岩手県は北海道に続いて2番目に面積が広い都道府県です。
その広大な面積を生かして広々としたゲレンデが多いのが岩手県のスキー場の特徴。
また、県内全域が豪雪地帯に指定されているほど、積雪量は豊富となっており、上質な雪が楽しめることでも有名です。
さらに岩手県には良質な温泉も多く、ウィンタースポーツだけでなく温泉も満喫できるのが岩手県のスキー場の魅力です。
今回は岩手県のおすすめスノボー&スキー場!人気ランキングBEST10をご紹介しながら、岩手県のスノボー&スキー場についてたっぷりご紹介していきます。
それぞれのゲレンデの特徴も分かりやすくまとめましたので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。
この記事の目次
#10 越路スキー場
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越路スキー場は岩手県内陸南部のまち、岩手県奥州市にあるスキー場です。
奥州市は内陸性気候、盆地性気候となっていますので、強風や吹雪などが起きにくく、快適にウィンタースポーツを楽しむことができます。
また、越路スキー場は北上山脈系に属しているため、雪質が乾燥していて、パウダースノーが楽しめるんですよ。
全面積が15ha、コース数2本、リフト1本と小規模なスキー場ですが、最大傾度は27度ということもありファミリー層から中級者におすすめとなっています。
小規模ではありますが、市街地から離れているため人が少なく、静かにのびのびと練習したい人にはもってこい。
地元の家族連れなどが利用する穴場的スキー場となっています。
2本あるコースは「アカマツスローブ」と「上級者コース」、どちらも滑走距離1000メートル程度で、ロングターンでの滑りが楽しいコースです。
麓には、最大傾斜12度、滑走距離200メートルのファミリー向けのバーンもありますので、お子さん連れの方はワイドなゲレンデで練習ができます。
こちらのゲレンデにはリフトがかかっていないため、ハイクアップ(板やボードを持って歩いて上がること)をする必要がありますので、注意です。
しかし、どちらのコースも整備が行き届いていて圧雪もしっかりされていますので、滑りやすいこと間違いなしでしょう。スノーボードも全面滑走OKです。
リフト料金は大人1日券2600円、子ども1日券1500円とかなりお手頃価格。
さらに毎月第3日曜日は「スキー子供の日」となっていて、小学生以下のお子さんはリフト券が半額となっています。
子ども向けのスキー教室も2時間2500円、スキーのフルセットも2000円となっていますので、手ぶらで行っても大丈夫です。
アクセスは東北自動車道水沢ICから40キロ、盛岡市内からですと63キロほどです。
駐車場は800台完備されていて、完全無料となっています。
越路スキー場から車で30分ほどのところには、ドラマや映画のロケ地としても有名な「歴史公園えさし藤原の郷」というテーマパークもありますよ。
ゲレ食は恋路ロッジレストランで、特に越路ラーメンが冷えた身体に染み渡ります。
#9 国見平スキー場
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ここで紹介するのは、岩手県の内陸南部に位置するまち岩手県奥州市にあるスキー場、国見平スキー場。
国見平スキー場は平成29年12月にオープンしたばかりの新しいスキー場です。
国見平スキー場のある奥州市は、国道4号や東北自動車道、JR東北本線やJR東北新幹線も縦貫していますので、アクセスも便利です。
盛岡市や仙台市へも東北新幹線で30分~40分となっています。
車を利用する方は、無料駐車場も500台ありますよ。駐車場とゲレンデは直結していますので、行き来も楽ですね。
奥州市は岩手県の内陸部にありますので、冬は気温が下がり、風があまり起こりません。
つまり、雪の質が良く、吹雪が起きにくいためウィンタースポーツに向いているのです。
コースは「初心者・中級者向けコース」「上級者向けコース」「林間コース」の3種類、合計11コースです。
リフトは第1リフトと第2リフトの2本、第1リフトからは岩手山や早池峰山が、第2リフトからは丹沢平野が望めます。
全体的に初中級者向けの広いゲレンデ、緩斜面で構成されていますので、基礎練習に最適です。
自然の地形をうまく生かしてコースが作られていますので、地形遊びが好きな人にもおすすめですよ。
リフト料金は大人1日券2700円、子ども1日券200円。「雪マジ!19」も行なっていますので、19歳の方はリフト券が完全無料となっています。
国見平スキー場は全日程「雪マジ!19」の対象となっていますので、シーズン中はいつ行っても19歳は無料ですよ。
さらに、リフト1日券を購入すると「国見平温泉」を1回無料で利用できるというサービスも。
このサービスも利用者の間で評判となっています。お子さん向けにはソリ専用ゲレンデもあります。
スキースクールは土日開催しています。
宿泊は国民宿舎サンホテル衣川がおすすめです。
国民宿舎サンホテル衣川は国見平スキー場と同じ岩手県奥州市にあり、世界遺産の平泉・中尊寺までも車で5分のアクセルの良さとなっています。
大浴場では真水を浴水活性石に通した「ヘルストン温泉」が楽しめます。
疲労回復や筋肉痛にも効果がありますので、疲れた身体にぴったりですよ。
#8 ひめかゆスキー場
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スキー場へのアクセスは主要幹線道路や鉄道の駅から近いだけでなく、どんな道を通らなければいけないのか、ということも実は重要です。
その点ひめかゆスキー場は安心。東北自動車道水沢ICより国道397号を30分ほとんど一本道でスキー場にたどり着くことができるからです。
暗くて雪があまり整備されていない山道を運転する必要がありませんので、運転が苦手な方も安心です。
ひめかゆスキー場は岩手県奥州市にあります。
人気の秘密はリフト券の安さとレンタルの充実度。ファミリー券を利用すれば、リフト料金は大人2000円、子ども1000円、さらに毎月第3日曜日は「スキー子供の日」となっており、シーズン中はお子さんのリフト券が完全無料となっています。
さらに、ひめかゆスキー場は「雪マジ!19」という19歳の方のリフト券が完全無料になるキャンペーンを行なっていますので、19歳の方は無料でリフトを利用することができます。
レンタルは「ストックのみ」「板のみ」などの単品の貸し出しから、手ぶらでOKの「フルセット」まで扱っていますので、身一つで行ってもウィンタースポーツが楽しめますよ。
コースは6本、リフトは2基ですが待ち時間はほとんどありません。
コースは初中級コースが全体の80パーセントを占めており、全体の6割がスキーヤーです。
スノーボードは全面滑走可能となっています。
コースの整備も細部までよく行き届いており、あまりの完璧な圧雪に、ゲレンデがツルツルと光っているようですよ。
たった2000円のリフト料金で、これだけのクオリティーのコースを滑れるなんてコストパフォーマンスは抜群ですね。
お子さん連れの方は、チューブソリも無料で借りられますよ。
もちろん大人も利用できますので、まるで子どもの頃に戻ったみたいに、夢中になって遊ぶのもおすすめです。
あまり混み合うこともありませんので、のびのびと滑りたい人は、ぜひ「ひめかゆスキー場」をチェックしてみてください。
#7 奥中山高原スキー場
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奥中山高原スキー場は岩手県北部の高原地帯、岩手県二戸郡にあるスキー場です。
ゲレンデは西岳の北東斜面に広がっており、豊富な積雪と乾いたパウダースノーが自慢です。
ゲレンデのあるある西岳は標高1018メートルで、山頂からは八甲田山系や北上山系、岩手山などの山々を望むこともできます。
晴れていれば45キロほど離れている盛岡市内の様子を見ながら滑ることも可能です。
アクセスは、東北自動車道滝沢ICから約50分、または八戸自動車道一戸から約40分となっています。
コースは総滑走距離10000メートルにもなる初級から上級まで楽しめる全11コース。
22時までのナイターも完備されていますので、長時間ウィンタースポーツを楽しむことができます。
最長滑走距離は中級コースの「山彦」の2000メートルとなっています。
初心者の方や小さなお子さんは山麓の「ビギナー」や「こぐまゲレンデ」がおすすめです。
こちらのコースは最大傾度でも10度とかなり緩やかな傾斜となっていて、初心者の方の練習ゲレンデにぴったりですよ。
雪遊びしたいお子さんには、ネットで区切られた安心スペース「こどもらんど」もありますよ。
雪だるまづくりや、チューブソリなどが320円~楽しめます。安心して練習に打ち込むことができます。
スノーボードとスキーの割合はちょうど半分半分ぐらい。
ちなみにスノーボードは全コース滑走可能です。
スノーパークには3メートルのボックス、スパイン、キッカー、クォーターパイプなども設置されていますので、しっかりとスノーボードも楽しめます。
初級コースが充実しており、リフト料金も大人1日券が3100円とリーズナブルなことから、ファミリー層にも人気となっています。
SJA認定のスキー教室は2時間3000円、JSBA認定のスノーボードレッスンはプライベートレッスンが2時間5000円で受けられますよ。
また、リフト券を購入した全ての方に奥中山高原温泉の割引が受けられるサービスも。
奥中山高原温泉は源泉掛け流しで「朝朱の湯」や「煌星の湯」が楽しめる温泉リゾートです。
ナトリウム炭酸水素塩泉ですので、切り傷や筋肉痛にも効果があります。
小さなお子さんと一緒に雪遊びや温泉を楽しみたい人には奥中山高原スキー場がおすすめです。
#6 岩手高原スノーパーク
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岩手高原スノーパークは岩手県岩手郡雫石町にあり、雫石エリアのスキー場で唯一ゴンドラが運行しています。さらに、岩手高原スノーパークのゴンドラは全長3キロで、初心者用ゲレンデから上級者用ゲレンデまで楽々移動することが可能。
最長で2000メートル以上のロングライドもでき、1日中遊んでも飽きることがありません。
岩手高原スノーパーは、観光客だけでなく、地元の人にも愛されているスキー場です。
全体的に傾斜のあるコースが多く、直線的なコースが主体ですのでスピード感を楽しみながら滑ることができるでしょう。
コース数は全部で10本で、スキーヤーが全体の6割を占めています。
中上級コースが70パーセントとなっており、非圧雪で自然のコブやパウダースノーが楽しめるコースや、ボーダーに人気のすり鉢状コースなど、バラエティ豊富に取り揃えられています。
また、岩手高原スノーパークではスノーパークにも力を入れており、シャモニー第2ゲレンデには東北最大級のジャンボキッカーが常設されています。
パークの一部アイテムはナイター時にも利用できますよ。
お子さんには、マンモス滑り台などが楽しめるキッズパークがおすすめ。
無料で利用できるソリ専用ゲレンデもありますので、安心してソリ遊びができますね。
圧雪も丁寧でゲレンデ全体が良く整備されていますので、気持ちよくウィンタースポーツを楽しむことができます。
ゲレ食はセンタープラザにある「レストランこまくさ」で。
「レストランこまくさ」では、自家製チャーシューを使った料理が人気です。
リフト料金は大人8時間券が4800円、小学生以下はなんと全日完全無料となっています。
ちなみに本記事でも紹介している雫石スキー場は、岩手高原スノーパークの斜め向かい側の山に位置しています。
スキー場の近くには1300年の歴史を持つ名湯、網張温泉がありますよ。
青みがかったお湯が特徴で、古くから万病に効くとされる伝説の温泉です。
岩手高原スノーパークと同じ雫石町にありますので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
#5 げとう高原スキー場
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個性的でユニークなゲレンデでスキーを楽しみたい人におすすめしたいのが、岩手県北上市和賀町にある夏油高原スキー場です。
アクセスは東北自動車道北上金ヶ崎ICより30分ほど。電車を利用する方は、東北新幹線北上駅から無料のシャトルバスも出ていますよ。
シャトルバスを利用すれば30分ほどでゲレンデに到着することができます。
夏油高原スキー場の特徴は、その営業期間の長さです。
夏油高原スキー場のある岩手県北上市は岩手県南西部にあるのですが、奥羽山系と北上山系の山脈に挟まれており、日本海側の気候の影響を受けやすく積雪量も多くなっています。
北上市の平均積雪量は同じ岩手県内でも盛岡市の約1.5倍となっており、岩手県の中でも豊富な積雪量を誇る地域となっています。
夏油高原スキー場では多い時で5メートルほどの積雪になりますので、ゴンドラは屋根付きで、雪対策もしっかりされていますよ。
夏油高原スキー場の営業時間は11月下旬から5月上旬まで。
雪質も大変良く「本州一のパウダースノー」と呼ばれているほどなんですよ。
非圧雪エリアを一度体験してしまうと、病みつきになってしまうような素晴らしさ。
夏油高原スキー場のパウダースノーを求めてわざわざ遠くから足を運ぶ人も多いんです。
山頂からは鳥海山や岩手山の絶景を望むこともできますよ。
コースは20コースで、最大傾度は36度、最長滑走距離は2980メートルです。コースの難易度の割合としては初級30パーセント、中級35パーセント、上級35パーセントとなっていますが、傾斜が他のスキー場よりも急なため、夏油高原スキー場の初級は一般的な中級レベル、夏油高原スキー場の中級は一般的な上級レベル・・・と捉えた方が確実かもしれません。
急斜面と緩斜面の変化を楽しめるコースや、リフトからバッチリ見えるアピール効果抜群の非圧雪バーン、パウダースノーとコブ斜面を思う存分体験できるコースなど、個性的でバラエティ豊かなコースが盛りだくさんです。
スキー場内には夏油温泉が楽しめる施設もあり。夏油温泉は弱アルカリ単純泉で「美人の湯」とも呼ばれています。
展望風呂もありますので、温泉を楽しみながら北上市の自然も味わうことができますよ。
雪質の素晴らしさからスキーヤーからもスノーボーダーからも人気のスキー場です。
#4 網張温泉スキー場
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個性のあるコースを楽しみたい人は網張温泉スキー場がおすすめです。
網張温泉スキー場は面積ほど58haとこじんまりとしていますが、全8本のコースは初心者から上級者まで、ストレートからカーブまで変化を楽しめる豊かなコース設計となっています。
網張温泉スキー場は標高も高いので雪質も最高、周りに生い茂る原生林には樹氷が発生し、一面銀世界という環境でウィンタースポーツが楽しめますよ。
ゲレンデは十和田八幡平国立公園内に位置しているため、豊かな自然環境を堪能することができますね。
コースの難易度は、初級コースが50パーセント、中級コースが35パーセント、中上級コースが15パーセントと、初中級を中心に設定されています。
初級コースのおすすめは、総滑走距離1000メートル、最大傾度10度、トドマツ林を抜ける「双子林間コース」。
中級者におすすめなのは、滑走距離1300メートル、最大傾度28度の「白樺コース」。
緩急の変化に富んだコースで、滑り応えたっぷりのコースとなっています。
上級者には、各種大会会場として使用されたこともある「テクニカルコース」がおすすめです。
総滑走距離は1800メートル、最大傾度は37度となっていて、ダイナミックなバーンが楽しめます。
リフト券は大人1日券2700円、子ども1日券1000円となっています。
さらに特徴的なのは「綴り券」と呼ばれるリフト券。「16時間綴り」「32時間綴り」「48時間綴り」の3種類があり、2時間ずつ切り取って使用できるのでとっても便利です。
自分の利用したい時間に沿ってカスタマイズできますので、お得ですね。
雪質もサラサラのパウダースノーですので、滑り心地が良く疾走感が気持ち良いですよ。
岩手県岩手郡雫下町にある網張温泉スキー場のアクセスはJR盛岡駅からバスで65分となっています。
本記事の岩手高原スノーパークでも紹介していますが、ウィンタースポーツ後は網張温泉でゆっくり身体を温めることもできます。
ゲレ食名物は醤油メースのあっさりラーメン「網張ラーメン」です。
網張温泉スキー場を訪れた際にはぜひご賞味あれ!
#3 八幡平リゾート パノラマスキー場&下倉スキー場
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八幡平リゾート パノラマスキー場&下倉スキー場は岩手県八幡平市にあるスキー場です。
同市内にあるパノラマスキー場と下倉スキー場が合併したことにより、14コースの大型スキー場となりました。
合併後の総面積は77.7ha、広大なスキー場は1日では遊びきれないほど充実しています。
奥羽山山脈の東側、内陸部に一する本スキー場の魅力上質なパウダースノーです。
日本海側から乾いた雪が運ばれてくるというこのスキー場のパウダースノー遭遇率は70パーセントとも言われており、かなりの確率でパウダースノーを楽しむことができます。
このパウダースノーは日本の中でも最高水準と呼ばれているんですよ。
晴天率も高いので最高のコンディションで滑ることができるでしょう。
最長滑走距離はパンラマスキー場側のコニーデAコースの2700メートル、上質なパウダースノーでのロングライドを堪能できます。
また、下倉スキー場側にある上級者向けの「ダイアモンドコース」の上部には最大傾土37度の通称「下倉の壁」があります。
「ダイアモンドコース」は岩手県屈指の非圧雪ゾーンで、スキー場の名物コースとなっています。
このコースはあまりの難しさに上級者でも怖気付いてしまうことがあるんだとか。
練習の成果を試したい上級者の人はぜひチャレンジしてみてください。
また、パノラマスキー場&下倉スキー場ではバックカントリー教室も開催されています。
バックカントリーとは、手つかずの自然が残っている整備外エリアで、このエリアでスキーやスノーボードをすることも同時に「バックカントリー」と呼びます。
パノラマスキー場&下倉スキー場のガイドは、公益社団法人日本山岳ガイド協会の認定ガイドと、山岳スキーガイド有資格者が行いますので安心です。
スキー場がひしめき合っている激戦区、岩手県八幡平エリアでも特に人気のあるスキー場。
名物のゲレ食はパウダーステーションの中で売っている焼きたてシナモンロールです。滑走前後にぜひ食べてみてください。
#2 安比高原スキー場
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日本有数の規模を誇るスキー場で、自分の技を磨きたい人は、安比高原スキー場がおすすめです。
安比高原スキー場は、岩手県北西部にあり、東北自動車道と八戸自動車道の分岐点にも当たる岩手県八幡平市にあります。
なんと広さが282haもあり、海外のスキー場のような圧倒的な広さで、外国人観光客も多いのでまるで海外にいるかのような感覚を味わえますよ。
ゲレンデは標高1305メートルの前森山と1328メートルの西森山に広がっており、山形県蔵王温泉スキー場とともに東北を代表するスキー場の一つとなっています。
また、八幡平市は岩手県の中でも積雪量が多く、西和賀市とともに「特別豪雪地帯」に指定されています。
そのため安比高原スキー場の営業期間は長く、12月上旬から5月上旬までウィンタースポーツが楽しめます。
安比高原スキー場のパウダースノーは、あまりにもサラサラで雪だるまが作れないほど。
この雪は「アスピリンスノー」と呼ばれており、細かく乾いた雪はスキーのエッジが効き、その滑りは爽快そのものです。
コースは全部で21、初級30パーセント、中級40パーセント、上級30パーセントで、スキーヤーが全体の7割を、スノーボーダーが3割を占めています。
総滑走距離は43100メートル、リフトも合計10基が運行しています。
名物コースは全コース内で最長滑走距離である5500メートルが滑れる「ヤマバトコース」で、このコースは初心者から滑ることができます。
ゲレンデの整備も徹底されているため、安全で気持ちよく滑りを楽しむことができますよ。
非圧雪コースも3割ほどありますので、自然のコブが発生し腕に自信のあるライダー達に人気となっています。
西森ゲレンデとザイラーゲレンデの一部はツリーランゾーンとして解放されているため、特に上質なゲレンデのプレミアムパウダーで滑ることができるでしょう。
コースの連絡もよく整備されていて、スムーズに移動できますので、効率よくたくさん滑れます。
ゲレ食も種類が多く、味も美味しいと評判です。
アクセスは東北自動車道「松尾八幡平IC」より20分ほどとなっています。
無料の駐車場も7000台完備されていますよ。
安比高原は標高が高くとても寒いので防寒対策はしっかりしてくださいね!
#1 雫石スキー場
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雫石スキー場は岩手県岩手郡雫石町にあるスキー場。
全日本スキー選手権大会、スーパー大回転種目、アルペンスキー世界選手権大会の会場となるなど、国内では有数の滑降コースを持つスキー場として本格的に練習したい中上級者の人々から人気を集めています。
雫石スキー場がある雫石町は、岩手県と秋田県の県境にあり、盛岡市からも電車で15分、車で30分という便利な立地の町。
町のシンボルはゲレンデからも見える奥羽山脈北部にそびえる標高約2038メートルの岩手山。
地元では「南部富士」とも呼ばれている名山です。
東京からも新幹線で最速2時間30分ですので、都内からのアクセスも良好です。
スキー場までのアクセスは東北自動車道盛岡ICから20キロ、35分ほどの距離となっています。
スキー場の目の前には、岩手の食材をふんだんに使ったフランス料理や源泉掛け流しの雫石高倉温泉が楽しめる、雫石プリンスホテルがありますので、宿泊も楽しめますよ。
ホテルには、目の前で泳ぐ鯉を眺めながら、庭園を眺めることのできる庭園露天風呂も。
ヌルヌルとしたお湯が肌触り抜群で、成分の優秀さから温泉遺産にも指定されている名湯です。
コースは初級から上級まで楽しめる11本、初級のおすすめは、緩やかな変化が楽しめる全長1400メートルの「クリスタルコース」、中級のおすすめは「世界アルペン男子ダウンヒル」開催コースでもある、急斜面と緩斜面の変化に富んだ全長4500メートルのロングコース、上級のおすすめは最大傾度28度、パウダーを満喫できるコース「ジャイアントスラロームコース」です。
リフト券は大人1日券4200円、子ども1日券3700円、小学生以下のお子さんはリフト料金が無料となっていますので家族連れにも人気。
SAJ全日本スキー連盟公認のスキー教室もありますので、初心者のお子さんも安心です。
お子さん向けに「Shizukuishiスノーランド」もありますので、スノーエスカレーターも完備ですし、スノーチューブなどのアトラクションでたっぷり雪遊びができますよ。
空いていることも多いので、プライベートゲレンデのような気分でのびのびと滑ることができます。
本格的なスキー場で練習したい人には雫石スキー場がおすすめです。
まとめ
今回は岩手県のおすすめスノボー&スキー場!人気ランキングBEST10をご紹介しました。
お気に入りのスキー場は見つかりましたか?岩手県は雪質が良く地形に富んでいるだけでなく、温泉も非常に充実していますので、ぜひウィンタースポーツと一緒に楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。