カザフスタンは紛争が多く危険な国だというイメージを持つ方も少なくありません。
しかし、カザフスタンという国はとても安全で、世界から多くの観光客が訪れるなど観光スポットも多く、魅力的な国としても知られています。
特に、古代遺跡が見られる他、とても美しい湖を楽しめるだけではなく、庭園を眺めるなど視覚で楽しむこともできます。
また、食文化も進んでいることから、美味しい料理を食べることもできるなど、旅行におすすめの国だと言えるでしょう。
しかし、実際にカザフスタン旅行を計画する際、現地はいったいどのような治安状況であるか、知っておくと安心して旅行できます。
そこで今回は、カザフスタン旅行を計画する際に、現地の治安情勢や旅行の際に気を付けることなどについて詳しく解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング59位のカザフスタン
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、カザフスタンは59位となっています。
結論:カザフスタンは比較的安全
カザフスタンは新しい都市でもあるアスタナがあり、ここはとても治安がよく安全に過ごせるとして観光地にもなっています。
また、バレエやオペラなど、劇場をはじめ、美術館があり、街並みも美しく安全に楽しめるおすすめの国です。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、カザフスタンは首都アスタナを含め、全土において危険レベル1程度となり、注意喚起が必要な状況となっています。
そのため特に重犯罪が多発するということはなく、穏やかな治安であると言えるでしょう。
しかし、カザフスタンは中央アジアに位置し、街には歴史的背景に加え、地理上においてイスラム過激派のテロ事件、また麻薬等の事件も起こるなど紛争が起こりやすいため、注意してください。
そして、経済格差により貧困層による観光客をターゲットとした犯罪が起こっているため、カザフスタンへ旅行を計画される際は、外務省のホームページより必要な情報を収集し、危険な場所には近付かないなど、存分に観光を楽しめる準備をしておくと安心です。
夜の一人歩きは大丈夫?
カザフスタンは比較的治安が安定した国だと言われています。
しかし、昼と夜ではその治安も大きく一変することもあるため、夜は街の中を一人で歩くようなことは避けるようにしましょう。
できるだけホテルで過ごすなど、ゆったりとした時間を作ることをおすすめします。
カザフスタン旅行で最低限気をつけるべき点3つ
カザフスタン旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
カザフスタン旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
カザフスタン旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、カザフスタンで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- カザフスタンであれば1770円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
カザフスタンの公用語はカザフ語とロシア語です。
英語はカザフスタンでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、カザフスタンの公用語であるロシア語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
カザフスタン主要エリアの治安事情
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_187.html#ad-image-0
アスタナ
アスタナは観光客が集まるため、治安は安定しています。
カザフスタンのアスタナは、100万人の人が住み1997年に首都になってからは多くの観光客が訪れる地となっています。
また、アスタナの都市計画も進み、食品加工業、農業などが盛んに行われ、博物館なども多く、観光業も広まっています。
また、物価も安く治安も良好なため、穏やかに観光を楽しめるだけではなく、街の雰囲気も良く、フォトスポットで思い出の写真撮影ができるなど、たっぷりとアスタナの魅力を味わえるなど、カザフスタンの中でも特におすすめしたいエリアです。
ヌルスルタン
2019年、以前のカザフスタンの首都アスタナから改名されたヌルスルタン。
人口は108万人以上おり、新市街や空港は今は亡き日本の建築家黒川紀章氏が設計しました。
発展した街ではあるものの、ヌルスルタンに長年暮らす日本人からしても治安はそれほど悪くないようです。
夜でも散歩しやすいくらいですが、移動でバスを使う時にスリやひったくり被害に遭ったり、現地のタクシーの相場を知らないと多めに支払う羽目になることがあります。
カザフスタン観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではカザフスタンの観光客を狙った犯罪事例と対策をご紹介します。
事例1.貴重品を狙った車上狙い
カザフスタンでは、車の中に現金などの貴重品を放置していると、車の鍵をこじ開けられる、あるいは車の窓を割って、車中にある貴重品が盗まれる事件が相次いで起こっています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_187.html
対策:貴重品は必要以上に持ち歩かないこと
カザフスタン旅行で街を歩く際、また、車で移動する際は、必ず貴重品は身に付け、車中にバッグなどを置いたままにすることは避けるようにしましょう。
また、車の鍵は必ず施錠することが大切です。
事例2.金品強奪事件
カザフスタンは昼間とても治安が穏やかで安定しているところも多いですが、夜遅い時間帯になると酔っ払いなどに襲われ、殴られた上、金品を強奪される事件が多数起こっています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_187.html
対策:人目につくところで現金を取り扱わないこと
カザフスタンを旅行する際、街中では多額の現金を取り扱うことや、人目につく場所で現金を見せるなどという行為は犯罪につながる可能性が高いため、十分注意してください。
事例3.観光地でスリ被害に遭う
カザフスタンにはたくさんの観光地があります。
観光地を持っていることから、世界から多くの観光客が訪れます。
その観光地において人が多く集まる場所であることから、スリの被害が多発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_187.html
対策:貴重品の管理を徹底する
観光地は多くの観光客で賑わいを見せているため、財布を盗まれるなどの被害が多発するエリアです。
そのため、財布などが盗まれてしまわないよう、必ずリュックなどファスナーがついたバッグ等を使用し、貴重品を分散させて管理するようにしましょう。
そうすることでスリの被害に遭っても全額の現金を奪われることを避けることができます。
日本人女性がカザフスタン旅行で注意すべきポイント5つ
ここではカザフスタンで女性が気をつけることを5つご紹介します。
1.麻薬と関わらないこと
カザフスタンでは、麻薬の密売人との関わりを避けるようにしましょう。
これは、カザフスタンではテロ組織が争いを続けており、麻薬運搬ルートを持っているためです。
その結果、麻薬はカザフスタンの街にも浸透し、密売が繰り返されている上、観光で訪れた私たちのような日本人も被害に遭う可能性が高いため、決してそのような事態に手を染めてしまわないよう、自身の行動には十分注意してください。
2.派手な服装は控える
カザフスタンで女性が派手な服装をすると、犯罪のターゲットにされやすくなるなど、非常に危険度が増してしまいます。
これは、日本人は特に大金を持っているという認識が強いためです。
そのため、スリや置き引きの被害に遭う、あるいは麻薬の密売に関わるなど危険性が高くなってしまうと言えるでしょう。
このような犯罪を避けるためにも、あまり派手な服装で肌の露出などを行わず、控えめな服装を心掛けるようにしてください。
3.偽警察官に騙されないよう注意
カザフスタンには警察官がたくさん常駐しています。
とは言え、街の治安はさほど悪いということはない中でも警察官が多いため、とても安心感があります。
しかし、観光客から金品を奪おうとする偽警察官も存在しているなど、見た目も行動も怪しい警察官を見かけた場合は騙されてしまわないよう、身分提示を求めるようにしてください。
くれぐれも偽警察官に騙されないよう注意して過ごしましょう。
4.見知らぬ人から声を掛けられても応じないこと
カザフスタンのように治安が良いと言われる国でも、日本のような治安をイメージし人を信用しすぎることは避けるようにしましょう。
例えば、見知らぬ人から声を掛けられるようなことがあっても、安易に応じるようなことのないよう注意してください。
これは、後に性犯罪などの被害に遭う恐れがあるためです。
このように、カザフスタンで見知らぬ人から声を掛けられるようなことがあっても決して応じることのないようにしましょう。
5.治安が定かではないところへは行かないこと
カザフスタンでは、人通りも少なく、暗い路地裏、また、観光客があまりいないような場所は、どんな些細な出来事でも犯罪に巻き込まれることもあるため、治安が定かではないところへは行かないよう注意してください。
また、カザフスタンでも治安状況が分からないような場所を観光で訪れたいという場合は、現地ガイドのツアーなどに参加し、行動するようにしましょう。
決して単独で足を運ぶことのないよう注意しましょう。
子連れ旅行者がカザフスタンで注意すべきポイント
子連れでカザフスタン旅行を訪れる際に気を付けることがいくつかあります。
小さい子供を連れてのカザフスタン旅行の際は、水事情に注意しましょう。
特に水道水を飲料用に口にすることは避けてください。
必ずペットボトル飲料水を購入し、摂取するようにしましょう。
また、子供は様々なことに興味を持ち、親から離れてしまうこともあります。観光地などは観光客も多く、迷子になる可能性があるため、目を離さないよう注意してください。
そして、日本とは異なり衛生面において心配も尽きません。
そのため、カザフスタンを訪れる際は、除菌用ウエットティッシュやアルコール消毒剤などを携帯しておくと安心です。
さらに、現地で体調不良となった場合に受診可能な医療機関を事前にリサーチしておくこと、また、日本で医療機関から処方された常備薬を持参して渡航すると安心です。
このように、子連れでカザフスタン旅行を計画される際は、様々な準備を整えておくと安心して旅行を楽しむことができます。
その他カザフスタン観光で注意すべきポイント
ここでは、その他カザフスタン観光で気をつけるべきポイントについて解説します。
パスポートのコピー
カザフスタン旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
カザフスタンへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
カザフスタン旅行では、現地で観光地を訪れる際など、自身の貴重品はしっかりと管理するようにしましょう。
これは、カザフスタンでは日常的にスリやひったくりなどの軽犯罪が多発しています。
特に観光地などは人がたくさん集まっているため、犯罪が起こりやすいと言えるでしょう。
そのため、犯罪に遭わないためにも貴重品などはファスナーが付いたリュックの中に保管し、かつ、前抱きに抱えるなどひったくりの被害に遭わない工夫をするようにしてください。
ホテル
カザフスタン旅行では、現地のホテルを予約する際は、できるだけ実際に宿泊された方のネット上での口コミを参考にすることが大切です。
これは、実際の口コミを参考にしないままホテルを予約したために、セキュリティが万全ではなかった、また、シャワーが使えないなどといったトラブルを避けるためです。
このように宿泊ホテルを選ぶ際は、実際に利用された方の口コミを参考にしながら選ぶことをおすすめします。
クラブ
カザフスタン旅行では、カザフスタンにも日本と同様にナイトクラブなどの夜遊びスポットがいくつかあります。
もちろん、滞在期間中にクラブを訪れることもあるでしょう。
その際、クラブまでタクシーを利用することも多いため、往復のタクシーは事前に手配しておくと安心です。
また、クラブではお酒を飲む機会も多く、泥酔してしまうとスリなどの被害に遭いやすくなるため注意しましょう。
地下鉄
カザフスタンのアルマトイには地下鉄が通っています。
想像以上にきれいに整備されているため、実際に訪れてみると驚く方も多いでしょう。
しかし、カザフスタンの地下鉄は、スリの被害が相次いで起こっているため、自身の手荷物の管理には十分注意しましょう。
日本の地下鉄のようについ眠ってしまうようなことがあれば、バッグの中から財布を抜き取られるなどの被害に遭う恐れもあるため注意してください。
タクシー
カザフスタン旅行で街を移動する際の手段としてタクシーを利用する場合は、白タクシーの利用は避けるようにしましょう。
これは、法外で高額な料金を請求される恐れがあるためです。
また、安全性に欠ける一面もあるなど危険が及ぶ可能性も高く、タクシーを利用する際は、ホテルのフロントを通してタクシーの手配を行うようにしましょう。
その他、カザフスタンではタクシー以外の公共交通機関も発達しているため、白タクシーしか見かけない場合は、他の公共交通機関を利用するようにしてください。
カザフスタンには現在渡航できる?
引用:日本橋夢屋
カザフスタン政府は2022年2月7日、カザフスタンへの渡航制限を緩和しました。
日本国籍者は、入国前に査証(ビザ)と同時に右省庁間委員会の入国許可の取得も必要でしたが、これが不要となりました。
なお、入国の際には全ての入国者に対し「入国72時間以内のPCR検査陰性証明書」が必須となります。
カザフスタンの新規感染者は1000人〜4000人前後で、感染症危険レベルはレベル2の「不要不急の渡航禁止」です。
大規模イベントや商業施設などのマスク着用、常に換気・消毒、オンライン・リモートワークの実施など、日本政府の対応と酷似しています。
カザフスタンに赴く際には、マスク着用やソーシャルディスタンスの徹底など最低限のコロナ対策をしていくようにしましょう。
現状の隔離期間に関して
カザフスタンは空港の検温で体温が高い場合のみ、感染症病棟への隔離対象となる可能性があります。
具体的な隔離期間については掲載されていませんので、現地の指示に従ってください。
なお、2022年6月からオミクロン変異株の感染が急増しているため、こまめな検温をしましょう。
カザフスタン観光のおすすめ
カザフスタンの国土面積は世界9位で、日本の約7倍もあるためその分見所は多くあります。
夏は燃えるように暑く冬は極寒の地ですが、自然豊かな土地であるカザフスタンの観光スポットをまとめました。
建築物
カザフスタンの代表的な建造物には屋根がドーム型になっているものが多く使われています。
2012年に完成し白と淡い緑が映える「ハズレット・スルタン・モスク」、御伽噺から飛びたしたようなカラフルさの「ゼンコフ正教会」、カザフスタン初の世界遺産「コジャ・アフメッド・ヤサウイ廊」などは見ておきたいもの。
他にも、首都のシンボルとされる「バイテレク・タワー」、大統領官邸「アク・オルダ」などは近未来を感じさせ観光客の目を引くものがあります。
カザフスタンの建造物は、伝統と未来がうまく共存しているため決して飽きることのない魅力を発揮しています。
自然
カザフスタンには湖畔が多く、自然豊かで空気が澄んでいるのでぜひ訪れたいスポットです。
標高は約2500mを超える大自然「ビッグ・アルマティ湖」、青々とした山が目の前に聳え立つ「コルサイ湖」などがあります。
アクセスのしやすさやハイキングできることから、観光客だけでなく現地の人たちにも愛されているところばかりです。
旅の途中で話しかけられて仲良くなったりといい思い出ができるかもしれません。
まとめ
今回はカザフスタン旅行を計画する際に、現地の治安情勢や旅行の際に気を付けることなどについて詳しく解説しました。
カザフスタンは私たち日本人があまり訪れることのない国ですが、実は観光地などもたくさんあることから、世界各国から旅行で訪れる方も多いと言われています。
そんなカザフスタンは、比較的治安が安定していると言われていますが、実際はテロ事件の他、麻薬の密売、窃盗事件などが相次いで起こっています。
そのため、あなた自身の身の上に危険が及ぶことのないよう、安全で楽しい旅行計画を立てるようにしましょう。