【2023年】中国の治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

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中国の旅行を検討している方も多いのではないでしょうか。

旅行に行く時、中国の治安情報って気になりますよね。

そこで今回は中国の最新治安情報、旅行者が気をつけなければいけないことについて解説していきます。

それではさっそく参りましょう。

世界治安ランキング89位の中国

参考サイト:http://worldpopulationreview.com/

アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、中国は89位となっています。

結論:中国の治安は危険

中国では、観光スポットの治安は安定していますが、地域によっては治安が悪く、注意が必要なところもあります。

また、過去に日中両国間の政治問題で邦人を狙う抗議行動も勃発するなど、歴史上の記念日には十分注意してください。

現在、新疆ウイグル自治区とチベット自治区については無差別殺傷事件が起こるなど、不安定な状態が続き、危険な治安となっています。

新型コロナウィルスの状況

中国における新型コロナウィルスの感染者数は比較的落ち着いています。

感染症危険レベルも「レベル1十分注意」です。

中国への入国に関しては、飛行機搭乗2日前に実施した1回目のPCR検査結果と出発時間24時間前までに実施した2回目のPCR検査結果を指定のサイトに申請し「健康コード」を取得しなければいけません。

詳しくはこちらを外務省サイトでご確認ください。各地入国後の行動制限などもあるようです。https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

中国から日本への入国に関しては、3回目のワクチン接種証明書の有無に関わらず、出国前72時間以内のPCR検査のみ必要

入国検査や隔離はありません。

状況により変動するため、随時外務省サイトでご確認ください。https://www.mofa.go.jp

 

外務省のデータも確認

参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ

外務省のデータによると、中国での犯罪発生件数はそれほど多く目立ちません。

しかし、治安については人が多く集まる場所などで無差別殺傷事件が多発する他、中国大使館において爆発などテロ事件が勃発、またスパイ行為の疑いなど様々な事が起こり、治安が不安定な状態が続いていると言えるでしょう。

そのため、中国を訪れた際は、大型ショッピングセンターや公共交通機関など、多くの人が出入りするような場所では特に注意してください。

あなた自身が標的となる、あるいは被害者になる可能性もあるため、十分に注意して滞在するようにしてください。

夜の一人歩きは大丈夫?

中国では、夜の一人歩きには十分注意しましょう。

特に、昼は明るく治安も安定していると感じる地域でも、夜になると明かりが少なくなり、暗い路地裏などに入り込んでしまうとスリやひったくりの被害に遭うなど、観光客を狙う軽犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。

そのため、夜は一人で出歩くことは避けるようにしましょう。

 

中国旅行で最低限注意すべき点3つ

中国旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します

  • 注意点①:海外旅行保険
  • 注意点②:インターネット環境
  • 注意点③:言語の問題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注意点①:海外旅行保険に加入しておく

海外旅行保険とは

中国旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。

これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。

おすすめはエポスカード【年会費無料】

年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。

エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。

エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!

もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!

海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。

特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。

中国旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト

海外旅行保険付帯カードの基本知識

海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。

  • 自動付帯
    カード持っているだけで自動的に保険が適用される
  • 利用付帯
    旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される

自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。

また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます

海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。

 

さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技でも紹介していますので読んでみてください。

注意点②:インターネット環境

海外旅行で重要なのがインターネット環境。

結論としては、中国で移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる

まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

仲間とはぐれる危険性がある

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。

  • スマホで地図を見ながら移動できない
  • 移動中に観光地など調べ物ができない
  • SNSに写真をアップロードできない

スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意

なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。

 

グローバルWi-Fiがおすすめ


旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。

グローバルWiFiの特徴は

  • 中国であれば670円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります

そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。

グローバルWi-Fi公式サイト

 

注意点③:言語の問題


旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。

日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。

中国の公用語は中国語です。

英語は中国では、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。

しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。

その理由を以下に簡単にまとめました。

公用語が話せないと困ってしまうこと

  1. 道に迷ってしまった
  2. レストランでの注文
  3. 交通機関が思うように利用できないとき
  4. 急な体調不良
  5. トラブル全般

これらで困ってしまう。

英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ


旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。

ポケトークを持っているメリットとは

  • 旅行中の不安やストレスから解放される
  • 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
  • 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
  • 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
  • 翻訳の正確さが高い
  • Wi-Fi環境がなくても利用ができる

また、中国の公用語である中国語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。

ポケトークさえ持っていれば

今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!

なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。

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中国主要エリアの治安事情

出展:https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省海外安全ホームページでは、中国の以下の地域に注意喚起が出ています。

  • 新疆ウイグル自治区:レベル1(十分注意してください。)
  • チベット自治区:レベル1(十分注意してください。)

上記エリアは治安が悪い場所なので注意しましょう。

その他の主要エリアも含めて、中国の地域別の治安事情を見ていきましょう。

深セン

中国の広東省は、北京や上海と同様、中国の三大都市となり、大きな発展を遂げる地域です。

しかし、地理的な要因もあり、政府の力が届かず独立国のような存在となってしまっています。

そのため、常に治安が極めて不安定であると言えます。

そのため、毎日、スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が多発する地域です。

特に観光客は狙われやすいため、昼間でも一人で出歩いたり、あるいは貴重品を持ち歩くのは避けるべきだと言えるでしょう。

青島

中国の中でも産業都市としても知られる青島では、ドイツの植民地であったため、中国なのに現在もヨーロッパ風の街並みを見ることができます。

また、中国の中で有名な「青島ビール」の生産地でもあり、夏は世界各国から観光客が訪れるなどリゾート地としても知られています。

毎年青島ではビール祭りが開催されるなど、多くの人が集まる中、少しずつでありながらも発展を続けるとても雰囲気の良い安全な治安を保つ地域だと言えるでしょう。

広州

広東省の広州の治安は、「犯罪者が多発する天国の地」と言われるほど治安は危険なレベルです。

そのため、あまり中国への観光旅行を計画する際に訪れるのは避けた方が良いと言えるでしょう。

また、広州はチャイニーズ・マフィアが非常に多く、売春や麻薬、賭博だけではなく、密航や銃の密売者が横行する、その他、取り立てや殺人の依頼、観光客の誘拐など、毎日様々な犯罪が起こる地域のため、治安はよくない地域だと言えるでしょう。

杭州

杭州は、「地上の極楽」という位置づけで、中国の中でも大きな経済成長と発展を続けているため、同じ中国人とは思えないほどの億万長者が住む地域としても知られています。

とは言え、その国民性はとても穏やかで温和な性格の持ち主が多く、時間の流れに身を任せるようなゆったりとした雰囲気を持っています。

そのため、あまり危険なことは起こらない地域として、その治安も良く、安全な旅を行うことができるでしょう。

中国旅行の際は杭州への観光をおすすめします。

蘇州

江省省の経済発展に大きく貢献する蘇州は、日本から中国への観光旅行の際に、必ずコースに組み込まれるほどの観光地としても有名です。

特に蘇州古典園林や、拙政園、留園などの9つある庭園が世界遺産として登録されています。

そんな蘇州は、学問の都として、多くの逸材が生きた地でもあり、とても穏やかな地域であるため、中国の中でも上海や杭州と並んで治安が良く、中国旅行を計画する際はぜひ訪れてみてほしい場所のひとつです。

西安

中国の中でも西安の治安は非常に悪く、観光で訪れる際は特に注意すべき点があります。

例えば、毎日のように交通事故が多発するほど車の運転手や横断歩道を渡る人でさえ、交通マナーが悪く、命の危険を脅かすほど危険な目に遭遇することもあるでしょう。

また、日常的にスリやひったくりなどの軽犯罪も多く、手荷物の管理には十分注意が必要です。

さらに、英語は通じない地域のため、会話できるアイテムを持参しておくと良いでしょう。

中国は大気汚染がひどく、高機能のマスクを持参しておくと安心です。

このように、街を歩く時には様々なことに注意するようにしましょう。

上海

中国の中でもとても治安が良く安全な旅を楽しめるのは上海です。

そんな上海の治安は、経済発展を遂げる大都市として、良い結果を生み出しています。

上海は多くの観光客が訪れる街としても知られていますが、人がたくさん集まるような場所はスリやひったくりなど、観光客を狙った軽犯罪は起こっていますが、強盗や殺人などの重犯罪が起こることは少ないと言われています。

それほど経済都市としても知られている上海ですが、治安は概ね良好であることが分かります。

南京

南京の治安は、日本人観光客のみならず、世界から訪れる外国人観光客をターゲットにしたスリやひったくりが非常に多い地域となります。

そのため、あまり治安は良いとは言えません

あなた自身が軽犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、しっかりと防犯対策を講じておくようにしましょう。

また、ショッピング中にスリの被害に遭うこともあり、財布は目立つものを所有しないこと、バッグやリュックのファスナーはしっかりと閉まっているかを確認してください。

特に日本語を悠長に話すなど声を掛けられるような場合は、絶対に受け応えしないようにしましょう。

福州

福州の治安は中国の中でも非常に良好であるため、観光地として訪れることに問題はありません。

また、福州は企業町という位置づけではない分、出稼ぎ労働者が少なく、異国民同士の争いや揉め事が少ない地域でもあります。

そのため、軽犯罪や銃犯罪など、危険な犯罪に移行するケースは少なく、比較的治安が安定している地域であると言えるでしょう。

そのため、中国旅行を計画する際に福州を訪れ、様々な観光を楽しんでみると良いですね。

重慶

中国の南西部に位置する重慶は、内陸部にあたるため、非常に暑い地域であると言われています。

そんな重慶には観光スポットがたくさんあるため、私たち日本人をはじめ、様々な人々が観光のために訪れると言われています。

そんな観光地であるからこそ、中国都市の中でも治安が安定していて安全な旅行を楽しむことができます。

しかし、夜の時間帯の外出は危険な目に遭遇する恐れもあるため、昼と夜を混同することなく、必要な観光などは昼間のうちに行っておくとより安全に過ごすことができます。

昆明

雲南省にある昆明は、中国の中でもとても温和な地域となり、治安も良い方であると言われています。

しかし、日本人などの観光客はショッピングなどの買い物の際に不当にぼったくられてしまう、また、人が多いショッピングモールなどではスリやひったくりの被害に遭う可能性もあるため、そのような場所に出掛ける場合は特にあなた自身の身の回りに気を付けましょう。

特に、観光客であると分かっていて声を掛けられるようなこともあり、それが犯罪へと結びつく可能性もあるため十分注意してください。

天津

中国の天津の治安は、日常生活を送る上では特に大きな危険を感じることなくとても安全な街で治安が良いと言えるでしょう。

しかし、中国旅行で訪れる際は日本の生活とは少し異なるため、油断は禁物です。

とは言え、身の上に何らかの危険を感じるようなことや、あなた自身が大きな被害を受けると言うような事態は起こらない地域です。

しかし、一般的に外国で起こり得るスリやひったくり、置き引きなどの被害に遭わないよう注意してくださいね。

福建省

中国の福建省の治安は、比較的安定していて街で強盗や暴力犯罪などは頻発するような地域ではありません。

そのため、とても良い治安だと言えるでしょう。

しかし、日常生活を送る中で、スリやひったくり、泥棒などの被害は相次いで起こっています。

そのため、福建省に滞在する際は、部屋や家の鍵はしっかりと閉め、戸締りを行ってください。

また、街に出歩く際は、バッグは手持ちタイプは避け、斜め掛けにして身体の前に持つよう、ファスナーもしっかりと閉めてください。

このように、たとえ安全な地域であっても、防犯意識を高く持って過ごすようにしましょう。

武漢

中国の中でも武漢の郊外にまで足を伸ばすと治安は悪化の一途を辿ります。

しかし、中心部となる市内はそこまで治安が悪いということはありません。

ただし、夜は昼とは異なる街並みとなり、特に人が多く集まる繁華街や、逆に人があまり出歩くことのない路地裏などには近づかないようにしましょう。

特に繁華街やレストランではスリが多発するなどの被害が目立ちます。

また、日本人であることが分かれば、交通運賃を高額請求される恐れもあるため、タクシー等の料金について事前にリサーチしておくと安心です。

 

中国観光客を狙った主な犯罪事例と対策

ここでは、中国観光客を狙った主な犯罪事例と対策をご紹介します。

事例1.タクシーでのぼったくり

上海でタクシー乗車の際、支払いのために交通カードを利用して支払ったものの、翌日に交通カードを利用してみると、500元(約7900円)をチャージしていたにも関わらず、わずが数元の残金しか残っていませんでした。

どうやら、交通カードを運転手にすり替えられ、気付かないまま降車してしまったようです。

参考 : https://www.bthacks.com/2444/

対策:交通カードに目印を

中国のタクシー事情は非常にマナーが悪く、日本人を含め、外国人や観光客などがタクシーを利用する際は、自分の交通カード等が他の人のものと違いが明らかに分かるよう、目印のためにシールを利用するなど、すり替えられることを防ぐ工夫を凝らしてみましょう。

事例2.両替による被害

上海で買い物をした場所が露店であったこと、また、時間帯が夜間であったために、購入した商品と引き換えにお金を支払いし、おつりを受け取ったものの、中国元ではなかったことに気付きました。

しかし、銀行での両替に対応しない通貨であったため、紙幣の価値なく泣き寝入りとなってしまいました。

参考 : https://www.bthacks.com/2444/

対策:露店での両替には気をつける

露店での買い物はより格安に物を購入することができるため、つい立ち寄ってしまう方も多いです。

しかし、その際はお釣りの紙幣と硬貨をしっかりと確認するようにしましょう。

そうすることで金銭トラブルに巻き込まれず泣き寝入りすることを防ぐことができます。

事例3.偽物のチケットを渡された

ライブチケットを手に入れることができず、諦めかけたその時に、顔も知らない人からチケットの購入を依頼され、通常よりもディスカウントで購入することができ、喜んだのも束の間のこと。

そのライブチケットは実は偽物であったために、会場に入ることができませんでした。

参考 : https://www.bthacks.com/2444/

対策:詐欺被害には気をつける

中国人からの詐欺被害は、特に日本人を含めた外国人観光客が被害に遭うケースが多発しています。

そのため、知らない人から声を掛けられるようなことがあっても、過敏に反応してはいけません。

また、相手を信用しすぎないよう十分に注意してください。

 

日本人女性が中国旅行で注意すべきポイント3つ

ここでは、日本人女性が中国旅行で注意すべき3つのポイントをご紹介します。

1.夜の発着便は避けること

中国旅行を計画する際は、夜に中国に発着するような飛行機の便やバスを利用することは避けるようにしてください。

これは、昼間は安全だと思っている場所でも、夜になると一転し、まったく異なる雰囲気になり、危険を伴うこともあるためです。

また、昼間とは景色が異なるために現地で迷子になる可能性もあります。

日本と同様、季節によっては日没も早くなってしまうため、可能な限り安全な昼間の明るいうちに発着する飛行機やバスを利用するようにしましょう。

2.ブランド物を身に付けて歩かないこと

中国人が持つ日本人へのイメージはやはり「お金持ち」です。

これには明らかに日本人のファッションスタイルが物語っていると言えるでしょう。

特に日本人女性は煌びやかな装飾品を身に付ける、また、ブランド物を身に付けているなど、このような人は、ひったくりやスリなどの被害に遭いやすく、軽犯罪に巻き込まれやすくなります。

そのため、街中を歩く際は大金を持ち歩くようなことはせず、現地の人に馴染む服装を心掛けるようにしましょう。

3.トイレが日本式とは異なる

中国のトイレには日本のようなドアや間仕切りがありません

稀に新しいトイレには設置されているようですが、公衆トイレなどは簡易型の仕切りのみ、また、鍵が付いていないという状態です。

また、小便器は全員が用をたす「壁式」になっているなど、日本では考えられないスタイルとなっています。

そして、トイレにそもそもティッシュはありません。

デパートなどにあるトイレは日本式と同様のため、特に女性が街中でトイレを使用する際は、デパートなどを利用することをおすすめします。

 

子連れ旅行者が中国で注意すべきポイント

子連れ旅行にも人気の中国旅行ですが、実際、中国旅行に子供を連れていく場合は、いくつか気をつけることがあります。

それは、子供の行動についてしっかりと監視の目を光らせておくことです。

子供はどのようなこと、ものに対しても興味を持ちます。

手をつないでいても、その手を振り払ってでも好奇心が勝ってしまいますね。

その際、突然迷子になってしまう可能性も十分考えられます。

特に人が多い場所では簡単に迷子になり、誘拐などの被害に遭う恐れもあります。

そのようなことにならないよう、子供連れで中国旅行を計画する際は、現地で子供から目を離さないよう、十分注意してください。

また、突然の病気やケガにより医療機関を受診することもあるでしょう。

そのような事態を想定し、事前に受診可能な医療機関が存在するかリサーチしておくと安心です。

このように、万一の事態に対応できるよう、中国旅行の計画を行いましょう。

 

その他中国観光で注意すべきポイント

ここでは、その他中国観光で注意すべきポイントをご紹介します。

パスポートのコピー

中国旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておきましょう。

これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。

中国へ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。

そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。

しかし、毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。

このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。

 

カメラは盗まれるリスクが最も高い

海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。

理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。

実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。

カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。

レンタルカメラが人気

そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。

こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。

Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。

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リュック

中国旅行へ行く際は、あなた自身の手荷物はファスナーのあるリュックにしまっておくようにしましょう。

また、リュックも背中に背負ってしまうと背後から財布を抜き取られてしまう、パスポートの盗難に遭うなど、様々なことが考えられます。

そのため、街中を歩く際も、必要なお金だけを持参したリュックを胸に抱き抱えるように持ち歩くようにすると安心です。

また、その際もファスナーがしっかりと閉まっていることを確認するようにしましょう。

少しでも開いていればスリに遭う危険性があるため注意してください。

ホテル

その他、中国旅行を計画する際、宿泊ホテルの予約時は特に注意しましょう。

旅行は誰もが格安で楽しみたいと思いますね。

しかし、その際、宿泊ホテルの様子や人気ランキングなど、細かい内容をリサーチしておくようにしてください。

なぜなら、あまりに格安なホテルを選ぶことで、アメニティなどの設備がないだけではなく、シャワーが故障している、部屋の清掃が行き届いていないなど、様々なトラブルに見舞われる可能性が高いと言えます。

そのため、宿泊ホテルは中上程度のレベルに位置するホテルを選ぶことをおすすめします。

あまり安すぎると返って取り返しのつかないことになるため、十分注意して予約するようにしましょう。

クラブ

中国の繁華街では、夜になるとクラブに出入りする男女が後を絶ちません。

なぜなら、そこに出入りすることで、日本人観光客と分かれば、それだけで不当な金額を請求されてしまう恐れがあるからです。

また、路上で客引きが声を掛けてくることもあり、それに相槌をうつようなことはせず、受け答えするのは避けるようにしましょう。

いずれの場合も、夜の繁華街にあるクラブなどには近付かないよう、十分注意してください。

地下鉄

中国で地下鉄を利用する際は、ホームレスなどに注意してください。

日本人の気質は弱者に対し手を差し伸べようとする方も多いようですが、それが逆効果となり、物乞いしてあなたにつきまとってくる可能性もあります。

それが後に軽犯罪につながる可能性があるため十分注意してください。

特に中国は貧富の差も激しい国のため、貧しい人ほど物乞いして生き延びようとする人も多いのです。

このような人に対し、あなたの安全を考慮すると不本意に親切にすべきではないということが分かりますね。

タクシー

中国のタクシー事情はひどく、客引きが強引に行われている傾向にあります。

そのため、あなたの意思とは裏腹に手を引っ張られる、勝手に荷物を積み込まれそうになるなど、勝手気ままな行動に巻き込まれる可能性があります。

そのため、キャリーバックなど手から離さないよう十分に注意してください。

筆者の経験では、勝手にお土産屋さんに立ち寄られ購入を迫られたこともあります。

また、このような被害を防ぐためにも、はっきりきっぱりと「NO」と言えるようにしておいてください。

少しキツイ言い方をするくらいが中国人には伝わりやすいですよ。

 

道路事情

上海

最近は交通ルールを守らない電動バイクが多く歩道でも走って行くバイクが多いようです。電動バイクは静かなため気付かないことも。歩道を歩く際は注意しましょう。

また、中国の道路は自転車専用道が多くあります。
道を渡る際は自転車にも注意が必要です。

 

まとめ

中国は、それぞれの地域によって治安の良し悪しがはっきりと分かれていることが分かりました。

そのため、各地域でスリやひったくりなどの軽犯罪の発生件数も異なります。

また、昼と夜では街の様子が異なるような地域もあり、そのような場所では一人で出歩いたりすることは避けなければいけません。

また、危険な場面に遭遇することを考慮し、事前にトラブルに巻き込まれないためにはどのような旅行計画にすべきか、改めて考え、楽しい旅行計画を立ててみてくださいね。

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