
特に女性一人の外出は危険です。万が一帰りが遅くなった場合などは、暗くて細い道などは避けて、人の多い明るい大通りを通るようにしましょう。
観光地での着ぐるみ・写真撮影に注意
観光地ではよく、人気のキャラクターのパクリのような着ぐるみをきて飴などを持ってる人がいます。
子供などが近づいていってしまい一緒に写真撮影したり、飴を受け取ってしまうと撮影費用と飴代を請求されます。
NOと言ってもしつこく請求してくるので、お金を払いたくない方は近づかないようにしましょう。
安全な地域でホテルを予約
フランスでホテルを予約する際にできれば避けたいエリア、治安の良いエリアをご紹介いたします。
サクレクール寺院周辺の18区は移民間の暴動や強盗などが多いエリアですので避けましょう。
一方、おすすめのエリアは、ルーブル美術館等がある1区、2区エリアやオルセー美術館などがある6区です。
この辺りは、観光スポットも多く、比較的犯罪も少ないのでホテルを予約する際はぜひ検討してみてください。
子連れ旅行者がフランスで注意すべきポイント
子連れでフランス旅行へ行く際は、気をつけることがいくつかあります。
例えば、小さな子供の場合、ミルクが必要なこともあるでしょう。
また、口を拭く際のウエットティッシュ、ポケットティッシュ、おむつなどの必需品も荷物になろうと必ず持参しましょう。
これは、フランスの製品は日本製ほど質が良いとは言えないためです。
また、トイレ事情も悪く不衛生なため、おむつ替えの時も一苦労です。
除菌用のウエットティッシュも併せて持っておくと安心です。
また、地下鉄などは階段であることも多く、ベビーカーの使用は避け、バスや徒歩で移動するようにしましょう。
さらに、フランスでの食事事情は大人の時間という概念があるため、子連れで食事をする場合は、カフェやビストロ、ファーストフードなど、キッズメニューを提供しているお店を選ぶようにしてください。
その他フランス観光で注意すべきポイント
ここではその他フランス観光で注意すべきポイントについてご紹介します。
おすすめの防犯グッズ
100均でも買えるおすすめの防犯グッズをご紹介いたします。
①貴重品ウェストポーチ
出典:https://item.rakuten.co.jp/
旅行時の定番でもありますが、狙われやすい貴重品やパスポートなどをスリや強盗から守るのには最適です。
また、最近では伸縮するタイプもあり、日常時にはランニング等でも使えるタイプもあります。
②カラビナ
無くしたくない鍵や貴重品をバッグやポケットなどにつないでおくと防犯にもなります。
特にネジ式のものを使うと外れにくく防犯度も強化されますよ。
③ワイヤーロックや南京錠
飛行機に乗る際の預け荷物の鍵がわりにもなりますし、荷物のチャックにつけると防犯にも役立ちます。
ユースホステルなどでは、ロッカー荷物を入れるけど、「ロッカーの鍵がついてない」ってことも。
そんな、荷物が心配だなと思ったいざと言うときに役に立つ一品です。
パスポートのコピー
フランス旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておきましょう。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
フランスへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
しかし、毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
その他、フランス旅行で気をつけることの中に、自身の手荷物をまとめる時には便利なリュックを使用するようにしましょう。
これは、貴重品や現金などの盗難の被害を最小限に抑えるためです。
実際、フランスでは手荷物のスリや置き引きなどの被害が多発しているため、少しでも被害を防ぐためにもリュックのファスナーはしっかりと閉める、また、人通りの多い場所などではリュックを前に抱えるなど工夫して持つことをおすすめします。
ホテル
その他、フランス旅行で気をつけることの中に、チェクインとチェックアウトの他、朝食時など自分の肌から手荷物を離した際に置き引きの被害に遭う方が急増しています。
そのため、自分の手荷物から目を離すことのないよう、また、身体から離してしまわないよう十分注意することが大切です。
また、ホテルのランクや評判によっては、室内に設置されてセーフティ―ボックスがそのまま盗まれてしまうという被害も多発しています。
このように、結果的に自分で自分の貴重品や持ち物を管理するよう努めましょう。
クラブ
その他、フランス旅行で気をつけることの中に、夜の街を遊ぶクラブなどに出入りする際は、お店の前で客引きのために声を掛けられた場合こそ注意が必要です。
この場合、低価格で提示しておきながら入店すると高額請求されるなどの被害に遭う可能性が高いと言えます。
また、お酒の勢いで性犯罪が起こる、あるいはトラブルが勃発することも考えられるため、クラブへ行く際は、必要費用を確認すること、また、現地に住む人とトラブルにならないよう気をつけてください。
地下鉄
その他、フランス旅行で気をつけることの中に、パリ市内でとても便利に利用できる地下鉄で起こるスリやひったくりには気をつけましょう。
特に地下鉄の乗り換え時など、人が入れ替わる時に被害が起こるケースが目立ちます。
また、思わず居眠りしてしまった場合はバッグごと盗まれてしまうため注意が必要です。
なお、地下鉄で起こる軽犯罪の加害者が女性や子供であるということも多く、ベビーカーに小さな子供を乗せて歩く女性がスリの犯罪を行っている可能性もあるため、安易に信頼してはいけません。
被害に遭わないためにもいつも自身の持ち物を把握し、所持品が窃盗の被害に遭わないためにも細心の注意を払うことが大切です。
タクシー
その他、フランス旅行で気をつけることの中に、タクシー事情があります。
フランスのタクシーは、許可のない無許可タクシーには「Taxis Parisiens」と書いたタクシーランプがありません。
許可のあるタクシーには「Taxis Parisiens」と書いたタクシーランプがあり、空車の場合は緑色に、満車の場合は赤色に光っています。
フランスでタクシーを利用して移動する場合は、必ず許可のあるタクシーを利用すればぼったくられるようなことはありません。
なお、フランスのタクシーは自動ドアではない上、日本のタクシードライバーのような制服は着用していません。
いずれにしても安全に利用できるタクシーに乗車するようにしましょう。
まとめ
今回はフランスの最新治安情報や注意しておきたいことについてご紹介しました。
ぜひ本記事を参考に安全で快適なフランス旅行を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございます。