食の台所たる大阪、関東とはまったく違う関西のおうどんも興味。。あるよね?
今回はそんなうどん店の厳選ランキング10をまとめてみました。
お腹をぐう、と鳴らしながらおめめをぱっちりと開いてご覧ください。
もしかしたら、素敵な一杯との出会いがあるかもしれません。
では早速、大阪・おうどんの旅へとご一緒に参りましょう。
この記事の目次
第10位 千とせ 本店(ちとせ 本店)
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大阪名物肉吸い発祥のお店・千とせさま。
地下鉄なんば駅徒歩8分、同じく地下鉄日本橋駅徒歩6分のところにお店を構えていらっしゃいます。
大阪の文化にまだ馴染みのないお方は、おうどんのお店なのに肉吸い?肉吸いってなに?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
肉吸いとは・・・うどん玉抜き、卵入り。お肉入りスープです。
お豆腐をトッピングして、お出汁にお肉、卵、お豆腐、山盛りのおねぎといった肉吸いを頂くのが通な食べ方。
ボリュームたっぷりの煮込まれたお肉が入った肉吸いと小玉(卵かけご飯)を一緒に注文して、交互にいただくことでみなさん幸せな表情をされるのだとか。
肉吸いと卵かけご飯の組み合わせも美味しいですが、肝心のおうどんだって肉吸いに負けずに美味しいです。
柔らかく優しいお味のおうどんに、飽きの来ないとにかく美味しいお出汁ともう夢中!
豆腐入り肉吸いのお値段は・・700円!!
小玉は210円なので、もしこのセットでご注文されたら910円です。
ちなみにおうどん入りの肉うどんは650円です。
なぜうどん玉が入っていないのにうどん入りの方がお安いのか気になるところ。
恐らく、おうどんの代わりに沢山のお肉が入っているからでしょう。
よく吉本の芸人さんなど芸能人の方もいらっしゃるそうですよ。
地域の皆さまに愛され、いつも大混雑されているそうで、行列・相席は当たり前。
ですから、お昼時は少しだけ気持ちに余裕を持って行くのがおすすめ。
お店の近くに来ると、お出汁の良い香りがするので、その香りを嗅ぎながらまだかな?と待つのもまた楽しみのひとつ。
人情溢れる大阪らしい光景になくてはならない一店です。
第9位 美々卯 心斎橋店(みみう 心斎橋店)
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こちらは、うどんすきの発祥の名店・美々卯さま。
地下鉄 御堂筋線 心斎橋駅8番出口駅直結、日航大阪の地下二階レストラン街にございまして、お近くに系列店も多数ございます。
大阪の郷土料理うどんすき。この料理は1928年に美々卯さまが考案なされ、登録商標されたお料理だそう。
現在では他のお店、各ご家庭にも非常に馴染みの深いお料理となっております。
うどん好きとは、お出汁で、おうどんと沢山のお野菜やお肉など様々な具材を煮ながらいただくお料理です。
お席に配慮がありまして、掘りごたつのテーブルや、店内ほぼすべてのテーブルにすだれなどの仕切りもございます。
観光で疲れた体を休め、ほっと一息入れながらゆったりとしたお時間をご家族で過ごしたいという方へ向いているお店です。
利尻昆布と宗田節、本枯節でとったきりっとした濃い目のお出汁でいただくおうどんに合わせますは、もっちりとしたおうどん。
煮込むことでその存在のパワフルさに心躍ることでしょう。
公式HPからクーポンをご利用いただくことで、
登録商標 うどんすきは3500円から、うどんすき(なにわ)コースですと4品ついて4300円からございます。
また、デザートやサラダ、天麩羅、しゃぶしゃぶやお刺身、お寿司、お弁当など日本食オールマイティーといったお店でもあります。
目にも鮮やかなお料理で心に癒しを与えてみませんか?
是非うどん好き発祥のお店、美々卯さまのお味を是非一度ご堪能くださいませ。
第8位 のらや なんばCITY南館店
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可愛い猫の食器がインスタ映えで有名なのらやさん。
でも、みなさんはこちらののらやさんがおうどんのお味だって本物だってご存知ですか?
こちらのらやなんばCITY南館店さんは、なんば駅構内を徒歩3分、レストラン街南寄りの右手にございます。
天然素材だけの旨味にこだわった、
思わず飲み干してしまうお出汁に合わせるのは手打草部うどん。
おうどんへの味の追求に加え、
愛くるしいオリジナルキャラクターのらちゃんをイメージしたオリジナル食器たち。
お箸袋を集めると、その枚数によってお好きな食器と交換することができ、
のらちゃんをお家で登場させちゃうことができちゃいます。
食器を現金で購入することもできるそうので、
えい!と購入してご自宅用はたまたご友人やご家族へのお土産にもぴったり。
さて、気になるお値段はざるうどん580円(税抜)から。
セットですと1,080円(税抜)からございます。
お子様用の椅子・ベビー椅子・上着収納用かごを常備。
他のうどん店と違い、クレジットカードもご利用可能とのこと。
お子様へはアレルギーの対応もしてくださるそうなので、
もしお子様がアレルギーをお持ちでしたら、一度のらやさんへお電話でお問い合わされますと、安心してご家族で和気藹々とより楽しくお食事ができますね。
お店でおうどんをいただき、ご自宅に帰ってからオンラインショップからポチッと注文。
またすぐに、のらやさんのおうどんをご家庭で楽しめます。
のらやさんは、関西に留まらず関東にも進出しておりますので、
関東へのご旅行や、デートにもいいですね。
ゆったりほっこりとした雰囲気に何よりかわいいのらちゃん。どこにいるかな?と店内で探すことも楽しそう。
旅のいい思い出になりそうです。
第7位 大阪川福 本店(かわふく 本店)
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昔ながらの大阪のおうどんがいただける名店、代々続くこだわりの味!!
ざるうどん発祥の大阪川福(かわふく)本店さま。
地下鉄心斎橋駅から徒歩7分、大丸の近くにございます。
近隣と遠く仙台へも系列店もございまして、
芦屋店では駐車場無料サービスがあるそうなので、お車で移動される方へピッタリ。
本店のこちらの一階はカウンター席ですが、お二階に上がるとテーブル席もあり、
宴会座席も備え付けてある昔ながらの雰囲気がある店内です。
関西のお出汁特有の甘さが控えめでありながら、
細めの手打ちうどんに、黄金色に輝くお出汁。
ランチタイムにはお得なセットからお選びいただけて、
サイドメニューも鳥の唐揚げ、コロッケ、おいなりさんやおにぎりなどと豊富です。
気になるお値段は、きつねうどん750円から。
変わり種メニューが目立つ川福さん。
メニューの名前もご店主の洒落が効いていて、
「あうん」、「おやじ」、「とっぴんしゃん」、「宙 そら」など、
面白いメニューが多く、ご店主の飽くなき探究心というものを感じられます。
美味しくないわけが見つからないです!!
店内の雰囲気も含めザ・大阪といったおうどんをご所望でしたら是非川福さんへ。
第6位 天政
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こちらの天政さんは、なんばの立ち食いうどんのお店ナンバーワンの異名あり!
地下鉄なんば駅より徒歩3分という好立地、なんばセンター街商店街の中にあります。
安さが自慢でおうどん一杯200円からという破格なお値段!
価格破壊が起こってます・・!!
各種おうどんの他、お蕎麦やいなり寿司、おにぎりも味わえます。
このお値段なのに座って食べられること、
立ち食いのレベルを超えたお味から、何かと立ち寄るお客様が多く、行列になることも。
関西国際空港への乗り継ぎアクセスも良いこともあり、外国語メニューがあることから外国人のお客さんも多いです。
費用対効果に世界中の人から絶賛の嵐、といった大阪のコテコテなうどん屋さんでした。
第5位 極楽うどん TKU
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玉造駅東口より徒歩1分というこちらの極楽うどんTKUさま。
系列で寺田町のAh-麺、うどん居酒屋江戸堀といったお店もございます。
TKUさまのおうどんは大阪屈指のカレーうどんの名店として有名!
中でもとり天カレーうどんが名物です。
剛麺の愛称にありますように、おうどんの強力なコシとグミ感。
なめらかな舌触りと、繊細なお出汁。
ボリュームのあるサクサクした衣の大きな大きなとり天に、スパイシーなカレーうどんのルー。
お口の中から感動に心包まれること間違いなし!!
ごはんにも非常に合うので、ごはんを一緒に注文される方も多いそうです。
麺の量も400gまで同一料金なので、
お腹いっぱい美味しく食べたい方は極楽うどんTKUさまへGO!!
春夏秋冬どの季節、どの日に行っても同じ味。
最後の一口まで飽きさせない、こだわりのお店でした。
第4位 き田すけうどん
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なんば駅中央口より徒歩3分、こちらき田すけうどん様。
定休日は月曜日。火曜日から日曜日の11時から15時のランチタイム営業と、たまに夜うどんバーとしての営業も。
昨年6月に多くのお客様から惜しまれつつ閉店した「釜たけうどん」さん。
そのお店の店主であり、大阪の讃岐うどん文化を巻き起こしたうどん界の重鎮 木田さんの新しいお店です。
難波なんさん通りの一つ南の筋に、2018年3月にオープンしたばかりのまだ1年経っていないお店ですが、開店前から話題。その名を轟かせておりました。開店し落ち着いた今は、もちろん大人気店!
人気の秘訣は何と言っても細麺!
お客様のご注文が入ってからうどんを切り茹でるスタイルです!
ずらりと壁に並ぶメニューの中から、今回ご紹介させていただきますメニューは・・・炙り牛ぶっかけ お値段900円(並)!!
お肉増しにしたら1200円だそう。
注文してから約5分、勢いよく目の前に置かれた丼。
小麦の良い香りを漂わせているツヤツヤピカピカの細麺。
そして、見るからにホロッホロでたっぷりと乗ったお肉!!
甘辛い味付けで炙り香ばしさが抜群。濃いめのおうどんつゆもお出汁がしっかり効いており、丼がカラっとなくなるまで止められない甘い・しょっぱいの無限ループに突入。
トッピングには小口ネギ、生姜、レモン。
レモンの種や白いワタを取らず、そのまま丼に載せてしまうと、レモンを絞る時に種がそのままお出汁やおうどんに乗ってしまい、その種を取りづらかったり、お出汁に苦味が出てしまいます。
き田すけうどん様では、ごくごく当たり前。
一見粗末にしがちな具材の下処理も完璧な形で提供されておりますね!
素晴らしいです。
浅い醤油色のぶっかけ汁とおうどんだけで薬味いらずの完成したお味なのに、細かなトッピングにも手を抜かず神がかった麺・お出汁・具材の総合的なバランス。
飲み物のようにつるりつるりと入っていきます。
お昼は行列必須、全メニュー制覇を目指したいき田すけうどん様でした。
第3位 加寿屋/KASUYA 法善寺店
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加寿屋(かすや)さまは、法善寺横丁西出口をでてすぐのところにございます、
大阪河内地方で昔から愛される伝統的な郷土料理・かすうどんが味わえるかすうどん専門店です。
カウンターだけの店内は、どこか懐かしくあたたかさを感じられる雰囲気。
その雰囲気に吸い寄せられるように昼夜問わずお客様がご来店されるそうで、通いつめている方も多いのだとか。
かすうどんの「かす」とは、
牛ホルモンをじっくりと脂が抜けるまで時間をかけて揚げたものです。
外はカリカリ、中はプルプル。香ばしく低脂肪でコラーゲンたっぷり!!
翌日のお肌はプルプル間違いなしですね!!
玉子や天ぷら、ねぎなどの充実したトッピングからお好きなものを足して、
更に美味しさ倍増。自分だけのかすうどんを楽しめます!!
そんな加寿屋さまのかすうどん、お値段は556円!
各種小サイズは¥200引きです。
小サイズ割引があるのもありがたいですね!!
麺も黄そば(細)(太)、黒そば、細うどんに変更可能だそうで、無限の組み合わせを作れちゃいます。
17時までに行くとおにぎり無料サービスがございますので、早い時間帯の訪問がお得です☆
一度食べたら忘れられない加寿屋のかすうどん、是非ご賞味下さい。
第2位 うどん屋龍之介 大阪店
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地下鉄堺筋線「日本橋」駅より徒歩2分。
大きな看板が目印、九州で20店舗以上展開している豊前裏打会の加盟店。
うどん屋龍之介 大阪店様!!
豊前裏打会とはなんぞや?
そう思った貴方に、説明させていただきます!
この会は、2つの約束事があるそう。
1、麺に熱い想いを吹き込んだ一杯を提供。
2、いつも新しい個性を発信し続ける情熱を持ち続ける
味の追求を忘れないということを魂に刻んだ若店主たちが集まり奮っている会で、大阪での加盟店は珍しいのだそう。
それから、麺やお出汁、つけ汁や唐辛子といったそれぞれのジャンルごとに細かな決まり事も。気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
前置きが長くなりました、お店のご紹介に入らせていただきます!
うどん屋龍之介 大阪店様の定休日は月曜日。
祝日も営業されており、祝日営業の場合は翌火曜日お休み。普段は火曜日から日曜日のランチタイム・ディナータイム営業で、麺がなくなり次第終了とのこと。
文楽劇場から近いこともあり、そちらに立ち寄る際必ずうどん屋龍之介様のおうどんを食される方も多いのだそうで、また、芸人さんもよくいらっしゃるのだとか。
FacebookやInstagramといったSNSでの新メニューのご提案や、休業日のお知らせなどを投稿されており、お店ファンのお客様同士の交流にも一役買っておられます。
今日は龍之介さんのおうどん食べたい、と思ってお店に行ってみたら休業日だった・・ということも、SNSをフォローしておけば大丈夫!
カウンター席があるためお一人でも入りやすく、完全禁煙の店内。
お煙草の苦手な方や、おうどんの香りを純粋に楽しみたい方に良いお店ですね!
注目は、名物 ごぼう天冷やぶっかけ お値段720円!!
出て来たうどんの丼を見るとインパクト抜群!!
ごぼう天は扇子の様に薄く広く揚げられており、可愛らしい印象の見栄えです。
食感はホクホクではなくコリコリで、新鮮揚げたて良いごぼうの風味。とても量が多くて食べ応えもあります。
特徴があるのはごぼう天だけでなく、麺もです!
麺はやや細めで透明感があり、独特のな見た目です。
一口食べると、かなりの弾力がありゴムの様な歯ごたえ。
あまりにも弾力が強いので最初は違和感がありますが、食べ進めるに従って顎が慣れ、噛むことが心地よくなってきます。
細いのにこの弾力は凄い!!
その上、麺の量を大盛り(2玉)だけではなく、中盛り(1.5玉)も選べるのが良いところ!
こだわりのたくさん詰まったお出汁は甘すぎずまろやかで、終始幸せな気分で食べられます。
日夜研究を続ける情熱の一杯!
次はどんな驚きを見せてくださるのか、否応でも楽しみになってしまう。
うどん屋龍之介 大阪店様でした。
第1位 道頓堀今井 本店
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道頓堀今井 本店さまは、ご存知の方も多いでしょう。
地下鉄なんば駅より徒歩5分、同じく地下鉄日本橋駅より徒歩7分のところにございます。
厳選した国内産の材料へのこだわりで、大阪のお出汁文化を守り抜く格式あるお店で、
大阪と言えば今井のおうどんということが大阪府のみならず他県にも知れ渡っているそうです☆
お店の外観からも歴史を感じる佇まい。
店内外の趣があり、こちらの本店さんでは柳の木が目印なのだそうですが、
おうどんをいただく前に外観を眺めただけで、あの今井に来られた・・と感動してしまいます。
そんな今井さまの名物きつねうどん、お値段は810円です!
丁寧に挽いたお出汁に肉厚なお揚げがじゅわ、とお口の中で音を奏で、
たまらなく美味しいそうです。
きつねうどんと親子丼を一緒に頼まれる方も多いそうですよ☆
七月の天神祭に合わせ鱧(はも)を使った季節限定メニューもございまして、
丼物、行楽弁当や一品料理、デザートもございます。
おうどん以外のメニューも充実しており、会食に使われるお客様も多いんだとか。
また、お子様への配慮もあり、地域に密着したお店でもありまして、
さすがの伝統を感じさせてくださいます。
お昼間からご年配のお客様がお酒を片手に天麩羅をつついていたり、
店内は終始穏やかな空気に包まれていて、
思わず私も一杯頂こうか、という気分になってしまいそうですね。
今では珍しくなりつつある、古き良き日本の原風景をお店の中で見られるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
おっ!!食べに行きたい!と本能を揺さぶられるお店はございましたでしょうか?
こちらの道頓堀 なんば 心斎橋エリアは、大阪市内中心地となっております。
普段はあまり見ることがない大阪城など、観光地巡りをお考えの方は、
こちらのおうどん店を回りながら観光、という行程を考えて見るのもまた一興、
おもしろき事かと思います。
食は地域で同じメニューでも全然違いますよね。
普段お住いのお気に入りのお店と、今回こちらでご紹介させていただきましたお店と、
その味はもちろん、大阪という地の空気。雰囲気。
お店へ行くまでのまだ見たことのない道を歩くこと。
1店1店のおうどんのお出汁や麺の違いなど、
様々な知らなかったことを知れることが、旅の醍醐味と言えるでしょう。
行ったことがなかったお店や、もう既にご存知だったお店も。
久しぶりに行ってみませんか?
五感すべてを使い、舌でも目でも心でも味わい尽くしていただけたら幸いにございます(^ ^)
ご旅行の際はご出発からご自宅のお帰りまでお気を付け下さいませ。
それではまた次回の記事でお会いしましょう、良い旅を!