世界で最も国土の広いロシア。
日本からも一番近いウラジオストクまでは約3時間で行くことができます。
お土産といえばマトリョーシカのイメージがありますがそれだけではありません。
今回はさまざまなロシアのお土産の中から人気の10選をお届けいたします。
ロシアで人気のお土産10選
ロシアで人気のお土産を10個ご紹介します。
- アリョンカチョコレート
- キャビア
- ロシアンティー
- 松ぼっくりのヴァレニエジャム
- ハニースフレ
- ウォッカ
- バルティカ
- ナチュラシベリカ
- パスチラ
- マトリョーシカ
それぞれ見ていきましょう。
アリョンカチョコレート
旧ソ連時代からロシア人に愛されてきたアリョンカチョコレート。
昔から変わらないノスタルジックな女の子のパッケージが目印です。
ロシアに訪れた世界中の人が買って帰るロシアを代表するお土産です。
マーブルやウェハースなどいろいろな種類がありますが、定番は板チョコのミルクチョコレート。
60円ほどで買えるにもかかわらず、お味は濃厚で安っぽくない美味しいチョコレートが味わえます。
ヘーゼルナッツチョコレートも美味しいと評判です。
個包装になっているのでばらまきお土産にもピッタリです。
このメーカーからは他にもビスケットやクッキーも販売されていますので合わせて買うのも良いですね。
- スーパーマーケット
キャビア
ロシアの珍味といえばこちら、世界三大珍味の一つキャビア。
高級品ですがお土産で渡すと喜ばれること間違いなしの一品です。
ロシアにいくといろいろなキャビアが売っているので迷ってしまうかもしれません。
キャビアはチョウザメの年齢を重ねるごとに粒が大きくなっていきます。
ベルーガ、オシェトラ、セブルーガ、スターレットなどチョウザメの種類によっても味が違ってくるそうです。
この機会にいろいろなキャビアを食べ比べてみても良いですね。
ただし、1人年間で250gまでしか持ち出せないのでご注意を。
たくさん持ち帰りたい人は国際宅配便などを利用するとよいでしょう。
- ゴスチーヌィ・ドヴォール
- スーパーマーケット
- 百貨店
- 空港
ロシアンティー
「ロシアンティー」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
紅茶が盛んなロシアには独自の紅茶文化があり、紅茶と一緒にジャムを味わう飲み方が主流となっています。
日本ではロシアンティー=紅茶にジャムを入れると認識されていますが、それはロシア西方などでの飲み方で、多くの人はジャムを舐めてから紅茶を味わうそうです。
スーパーではたくさんの種類の紅茶が並んでいます。
ロシア産のブランドもたくさんあるのですがその中からオススメするのはロシア紅茶市場を代表するMAY LLC社のブランドです。
ロシアブランドティの代表格の「MAISKY(マイスキー)」、イギリスにルーツを持つ「RICHARD(リチャード)」、果実や植物などユニークなブレンドが特徴の「CURTIS(カーティス)」があります。
ロシアではベリー(カシス)風味のフレーバーティー「ブラックラカントティー」もポピュラーです。
ロシアを代表するグジェリ焼きのティーセットで味わうとより本場のロシアンティーを楽しめますね。
- スーパーマーケット
- お土産屋さん
- 百貨店
松ぼっくりのヴァレニエジャム
ロシアンティーにも欠かせないジャム。
冬の厳しいロシアでは保存食としてジャムは欠かせません。
ジャムの種類も豊富ですが、お土産としてオススメしたいのは日本では珍しい松ぼっくりのジャム「ヴァレニエジャム」です。
ロシアで松の木は、気管支の薬やビタミン C補給、軟膏など様々な用途で活用されています。
松ぼっくりもその一つで食用とされてきました。
ヴァレニエジャムには小さい松ぼっくりが入っており、少し苦味、酸味、渋みなどがある不思議な味です。
パンやパンケーキとわせてどうぞ。
正直、美味しいという人と苦手な人に別れるのですが、食べたことない人が多いのでネタになるお土産としてオススメです。
- スーパーマーケット
ハニースフレ
続いてもロシアンティーやパンなどのお供にオススメなお土産です。
それが、蜂蜜です。
蜂蜜の産地が多いロシアではスーパーにも種類豊富な蜂蜜があります。
蜂蜜の中でも特にオススメしたいのがロシアならではのハニースフレです。
普通の蜂蜜だと寒いロシアでは固まりやすいので蜂蜜をホイップしたものがハニースフレです。
「PERONI(ペローニ)」というメーカーのハニースフレは、フルーツやナッツなどを加えて作られたデザート感覚のハニースフレが約18種類もあります。
素材は全て自然なもので着色料や保存料などは使われていません。
お土産にも最適なミニサイズもあり、色とりどりのハニースフレを並べるととっても可愛いですよ。
- スーパーマーケット
- 百貨店
ウォッカ
お酒好きの方へのおすすめのお土産をご紹介いたします。
まずはロシアといえばのウォッカ。
ご紹介するウォッカは、南ロシアのクラスノダール地方クバン川流域から名付けられた「KUBANSUKAYA (クバンスカヤ)」。
この地域はクバンコサック隊が活躍した地域で、軟水や豊かな自然と大地に恵まれるため良質なライ麦が収穫できます。
コサック兵たちが古くから穀物ワインを作っていて、そのレシピを踏襲して造られています。
アルコール度数は40度と高いですが、口に含むとフルーティな柑橘系の風味が広がる爽やかなウォッカです。
ソルティードックなどのカクテルのベースとしても活躍する1本です。
クバンスカヤはリーズナブルに購入できる一本ですが、高級な一本をお求めならサメのマークのベルーガがオススメです。
- スーパーマーケット
- リカーショップ
- 空港、免税店
バルティカ
続いてお酒好きの方へのおすすめが「BALTIKA(バルティカ」です。
こちらはロシア国産のロシアで一番人気のビールです。
バルティカにはノンアルコールの「0」、ペールタイプの「2」、アルコール度数4.8%クラシックの「3」、アルコール度数8%の「9」などいろいろな種類があります。
ロシア人にも現地在住の日本人にも好まれているのはラガービールの「7」です。
ロシアはビール消費量世界3位の国ですので、ロシアの缶ビールは450mlが標準です。
1本100円程度で購入できるので、異なる数字を購入してみんなで楽しく飲み比べするのもよいですね。
- スーパーマーケット
- リカーショップ
- 空港、免税店
ナチュラシベリカ
最近人気のお土産がこちらのロシア発のオーガニックコスメ「NATURA SIBERICA(ナチュラシベリカ)」です。
シベリアの厳しい自然環境で育った野生植物から開発されたオーガニックのスキンケア・ヘアケア商品が高品質なのにリーズナブルと特に女性に人気となっています。
お土産人気ナンバーワンは、長い冬のロシアで需要が高いハンドクリーム。
ナチュラシベリカのハンドクリームは、ベタベタしないさらりとした使い心地です。
最近流行りのサウナ好きの方にはサウナやスパで使うアイシー(ボディスクラブ)はいかがでしょうか?
実はアイシーが店頭で最も売れている商品だそうです。
ロシアらしいキャビア入りのアンチエイジング商品もありますよ。
パスチラ
ドストエフスキーも愛したロシアの伝統菓子「パスチラ」。
パスチラにはカステラのようなケーキタイプとゼリー状のタイプがあります。
14世紀からロシアで食べ続けられてきたお菓子で、酸味の強いロシア産のリンゴやクランベリー、ラズベリーなどの果実に蜂蜜を加え、パスチラの木箱に入れてかまどで加熱された後、乾燥させて作られています。
パスチラで有名な地域の一つが、ドストエフスキーの故郷コロムナです。
スーパーマーケットでも手軽に購入でき、ロシアっぽいおしゃれな箱で販売されていたりもするのでお土産にも最適です。
紅茶のお供にぜひどうぞ。
- スーパーマーケット
マトリョーシカ
ご紹介するのは忘れてはいけないロシアお土産の代表中の代表「マトリョーシカ」です。
ロシアの可愛い工芸品をお土産にしたいなら外せない一品ですね。
マトリョーシカの基本的なデザインは女の子ですが、お店には様々なテイストのマトリョーシカが並んでいます。
女の子だけでなく動物やチェブラーシカなどの人気キャラクターなどもあるのでお好みのデザインを探すのも楽しいですね。
マトリョーシカデザインの雑貨や文房具なども可愛いのでばらまきお土産としてもオススメです。
ロシアではスターバックスのタンブラーもマトリョーシカデザインですよ!
市場やお土産屋さんなどを巡ってお気に入りのマトリョーシカを見つけてくださいね。
- ヴェルニサージュ市場
MATORYOSHKA(マトリョーシカ専門店)
- お土産屋
- 百貨店
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロシアでオススメのお土産10選をご紹介しました。
マトリョーシカ以外にも食べ物や飲み物の特産品が多くありましたね。
ご紹介しきれていない工芸品もまだまだあリますのでロシアに訪れた際にはご紹介したお土産と合わせてチェックしてみてください。