アフリカ大陸のジンバブエはグレート・ジンバブエ遺跡や世界三大瀑布のひとつである「ビクトリアの滝」など楽しむことができます。
他にも野生の動物を生で見たりすることもできるので、アフリカ大陸を十分に堪能することができるでしょう。
そんなジンバブエですが注意すべきところもあり、知らないとトラブルに巻き込まれてしまいます。
今回はジンバブエで注意しておきたいことを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
世界治安ランキング123位のジンバブエ
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ジンバブエは123位となっています。
結論:治安は悪い
ジンバブエは実際に現地では穏やかに時間が過ぎているように見えるのですが、実は凶悪犯罪が頻繁に発生している国でもあります。
強盗や窃盗犯罪なども横行しているため注意が必要となるでしょう。
基本的な警戒や対策等が必要です。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
海外安全ホームページでは、ジンバブエに危険レベル1の「十分注意してください」という勧告が発令されています。
基本的な治安としては強盗や窃盗などの犯罪が頻繁に起きているとのことです。
また、政治上の問題によって一時的に治安が不安定になったこともあるため、政治的な情報に関して常に把握しておく必要があるでしょう。
政治的は発言等もジンバブエでは控えるようにしてください。
他にも、ジンバブエでのテロによる日本人被害者はいませんが、状況によっては巻き込まれる可能性も否定できません。
滞在中は一般的な犯罪に加えテロに対する警戒も必要となるでしょう。
夜の一人歩きは大丈夫?
ジンバブエでの夜間の一人歩きは危険なので絶対にやめてください。
強盗はもちろん誘拐の危険性もあります。
外国人観光客を狙った犯罪も起こる可能性があるので、男女ともに夜間は決して1人では出歩かないようにしましょう。
ジンバブエ旅行で最低限気をつけるべき点3つ
ジンバブエ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
ジンバブエ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、ジンバブエで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- ジンバブエであれば1970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
ジンバブエの公用語はショナ語・北ンデベレ語・英語です。
英語はジンバブエでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、ジンバブエの公用語である”英語”には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
ジンバブエ観光客を狙った主な犯罪事例と対策
事例1.スリ
ジンバブエではスリなどの窃盗事件が相次いで起きています。
アフリカを取材していた日本人記者が、ジンバブエで携帯電話を盗られそうになっています。
携帯電話はズボンの前ポケットに入れていたそうですが、堂々と取ろうとしたとのこと。
周囲も知らんふりだったそうです。
対策:盗られにくいよう工夫する
ポケットはもちろんバッグの中に貴重品を入れる際には、盗られにくいように工夫してください。
ポーチに入れていてもポーチごと盗まれる可能性があります。
ズボンの前ポケットも盗まれる可能性があるので、盗られにくいように工夫しましょう。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASM7Y6GZLM7YUHBI02V.html
事例2.換金詐欺
ジンバブエでは公式の両替所以外で両替を行なっている人がおり、「両替してあげる」と声をかけ偽札を渡してくる換金両替詐欺事件が起きています。
両替した人が束状の交換したジンバブエドルの中身を確認したところ、紙屑が紛れ込んでいたそうです。
対策:両替所を確認する
ジンバブエの両替は特に難しいので注意が必要です。
道で声をかけてくる人に両替をしてもらう場合は、必ず中身の確認を行ってください。
また、できるだけ渡航前に両替をどこで行うべきなのか調べてから渡航しましょう。
参考:http://horohoro108.blog75.fc2.com/blog-entry-51.html
事例3.強盗
ジンバブエでは強盗事件が発生しており、日本人観光客が被害に遭っています。
人のいない場所へと連れていかれて、デジカメを奪われたとのこと。
原因は政治上の問題によって治安が大幅に悪化しているためだそうです。
対策:持ち物を見せつけない
人気のない場所を避けることはもちろん、カメラを首からぶら下げたりスマホを出したまま歩いたり、見せつけないように気をつけてください。
高価な機器を持っているだけでも強盗に狙われる可能性があります。
1人で行動する際には特に注意しましょう。
参考:http://wai.tabigeinin.com/trouble/yuzinnotrouble.html
日本人女性がジンバブエ旅行で注意すべきポイント3つ
1.高価なものを身につけない
ジンバブエでは、カメラはもちろんスマホも高価な物であり、首からぶら下げた状態であったりスマホを見ながら歩いていたりすると、そのまま取られてしまう可能性があります。
女性なら力もないので、ひったくられてしまうでしょう。
できれば高価な機器やアクセサリーなど、狙われそうな物は身につけないようにしてください。
必要のない貴重品や貴金属なども日本を出国する前に自宅に保管し、ジンバブエには持っていかないようにしましょう。
2.人気のない場所を歩かない
夜間に限らず昼間も人気のない場所に行くのは危険なのでやめましょう。
強盗やひったくり、誘拐などの危険性があります。
また、女性なら性犯罪の危険もあるので、女性1人では時間に関係なく歩き回るのは控えてください。
1人でどうしても人気のない場所を通らなければならない場合は、男性ガイドに同行してもらうか、他にも複数人と一緒に行動できるように工夫をしましょう。
工夫ができない場合は、本当に危険なのでできるだけ道や場所を選んで行動してください。
3.しつこく声をかけられても応じない
何かしらジンバブエの人に声をかけられ、どこかに行こうと誘われたりしても気軽についていかないようにしましょう。
外国人観光客を狙った犯罪も多数起きているので、何をされてしまうのかわかりません。
お金を持っているところを見られてしまっていたり、日本人だからお金持ちだと思われたりして、金銭などを盗ろうと企んでいる人も少なからずいます。
性犯罪などの危険性もあるので、声をかけられたからと言って気軽についていかないよう注意しましょう。
子連れ旅行者がジンバブエで注意すべきポイント
子連れでジンバブエを旅行する際には、子供から決して離れないようにしてください。
誘拐される可能性もあります。
また、子供がいることで荷物が多くなる可能性がありますが、置き引きやひったくりにも注意しましょう。
治安以外では、ジンバブエの衛生状態は非常に良くないので、飲み水やサラダなども含む生のものは注意してください。
水は常にミネラルウォーターを購入し、シャワーなどでも口に水が入らないように気をつけましょう。
歯磨きの際などもできるだけミネラルウォーターを使用し、用心してください。
また、寒暖差の激しくなる季節もあるので、温度調節ができるように服装にも注意しましょう。
その他ジンバブエ観光で注意すべきポイント
パスポートのコピー
ジンバブエ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
ジンバブエへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
リュックを利用するなら、フタはできるだけジップタイプを利用してください。
また、リュックを持つ時も胸側の前に持つようにしてください。
持ち方を変えるだけでスリから身を守ることができます。
さらに、リュックもできるだけ座った時もずっと身につけるようにしましょう。
イスや足元に置いてしまうと置き引きに遭う可能性があります。
スリも置き引きもリュックなどカバンの種類には関係ないので、自分で気をつけるようにしてください。
ホテル
ジンバブエのホテルを利用するなら、貴重品の管理に気をつけてください。
セーフティーボックスの利用はもちろんですが、セーフティーボックスがない場合は自分で隠すか持ち歩いて盗られないように管理してください。
また、誰かが来たときにはすぐにドアは開けないように、誰が来たのかを確認してからドアを開けましょう。
ジンバブエでは外国人観光客を狙った強盗も多いので、ホテルでの滞在中は訪問者にも警戒しておくようにましょう。
クラブ
ジンバブエにもいくつかクラブなどがあり、お酒を楽しむことができます。
ですが、お酒の場所ではトラブルも起きやすいので注意しましょう。
ナンパされたりしても決してついていかないこと、男性ももちろん注意してください。
美人局や性犯罪などの危険も十分あります。
また、スリや置き引きなどもクラブ内で起こる可能性があるので、持ち物にも注意しましょう。
行き帰りも1人にならないよう、できるだけ複数人で行動してください。
地下鉄
ジンバブエにも国鉄はありますが、地下鉄に関してはまだないようです。
そのため移動手段は鉄道かと思われますが、意外と少距離や近距離のバスが利用されることが多いです。
バスの方が利便性が高いため、現地の方はもちろん観光客にも高い人気があるでしょう。
また鉄道はハイパーインフレも影響しているので、電力の供給に問題があることも。
長距離移動なら国際列車を、観光なら観光列車を利用すれば良いですね。
ただし、行く場所によってはバスの方が便利なので、臨機応変に利用してください。
タクシー
ジンバブエのタクシーは、タクシーと記載されていないものがあったり、個人の所有者をタクシーとしている場合がほとんどなので、形やデザインで見極められないこともあるでしょう。
全てのタクシーに「TAXI」と記載されていないわけではないので、チェックしてみましょう。
ちなみにナンバーが白なら認可タクシーなので間違えないよう注意してください。
また、基本的にメーターがついていないため、価格は交渉となります。
必ず相場を調べてから利用しましょう。
マラリア
ジンバブエでのマラリアには、十分に注意する必要があります。
マラリアに刺さてしまうと重度の高熱や吐き気の症状を起こし、場合によっては死に至ることが十分に起こりうるからです。
マラリアは薬が普及した現在でも、世界的に深刻な問題となっています。
マラリアへの対策としては殺虫剤の持ち歩き、肌の露出を控える、蚊帳の使用、重症化を抑える薬の内服など、これらを徹底することが重症化を防ぐための方法です。
ジンバブエには現在渡航できる?
ジンバブエへの渡航は可能です。
ジンバブエへの渡航について詳しく説明していますので、確認しておきましょう。
現状の隔離期間に関して
ジンバブエへの渡航は可能ですが、外務省が公開する情報によるとジンバブエへの渡航の危険度をあらわすレベル指数は、現在レベル2となっています。
入国前の隔離期間についてですが、ジンバブエは黄色区分の中間レベルになっています。
有効なワクチン接種証明書を持っている場合は、出国前検査、到着時検査、待機は必要ありません。
もしも有効なワクチン接種証明書がない場合は、出国前検査、到着時検査、待機が必要です。
これにより今現在ジンバブエから日本への入国時は、場合によっては隔離が必要ということになります。
まとめ
注意すべき点が多いジンバブエですが、アフリカだからこそ注意すべき点ではあるので、自分がしっかりしていれば問題なく楽しむことはできます。
ただし、自分ではどうにもならないようなトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、万が一のことも考えた準備が必要です。
予防だけではなく対処等もしっかりとできるように、ある程度の方法を知っておくようにしてください。
それだけでも安心感に大きな違いはあるでしょう。
常に警戒心も必要ですが、楽しむことも1番に考えてジンバブエ旅行を満喫してくださいね。