広大な敷地面積を誇るアメリカは、経済発展大国としても知られています。
そんなアメリカは、各都市によって素晴らしい特性を持つため、わたし達日本人もアメリカ旅行を計画する方が多いと言えます。
しかし、そんなアメリカ旅行の際、気になるのはその治安ではないでしょうか?
そこで今回は、アメリカ旅行を計画する際の各主要都市の治安や、旅行で気を付ける点についてご紹介します。
この記事の目次
世界治安ランキング119位のアメリカ
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、アメリカは119位となっています。
結論:アメリカの治安は比較的危険
アメリカは多くの方が知る銃社会のため、各エリアによっては非常に治安が不安定かつ、重犯罪や銃による死傷者も多く、決して安全な国とは言い切れません。
そのため、アメリカを訪れる際は、安全なエリアを選び、渡航するようにしましょう。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、アメリカでの犯罪発生件数は各都市やエリアによって異なり、殺人や銃乱射事件などが多発するような治安の悪いエリアもあります。
しかし、中には大都市でありながらも治安が安定しているエリアもあるなど、広大な敷地面積を誇るアメリカでは、治安の良いエリアと悪いエリアにはっきりと分かれていることが分かっています。
夜の一人歩きは大丈夫?
アメリカは日本とは違って車社会とも言われているため、夜になると街灯が少ないところも多く、人もあまり歩いていません。
そのため、夜にホテルを出て街に出歩くことは危険を招く行為になり得るため、避けるようにしてください。
アメリカ旅行で最低限気をつけるべきポイント3つ
アメリカ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
アメリカ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、アメリカで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動する
- 移動中に観光地など調べ物をする
- SNSに写真をアップロードする
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- アメリカであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
アメリカの公用語は英語です。
英語はアメリカでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、アメリカの公用語である英語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
アメリカ観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではアメリカ観光客を狙った事件事例をご紹介します。
事例1.走行中の発砲事件
アメリカのシカゴ市内において、走行中の自動車に対し発砲する銃撃事件が起こりました。
この時、在留邦人が運転席側の窓ガラスが割れるなど、被害に遭いました。
しかし、幸い怪我などの大きな被害には至りませんでしたが非常に危険で凶悪な事件が起こっています。
参考 https://mediciblog.news/2019/06/08/シカゴ市内において走行中の自動車に対する銃撃/
対策:夜間走行を避け交通ルールを遵守する
このような被害に遭わないためにも、日中の明るい時に走行し、夜間走行を避け、相手のドライバーを刺激することのないよう、特に交通ルールを遵守した運転を心掛けることが大切です。
事例2.シアトル市内で起きた発砲事件
6月17日午後12時30分頃に、シアトル市内で発砲事件が起こりました。
この事件により被害者は出ましたが、特に命に係わる状況ではないものの、傷ましい事件が起こっています。
参考 https://mediciblog.news/2019/06/18/6月17日%ef%bc%8cシアトル市内2nd-avとpine-st交差点付近において%ef%bc%8c/
対策:交通マナー対策を行う
アメリカは銃社会のため、誰でも護身用に銃の携帯が認められています。
とは言え、むやみに発砲するなどということで、尊い命を落としてしまう可能性があります。
そのため、被害に遭わないためにも、車社会、銃社会で生きるアメリカの文化を理解し、自身の身の安全を考慮する上でも交通マナー対策を講じることをおすすめします。
事例3.ATMで不正利用の被害
6月17 日、メキシコ市の在留邦人がATMを利用する際、後方に並ぶ男女2人組にカードをすり替えられ、30,000ペソの不正利用されるという被害に遭いました。
カード裏面にサインをしていなかったため、加害者側のカードと自身のカードとの違いに気が付かなかったようです。
カード通知による被害に気付いた被害者がカード停止の手続きを行いましたが、デビットカードであったため返金保証はされませんでした。
対策:カードに自筆のサインを行っておく
ATMにてカードを不正利用されることを防ぐためには、カードに自筆でサインを行っておくこと、また、自分を覗うような不審者の視線を感じたらその場を離れること、また、他人にカードを渡さないことなど、あなたができる予防策を講じることが大切です。
日本人女性がアメリカ旅行で注意すべきポイント5つ
ここからは、アメリカ旅行を計画した際、現地で女性が気をつけるべき5つのポイントをご紹介します。
1.人が少ない場所に出歩かない
アメリカ旅行では、人が少ない場所に出歩くことは避けるようにしましょう。
特に昼間は人通りが多く治安も安定しているというエリアでも、夜になると一変、人気は少なく治安の悪化が目立つエリアとなってしまうこともあります。
そのような時に1人で出歩くと強姦やレイプなどの被害にある可能性も高くなります。
そのため、できるだけ人が多く、賑わいを見せているエリアを選び、人が少ない場所に出歩くことのないようにしましょう。
2.必要以上に現金を持ち歩かない
アメリカ旅行では、必要以上の現金を持ち歩かないことが大切です。
これは多額の現金を持ち歩くことで、人通りの多いエリアでは特にスリやひったくりの被害に遭いやすく、私たち日本人観光客がその標的になることが考えられるため、自身の手荷物の管理はしっかりと行っておくことをおすすめします。
また、現金は必要最小限に留め、万一トラブルに巻き込まれるようなことがあっても、少額の被害で収まるようにしておきましょう。
3.車の中に手荷物を置かない
アメリカ旅行では、レンタカーを利用した際は、車上荒らしに遭う危険性があるため、手荷物は車の中に置かないよう、常に身に付けておくようにしましょう。
また、すぐに車に戻るという理由から、車のキーを掛けずにその場を後にする方も少なくありません。
そのような場合、100%車上荒らしの被害に遭ってしまうため、たとえ短時間でも車から離れる時は施錠を行うようにしましょう。
また、危険なエリアで車の運転を行う時は、鍵を施錠し、窓を閉めた状態で運転するようにしてください。
4.治安の悪いエリアに立ち入らない
アメリカには治安の良いエリア、悪いエリアの差が大きく出ています。
そのため、アメリカ旅行を計画する際にリサーチした危険なエリアのある治安の悪い場所にはあえて立ち入ることは避けるようにしましょう。
特に、人気の少ない道や、壁面に落書きが多数ある、また、家やビルなどに必ず鉄格子が設けられているなどというエリアは明らかに危険なエリアとなり注意が必要です。
このように、危険なエリアには決して入り込まないよう十分注意してください。
5.見知らぬ人から声を掛けられることがあっても無視する
アメリカ旅行で女性が気をつけることには、見知らぬ人から声を掛けられるようなことがあっても、必ず無視するようにいましょう。
私たち日本人が観光客であることを知って、日本語で話し掛けてくるアメリカ人も大勢います。
しかし、すべてトラブルに発展する恐れがあるとみなし、無視して返答をしないようにしましょう。
また、何か手助けをしたという理由からチップを請求するような人もいます。
トラブルを未然に防ぐためにも、チップを渡すような手助けをしてもらったという場合は、さっと快くチップを渡すようにしましょう。
子連れ旅行者がアメリカで注意すべきポイント
子連れでアメリカ旅行を計画する際に気をつけるべきことは、日本とアメリカの法律の違いに十分注意しましょう。
アメリカでは、12歳までの子供は親が目を光らせておかなければ逮捕されることになります。
例えば、ショッピングモールで買い物をする際も、子供がトイレへ行く際も、必ず親が付き添っていなければいけません。
日本であれば小学生にもなれば親が待っている間に子供は自分でトイレへ行くこともあるでしょう。
しかしアメリカでは違法行為にあたるため、十分注意しましょう。
また、現地で急な発熱などの病気によって医療機関を受診することにならないためにも、事前にかかりつけ医師から、薬など必要なものを処方してもらっておくと安心です。
このように、子連れでアメリカ旅行を行う際は、子供は必ず親が監護することを覚えておいてくださいね。
その他アメリカ観光で注意すべきポイント
パスポートのコピー
アメリカ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておきましょう。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
アメリカへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
しかし、毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
アメリカ旅行では貴重品など手荷物はリュックに入れ、持ち歩くことをおすすめします。
その他、斜め掛けできるショルダーバッグなども便利です。
なお、バッグやリュックを持つ際は、自分の身体の前方に抱えるように持つと良いでしょう。
リュックなど、そのまま背中に背負ってしまうと、人混みなどにいた場合、知らぬ間にファスナーを開けられ、中の財布を抜き取られるなどスリの被害に遭う恐れがあります。
そのため、リュックの持ち方も工夫し、被害に遭わないよう十分注意しましょう。
ホテル
その他、アメリカ旅行の際に気をつけることは、日本と同じ感覚でホテルの予約を行ってはいけないということです。
日本では、大抵アメニティが揃ったホテルが一般的ですが、アメリカのホテルのすべてがそうとは限りません。
特にシャワーや浴槽があるか、また、どのようなアメニティが備えられているか、ベッドの台数や大きさはどうかなど気になる点がたくさんあるでしょう。
少しのことですが、現地に到着してからではなかなか確認できないことは、ホテルを予約する段階でリサーチしておきましょう。
クラブ
その他、アメリカ旅行では、夜遊びできるクラブの文化について把握しておくことが大切です。
アメリカでは、エリアによって昼と夜の治安が一転するところもあります。
特に昼間も危険なエリアは、たとえそのエリアにクラブがあろうと決して立ち入ってはいけません。
なお、入店可能なエリアにあるクラブへ足を運ぶ際は、営業日や営業時間、入場料も確認しておきましょう。
入店の際はパスポートと必要な現金を持参すると良いですよ。
あまり多額の現金を持ち歩くとスリの被害に遭いやすく十分注意してください。
また、セミフォーマル以上の服装でクラブに入店するようにしましょう。
地下鉄
その他、アメリカ旅行で地下鉄を利用する際は、スリやひったくりの被害に遭わないよう十分注意してください。
アメリカで地下鉄を利用する際は、日本のように電車内で眠ってしまうなどということは厳禁。
これは、スリなどの軽犯罪の被害に遭う恐れがあるためです。
日本の地下鉄と比較してもスリなどの犯罪は日常的に起こっているため、自らを標的にしてしまうような行動は決して行わないようにしましょう。
また、運賃の支払いはICカードなどを活用することが一般的ですが、現金で支払いを行うこともできます。
その場合でも高額な現金を入れると面倒なため、小銭を準備しておくと良いでしょう。
タクシー
その他、アメリカ旅行では、移動手段にタクシーを利用する際は、待機タクシーあるいは電話で呼ぶタクシーを利用することができます。
大抵の場合、空港やホテル、大型ショッピングセンターにはタクシー待機所もあるため、すぐに利用することができます。
ここで注意したいことは、悪質なタクシー会社に騙されてしまうことのないよう、正規タクシーには「TAXICAB」と記載されたシールが扉に貼ってあるため、すぐに見分けがつきます。
タクシー利用の際はぼったくられることを防ぐためにも、必ずメーターが動いていることを確認してください。
チップは15%が一般敵となり、荷物が1つにつき$1の費用がかかることを覚えておいてくださいね。
アメリカ主要エリアの治安事情
ここではアメリカ主要エリアの治安情報についてご紹介します。
デトロイト
ミシガン州にあるデトロイトは、アメリカ全土において最も犯罪発生件数が多く、治安の悪い都市でも1位になるようなエリアです。
特に、殺人や発砲事件などの重犯罪は毎日のように起こっています。
その犯罪件数も異常であり、そもそもアメリカ旅行を計画する際は、デトロイトへの観光は決して行わないようにしましょう。
しかし、日系企業が多く集まる郊外は、デトロイトとは言え、現在の治安は少し落ち着いているとも言われています。
ダラス
ダラスの治安は、特に観光客の多い観光地においては、そこまで不安が襲うほどの治安の悪さではありません。
しかし、観光客を狙ったスリや置き引きの被害は後を断ちません。
そのため、自身の手荷物の管理には十分注意しましょう。
そして最も気をつけておくべきことは、やはり日本との大きな違いとなることに、アメリカが銃社会であることです。
ダラスでは銃を持ち歩くことが許可された街のため、銃がいかにアメリカ社会の中で浸透していることが分かります。
どのような危険が迫ってくるかわからないため、自身の行動には十分注意しましょう。
オークランド
オークランドはニュージーランド最大の都市となり、世界の国の治安ランキングで上位10位にランクインするほど治安の良いエリアとしても知られています。
また、国際都市のため、大勢の観光客で賑わう国でもあります。
それほど治安の良さが浮き彫りとなっていますが、それでも犯罪がゼロということではありません。
観光地などでは特に窃盗やスリなどの被害も多く、都市部では不法侵入や傷害事件なども起こっています。
このように、治安の良いエリアでも、日本とは異なる文化のため、常に危険が隣り合わせであることを理解した上で旅行を楽しんでくださいね。
サンディエゴ
アメリカの主要都市とも言えるサンディエゴは、年間通して過ごしやすい気候で、アメリカ人でさえ、老後に暮らす街として上位にランクインしているエリアでもあります。
それほど治安が良いと言えるでしょう。
しかし、サンディエゴでも、ダウンタウンなどは特に治安悪さも目立ち、殺人や強盗、レイプや傷害事件も起こっています。
このように、エリアによって治安の良さに差が生じてしまいますが、観光で訪れる際は、自身の身の安全を最優先とした落ち着いた行動をとるようにしましょう。
ポートランド
アメリカの都市でも、ポートランドはとても治安の良いエリアとなっています。
しかし、私たちが観光で訪れる際は、日本で過ごしている時と同じような感覚でいると、想像もしていない事故などに巻き込まれる恐れもあります。
また、夜は昼とは異なり、人が歩く姿を見かけることがありません。
とても静まり返った街となることから、夜は治安も変わり、アルコールに寄った人や薬物使用者の姿が目立つ他、ひったくりやレイプ事件などが多発すると言われています。
そのため、1人で夜に出歩くことは避けるようにしましょう。
ロサンゼルス
これまでロサンゼルスはアメリカ全土においても犯罪発生件数が非常に置く、治安が悪いエリアであると言われていました。
そのため、その名残からか現在でも治安の程度について気になる方も多いでしょう。
実際、ロサンゼルスにおける犯罪件数はこの10年の間に減少傾向にあり、治安が良い方に改善していると言えるでしょう。
また、これまで危険だと言われていたエリアが少しずつ狭まり、治安が良い方向へ向いていると言われているのがロサンゼルスです。
ニューヨーク
アメリカと言えば大都市をイメージすることの多いニューヨークが挙げられます。
このニューヨークは非常に治安が安定していて良いため、旅行先に含めることをおすすめします。
また、ニューヨークは眠らない街とも言われているだけあり、24時間、多くの人が出歩いています。
これは地下鉄も24時間運行しているためです。
なお、ニューヨークにおいては重犯罪や粗暴犯罪は少なめですが、人が行き交うことの多い街のため、スリやひったくりなどの被害が多発しています。
ニューヨークを訪れる際は十分気をつけてくださいね。
シアトル
アメリカの中で大都市となるシアトルは、とても穏やかな街で治安が良いと言われています。
しかし、すべてが安全であるとは言い切れません。
シアトルの中でもエリアによっては危険エリアもあり、そこでは軽犯罪や、スマホやタブレットを窃盗するという被害も起こっています。
そのため、音楽を聴いたり何かを調べる作業はあまりしないようにすると良いでしょう。
さらに、人気が少ない路地裏や駐車場などへは決して立ち入ることのないよう十分に注意してください。
テキサス
テキサスは、アメリカの中でも治安の悪さがダントツ目立つエリアとして知られています。
そのため、あまり観光で訪れるべきエリアではないと言えます。
なお、テキサスにおいて起こる重犯罪は、殺時人や婦女暴行、不法侵入、窃盗などの被害が毎日のように起こっています。
それほどテキサスの治安は不安定であることが分かります。
このように、アメリカ旅行の際にテキサスはあえて含めなくても良いと思います。
ボストン
アメリカ全土において治安の良さがうかがえる都市にボストンがあります。
ボストン全人口の3分の1が学生が集う街であると言われています。
特に世界でも人気を誇るハーバード大学やマサチューセッツ工科大学のある街です。
そんなボストンですが、街中では住宅侵入・侵入罪の罪に問われるような事件が起こっています。
さらには、ひったくりなどの被害報告もあるため、アメリカ旅行の際にボストンを訪れる時は、あなたの周囲でどのようなことが起こっているか、アンテナを張り巡らせておいてくださいね。
アトランタ
アメリカのジョージア州にあるアトランタは、オリンピック開催地であることで有名です。
そんなアトランタですがアメリカにおいて治安の悪いエリアだと言われています。
実際、アトランタは大企業が君臨する都市でもあり、競争都市でもあるがゆえ失業率も貧困率も高く、収入格差があからさまとなっています。
そのため、特に貧しい生活を強いられているスラム街に住む人は、生涯や窃盗、殺人などの犯罪発生率が高くなっています。
カリフォルニア
アメリカの中でもカリフォルニアの治安は、エリアによって良い、悪いの差が激しく出ています。
特にカリフォルニアでは、住むエリアによっては窓やドアに硬い鉄格子が取り付けられており、危険度の高さがうかがえます。
また、私たち日本人にも馴染みのあるファーストフード店や銀行、そして郵便局にまで鉄格子が取り付けられているため、それだけ治安の悪いエリアでの様子がうかがえますね。
万一、誤って治安の悪いエリアに踏み込んでしまった場合は、すぐに引き返して身の安全を最優先にさせてください。
マイアミ
アメリカでも最も犯罪発生率が高いエリアとしても知られているマイアミは、非常に治安の悪さが目立つエリアでもあります。
とは言え、同じマイアミでも、エリアによって治安の良さが異なるため、アメリカ旅行でマイアミを訪れる際は、治安の良いエリアをリサーチしてから計画を立てる必要があります。
とは言え、近年、マイアミ市当局が市民の暮らしの安全を重視し、様々な取り組みを行っていることもあり、治安は少しずつ良い方向に改善されていると言えるでしょう。
このように、あなたが少し気をつけるだけでトラブルに遭遇することを防ぐことができるため、身の回りの安全には十分注意してくださいね。
シカゴ
アメリカのシカゴには、有名大学や自動車関連企業など、日経起業や600社以上も進出するほど大きな都市です。
そんなシカゴでもチャイナタウンや科学産業博物館のある南部や西部は治安の悪さが目立つエリアとなり、治安の悪さから、窓ガラスには鉄格子が設けられた家々が建ち並んでいます。
その他、スリやひったくり、置き引き、車上荒らしなどの犯罪が日常的に起こるエリアでもあるため、シカゴを訪れる際は、自身の手荷物や車の中に貴重品を置かないなど、できる対策は必ず行うようにしましょう。
メンフィス
アメリカテネシー州にあるメンフィスは、これまで数多くのミュージシャンを生んだ音楽の聖地です。
そんなメンフィスですが、決して治安が良いエリアでるとは言い切れません。
実際、メンフィスはデトロイトに次いで凶悪犯罪件数の多い地としても知られています。
ギャング組織が薬物や銃器お密売など、不法な活動を行っていることが、メンフィスの街の治安を悪化させていると言えるでしょう。
このようなことから、音楽に興味を持ち、メンフィスを訪れる以外では、旅行計画には含めるべきエリアではありません。
ボルチモナ
アメリカのボルチモナは、デトロイトやメンフィスに次いで凶悪犯罪発生件数の多いエリアとして知られています。
かつて輸出業で賑わいを見せていた都市が、産業低迷により衰退を見せると、それが引き金となり、スラム街が誕生し、治安の悪化が懸念されるようになりました。
とは言え、近年、大型ショッピングモールができたことで経済回復が見込まれたことから、少しずつ治安は回復傾向にあります。
しかし、これまでと同様、都市部においては暴動が起こるなど危険が繰り広げられているため、旅行先に計画することは避けるようにしましょう。
まとめ
今回はアメリカ旅行の際にエリアによって異なる最新治安情報や、旅行で気をつけるべき点についてご紹介しました。
アメリカには観光地もたくさんあり、ぜひ訪れたいエリアもあります。しかし、エリアによる治安の状態を事前にリサーチしておくことが大切です。
このように、身の安全を確保しながらも、楽しいアメリカ旅行を計画してくださいね。