ベネズエラ旅行は実は危険?治安と最低、注意しておきたい11のこと

南アメリカ最北端にあるベネズエラ・ボリバル共和国。

 

通称「ベネズエラ」と呼ばれるこの国は、ガイアナ、コロンビア、ブラジルと国境を接しています。

 

日本ではあまり名前を聞いたことのないベネズエラという国ですが、旅行に行く際の治安はどうなのでしょうか?

 

今回はそもそもベネズエラとはどんな国なのか詳しく知らない人のために、ベネズエラの治安やベネズエラ人の国民性、ベネズエラ旅行で注意しておきたい10のことについてご紹介してきたいと思います。

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ベネズエラの最新治安情報2019

ベネズエラの治安は現在どうなっているのでしょうか?

ここでは、ベネズエラを理解するための基礎知識と、ベネズエラの最新治安情報をまとめてみました。

2019年3月現在深刻な経済危機にある

ベネズエラではもともと石油の産出国で、経済は潤っており国民の幸福度も高い国でした。

 

しかし、あまりに石油に経済的に頼りすぎていたため、石油の原油価格が下落したことでその衝撃を直に受けてしまったのです。

 

数年前から始まった原油価格の下落により物価が高騰し、深刻な経済危機に陥りました。

 

そんな深刻な経済危機により、国民の生活は機能しなくなるばかり。

 

電気代すら支払うことができないため、電気代を減らすために店舗は営業時間を大幅に減らし、商品を仕入れる資金がないため品物がどんどん品薄になり、水などの必需品も国民に届かない状態が続いています。

 

必要最低限の生活用品や薬などを求めて国民は日々行列を作っていますが、店側も深刻な品不足に陥っているため、必要なものが必要な時に手に入りません。

 

ベネズエラの経済危機は深刻で、現在医療不足で生命の危機にある人は30万人と言われています。

 

この経済危機は2019年3月時点でも続いており、アメリカなどから支援物資などを受けています。

 

しかし、マドゥロ大統領を支える軍が支援物資の搬入を阻んでおり、それがさらにマドゥロ大統領への反発にも繋がっています。

 

マドゥロ大統領の独裁政治に反発するデモが起きている

深刻な経済危機により最低限の生活を送ることすら困難になっているベネズエラ国民。

 

状況は酷くなるばかりで、マドゥロ大統領への不満は日々高まるばかりです。

 

マドゥロ大統領を放任するよう求める国民投票も求められており、抗議をする人々と警察官の間で衝突も起きています。

 

2019年2月にも首都カラカスで数万人が参加するデモが起きたばかりで、情勢が非常に不安定です。

 

マドゥロ大統領は2018年に任期を終えましたが、2019年1月に「出来レース」と呼ばれた選挙戦で再び当選。国民の生活が改善する兆しは見えず、再びマドゥロ大統領への反発が高まることとなりました。

 

国民の間ではマドゥロ大統領の退陣を求めるデモが各地で行われており、国内は大変不安定で危険な状態となっています。

 

一部暴動化したデモを鎮圧化するために、治安当局は銃器や催涙弾を使ってデモを抑えようとし、それにより多数の死傷者を出しています。

 

また、この経済危機により、国外へ逃亡する国民が急増。

 

これがベネズエラ難民問題となっています。

 

2018年11月の時点でベネズエラの難民は300万人を超え、周辺のエクアドル、コロンビア、ペルーなどの国々でベネズエラ難民の受け入れがなされています。

 

生活インフラが整っていない

経済危機や情勢の不安定さからも分かるように、ベネズエラでは現在生活のインフラが整っていません。

 

つまり、生活をするのに最低限必要な電気・ガス・水道などのインフラすら整備されていないのです。

 

ベネズエラでは大停電が起きることもしばしばで、2019年3月に起きた大停電では100時間を超える停電が起きています。

 

この大停電により、病院などの医療器具が使えない事態が発生し、多くの死者を出したことは記憶に新しいでしょう。

 

ベネズエラでは電気代を節約するために企業の休暇を伸ばして電気代を節約するなどの対策をとっていますが、それにより多少の電力は節約できるものの、それによって経済が回らない、経済が回らないことによって国民の収入が上がらない、という悪循環に陥っています。

 

外務省の海外安全ホームページも2019年2月にベネズエラの首都カラカスの危険レベルを「2」から「3」へ引き上げたばかり。

 

危険レベル2では「不急不要の渡航は控えてください」だったものがレベル3では「渡航は止めてください」となっています。

 

生活インフラが整っていないため、衛生的な問題も起きており、国民の生活が深刻に脅かされている状態です。

 

マイケティア国際空港で強盗事件が多発

長く続く経済危機により、ベネズエラの国民は深刻な貧困に陥っています。

 

データによると89%のベネズエラ国民が満足に食事ができる収入を得ていない、という結果も出ています。

 

そんな中、外国人観光客の集まるマイケティア国際空港では強盗事件が多発しています。

 

頻発しているのは、空港職員やタクシー運転手を装った犯人グループが観光客の貴重品を盗むという事件。

 

空港職員を名乗る犯人グループが手荷物検査をするふりをして観光客のパスポートを盗み出すという事件も頻発しています。

 

また、空港からホテルに向かう道路上でも車に乗り込む所を襲い金品を強奪する事件も起きており、とにかく観光客は犯人の格好のターゲットとなっています。

 

特に夜間から早朝にかけてのマイケティア国際空港の治安は非常に悪いです。

 

現地の人でもその時間帯を避けて空港を利用するくらいですので、外国人は絶対に利用しない方が良いでしょう。

 

実際に日本人の旅行者の中でも、レストランで貴重品の入ったバッグを奪われたり、軍人を名乗る犯人グループに手荷物検査をするふりをして現金を奪われたりという事件が起きています。

 

いつ犯人に目をつけられるか分かりませんので、たとえ数十メートルでも気を緩めてはいけません。

 

日中も犯罪が多い

ベネズエラでの犯罪は、夜から早朝にかけての時間帯だけでなく、日中も頻繁に起きています。

 

特に観光客の多い日中は、空港からホテルに向かう長距離バスなどで、強盗によるバスジャックが起きてパスポートや現金を奪われる事件が起きています。

 

ベネズエラでは、たとえ被害に遭ったとしても警察官が助けてくれる訳ではありません。

 

警察官でさえも、勤務中に犯罪を犯すことがあるからです。

 

また、ホテルについては、現地で探すのは危険ですので必ず日本で予約して行くようにしましょう。

 

と言うのも、飛び込みの宿泊は、強盗や窃盗の被害に遭う確率が高くなるからです。

 

日中は、犯人の目からも観光客が目につきやすいので、後をつけられて人気がなくなったところで犯行に及ぶケースも多いです。

 

日中だから安心と考えずに、日中も夜間と同じくらい周囲に気をつけるようにしましょう。

 

ベネズエラ人はどんな性格!?ベネズエラの国民性は?

ベネズエラに暮らす人たちは、どんな人たちなのでしょうか?

旅行をするとき、旅をする先の国民性は気になりますよね。

ここでは、ベネズエラ人の国民性についてご紹介していきたいと思います。

おしゃべりが大好き

ベネズエラの多くの人は、世界中のさまざまな人種と民族が混ざり合って生まれており、現在もさまざまな民族の人が一緒に暮らしています。

 

民族構成としては、白人とインディオの混血であるメスティーソが国民の半分を占めており、国民性としてはラテンの雰囲気が色濃いです。

 

ベネズエラ人はおしゃべり付きの人が多く、近所の人と、友達と、家族と、どんなシーンでも話が止まりません。

 

価値観として、話好きの人には良い人が多い、と考えられていることが多く、男女問わずとにかくおしゃべり好きの人が多いです。

 

また、日本のように「言わなくても分かる」と言う価値観はなく、どちらかと言うと「言わなければ分からない」と言う価値観の方が強いので、結果的におしゃべりになってしまうという側面もあります。

 

一般的にラテン系の男性は女性よりもおしゃべりだと言われており、男性がおしゃべりであるのはごくごく普通のこと。

 

おしゃべりはベネズエラ人のコミュニケーションの方法であり、趣味のようなものなのです。

 

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フレンドリーな人が多い

ベネズエラの社会はどちらかと言うと女系社会です。

 

家族の中心にはお母さんがいて、お母さんをとても大事にします。

 

家庭の中でも、おしゃべりなお母さんが中心におり、男性も女性も「お母さん」のようなおしゃべりでフレンドリーな性格になります。

 

ベネズエラ人は一般的にフレンドリーな人が多く、知らない人でもどんどん話しかけます。

 

知っている人なのか、知らない人なのか、ということはあまり気にしていないようにも見えます。

 

また、フレンドリーだからこその特徴なのかもしれませんが、ベネズエラ人は他人の噂が好きな人も多いです。

 

良くも悪くも友達や家族などの横のつながりが深いので、集団意識が強く、自然と会話が誰かの噂話になってしまいます。

 

ベネズエラの社会は個人主義ではなく集団主義ですので、いつもカップル単位で行動していたり、集団で物事が行われることが多いです。

 

ベネズエラ人同士では、フレンドリーに見えて、影で悪口を言っている・・・ということもたまにあります。

 

クヨクヨしない

もちろん個人差はありますが、ベネズエラ人は前向きでポジティブの人が多いです。

 

基本的な考え方としては「今日をなんとか生き延びれば、明日もなんとかなる」という超ポジティブ思考。

 

また、友達や家族の繋がりが強いので、困ったことがあっても家族や友達がなんとかしてくれるという思考が社会に染み付いています。

 

人生において悪いことが起きたとしても、それを慰めてくれる家族や友達がいますし、痛みは「共有するもの」という考え方なので、悲しみや苦しみを共有してもらうことができます。

 

また、ポジティブな人が多いので、ベネズエラ人は行動力もあります。

 

大統領の退陣を求めるデモに積極的に参加するのもこの特徴の表れだと言えるでしょう。

 

悩む時間があれば行動しよう、と考えているので「失敗したらどうしよう」というネガティブな感情でなく「まずは行動してみよう」というポジティブな気持ちで行動しています。

 

現在は、国の情勢が不安定でマイナスのイメージが蔓延していますが、基本的にベネズエラ人は人生を楽しもうとする前向きなマインドを持っています。

 

社交的な人が多い

ベネズエラ人に明るくフレンドリーな人が多いことは先ほど書きましたが、それに加えベネズエラ人は非常に社交的です。

 

例えば、ベネズエラ人はパーティーが好きでよく自宅でパーティーをするのですが、パーティーなどで初めて会った人ともすぐに打ち解けられるのがベネズエラ人。

 

ラテン系のフレンドリーな気質を生かして、すぐに誰とでも友達になることができます。

 

「友達の友達は友達」という感覚すらありますので、気軽に知らない人にも話しかけることができるのです。

 

また、社交的なのでベネズエラ人はフットワークも軽いです。

 

面白そうなものがあれば、どこにでもすぐに行きまし、フットワークが軽いのでどんな場所にもすぐに出かけていきます。

 

アジア人差別をする人も

最後にマイナスな国民性をご紹介します。残念なことですが、ベネズエラ人の間ではアジア人に対する差別が激しいです。

 

ベネズエラでは過去に大量の中国人が低賃金労働者として移住してきたことが原因です。

 

ラテン系の国に行くとアジア人に向けて「チーノ、チーノ」とからかわれるというのは、アジア人あるあるですが、ベネズエラ人にとってはアジア人の区別がつかない人も多く、日本人も差別されてしまうことがあります。

 

現代では、インターネットの普及により、アジア人差別をするベネズエラ人も減ってはきていますが、まだまだ差別意識は残っています。

 

日本人旅行者でもベネズエラに旅行に行った際に差別を受けてしまったという体験談も多くありますので、ベネズエラに行くときは注意が必要かもしれません。

 

ベネズエラ旅行で注意しておきたい11のこと

ベネズエラの最新治安情報と国民性を見てきて、だいたいベネズエラの輪郭は捉えていただけたでしょうか。

ここでは、実際にベネズエラ旅行に行く際に注意して起きたい10のことについてご紹介していきます。

1.インターネット環境

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旅行に行く際、重要になってくるところはインターネット環境

結論としては、ベネズエラで移動中にスマホを使用するのであればポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

 

主要施設のみフリーWi-Fiが飛んでいる

まず、ベネズエラはWiFiが整備が遅れている国です、空港やホテルではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ

  1. スマホで地図を見ながら移動する
  2. 移動中に観光地など調べ物をする
  3. SNSに写真をアップロードする

ベネズエラでこれらができません。

 

イモトのWi-Fiがおすすめ

旅行好きに人気なポケットWi-FiがイモトのWiFiです。

イモトのWiFiの特徴は

  • ベネズエラであれば1500円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、予約が多いため、直前の予約だと在庫切れになっていることが多いです。

そのため、格安でWi-Fiを利用したい方は早めに準備しておきましょう。

イモトのWi-Fi公式サイト

 

2.ブラジルとの国境地帯には行かない

ブラジルとの国境地帯、アマゾナス州の一部には絶対に近づかないようにしてください。

 

この地域は、人道支援物資搬入のルートとなっており、支援物資を搬入しようとする側と、物資の搬入を阻止しようとするベネズエラ軍の間での衝突が頻繁に起きています。

 

衝突の際には銃器が使用されることもあり、多くの死傷者が発生しています。

 

2019年3月時点で、ブラジルとの国境で人道支援物資の搬入は続いて行くことが発表されており、今後も衝突は避けられないものと考えられます。

 

外務省の海外安全ホームページでも、ベネズエラとブラジルの国境地帯の危険レベルは「3 渡航は止めてください」となっており、基本的に渡航は禁止とされています。

 

不測の事態が発生する可能性もあり、現地の人でも近づかないような場所ですので、旅行者が訪れるのは非常に危険です。

 

また、ブラジルの国境地帯と同じように、コロンビアの国境地帯でも同じように人道支援物資をめぐる衝突が起きています。

 

同じように危険レベルが高くなっていますので、近づかないようにしましょう。

 

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3.デモには近づかない

ベネズエラでは深刻な経済危機が続いており、人道支援物資をめぐる衝突が起きています。

 

これらの混乱は多くの死傷者を出しており、ベネズエラの抱える深刻な問題となっています。

 

人道支援物資の搬入をめぐる衝突以外に気をつけなければいけないのは「デモ」です。

 

現在ベネズエラでは、各地でマドゥロ大統領の退陣を求めるデモが行われており、デモにおいても多くの死傷者を出しています。

 

デモには10代の若者から大人までさまざまな人が参加しており「マドゥロ大統領が退陣するまでデモを続ける」と確固たる信念でデモに参加している人もいます。

 

2019年に起こったデモにおいても多くの死傷者が出ており、国連人権理事会によると、1回のデモで市民など40人が死亡しています。

 

ベネズエラで万が一デモに遭遇してしまったら、全力で逃げるようにしましょう。

 

国民の不満がピークに達しているベネズエラでは、デモ隊が暴動を起こすことも多く非常に危険です。

 

また、デモが起こってしまうと店が長期間閉まり、生活用品が買えないという事態になりますので、水や食料など最低限のものは確保しておくようにしましょう。

 

4.いかにも旅行者と分かるような行動はしない

混乱の続くベネズエラでは多くの人が食料やお金に困っています。

 

ガイドブックを広げていたり、スマートフォンをいじっていたり、写真を撮っていたりすると、犯行グループにアピールをしているようなものですので、絶対にしてはいけません。

 

また、海外旅行なので着飾っていきたい人もいるかもしれませんが、いかにも旅行者と分かるようなブランド物の洋服などは目立つのできないようにしましょう。

 

また、時計や指輪などの装飾品も外出時は外しておいてください。

 

ポイントとしては、あまりフォーマルな格好ではなく、近所にちょっと出かけるようなカジュアルな格好が良いでしょう。

 

お土産の袋などを下げているといかにも旅行者だと分かってしまいますので、なるべく小さいバッグを持ち歩き、旅行者だと分からないようにしましょう。

 

また、強盗に遭わないのが一番ですが、金品を渡して命が助かるなら金品を渡したほうが良いのも事実です。

 

旅行者だと一目で分かる装いや行動を避けるとともに、もし強盗に遭った時に渡す現金を別に用意しておくと、いざという時のために安心です。

 

5.車での移動に注意する

ベネズエラに搬入される支援物資は、トラックで運ばれます。

 

食料や物資を求める人々は、トラックを見つけると襲撃し、物資を奪い取ろうとしますので、車に乗っていると狙われる可能性は高くなります。

 

また、現在ベネズエラの幹線道路などの一部はギャングの管理下に置かれているため、最悪の場合襲撃されたりする可能性もあります。

 

支援物資を運ぶ車を襲撃するギャングは、軍がもともと使用していた古くなった銃器などで武装していますので、一般人では100%太刀打ちできません。

 

警察官でさえも、ギャング達の持つ武器で何人も亡くなっており、特に観光客は注意が必要です。

 

強盗事件に関しても、ガラスなどを割って車内に侵入し、金品を奪い取るというケースもありますので車での移動には十分注意してください。特に長距離の車移動は大変危険です。

 

6.警察官であっても注意が必要

ベネズエラでは警察官であっても使用できません。

 

警察官自体が犯罪を起こすこともあるからです。

 

また、ベネズエラの一部の警察官達は、免罪で犯人を捕まえることにより囚人を刑務所に送り、刑務所が囚人の家族に対して「家族に刑務所で食事を与えて欲しければ金を持ってこい」と揺することもしばしばあります。

 

そんな汚職が蔓延しているベネズエラでは、警察官を扮する犯人グループが、観光客に近づき、なんらかの罪をなすりつけ「見逃してやる代わりに賄賂をよこせ」というのもよくあるパターン。

 

実際にこのようなパターンで捕まってしまった外国人観光客もあり、まさに警察官ですら信じられない無法地帯という状態が続いています。

 

また、ベネズエラ各地にある検問で警察官に止められ、現金を狙われるというケースもあります。

 

強盗の場合と同じで、悪徳な警察官に対しても、いざという時に渡す現金を用意しておいたほうが良いでしょう。

また、持ち歩く現金も分散しておくようにしてください。

 

7.病気や怪我に注意する

混乱の中にあるベネズエラでは、怪我や病気をしたとしても十分に対応ができる状態の医療設備や環境が整っていません。

 

現地のベネズエラ人が行く公立病院は、深刻な医師不足に陥っており、電気の供給も十分でないため医療機器が使用できず多くの国民が命を落としています。

 

一般的な海外の国々では、市立病院に行けばある程度の設備が整っているのですが、ベネズエラの場合は市立病院であっても十分な医療が受けられないことがほとんどです。

 

万が一の時、医療が受けられない可能性がありますので、持病などがある人は必ず日本から薬を持っていくようにしましょう。

 

また、海外旅行保険には必ず加入しておくようにしてください。

 

十分ではありませんが、これにより私立の病院が利用できたり、サポートセンターが利用できますので、いざという時のための助けになります。

 

ベネズエラではデング熱、マラリア、ジカウイルス感染症、黄熱などが発生しており、渡航前の予防接種が必要です。

 

万が一重篤な状態に陥った場合は医療先進国に移送され治療が行われる可能性もあります。

 

その時のためにも必ず海外旅行保険には加入しておくようにしましょう。

 

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8.水道水に注意

ベネズエラでは水道水の飲用はできません。

 

水を飲みたいときはミネラルウォーターを購入するようにしてください。

 

また、直接口に入れないにしてもベネズエラの水道水で洗った野菜や果物などにも注意が必要です。

 

必ずもう一度ミネラルウォーターで洗い流し、食べる際は生のまま食べずに火を通してから口に入れるようにしてください。

 

首都カラカスでは度重なる停電などのため、現在深刻な水不足に陥っています。

 

トイレを流す水も不足しており、バケツで水を他の地域から運んで入る状態です。

 

食料に関しても首都カラカスでは多くの商店が電力不足、デモなどにより店を閉めているため、物が購入しづらい状態が続いています。

 

商店などでも購入できる数を限定して営業をしているため、欲しいものが欲しい時に手に入らない場合もあります。

 

日本も2012年までに13億円以上の資金協力をしていますが、状況は一向に改善されていません。

 

ベネズエラでは水道水は口にせずにミネラルウォーターを利用するようにしましょう。

 

9.常に複数人で行動する

海外旅行において、一人での行動には危険がつきものですがベネズエラでの単独行動は非常に危険ですので止めておきましょう。

 

一人で行動すると犯罪に巻き込まれる可能性が高くなりますし、何かあった時に助けを求めることができなくなります。

 

ベネズエラでは夜間か昼間を問わずに犯罪が多発していますので、昼夜を問わず一人で行動してはいけません。

 

また、複数人で行動していたとしても、なるべく大通りを通るなどの工夫が必要です。

 

ゆっくり歩いていると目をつけられてしまいますので、目立たないようにテキパキと歩くのが良いでしょう。

 

また、誰かに話しかけれても絶対について行ったりしてはいけません。

 

ベネズエラでは、現地の信頼できるガイドなどと一緒に行動するようにしましょう。

 

10.もし被害に遭ったらどうするか事前に確認しておく

ベネズエラではいつ何が起こるか分かりません。

 

事前に犯罪や事件に巻き込まれたらどうしたら良いか確認しておきましょう。

 

確認しておくのは、在ベネズエラ日本国大使館の連絡先と住所、外務省領事サービスセンターの連絡先、ベネズエラでの警察、救急、消防の電話番号などです。

 

また、3ヶ月未満の滞在をする旅行者は「たびレジ」にも登録しておくようにしましょう。

 

「たびレジ」とはベネズエラの最新の安全情報がメールで届く外務省の運営するサービスです。

 

このサービスに登録すると緊急時には、ベネズエラ大使館から直接連絡を受けることができますので、絶対に登録しておくようにしてください。

 

また、自分の携帯アドレスだけでなく、家族などのアドレスも登録することが可能です。

 

詳しくは外務省のホームページを参考にしてくださいね。

 

11.両替の闇ルートにも注意

ベネズエラの両替には公式レートと闇レートがあります。

 

公式レートと闇レートは何と100倍もの差があります。

 

闇両替は犯罪となり、政府が公認している公式レートで両替をしなくてはいけません。

 

基本的に空港や市内の両替所は公式レートとなっていますが、空港の両替所と犯人グループがグルになり旅行者から外貨を奪おうとする犯罪も横行しています。

 

ホテルでの両替が一番安全となっていますので、どうしても両替が必要な場合はホテルで両替するのが良いでしょう。

 

闇レートを避けるには、知らない人に話しかけられて両替を持ちかけられても応じない、クレジットカードを利用して精算をする、などがあります。

 

空港でもホテルでも、必ず公式レートであるという保証はありません。しっかりと自己責任で注意するようにしましょう。

まとめ

今回はベネズエラの最新治安情報、ベネズエラ人の国民性、それからベネズエラ旅行で注意したい10のポイントについてご紹介しました。

 

ベネズエラは2019年3月現在、経済不安が続いており国全体が無法地帯と化しています。

 

渡航をする際は外務省の海外安全ホームページで最新情報を確認し、くれぐれも事故や事件、犯罪に巻き込まれないように注意をしてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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