モロッコ旅行の中でも特に楽しみにしていたマラケシュ観光。
赤い城壁に囲まれたこの街は、「赤い街」とも呼ばれ、歴史と文化が色濃く残る不思議な魅力を放っています。
街に足を踏み入れると、スーク(市場)の活気ある雰囲気や、スパイスや香水の香りが漂い、非日常の世界に引き込まれます。
今回は、マラケシュの街並みやファッションデザイナー、イブ・サンローランが所有している庭園をご紹介します。
マラケシュ旧市街の魅力を散策
マラケシュの旧市街(スーク)は迷路のような路地が特徴です。
地元の人々が営む小さな商店やカフェを覗くのは旅の楽しみのひとつ。
手作りのランプやカラフルな陶器、伝統的なカーペットなど、見ているだけでも時間を忘れてしまいます。
特に印象的だったのは、ジャマ・エル・フナ広場のにぎわい。
屋台の音楽や人々の喧騒が混ざり合い、昼と夜でまったく違った表情を見せる広場です。
夜になると広場はライトアップされ、屋台の香ばしい匂いが立ち込め、幻想的な雰囲気に包まれます。
観光客だけでなく地元の人々も集まるこの場所は、マラケシュの心臓部とも言えるでしょう。
イブ・サンローランが愛したマジョレル庭園へ
マラケシュでの観光のハイライトは、なんと言っても「マジョレル庭園」です。
この庭園はファッションデザイナー、イブ・サンローランが所有していたことで有名で、彼の美学が随所に感じられます。
庭園に一歩足を踏み入れると、鮮やかな青色の建物(「イブ・サンローラン・ブルー」とも呼ばれる)と、色とりどりの植物が織りなす幻想的な景色に圧倒されます。
園内にはヤシの木やサボテン、南国の花々が生い茂り、まるで異国のオアシスに迷い込んだよう。
マジョレル庭園を訪れる際、入場にはチケットが必要です。
ツアーの自由時間に訪れたので自分でチケットを購入する必要があります。
入場料は、170モロッコ・ディルハムです。日本円にすると約2,300円ほどです。
庭園や併設のミュージアムは、すべて公式オンラインチケットサイトからのみ購入可能で、現地でのチケット販売は行っていません。
公式サイトは Jardin Majorelle オンラインチケット です。
ここで購入すると、QRコードが発行され、庭園やピエール・ベルジェ・ベルベル芸術博物館、イブ・サンローラン博物館へスムーズに入場できます。
庭園の営業時間は毎日8:30~18:00で、最終入場は17:30です。ピークシーズンは混雑するため、オンラインで事前にチケットを確保しておくと安心です。
庭園内にはカフェやショップもあり、イブ・サンローランが愛した色彩の世界をゆっくり楽しむことができます。
訪れる前に知っておきたいポイント
マラケシュ旧市街(スーク)では、迷路のような路地を歩くことになるため、歩きやすい靴と軽装が必須です。
スークでは値段交渉が楽しめますが、財布や荷物は肌身離さず管理しましょう。
ジャマ・エル・フナ広場は昼は屋台や音楽、夜はライトアップと屋台の香りで賑わい、両方の時間帯に訪れるのがおすすめです。マジョレル庭園はオンラインチケット(一般170ディルハム)で事前購入必須。
混雑を避けるなら朝一番に訪れると快適です。帽子や日焼け止め、飲み物も持参すると安心で、庭園内のカフェで休憩しながら鮮やかな青と緑の景色をゆっくり楽しめます。
まとめ
マラケシュ観光とマジョレル庭園訪問は、モロッコ旅行の中でも特に印象的な体験でした。
活気ある旧市街の散策と、静寂と美しさに包まれた庭園のコントラストは、まさにモロッコならではの旅の醍醐味です。
初めて訪れる人も、何度目かの訪問者も、マジョレル庭園で過ごす時間は特別な思い出になるはず!!
次のモロッコ旅行では、ぜひあなたもこの幻想的な庭園で、色彩と香りに包まれる体験をしてみてください。
 
 







