アルジェリアという国をご存知ですか?
初めて名前を聞くという方も多いかもしれませんね。
北アフリカに位置しているアルジェリアは、壮大なる砂漠地帯だけではなく、まだ自然を感じられ、さらにはノートルダム ド アフリーク教会やマウレタニア王家の墓、ユネスコの世界文化遺産に登録されているアルジェのカスバなど、観光スポットをたくさん持つとても魅力的な国です。
しかし、未だ紛争地帯となるエリアもあるため、アルジェリアへの観光旅行を計画する際は、外務省の安全データを確認し、訪れるエリアをしっかりと確認しておくことが大切です。
また、実際にアルジェリアを訪れるとなると気になるのはその治安ではないでしょうか?
そこで今回は、アルジェリアを訪れる際に現地で過ごす際の注意点、また、女性が気を付けること、さらに現在の現地の治安について詳しく解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング109位のアルジェリア
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、アルジェリアは109位と昨年より順が下がってしまっています。
結論:アルジェリアは危険
世界の治安ランキングにおいて109位となるアルジェリアの治安は非常に悪く、リビアやニジェールなど国境付近は危険レベル4と発表されているため、決して足を踏み入れてはいけません。
また、アルジェリアの首都アルジェでさえ危険レベル1が発令されているなど、現地を訪れる際は自身の身の安全に配慮することが大切です。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、アルジェリアは現在、リビアやニジェール、マリなどの国境付近は危険レベル4となり、退避勧告が発令されるなど非常に危険な状況となっています。
また、イスラム過激派組織がテロ事件や誘拐事件を引き起こす他、誘拐の声明が出されるなど、治安状況はひっ迫した状態が続いていると言えるでしょう。
特に現在は治安情勢は悪化の一途を辿っているため、人が多く集まるような観光スポットや施設を訪れることは避けるべきです。
良識ある安全な行動を心掛けない限り、あなたが命の危険に迫られる可能性が高くなるため、十分気を付けてください。
なお、アルジェリアにおける安全状況の確認は、外務省のホームページより確認することができるため、渡航を計画されている場合は必ず現地の現状を把握しておくことが大切です。
夜の一人歩きは大丈夫?
アルジェリアは非常に危険な治安状況となっているため、夜間の外出はテロの標的になる可能性が高く、控えることが賢明です。
また、外出が必要な場合は乗用車やタクシーを利用するようにしましょう。
コロナウイルス関連情報
アルジェリアへ入国するには、新型コロナウィルスの接種後9ヶ月以内のワクチン接種証明書が必要です。
ワクチン未接種者については、入国前72時間以内のPCR陰性証明書が必要となります。
アルジェリアから日本への入国に関しては、9月7日より3回目接種済みのワクチン接種証明書を持参してれば、出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書の提出は不要になります。
アルジェリアの歴史
アルジェリアは地中海に面した北アフリカのマグリブ地方から内陸のサハラ砂漠にかけての広大な地域を持っています。
かつて、ローマ帝国、ビザンツ帝国の支配下にあり、その後7世紀にはイスラーム圏、15世紀にはオスマン帝国領となり、1830年にはフランスによる植民地支配を受けました。
第二次世界大戦後、激しい独立戦争が起き1962年に独立しました。
アルジェリア旅行で最低限気をつけるべき点3つ
アルジェリア旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
アルジェリア旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、アルジェリアで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- アルジェリアであれば1970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
アルジェリアの公用語はアラビア語とベルベル語です。
英語はアルジェリアでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、アルジェリアの公用語であるアラビア語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
主要エリアの治安事情
アルジェ
アルジェの危険レベルは「レベル1 十分注意」レベルですが、イスラム武装勢力がそれら権益をテロの標的とする可能性も排除されないため、注意が必要です。
また、都市部では強盗、窃盗、自動車盗、車上狙い、引ったくりや薬物犯罪等が増加していますので注意しましょう。
オラン
オランはアルジェリア北西部に位置するアルジェリア第二の都市です。危険レベルは「レベル1 十分注意」レベルです。
2017年には警察署を狙った銃撃テロ未遂事件が発生しています。この時は警察官によりテロを防ぐことができましたがいつどこでテロが起こるかわかりませんので注意しましょう。
コンスタンティーヌ
アルジェリア北東部に位置する同国3番目の規模の都市で内陸都市としてはアルジェリアで最大の規模を有する都市です。
危険レベルは「レベル1 十分注意」レベルですが、イスラム武装勢力がそれら権益をテロの標的とする可能性も排除されないため、注意が必要です。
アルジェリア観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここでは、アルジェリア観光客を狙った主な犯罪事例と対策についてご紹介します。
事例1.イスラム武装勢力によるアルジェリア人質事件が発生
2013年1月、アルジェリア南東部にある建設現場で、イスラム武装勢力によるアルジェリア人質事件が発生し、日本人を含む17人が死亡する事件が起こりました。
参考 : https://www.jiji.com/jc/v2?id=sufferings_03
対策:危険なエリアや集団に近付かない
イスラム武装勢力は、現地において軍事作戦を強行するなど、外国人に対する危害を加える可能性が高いことが分かっています。
そのため、危険なエリアや集団に近付くことのないよう、また国境付近に足を踏み入れることのないよう注意してください。
事例2.盗難・窃盗・傷害・暴行・麻薬事件が発生
アルジェリアは盗難や窃盗、傷害、暴行、麻薬事件が相次いで起こる治安が不安定な国です。
また、サッカー競技場や周辺においてはより事件発生率が高く、日本人観光客が被害を受けています。
繁華街等において、盗難、麻薬犯罪、強盗、傷害事件等も発生しており、現下の治安情勢は決して楽観視できるものではありません。
サッカー競技場及びその周辺では、サポーターの暴徒化、 傷害・暴行事件、麻薬犯罪の発生が報じられています。
参考 : https://medicihiroba.com/kikimap/country/algeria.php#back2
対策:危険が発生すると予測されるエリアに立ち入らない
アルジェリアは武装勢力だけではなく、あらゆる軽犯罪や重犯罪が多発しているため、観光客が事件に巻き込まれるケースが非常に目立っています。
そのため、危険が発生すると予測されるようなエリアに立ち入ることは避けるようにしましょう。
事例3.スリやひったくりなどの窃盗事件が発生
アルジェリアのカスバ地区やバブ・エル・ウエッド地区 、ベルクール地区において、スリやひったくりなどの窃盗事件が発生しました。
参考 : https://medicihiroba.com/kikimap/country/algeria.php#back2
対策:単独行動を避け身の安全を考慮した行動をとること
アルジェリアは治安が悪化しているエリアも多いため、街を単独行動することは避けてください。
また、万一被害に遭うことがあれば、凶器を持った犯人であった場合を考慮し、抵抗することなく身の安全を考慮した行動をとるようにしましょう。
日本人女性がアルジェリア旅行で注意すべきポイント
ここではアルジェリアで女性が気をつけることを5つご紹介します。
寒暖差に注意
アルジェリアでは、季節による寒暖差に注意してください。
これは、アルジェリアは国土の88%が砂漠で占められていることから年間降水量が少なく、その分1日の気温差も大きいことで知られています。
そのため、季節をはじめ、時に40℃以上もの気温になることもあるなど、1日の寒暖差で体調を崩しやすくなるため、訪れる季節に応じた服装を心掛けるようにしましょう。
ナンパに注意
アルジェリアでは、現地の男性からのナンパに注意してください。
これは、私たち日本人観光客は、現地では目立つ存在のため、男性からナンパされる可能性が高いからです。
そのため、見知らぬ男性からナンパされるようなことがあっても、安易に受け答えしてはいけません。
安易な対応がそのまま誘拐や強姦などの被害を受けることになります。
そのような被害を防ぐためにもあなたの言動には十分注意しましょう。
紫外線対策を講じること
アルジェリアでは、日差しが強いアルジェリアにおいて紫外線対策を講じるようにしましょう。
これは、アルジェリアの位置が北アフリカにあり、サハラ砂漠が広がる上、紫外線が多く降り注ぐ国であるためです。
特に夏は気温が高く日差しがとても強いため、アルジェリアを訪れる際は日焼け対策として日焼け止めや帽子、サングラスは必需品です。
少しでも肌を紫外線から守るための対策を講じるようにしましょう。
肌の露出を避けた服装を行うこと
アルジェリアで女性が気を付けることは、肌の露出を避けた服装を行うことです。
これは、アルジェリアはイスラム教徒が大多数となる国のため、女性はむやみに肌を露出することは避けなければならないためです。
特にモスク見学を予定しているという方は、より肌の露出を避け、隠すためにも1枚スカーフなどを持参しておくといざという時に便利に利用できるため、外出時は持参しておくようにしましょう。
親切心を装う人に注意
アルジェリアでは、観光客を狙って親切心を装い、あなたに近付こうとするような人に注意しましょう。
これは、貴重品などを窃盗する目的、また、強姦など性的被害を受ける可能性があるためです。
実際、私たち日本人はアルジェリアでやさしい女性であるというイメージが強く、男性にモテる傾向にあります。
しかし、図に乗ってしまうことで被害者となってしまうケースもあるため、安易に行動することは避けるようにしましょう。
貴重品のスリ
一般的な野菜や果物などの商品の万引きやスリは少ないとされているアルジェリアですが、貴重品は別です。
パスポートや現金、スマートフォンなどのスリは発生しますので貴重品には注意が必要です。
貴重品はご自身から放さないようにしましょう。
子連れ旅行者がアルジェリアで注意すべきポイント
子連れでアルジェリア旅行を訪れる際は、いくつか気を付けることがあります。
アルジェリアは未だ紛争が絶えない国のため、治安状況は悪く、危険な状態が続いていると言えます。
そのため、子連れ旅行も危険を伴う可能性があることから、控えるべきでしょう。
しかし、治安が安定していれば、壮大なサハラ砂漠や自然の様子を楽しめるだけではなく、ノートルダム ド アフリーク教会やマウレタニア王家の墓の他、ユネスコの世界文化遺産に登録されているアルジェのカスバなどの観光スポットをみて回ることもできます。
その際は、子供のペースに合わせた無理のない旅行スケジュールとし、時間にゆとりを持った計画を立ててアルジェリアを楽しむことをおすすめします。
くれぐれも安全を期した旅行となるよう行動するようにしましょう。
その他アルジェリア観光で注意すべきポイント
ここでは、その他アルジェリア観光で注意すべきポイントについてご紹介します。
パスポートのコピー
アルジェリア旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
アルジェリアへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
アルジェリアの街を歩く際は、自身の貴重品の管理には十分注意しましょう。
これは、アルジェリアにおいて人が集まる観光地などではスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が多発しているためです。
特に私たち日本人は多額の現金を持ち歩いているというイメージを持つ方も多く、犯罪のターゲットになりやすいことが分かっています。
そのような被害に遭わないためにも、貴重品はファスナーの付いたリュックなどを活用し、スリの被害に遭わないよう対策を講じるようにしましょう。
ホテル
アルジェリア旅行では、宿泊ホテルはセキュリティの高いホテルを選ぶようにしてください。
これは、貴重品を管理するためのセーフティボックスが備わっているか、また、ドアのロックは正しく施錠することができるかなど、治安情勢が悪いアルジェリアで宿泊する際はセキュリティの高さが安全に結びつくと言えるからです。
実際にホテルに泊まった人の口コミをチェックすることもおすすめ。
このように、アルジェリア旅行を訪れる際は、安全なホテルを選び予約を行うようにしましょう。
クラブ
アルジェリア旅行で夜遊びスポットを訪れる際は、手荷物の管理や薬物被害、また、睡眠薬混入による窃盗事件に巻き込まれないよう注意しましょう。
これは、アルジェリアの社会情勢が悪化しているため、現地ではスリや置き引きなどの被害が多発するだけではなく、薬物乱用などの被害が相次いで起こっているからです。
そのような被害に遭う前に、クラブを利用する際は自身の手荷物の管理をはじめ、様々な犯罪に巻き込まれることのないよう自身の安全を最優先とした行動を心掛けるようにしましょう。
地下鉄
アルジェリア旅行では、鉄道やバスを利用する際はスリや置き引きの被害に遭わないよう注意しましょう。
現在、アルジェリアにおいて地下鉄が建設中のため、開通するには数年かかる可能性があります。
また、街の中を移動する手段にトラムなどもなく、アクセスは路線バスの利用が主流となっています。
路線バス内でもスリや置き引きの被害が多発しているため、自身の手荷物や貴重品は終始しっかりと管理するようにしましょう。
タクシー
その他、アルジェリア旅行で気を付けることは、タクシー乗車の際はぼったくりの被害に遭わないよう注意することです。
これは、アルジェリアのタクシーは一般的にはとても親切丁寧であることが多いですが、中には不当に高額請求するようなタクシーも見受けられるためです。
そのため、タクシーを利用する際は、行先に応じた相場金額を把握しておき、目的地までのおよその費用を尋ねてから乗車するようにしましょう。
そうすることでぼったくりの被害を予防することができます。
まとめ
今回はアルジェリアを訪れる際に現地で過ごす際の注意点、また、女性が気を付けること、さらに現在の現地の治安について詳しく解説しました。
いかがでしたでしょうか。
アルジェリアは社会情勢が不安定な上、治安状況は悪く、旅行で訪れる際は自身の身の安全に配慮した行動をとることが大切です。
また、観光スポットがたとえ安全なエリアにあったとしても、いつ情勢が悪化するかが分からないため、派手な行動は避け、もしもの場合でもすぐに対応できるよう様々なことにアンテナを張って過ごすようにしましょう。