カナダは留学先にも最適な国で、特にトロントは安全な治安であるとして語学留学を検討する学生に人気の国にもなっています。
もちろん、学生のみならず、私たち日本人の観光旅行にも最適な国として、多くの方が訪れる国と言われています。
その分、カナダの治安の良さがうかがえますね。
しかし、世界的に見てもカナダの治安が良いと言われていても、やはり日本を出て海外で過ごすことになるため、すべてにおいて安全であるとは言い切れません。
その中でも最低限覚えておきたい現地の治安情報があります。
そこで今回は、カナダ旅行に訪れる際に知っておきたい治安状況や、カナダの街を歩く際の注意点、また、女性が気を付けるべきことなど、カナダの様々な情報について詳しく解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング6位のカナダ
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、カナダは6位となっています。
結論:カナダは安全
カナダは治安ランキング6位となり、世界から見てもとても安全な国であることが分かっています。
住む人の人間性も温厚な人が多く、街並も非常に美しく安心して暮らせる国だと言えます。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、カナダは日本と同様に治安の良い国です。
しかし、外務省の海外安全ホームページには、カナダで発生する犯罪件数は日本の5倍にもなり、中には日本人女性が標的になるような事件も起こっています。
そのため、すべてにおいて安全にカナダ旅行を楽しめるとは言い切れない現状があります。
また、近年ではギャングによる暴力事件も多発する他、日常的にスリやひったくりなどの軽犯罪も多発しているなど、カナダにおける治安は100%安全であるとは言えない状況となっています。
そのため、今後カナダ旅行を計画されている方は、現地の最新治安状況や現地の様子など、旅行前にしっかりとリサーチしておくと安心です。
そして旅行の際は防犯対策を講じた安全な旅行となるよう計画を立てるようにしましょう。
夜の一人歩きは大丈夫?
カナダは世界から見てもとても治安の良い国として知られています。
そのため、夜の街を歩くことは安全だと感じる方も多いかもしれません。
しかし、昼と夜とでは治安状況が一変することもあるため、夜の街を一人で歩くことは避けるようにしましょう。
カナダ旅行で最低限気をつけるべき点3つ
カナダ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
カナダ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、カナダで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- カナダであれば670円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
カナダの公用語は英語とフランス語です。
英語はカナダではどこでも通じます。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、カナダの公用語である英語とフランス語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
カナダ主要エリアの治安事情
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_222.html#ad-image-0
トロント
トロントの治安は基本的に安定していると言えるでしょう。
カナダのトロントは、世界の様々な都市と比較しても殺人事件や強盗事件など、凶悪な犯罪発生件数も少なく、比較的安全な都市として機能しています。
そのため、トロントへ留学を検討する学生も多く、人気のエリアとなっています。
そんなトロントも、やはり海外であることを踏まえ、治安が良いと言われていても、昼夜の治安は一変し、夜は麻薬の密売などが行われることもあり、危険な目に遭わないためにも夜の外出は避けるようにしましょう。
バンクーバー
バンクーバーは、トロントに並ぶ治安の良い都市として知られています。
かつてバンクーバー五輪が開催されるなどオリンピックの地ともなったことで有名です。
そんなバンクーバーは、美しい街並みと富裕層が多く暮らす街としても有名で、住宅も億単位であることも多く、品格の高い人が住む街のため、より治安が良い環境で暮らすことができます。
私たちが観光で訪れることも多いため、ぜひ旅行計画に含めると良いでしょう。
ビクトリア
カナダのビクトリアは、時間の流れが穏やかに感じるほどとても安全な街として知られています。
しかし、夜になると酔っ払いの姿も見られ、中には喧嘩が勃発する他、ひったくりやスリなどの軽犯罪も起こることもあります。
特に最終時刻となるバス乗り場では酔っ払いが騒ぐ姿も見受けられるなど、昼夜の雰囲気や治安が変化するような場面に遭遇することもあるため、トラブルに巻き込まれることのないよう十分注意してください。
モントリオール
モントリオールは軽犯罪に注意が必要です。
カナダのモントリオールは英語圏とフランス語圏に分かれるバイリンガル都市として知られています。
そのため、一般的にスリやひったくりなどの軽犯罪だけではなく、言語トラブルによる事件も多く発生していると言われています。
そのため、公用語を英語としている人がフランス語を公用語とする人から騙され、詐欺の被害を受けることも多く、日常的なトラブルが多いエリアとなります。
そのため、モントリオールを訪れる際は、日常会話が可能な程度のフランス語を身に付けておく方がより安心です。
カナダ観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではカナダの観光客を狙った犯罪事例と対策を紹介します。
事例1.日本人男性が強盗事件に遭う
2018年4月、バンクーバー市内に住む日本人男性が自宅へ帰宅する途中、何者かに拳銃を突き付けられるという強盗事件が起こりました。
男性は、所持していた携帯電話、パスポート、財布などのすべてを奪われています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_222.html
対策:身の回りの状況に細心の注意を払う
夜間など特に、背後から誰かに襲われるかもしれないという危機感を持ち、自身の身の回りの状況に細心の注意を払いましょう。
危険を回避するためにも、貴重品などはファスナーのついたリュックなどを活用し、現金はリュックの中で分散して所持しておくと安心です。
事例2.観光客や留学生を狙った窃盗事件が多発
バンクーバーなど観光客が多く訪れるエリアでは、観光客のみならず留学生までもがターゲットになります。
レストランやショッピングセンター内、また観光地や図書館などでもスリや置き引きの被害に遭う窃盗事件が多発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_222.html
対策:自身の手荷物の管理には注意する
レストランやショッピングセンター内では、自分の手荷物を身体から離してしまうようなことのないよう常に身に付けておくようにしましょう。
特にファスナー付きのバッグなどを持ち、バッグの中身が見えないように工夫すると良いでしょう。
手荷物は常に目の届くところに置き,車両を駐車する際も,車内に貴重品を放置することのないよう気をつけてください。
事例3.麻薬の密売&殺人事件が多発
麻薬取引、ギャングの抗争、銃を使用する殺人事件が勃発。
特に麻薬の密売や殺人事件が目立っているなど、日本人観光薬も巻き込まれる可能性が高く注意が必要です。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_222.html
対策:危険なエリアには近付かない
カナダはとても安全な国だと言われている反面、麻薬の密売やギャングの抗争、また、殺人事件が多発するエリアもあります。
そのような危険なエリアには足を踏み入れないよう注意しましょう。
日本人女性がカナダ旅行で注意すべきポイント5つ
ここではカナダで女性が気をつけることを5つご紹介します。
1.性犯罪に巻き込まれないよう注意
カナダでは、性犯罪に巻き込まれないよう注意が必要です。
これは、女性は夜に街をひとり歩きする、また、暗い路地裏を歩く、人気の少ない場所に足を踏み入れるなどは、性犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。
なお、カナダでは売春婦は処罰対象となり、もしも自身から誘うようなことがあった場合でも処罰を受けることになるため注意してください。
なお、夜に外出の必要性がある場合はホテルから手配してもらうタクシーなどを利用し、安全に移動するようにしましょう。
2.麻薬の使用や所持に関わらないこと
カナダでは、トラブルを未然に防ぐための工夫を凝らすことが大切です。
例えば、知らない人から声を掛けられるようなことがあっても、決して安易に受け答えをしてはいけません。
また、手荷物は肌身離さず持ち、スリやひったくりの被害に遭わないようバッグの持ち方にも工夫しましょう。
さらに、トラブルに巻き込まれるようなエリアには近付かず、常に身の安全を考慮した行動をとることを心掛けるようにしましょう。
3.トラブルに遭わないために工夫する
カナダでは、トラブルを未然に防ぐための工夫を凝らすことが大切です。
例えば、知らない人から声を掛けられるようなことがあっても、決して安易に受け答えをしてはいけません。
また、手荷物は肌身離さず持ち、スリやひったくりの被害に遭わないようバッグの持ち方にも工夫しましょう。
さらに、トラブルに巻き込まれるようなエリアには近付かず、常に身の安全を考慮した行動をとることを心掛けるようにしましょう。
4.危険なエリアには近付かない
カナダでは、危険なエリアには近付かないことが大切です。
カナダは世界から見てもとても治安の良い国だと言われています。
しかし、やはりどの国にも危険なエリアはあります。
特に麻薬の密売、また、強盗など、あらゆる凶悪な事件に巻き込まれる可能性は十分にあります。
そのため、危険なエリアだと分かっている場所へは立ち入ることのないよう、安全な行動をとるようにしましょう。
5.ナンパに注意
カナダでは、観光で訪れる日本人女性はカナダ人にとてもモテる傾向にあります。
そのため、現地を観光している昼間であっても、カナダ人にナンパされることがあるかもしれません。
そのようなことがあっても、決して知らない人について行くことのないよう注意しましょう。
これは後に性犯罪につながる恐れがあるためです。
このように、現地の人にナンパされるようなことがあっても、決して相手にしないようにしてください。
子連れ旅行者がカナダで注意すべきポイント
子連れでカナダ旅行を訪れる際は、子連れの場合は飛行機のフライト時間にも注意が必要です。
特にカナダともなればフライトスケジュールが夜中になるなど時差も生じるでしょう。
現地に到着した際に時差のため子供が不機嫌になることも考えられます。
そのため、到着した日は無理な観光スケジュールを立てず、比較的ゆったりとした行動を心掛けるようにしましょう。
また、子供が体調不良に陥ることを考慮し、日本から必要な薬などは持参しておきましょう。
その他、食事が子供の口に合わないこともあります。
そのため、日本から子供が食べられる非常食などを持参しておくと安心です。
現地では水道水は口にしてはいけません。
飲料水はペットボトルを購入しましょう。
子連れの場合は無理のない旅行計画を立て、思い出深い楽しいカナダ旅行にしてください。
その他カナダ観光で注意すべきポイント
ここではその他カナダ旅行で気をつけることをご紹介します。
パスポートのコピー
カナダ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
カナダへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
カナダ旅行で街中を観光する際は、最低限の現金を持ち、多額の現金は持ち歩くことのないよう注意してください。
また、観光地を訪れる際は多くの観光客で混雑が見受けられます。
そのような中で特にスリやひったくりの被害に遭う恐れがあります。
そのため、現金の入った財布はファスナーなどが付いたリュックの中に保管し、さらにひったくりの被害を防ぐためにもリュックは前抱きにするなど工夫することをおすすめします。
ホテル
カナダで宿泊ホテルを予約する際は、観光地からアクセスの良い立地にあること、また、設備が整ったホテルを選ぶようにしましょう。
これは、ホテルについてリサーチせずに予約を行うことで、セキュリティの高さが危ぶまれるようなホテルを予約してしまう可能性があるためです。
このようなことを避けるためにも、ホテルを予約する際は、実際にカナダ旅行を訪れ、ホテルを利用した方の口コミなどを参考にしてみるのも良いでしょう。
クラブ
カナダ旅行で夜遊びスポットとなるクラブを訪れる際は、ドレスコートで訪れること、また、暗がりの中、スリや置き引きの被害に遭わないよう十分注意してください。
また、クラブでは麻薬の密売が行われるだけではなく、飲み物に睡眠薬が混入されるなど、眠っている間に金品を奪い取られてしまうなどという被害も相次いで起こっています。
そのため、夜遊びスポットのクラブを訪れる際は、周囲の状況を把握し、安全な行動をとるよう心掛けてください。
地下鉄
カナダ旅行で地下鉄を利用する際は、スリや置き引きの被害、また痴漢などの被害に遭わないよう十分注意してください。
これは、地下鉄は夜遅い時間になると乗客も少なくなり、泥酔状態の人が被害に遭うケースが見られます。
そのため、夜間に地下鉄を利用することは避けること、また、満員電車になるような時間帯も避けて利用するようにしましょう。
なお、地下鉄を利用する際は居眠りなどをしている間にスリの被害に遭うケースも多く、決して眠ってしまわないよう注意しましょう。
タクシー
その他、カナダ旅行でタクシーを利用する際は正規利用料金で利用することができるかを確認して乗車するようにしましょう。
基本的には日本と同様に流しのタクシーを捕まえることができます。
また、乗車したら自分でドアを開閉し、行先を伝えてください。
この時、料金を尋ねておくと安心です。
また、カナダにはチップの習慣があるため、料金に対して15%のチップを現金で支払うようにしましょう。
なお、カナダではタクシー料金をクレジットカードで支払うことができます。
メーターに記載された金額の支払いを行ってください。
大麻
カナダでは2018年10月から大麻の所持・使用が合法化しました。
各州において法定年齢や購入場所が異なりますが、全土共通で未成年の使用は禁止しています。
日本国籍者が国外へ渡航したとしても日本の法律が適用されるため、日本の渡航者は大麻取締法により年齢問わずに使用できません。
また、カナダでは大麻の成分を含んだキャンディーやグミなどが販売されており、お土産として日本へ持ち込むこともできません。
このように、カナダでは大麻の成分が含んだ製品が多く流通しているので、間違えて購入しないようにしましょう。
ホームレスとの関わり方
カナダはホームレスが増加傾向にあり、特にバンクーバー(ダウンタウン)やトロントでは見かけないという日がありません。
その2人に1人が薬物中毒・アルコール中毒とされており感情の起伏が激しいため、近くを通るときは注意が必要です。
そんなカナダのホームレスは通行人に積極的にChange(お金)を募ってきます。
ですが、直接お金を渡しても高確率でドラックの購入に充てられてしまうの渡してはいけません。
逆に、関わりたくないと無視をしてしまうと彼らが逆上する恐れがあるため、「Sorry」とはっきり断るようにしましょう。
少しでもホームレスの支えになりたければ寄付やボランティア活動への参加などあるので、正式な方法で手助けしてみてください。
カナダには現在渡航できる?
カナダでは、2022年9月時点でワクチン完全接種者のみ渡航が可能です。
ワクチン完全接種者の入国時には以下が必要です。
- 接種後14日以上経過したワクチン接種証明書
- 政府指定電子フォーム「ArriveCan」の登録
- VISAまたは電子渡航認証(eTA)
また、入国時に無作為に検査を行っており、対象者は受検が必須ですが、結果が出るまで自己隔離を行う必要はありません。
なお、ワクチン未接種者・ワクチン接種未完了者に関しては原則、渡航は不可です。
一部入国が可能なワクチン未接種者・ワクチン接種未完了者に関しては以下が必要になります。
- VISAまたは許可証等
- 14日間の隔離期間中に滞在する宿泊施設の予約確認書
- 出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書
- カナダ到着時及び隔離期間中のPCR検査の受検予約
- 「ArriveCan」の登録
- (電子渡航認証(eTA))
現状の隔離期間に関して
カナダでは現在、ワクチン完全接種者の隔離はありません。
しかし、入国前に「ArriveCan」を登録していない場合、14日間の隔離が発生するため注意が必要です。
入国が可能なワクチン未接種者・ワクチン接種未完了者は、入国後14日間の隔離が必要です。
まとめ
今回はカナダ旅行に訪れる際に知っておきたい治安状況や、カナダの街を歩く際の注意点、また、女性が気を付けるべきことなど、カナダの様々な情報について詳しく解説しました。
カナダは日本と同様、とても穏やかで治安の良いエリアがたくさんあります。
とは言え、すべてが安全なエリアだとは言い切れず、危険な状況に陥ることもあります。
そのようなことを避けるためにも、カナダの最新の治安を把握し、安全で楽しいカナダ旅行になるよう、事前の旅行計画をきちんと立て、思い出深いカナダへの旅を楽しんでくださいね。