ヨーロッパにあるアイスランドは、氷河や火山があり、とても魅力溢れる観光地を持つ国として有名です。
アイスランドの国民はとても穏やかな人が多いことから、多くの観光客が訪れるとても人気のエリアとなっています。
特に9月〜3月はオーロラ観測が楽しめる他、世界最大の露天温泉ブルーラグーンも人気の観光地です。
そんな治安が良く安全な旅行を楽しめると言われるアイスランドですが、実際に旅行で訪れるとなるといくつか注意しておきたいことも。
そこで今回は、アイスランド旅行を計画した際に、アイスランドの主要都市部の治安や旅行中に気をつけるべき点について詳しく解説します。
これからアイスランド旅行に訪れる方はぜひこの記事を参考に旅行計画を立ててみてくださいね。
この記事の目次
世界治安ランキング1位のアイスランド
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、アイスランドは1位となっています。
結論:アイスランドは安全
アイスランドの治安は世界から見ても非常に安全で、旅行等で訪れる際も不安なく楽しめると言えるでしょう。
また、アイスランドの国民性はとても親切で優しい人が多く、滞在中も安心して過ごすことができます。
しかし、アイスランドは治安にはまったく問題点はないものの、日常生活を送る上で事故が多発しているため、危険なエリアに立ち入ることのないよう注意して過ごしましょう。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、現在、アイスランドを訪れる際の危険情報及び感染症等の報告はありません。
そのため、アイスランドに旅行で訪れる際も安全に楽しめると言えるでしょう。
ただし、治安の良さ、そして安全な国であるという認識から、多くの外国人観光客が増加しているため、治安維持の取り締まりが強化されつつあります。
また、レイキャヴィークなどの主要都市部においては、年間4,000件にものぼるスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が発生しているため、街中を出歩く際の自身の手荷物等の管理は徹底して行うようにしましょう。
街を歩く際は最小限の現金や荷物に留め、狙われやすい服装を避けて行動することが大切です。
その他、自然災害とも言える火山噴火などについては、十分注意してください。
夜の一人歩きは大丈夫?
アイスランドは非常に安全な国ですが、やはり外国であるということを忘れてはいけません。
夜間になると強盗や暴行事件に巻き込まれる可能性もゼロではないため、不用な深夜の外出は避けるべきだと言えるでしょう。
アイスランド旅行で最低限気をつけるべき点3つ
アイスランド旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
アイスランド旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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エポスカードは海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険自動付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「旅好きのクレジットカードおすすめ4選 クレカで得する裏ワザ」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、アイスランドで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- アイスランドであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
アイスランドの公用語はアイスランド語です。
英語はアイスランドでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、アイスランドの公用語である”アイスランド語”には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
アイスランド主要エリアの治安事情
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省海外安全ホームページでは、アイスランドはどの地域も注意喚起が出ていないため、比較的どの地域も安全なことがわかります。
それをふまえて、アイスランド主要エリアの治安事情をみていきましょう。
レイキャヴィーク
レイキャヴィークはアイスランドの中でも特に治安の良い街として知られている上、街並が非常に美しく整備された観光客も多く訪れるエリアでもあります。
そんなレイキャヴィークには高級ホテルから格安ホテルまでが立ち並び、すべて整備あれた施設を持つため、快適なアイスランド旅行を過ごすことができるでしょう。
しかし、レイキャヴィークなどの都市部はスリやひったくりなどの軽犯罪が起こるエリアでもあるため、各自貴重品の管理には十分注意してください。
アークレイリ
アークレイリはレイキャヴィイークの次に大きな都市となり、人口2万人が暮らすとても静かで穏やかな街です。
そんなアークレイリはアイスランドの中でも交通や経済の中心地とも言われており、デッティフォスの滝やゴゥザフォスの滝、アゥルビルギ渓谷などの観光地を持つなど、世界から多くの観光客が訪れることで知られています。
また、フェリーを利用し、フリィスエイやグリムスエイなど、アイスランドの大自然を感じられる島々へ観光に行くこともできます。
グリンダヴィーク
グリンダヴィークは、アイスランドのケプラヴィーク国際空港から車で25分のところにあり、温度が90℃以上にもなる硫黄のにおいを漂わせる熱水源を見学することができます。
治安としては安全な街ですが、道路が整備されていないため車での移動の際は注意しましょう。
熱水源を見ると、それはまるで日本の北海道にある登別温泉に似た雰囲気を見ているような気分になります。
ここは遊歩道も整備されている観光地となるため、アイスランドを訪れた際はぜひ立ち寄ってみられることをおすすめします。
ケプラヴィーク
ケプラヴィークは、アイスランドの首都であるレイキャヴィークから約50km離れた場所に位置する都市となり、人口約11,000人が暮らす街です。
交通事情により、日本で言うスピード違反の取り締まりが厳しいエリアとなるため、レンタカーを利用してアイスランドの街をドライブする予定のある方は、警察の取り締まりには十分注意してください。
街にはユースホテルも多く、手軽に旅行を訪れるバックパッカーに人気のエリアとも言えます。
ここの治安も比較的穏やかであるため、アイスランドを訪れた際はぜひ立ち寄ってみたい場所だと言えるでしょう。
ヘプン
ヘプンはアイスランドの南東に位置する都市で、人口約2,000人が暮らすとても小さな街です。
首都レイキャヴィークから7時間のドライブで到着する距離として、自然がたくさん残るとても美しい街としても知られています。
ヘプンのある位置は、アイスランドの地形が陸けい島の形状となっているため、ちょうど良い海流が当たるため、天然の魚がたくさん捕れる漁業基地にもなっています。
スカーガフィヨルズル
スカーガフィヨルズルは、アークレイリから西へ約1時間の位置にある街で、ここも同じアイスランドとなるため、人もとても優しく穏やかな方が多く、住みやすく過ごしやすいエリアであると言えます。
治安も良く訪れるにはおすすめです。
また、スカーガフィヨルズルは馬の生産地である他、ヨゥクルスアゥの急流でラフティングを楽しむことができるなど、アクティビティも盛んに行われています。
ゲイシール
ゲイシールは、アイスランドの首都のレイキャヴィークから東北東へ約80kmの場所に位置する間欠泉があるエリアです。
ここはアイスランドでも有名な観光地となるため、私たち日本人も観光で訪れるおすすめのエリアと言えるでしょう。
ゲイシールは間欠泉意味する「ゲイザー(geyser)」に転用されるなど、そのまま地名になったと言われています。
間欠泉は1日平均3回の噴出が見られるなど、観光の目玉ともなっているため、ぜひ訪れてほしい場所です。
アイスランド観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではアイスランドの観光客を狙った犯罪事例と対策をご紹介します。
事例1.アイスランド日本国大使館の爆破予告
2014年にアイスランド日本国大使館に対し、インターネット上にて爆破予告がなされました。
これはテロに発展する可能性が高いと言えることが起こっています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_282.html
対策:万一に備えて情報を収集しておく
アイスランドは比較的治安の良い国のため、あまり犯罪が起こることは少ないとされています。
しかし、万一に備え、テロの標的になり得る可能性のあることやエリアなどについて情報を収集しておくようにしましょう。
日本人女性がアイスランド旅行で注意すべきポイント5つ
ここではアイスランドで女性が気をつけることを5つご紹介します。
1.天候に合わせた服装をする
アイスランドで女性が気をつけることは、天候に合わせた服装を心掛けることが挙げられます。
これは、アイスランドでは急に天候が変わることがあります。
それと共に気温も上下するなどどうしても肌寒く感じることもあるでしょう。
また、夏だと言っても気温が高くなり暑くなるということはありません。
そのため、急な天候の変化や気温の変化に対応できるよう薄手のカーディガンやセーターなどを持参しておくと安心です。
2.空港の免税店は高くつくことも
アイスランドでは、空港の免税店を利用する際の消費税についての知識を得ておきましょう。
アイスランドは消費税が日本の倍以上となる25%です。
また、それ以上にお酒の購入の際は酒税がさらにかかるため、とても高額な消費税の支払いを強いられてしまいます。
なお、アイスランドでお酒を購入する際は、政府専売制となり、ビンブージンというお店でのみ購入することができます。
安売りはしていませんが、空港免税店よりは安く購入できるでしょう。
3.アイスランドの気候に応じたアイテムを準備する
アイスランドはヨーロッパの北部に位置しているため、当然日本とは異なり夏でも非常に肌寒く、冬の気温は軽くマイナスとなります。
そんなアイスランドの街を歩く際は、陽が落ちる頃からどんどん気温が低下し、冷えてくるでしょう。
そのような時にネックウォーマーやニット帽、手袋やマフラー、また、厚手の靴下などがあると寒さをしのぐことができます。
少しでも寒さを感じるとストレスになることもあるため、万全の対策を講じておきましょう。
4.食料品が高額である
アイスランドは日本とは異なり物価も消費税も非常に高額です。
そのため、食料品の購入さえも日本よりも遥かに高額になると言えます。
これは、会いうランドの食料自給率が低いため、物資の多くを世界からの輸入に頼っていることから関税等の関係で食料品さえも高額となっています。
そのため、食の多くは完全自炊型が中心となっています。
アイスランドに長期滞在する際は、自炊を行うことが最も節約できる方法であるということを理解しておきましょう。
5.現金精算に備えておくこと
現地での精算方法が現金なのか、あるいはクレジットカードの利用が可能であるかを事前に確認しておきましょう。
女性はクレジットカードを利用される傾向が高く、その場合、アイスランドのレイキャヴィーク市内でバス等を利用する際は、現金精算のみとなり、お釣りも出ないため、比較的細かく硬貨を準備しておかなければなりません。
買い物の手段がバスでの移動になることも多く、クレジットカード利用ができないことを考慮し、硬貨を準備しておきましょう。
子連れ旅行者がアイスランドで注意すべきポイント
アイスランドに住む人は若年層の方が早くに結婚し、子供を持つなど出生率が高い国として知られています。
そのため、国全体で子供に対する手厚い対応が見られることも多いです。
さらにホエールウォッチングなど、ホテルが提供するツアーやオプショナルアクティビティへの参加はとても楽しめます。
観光バスを利用したツアーへ申込む際、幼児の申込も可能です。
その際、トイレ休憩の回数が限られるため、どれほどの時間を移動するかを確認しておくと良いでしょう。
また、現地でレンタカーを利用して観光地を訪れるのもおすすめです。
このように、子連れでアイスランド旅行に訪れる際は、子供が楽しめるイベントやアクティビティなどがあるかを事前にリサーチしておくと良いでしょう。
その他アイスランド観光で注意すべきポイント
ここではその他アイスランド旅行で気をつけることをご紹介します。
パスポートのコピー
アイスランド旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
アイスランドへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
アイスランドは治安の良さと穏やかな国民性、またオーロラ観測など見どころ満載な観光地が多数あるため、多くの観光客が訪れています。
そのため、観光客が多く訪れるエリアでは、スリやひったくりなどの軽犯罪が多発している傾向です。
少しでもそのような被害に遭うことを防ぐためにも、高価なものを身に付けず、鞄はファスナーが付いたリュックを活用し、また、観光地では前抱きに抱えるように持つことをおすすめします。
ホテル
ホテルを予約する際、エリアによって部屋数やホテルの数も少ないために予約がいっぱいになることがあります。
とは言え、レイキャヴィークやアークレイリにはホテルも多くお好みのホテルをチョイスすることもできるため、アイスランドへの旅行計画を立てられた際は、早めの予約をおすすめします。
特にコスパ良くリーズナブルな価格帯のホテルはすぐに満室となるため、早々の予約を行いましょう。
クラブ
アイスランド人は週末になるとクラブで楽しむ姿を見かけます。
近年、アイスランド旅行を訪れる観光客も増加しているため、クラブには観光客の姿も見られより一層賑わいを見せています。
そんなアイスランドのアルコールは度数が高く、様々な種類のカクテルやビールを楽しむことができます。
あまりに美味しいためにたくさん飲みすぎてしまうというようなことがないよう注意してください。
また、夜は麻薬の密売など、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなるため十分注意しましょう。
地下鉄
移動の際の交通手段に何を利用するか事前に確認しておきましょう。
アイスランドには鉄道や地下鉄がないため、レイキャヴィークやアークレイリなどでは、バスが移動手段の中心となっています。
しかし運行本数が少ないため、中にはレンタカーを利用する方も多いようです。
その際は保険に加入してから運転するようにしましょう。
また、長距離を移動する際は、飛行機を利用されることをおすすめします。
タクシー
タクシー乗車時のトラブルには注意しましょう。
アイスランドは国じたいの物価が高額であることと同様に、タクシーを利用する際の初乗りも日本以上となり約730円となっています。
その後、1kmにつき約320円が加算されるため、空港からレイキャヴィーク市内までタクシーを利用すると高額となります。
その場合はバスを利用する方が断然お得に移動することができると言えます。
タクシーのメーターが不当に作動するということはありませんが、稀に観光客を狙い悪質にタクシー代を高額請求するようなドライバーもいるため、乗車時に行先までのおよその金額を尋ねた上で利用されることをおすすめします。
標識のない道や崖に注意
アイスランドに行って、ドライブしながら観光する方も多いですね。
アイスランドは日本と違って注意喚起の標識はあまりありません。自然の中の道は危険がいっぱいです。
急に崖になっていたりすることもありますので注意して運転しましょう。
また、GPSや地図アプリも過信してはいけません。
旅行者が地図アプリに沿って運転していて、指示通りに進んだところ冬季は封鎖されている山道に入ってしまい救助された事例も多くあるようです。
事前にレンタカー会社や観光案内のインフォメーションで危険な場所がないかなど確認するようにしましょう。
現在渡航はできる?新型コロナウィルスの状況
アイスランドの外務省による感染症レベルは「レベル1 十分注意」となっています。
新型コロナウィルスの感染者も比較的落ち着いているようです。
アイスランドへの入国に関しては特に規制はなく、自由に入国ができるようになっています。
アイスランドから日本への入国に関しては、3回目のワクチン接種証明書の有無に関わらず、出国前72時間以内のPCR検査のみ必要で入国検査や隔離はありません。
まとめ
今回は、アイスランドに旅行へ行く際に心配になる治安状況や、現地滞在の際に注意すべき点について詳しく解説しました。
アイスランドはとても自然豊かでかつ穏やかな国民性を持つ人が暮らす国であり、治安状況はとても安定していて安全であると言えます。
しかし、やはり都市部においてはスリやひったくりなどの軽犯罪が多発する傾向にあり、また観光地を訪れる際も自身の手荷物の管理には十分注意しましょう。
このように、様々なアイスランドの情報を理解した上で、安全なアイスランド旅行を楽しんでくださいね。