ものすごい経済発展を遂げていることでも有名なマレーシア。
東南アジアに位置するマレーシアですが、1957年にイギリスから独立。
物価も安く、日本から5時間ほどで行けるので日本人の移住先としてクアラルンプールなどが、とても人気な国です。
近いようで、遠い同じアジアのマレーシア!
そんな人気急上昇中の国の注意点を初心者にも分かりやすいようにまとめました。
この記事の目次
世界治安ランキング16位のマレーシア
オーストラリアのシドニーに本社のある経済平和研究所の「世界で最も治安の良い国ランキング2019」によると、マレーシアは16位となっています。
参考サイト:http://visionofhumanity.org/app/uploads/2019/06/GPI-2019-web003.pdf
結論:マレーシアは比較的安全
日本を含め、アジアの中でもマレーシアは比較的安全な国であると言われています。
これは、政府が観光客誘致のために治安の良い国家造りに力を注いでいるためです。
また、マレーシアにはマレー系や華人系、インド系など、多民族国家のため、観光でマレーシアを訪れても異国の者として扱われないため、とても過ごしやすく旅行計画を立てやすい国だと言えます。
外務省のデータも確認
世界平和16位のマレーシアは、外務省の安全情報によるデータも確認されているため、治安もよく安全かつ、危険情報や感染症などの危険情報については発表されていません。
しかし、マレーシアはイスラム教徒の国のため、かつてはテロの標的になるような事件も起こっています。
不足な事件に巻き込まれることのないよう、最新情報を得ておくことが大切です。
また、マレーシアは所得の格差によって毎日軽犯罪としてスリや窃盗、強盗などの犯罪が多発している傾向です。
日本人の私たちが旅行で訪れた際に被害者になる恐れもあるため、十分注意して行動するようにしましょう。
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
夜の一人歩きは大丈夫?
マレーシアへ旅行へ行った際、夜の一人歩きは念のため注意しましょう。
マレーシアは、いくつかの賭博はあるものの、大きく目立ったものは少なく、また、観光客を狙った犯罪もそう多くは起こっていません。
日本でも起こる引ったくりやスリなどの被害は地元に住むマレーシア人も被害に遭うくらいですから、現地に住む人でさえも、夜に暗い道を歩くという姿は少なく、私たち日本人が旅行で訪れた際も現地の治安に合わせた行動を行いましょう。
コロナウイルスに関する情報
マレーシアは2022年3月上旬に新規感染者数が3万人ほどいましたが、その後減少していき8月17日現在では落ち着いています。
7月1日時点で感染症危険レベル1の「十分注意してください」なので、旅行やビジネスでの渡航は可能です。
屋内や公共交通機関でのマスク着用は必須で、違反すれば罰金を課せられる場合があります。
また、入国時にも必要な「MySejahetraアプリ」は店舗に入店する際、確認されることがあるので事前に情報を登録しておきましょう。
マレーシア旅行ガイド
日本からマレーシアの首都クアラルンプールまでは飛行機で7時間31分で到着します。
クアラルンプールの中心部に聳え立つ「ペトロナスツインタワー」、世界遺産の都市「マラッカ」、ペナン島の「ジョージタウン」はぜひ行っておきたいものです。
また、大型ショッピングモールの「ガーニープラザ」や飲食店が並ぶ「ホーカーセンター」など、買い物や休憩ができるスポットも多く存在します。
マレーシアと東マレーシアと島が分かれているので、観光地巡りは計画的に行いましょう。
マレーシア旅行で最低限注意すべき点3つ
マレーシア旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
マレーシア旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
マレーシア旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、マレーシアで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- マレーシアであれば670円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
マレーシアの公用語はマレー語です。
英語はマレーシアでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、マレーシアの公用語であるマレー語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
マレーシア主要エリアの治安事情
出展:https://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省海外安全ホームページでは、マレーシアの以下の地域に注意喚起が出ています。
- コタキナバル:レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)
- サバ州:レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))
その他の主要エリアも含めて、地域別の治安事情を見ていきましょう。
クアラルンプール
マレーシアの首都となるクアラルンプールの治安については十分気を付けましょう。
街中には大型ショッピングモールや屋台通り、チャイナタウンやチョーキット周辺においては、犯罪や盗難、駐車場荒し、置き引き、スリなどの被害が多発しています。
特に単独旅行者に対する詐欺被害も相次ぐなど、また、タクシー乗車の際に不当な請求を受けるなど、便利が良い反面、街へ出掛けていく際は十分あなた自身の身の回りに気を付けて行動するようにしましょう。
ペナン島
ペナン島はマレーシアの中でも比較的治安も良く安全な地域であると言われています。
しかし、現地人とは異なる私たち日本人は、窃盗や詐欺などの被害に遭いやすく、気を抜くとたちまち被害者になる可能性が高いと言えます。
例えば、車の中にバッグを置いている場合は窓ガラスを割られて盗難被害に遭う、またバスの中でうたた寝している間にバッグを盗まれるなどの被害が目立ちます。
このように、ペナン島の治安は良い方だと言われていますが、いつあなたに被害が及ぶか分からないため、旅行の際はあなた自身の身の安全を考慮した行動をとるようにしましょう。
コタキナバル
コタキナバルの治安については、同じマレーシアでも海沿いの市場街では、昼夜マーケットが開かれているため、街は活気に満ち溢れています。
そのため、人通りも多く、スリや窃盗などが多発する地域のため、財布やスマホなどはファスナー付きのバッグの中にきちんとしまった状態で買い物などを行うようにしましょう。
また、夜の街を出歩く時は特に単独行動は避け、マーケットで買い物をする際は、複数人で訪れるようにしてください。
サバ州
サバ州の治安については、特にサバ州東海岸一帯となるサンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ、センポルナ周辺地域においては、海賊事件や誘拐事件が多発しているため、渡航は避けるようにしましょう。
また、予測不可能なテロに巻き込まれることのないよう、十分に注意してください。
なお、サバ州でもボルネオ島近郊については非常に治安が安定しており、安全な旅行を計画することができます。
とは言え、どこで犯罪被害の標的に遭うかわからないため、あなた自身の身の安全を第一とした行動を心掛けるようにしましょう。
ジョホールバル
マレー半島の中で南にあるジョホールバルは、イスラム国ならではの建造物が多く立ち並んでいます。
そんなジョホーバルは、日本人向けにコンドミニアムが多く、日本人が住んでいることもあります。
そのため、富裕層であることから、犯罪の標的になりやすく注意が必要です。
また、ジョホーバルでは、毎日のように軽犯罪としてひったくりや車上荒らしなどの被害も多く、夕暮れ時からは特に街へ出掛ける際はあなた自身の身の回りに注意するようにしましょう。
また、昼夜問わずあまり煌びやかな服装は避け、行動することを心掛けてください。
ボルネオ島
ボルネオ島は、マレーシアの中でもとても治安の良い場所です。
クアラルンプールと比較してもとてものんびりとした時間が流れた田舎町のため、犯罪被害が比較的少ない地です。日本で言う沖縄の離島に似ていますね。
また、現地に住む人もとても穏やかで温かい人が多く、とてもフレンドリーです。
とは言え、やはり夜は不必要な外出は犯罪被害に巻き込まれる可能性があるため、あなた自身の身の安全を考慮し、夜の外出は避け、戸締りをきちんと行うようにしましょう。
ランカウイ
マレーシアの中でもランカウイ島はとても治安が良く、夜に出歩いても危険を感じない街としても知られています。
また、タクシーも定額制で不当に請求されることもなく、観光スポットでの治安も良いと評判です。
街中はバスや電車はなく、車やタクシーで移動することになります。
観光客を狙った犯罪被害をあまり聞くこともなく比較的治安も良く安全な島であることが分かります。
しかし、外出時は貴重品などはすべてホテルのセーフティボックスの中に入れておくようにしましょう。
マラッカ
マレーシアの世界遺産都市マラッカにはマラッカ海峡があり「海賊」がいることで有名です。
一見、治安が悪いように感じますが、海賊はインドネシアを拠点としておりマラッカは風評被害を受けているだけで、マレーシアの中でも治安がいい場所です。
マラッカキリスト教やセントポール教会を始め主要観光地は安全性が高いといえます。
とは言え、日本語でフレンドリーに話しかけてきて詐欺や勧誘をしてくることもあるので、下手に関わらずスルーするようにしましょう。
ペナン
リゾート島ペナンは日本を含め多くの外国人が移住しており、クアラルンプールに次ぐ大規模な州です。
密度が高い割に治安はいいとされていますが、スリや置き引き、窃盗、強盗が多くあります。
観光客に堂々と接触して油断した隙に財布や鞄を盗む事案が多発しています。
空港や駐車場だけでなく路上でカラフルな街並みや広大な建築物に気を取られていると狙われます。
特に、「背中に何かついているよ」などと話しかけられた場合はまず警戒しましょう。
マレーシア観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここでは、マレーシアで実際に起こった犯罪事例をご紹介します。
事例1.窃盗
空港でよく起こる被害に窃盗があります。
特にペナン州での車上荒らしが後を絶たず、犯人が被害者に声をかけ、トイレに連れ込んだ後にバッグを盗む、また、バイクに乗った二人組が歩行者の背後からバッグを奪うひったくり事件などが多発しています。
(参考)https://www.tour.ne.jp/w_review/PEN/danger/
対策:ひったくりの対策をする
マレーシアに滞在している際は、まったく知らない現地人から声をかけられるようなことがあった場合は特に被害を受ける可能性があるため十分に注意しましょう。
また、バッグは手持ちタイプではなく、ショルダータイプで肩掛けできるものとし、たとえ声をかけられても反応しないようにしましょう。
事例2.空き巣
ペナン島におけるコンドミニアムにて、邦人が住む部屋に空き巣が入る事件が発生しました。
未だ犯人逮捕につながる有力な情報はなく、靴を盗まれるなどの被害が起きています。
実際、現地のコンドミニアムに住む邦人は富裕層が多く、窃盗などの標的になりやすい傾向です。
(参考)https://mediciblog.news/
対策:部屋の鍵は必ず施錠する
コンドミニアムの管理事務所にセキュリティ強化を依頼する、また、隣家が飽き家の場合は壁などをつたい空き巣の被害を受ける場合もあるため、家の中の鍵は必ず施錠しておきましょう。
また、万が一犯人と遭遇した場合は下手に抵抗することで身の上の安全が脅かされる可能性もあるため、直ちに警察や管理人に通報するようにしましょう。
事例3.誘拐
2019年6月18日に、サバ州東海岸沖,フィリピン領海線近辺で、漁船の乗組員10名が白色の船体とオレンジ色のバンプボート2隻に誘拐され、その後、誘拐グループはフィリピン方向に向かって逃げました。
(参考)https://mediciblog.news/
対策:サバ州東海岸沖には行かない
安全な旅行を楽しむためにも、サバ州東海岸沖及びその周辺海域に赴くことは避け、渡航は中止するようにしましょう。
実施、渡航中止勧告が発せられているため、要注意です。また、その他にも誘拐事件が多発する海域であるため、あえてそのリスクを抱えてまで渡航を行うべきではありません。
日本人女性がマレーシア旅行で注意すべきポイント
ここでは日本人女性がマレーシア旅行で注意すべきポイントについてご紹介します。
肌の露出を避ける
マレーシアで女性が気を付けることの1つ目は、肌の露出を避けることが挙げられます。
これは、マレーシアには観光スポットがたくさんあり、寺院やモスクなど、歴史的な観光スポットを訪れる際は、女性は肌の露出を避けなければいけません。
例えば、寺院の観光の際は、薄手のカーディガンなどを持参しておき、羽織ると良いでしょう。また、脚を露出させすぎないよう、ロングスカートを着用すると良いですね。
お祈りを行う際に活用できる大判タイプのストールがあると便利です。このように、マレーシアでは肌の露出は極力控えた服装を心掛けるようにしましょう。
人気のないところには行かない
マレーシアで女性が気を付けることの2つ目は、あまり人気のない場所に行くことを避けるようにしましょう。
これは、犯罪に巻き込まれる、あるいはあなた自身が標的にされる危険性があるためです。
例えば、マレーシアは1年を通して気温も高く、夏を過ごすことになります。
そのため昼間は暑く、外出は夕方から夜にかけて行う方が多いと言えるでしょう。
そのため、昼間はオフィス街を除くと人気が少なく、その時間帯に外出する際は特に注意しましょう。
このように、人気のない場所は犯罪被害に遭う恐れもあるため十分に注意してください。
ファッションは目立たないようにする
マレーシアで女性が気を付けることの3つ目は、あまり目立ちすぎるようなファッションをせず、現地の人に合わせた服装を心掛けてください。
これは、日本人女性特有の派手さを抑えることで、現地で一際目立ってしまい、犯罪被害に巻き込まれてしまうことを防ぐためです。
例えば、ラフすぎる格好も観光地によってはNGとなることもあるため、スマートかつカジュアルな服装を心掛けると良いでしょう。
Tシャツにジーンズというスタイルが良いのではないでしょうか。
このように、あまり目立つファッションは避け、現地のスタイルに合わせることも大切です。
マッサージに注意
マレーシアで女性が気を付けることの4つ目は、悪質なマッサージ店からの勧誘があるので断るようにしましょう。
これは、女性の観光客に出張マッサージを持ち掛け、出張先で性犯罪や窃盗などの犯罪被害に遭うからです。
例えば、男性マッサージストから声をかけられることがあったら危険なのでまずは断りましょう。
通常のマッサージの場合、ホテルあるいは自宅に出張することはありません。
受付で女性マッサージストを指名しないと男性が対応するところもあるので、十分に注意が必要です。
タクシーを利用するときはGrabを使う
マレーシアで女性が気を付けることの5つ目は、マレーシアのタクシーはぼったくりタクシーが横行しているため、一般人がお客様を運ぶGrabを利用しましょう。
これは、メーター通りの料金で請求されることが滅多にないため、上乗せ料金を支払うことになるからです。
例えば、タクシーの運転手は普通に追加料金を支払えと威嚇したり嘘をついたりします。
しかしGrabは、配車システムが提示した料金に自身が納得すれば支払われるためタクシーより安く済みます。
このように、Grabアプリを登録してぼったくりを防ぐ必要があります。
子連れ旅行者がマレーシアで注意すべきポイント
マレーシア旅行を計画する際、子連れで行く場合に気を付けることは、臓器売買や誘拐などの犯罪の標的になる可能性があります。
これは、マレーシアには日本人が滞在するコンドミニアムがあります。
ここは、富裕層の日本人が訪れる地となり、そこを狙った犯罪が多発しています。
特に子供の誘拐事件が起こりやすいと言われています。
そのため、滞在中は子供から目を離すことのないよう十分に気を付けてください。
また、買い物や観光へ出掛ける場合も、特に人混みの多い場所では、人通りの多さから誘拐事件が起こる可能性も考えられます。
このように、マレーシア旅行に子連れて行く場合、どこに行っても子供から目を離すようなことのないようにしましょう。
その他マレーシア観光で注意すべきポイント
ここでは、その他マレーシア観光で注意すべきポイントについてご紹介します。
パスポートのコピー
マレーシア旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておきましょう。
これは、スリや引ったくりの多いマレーシアにおいて、万一パスポートを盗まれてしまった場合に帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
マレーシアはどこも比較的治安が良く、日本人が観光旅行する際も安全に楽しめる国だと言われていますが、毎日のように軽犯罪は起こっています。
そのため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行となるよう、パスポートのコピーは念のため準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
マレーシア旅行の際は、リュックは身体にきちんと密着するように背負い、正面にかけるようにしましょう。
海外旅行でスリや置き引きなどはセットのようなもの。
マレーシアでも観光客を狙った軽犯罪は年々増加の一歩をたどっております。
日本人の観光客などは特にターゲットにされやすく(お金持ちのイメージが強いため)観光する際に首から、カメラをぶら下げて歩いたり、スマートフォンをいじりながら歩くことは大変危険な行為です。
また観光中はできるだけ、荷物は最小限に抑え、ボディバックなど自分の肌に密着させることができるタイプにするや、早歩きで歩く人はスリのターゲットにされにくいとされております。
事前にできる対策で、外務省の犯罪危険地域の情報を常にチェックしているなど、犯罪が多発している地域には立ち寄らないのが得策です。
ホテル
マレーシアのホテルで使えるコンセントは日本と違います。
マレーシアのコンセントは日本と異なり、BF式と言われている、小さな丸い穴が3箇所開いているタイプのものを主流とされております。
実際にホテルなどで貸し出してくれるところもありますが、私の場合は10,000APほど予備バッテリーを持参していき、5泊6日の旅を過ごしました。
クラブ
マレーシアのクアラルンプールには、東南アジア最大級と言われるナイトクラブ「ZOUK」があります。
ZOUKは世界中の若者が訪れる、マレーシアを代表する観光地となっていますが、スリなどの事件も起きていますので気をつけるようにしましょう。
特に深夜は犯罪率も上がりますので、一人では絶対に行動しないようにしてください。
地下鉄
マレーシアではクアラルンプールを中心に地下鉄が走っています。乗車賃も割安ですので、移動には便利ですが、MRT、LRT、KLモノレールなど、種類が多いので、事前にどの電車に乗るのか確認しておくようにしましょう。
場所によっては、乗り換えの接続が悪いところがありますので注意が必要です。
タクシー
海外ではホテルのサービスマンや、タクシー運転手など、サービスに応じてチップを支払うのが当然と認識している方が多いと思いますが、マレーシアではチップは不要となります。
ホテル代金の内訳など見ても、サービス代金が込みなっている場合が多く、現地のスタッフから請求されることはほとんどありませんし、こちらから支払う必要もありません。
私はタクシーなどに乗車した際にも1リンギでもいいので渡すようにしています。
マレーシアの旅行におすすめホテル
首都のクアラルンプールを始め、世界遺産の街や多くの島々など観光が目白押しのマレーシアはホテルにも定評があります。
アメニティの豊富さや無料サービスの充実さ、接客の良さなど外国人に高評価な4つ・5つ星の高級ホテルが多く建ち並んでいます。
今回は、マレーシアに旅行に来たらぜひ宿泊したいホテルをご紹介します。
観光地からアクセスしやすいところばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
ザ ライト ホテル セベラン ジャヤ
ペナン州にあるザ ライト ホテル セベラン ジャヤはリーズナブルな価格で宿泊できるホテルです。
施設は常に清潔に保たれ、屋外プールやジム、バー、キッズコーナーなどがあり高級感があるため価格以上に満足できるでしょう。
朝食のバイキングではアジア料理やパンも提供されるので困ることはありません。
高層ホテルなので、街並みを一望でき夜は夜景が綺麗です。
一泊では物足りないくらい充実したホテルライフを送ることができますよ。
エバーグリーン ローレル ペナン
ジョージタウンから車で5分の位置にあるエバーグリーン ローレル ペナンは5つ星ホテルです。
部屋には無料のフルーツ、ウェルカムドリンクが毎日補充され、きちんと清掃が行き届いているため水はけがよくストレスがたまりません。
スタッフの接客は申し分なく、チャックアウトは相談すれば時間変更可能なので、マニュアル通りでなく柔軟性があります。
徒歩圏内にガーニープラザや海などがあるので立地もとても良いです。
ザ マジェスティックマラッカホテル
オランダ広場から徒歩15分に位置するザ マジェスティックマラッカホテルはマラッカの高級ホテルとして有名です。
スタッフの接客は親切で丁寧だと定評があり、多くの日本人観光客も評価しています。
フロントには日本人スタッフが従事しており部屋まで案内してくれます。
お部屋には冷えたソフトドリンク・ワイン・ミネラルウォーターのミニバーが揃っており、お菓子の無料サービスまであります。
洋風のおしゃれなお部屋のようで良い意味でホテル感が強くなく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
サンウェイリゾート ホテル&スパ
すぐ近場にサンウェイラグーンがあるサンウェイリゾート ホテル&スパ。
お部屋は白基調の無駄のないデザインで高級感があり、浴槽とシャワーが別になっているところもあるため日本人にはありがたい作りですね。
広大なプールにはミニアトラクションがあるので、子どもから大人まで楽しめることができます。
また、朝食はたくさんの豪華料理が並びどれも美味しいのでぜひ味わいたいところです。
ご家族でサンウェイラグーンで遊んだついでに宿泊してみてはいかがでしょうか。
ラマダ プラザ マラッカ
マラッカ市の中心部にある高級ホテルラマダ プラザ マラッカ。
車で5分の位置にセントポール教会、徒歩15分圏内にオランダ公園など観光地のアクセスがしやすいです。
周囲にビルがない高層ホテルのため眺めがよく、マラッカ海峡に沈む夕日は感動ものです。
部屋はシックなデザインで清潔感があり観光終わりの体をゆっくり休むことができます。
液晶テレビにはNHKが映るので日本人にとって嬉しい要素ですね。
G ホテル ガーニー
2015年にオープンしたばかりの5つ星ホテルG ホテル ガーニー。
ホテルの食事には和食がありなんと日本人シェフが駐在しており、恋しい日本食を味わうことができます。
部屋は落ち着いた色合いでベッドが大きくふかふかしているので睡眠はバッチリです。
徒歩圏内にはガーニープラザやホーカーセンターがあり、観光名所やお食事処が多く建ち並んでいます。
ホテルではマウンテンバイクがレンタルできるので、観光巡りに最適ですよ。
スイスガーデン ホテル&レジデンス マラッカ
マラッカ市内を眺望できるスイスガーデン ホテル&レジデンス マラッカ。
1〜3階には大型ショッピングモールになっているため、買い物やお土産には困りません。
部屋はシックなデザインで高級感があり、朝食のビッフェは種類が豊富なのでお腹いっぱいになれます。
マレーシアのホテルでは珍しい屋外と室内にプールがあり、子ども用のキッズプールも完備しています。
子ども用施設も充実しているので家族旅行にぜひ利用してみてください!
フレイザー レジデンス クアラルンプール
まるで暮らしているような気持ちにさせてくれるフレイザー レジデンス クアラルンプール。
お部屋には洗濯乾燥機・キッチン・キッチン用品・アイロン・ワーキングデスクが常備してあり、ホテルであることを忘れさせてくれます。
バスタブとシャワーが独立しているのは日本人にとって嬉しいポイントですね。
デザインは青系や茶系を取り入れており、広い一室もしくはオフィスにいるように感じます。
北欧デザインが好きな方はぜひ一度泊まってみてください!
イースタン&オリエンタル ホテル
世界遺産の街ジョージタウンに位置するイースタン&オリエンタル ホテル。
1885年に建設された古き良きホテルで、2013年には全室がスイートルームの別館が完成しました。
本館の客室からはマラッカ海峡を眺望でき、別館の客室には洗面台とクローゼットが2つありバスタブとシャワーが分かれています。
また、本館には南国プール、別館では無料でカクテルアワーを楽しむこともできます。
レトロなデザインで海を堪能できる本館か現代的なデザインで施設サービスが充実している別館か好みの客室に泊まってみて草さい!
トレーダースホテル クアラルンプール
トレーダースホテル クアラルンプールは中心部にあり観光地へのアクセスがしやすいです。
特に一部のゲストルームとスイーツルームからはペトロナスツインタワーを一望することができます。
朝食には美味しい世界各国の料理が顔を揃えるので、お腹を目一杯空かせておくことを忘れないようにしましょう。
また、クアラルンプールコンベンションセンターと直結しており、観光だけでなくビジネスでの宿泊にも向いています。
まとめ
マレーシアはアジアの中でも日本と同様、比較的治安が良く、観光客が旅行で訪れやすい国であることが分かりましたね。
しかし、中にはサバ州東海岸では、海賊事件や誘拐事件が多発しているため、渡航は避けるようにしましょう。
また、マレーシア全土において、全体的に治安は安全であると言えますが、たちまち予測不可能なテロに巻き込まれることのないよう、あなた自身の身の安全には十分に注意して旅行計画を立てるようにしましょう。