今回は…意外と知られていない、魅力満載なモンゴルの人気観光スポットを厳選してご紹介していきます。
これを機に、最高に美しくて楽しめる国モンゴルで【死ぬ前に行くべき場所リスト】を一つ追加してみて下さい。
では、さっそくいってみましょう!
この記事の目次
#1 国会議事堂と40mのチンギス・ハーン像
ウランバートルのスフバートル広場の北側にある大きな政府宮殿と、大迫力の像といえば…国会議事堂とチンギス・ハーン像!
もはや、ウランバートル観光の1番の目玉といっても過言ではないこちらの大宮殿には、毎年40mもの高さのある大迫力のチンギス・ハーン像を一目見るために世界中から観光客が集まります。宮殿の玉座にドッシリかまえたチンギス・ハーンの勇ましい姿は必見です。
#2 不思議な言い伝えのある…ガンダン・テグチンレン寺院
続いて、同じくウランバートル市内にあるチベット仏教の目を治してくれる寺院と言えば…ガンダン寺院!
こちらの寺院はモンゴルの人達から、古くから信仰され続ける…ウランバートルにあるラマ教の総本山。
【不思議な言い伝え】
ガンダン寺院には、観音堂から20mほど先に焦げ茶色の柱があり、いつもその柱に大勢の人たちが群がり、時計回りに回りながらさすっています。
なんでそんなことしているんだと思いますか?
実は…この寺院にまつわる、ある言い伝えが広まり皆柱に宿る寺院の魂にお願いごとをしているんです。
時は遡って1937年。この時、残念ながらガンダン寺は破壊されてしまいました。しかし何故か1本だけ柱が崩壊されずに残ったそうです。
破壊しようとした人々が、柱を取り除くためにロープをかけて車で引っ張ってみても柱は倒れませんでした。
倒れないのなら…のこぎりで切り倒して、燃やしてしまおう!ということになりました。
のこぎりで切ってみると…なんと、柱から血が流れてしまったそうです。
それを見た人々は、流石に柱を壊すのをやめた。という逸話が現在でも語り継がれ、今でもこの柱にはガンダン寺の魂が宿っていると考えられています。
いつしか、この柱にお願い事をすれば、夢がかなうという言い伝えに変わっていったのだそうです。あなたもガンダン寺で柱に宿る神様に、お願いをしてみてはいかがでしょうか?
#3 ゴルヒ・テレルジ国立公園
続いてこちらもウランバートル市内にある人気観光スポット!
首都ウランバートル市内に位置するにも関わらず、息を呑む様な大自然が満喫できる国立公園と言えば…ゴルヒ・テレルジ国立公園!
ハーン・ヘンティー特別保護区とも境を接しています。他の国立公園に比べて、格段に良いアクセスなので…自然も都会も楽しみたい方にピッタリの場所です。
#4 オーシギン・ウブリーン遺跡の巨石
先史時代(3500年前〜4000年前)の遺跡に模様が彫られた巨石をみられる…オーシギン・ウブリーン遺跡!
オラーン・オーシグ山の麓に位置していて、巨石には14本の鹿石や、人面、月、太陽、などの模様が彫られています。
こちらの遺跡には…石柱だけでなく、なんと生贄の祭壇も残されています。
大自然の中に残された、大昔の神秘的な遺跡は一見の価値アリです。
#5 モンゴル最大の湖 ウブス湖
モンゴルで1番大きい、世界自然遺産地区にある湖といえば…ウブス湖!
ウブス湖は、モンゴルとロシア連邦のちょうど国境上に位置しています。
この湖を中心としたウブス・ヌール盆地はモンゴルで初めての世界遺産として登録された程綺麗な地域!
ほとんど人間の手が加えられていない状態で残されているウブス湖は、とにかく大きいです!
琵琶湖と比較すると、約5倍の広さですが…水深は最大で約20mと意外と浅めで、塩分濃度が高い塩湖。
世界自然遺産地区なだけあり、日本ではお目にかかれない沢山の野鳥や野生動物たちの憩いの場でもあります。
今までに味わったことのない絶景を観てみたい方はココ!
#6 エルデニ・ゾー寺院
カラコルム繁栄時代の面影が残っている、今でも数多くの歴史的な遺跡や文化財が守られている寺院といえば…エルデニ・ゾー寺院!
オルホン渓谷の文化的景観として世界遺産に登録されてから、さらに人気が増して今では王道観光スポットの1つです。
#7 Yol Valley イーグルバレー
小川沿いの鳥たちのせせらぎが気持ちよくて、紫の花々と、初夏まで雪渓の残っている渓谷と言えば…Yol Valley!
Yolはモンゴル語で鷹という意味。鷹渓谷と言うだけあって、たくましい鷹や鳶にもお目にかかれます。
渓谷の入口までは馬に乗って行くのが王道ですが、徒歩でも行くことが出来ます。
渓谷の入り口は、吸い込まれてしまいそうな青い空と緑。
インストラクターの案内付きツアーなどを利用すれば谷の周辺の、2500メートルほどの高さの山をめぐる3時間のトレッキングなども大人気!
原住民の人達が石を使ったアクセサリーを売っているので、ここでお土産に可愛いブレスレットを買ってみてはいかがでしょうか?
#8 罪をオールリセット!? ゴビ砂漠 シャンバラランド
ウランバートルから南東へ約400km、オフロードを車で約10時間走った所に位置する、モンゴルの人々の間でも強力なパワースポットとして人気爆発中の聖地といえば…シャンバラ!
かつて、このパワースポットは知る人ぞ知る…荒野のパワースポットでしたが、21世紀に入り仏塔で囲まれてから理想郷として名所となりました。
シャンバラランドの入入場料は500tg。
浄化の必須アイテムの、粟とお酒とお香はパワースポット手前の売店で購入出来ます。
入場後の参拝の手順
1)まずは…パワースポットの入口の、レンガ色をした【罪を清める門】の左手側のゲートをくぐって聖地に入ります。
この時に心の中で「自分は心も身体も清めてシャンバラに行きます」と念じながらくぐって下さい。肝心のパワースポットは、仏塔で囲まれた広場にあります。
2)そして、左手にある黒い石が詰まれた【餓鬼の胃袋】という小山の穴の中に【今まで自分が犯した悪事】を書いた紙を入れます。
3)悪事を書いた紙を燃やせば、全ての罪が清められます。
そこで晴れて、強力な大地のパワーを受けられる【清い体】になることができるそうです。
是非、地球から吹き出るエネルギーパワーを、体験しに行ってみて下さい。
#9 ゴビ砂漠のバヤンザグ
ゴビ砂漠で、岩や崖の奇観を観てみたい方は…バヤンザグ!
この断崖は、モンゴル南部のゴビ砂漠の中に位置しています。
1920年代に、バヤンザグの燃え立つ崖と呼ばれる崖で、アメリカの古生物調査隊が世界で初めて…恐竜の卵や大量の化石を発見したことで有名になった土地です。
赤い岩石に覆われているため、日没時には崖が赤い色を染め出して、まるで燃え上がる崖のように見える【燃え立つ崖】は、必見です。
#10 モンゴルで1番の温泉郷 アルハンガイ
モンゴル国内でも1番豊かな恵みと自然に囲まれた特別な場所として一目を置かれるハンガイ山脈に囲まれた絶景草原…アルハンガイ!
ハンガイ山脈一帯にはアルハンガイに湧き出る天然温泉があります。
この地区の温泉はモンゴルの人々に、体調不良対策としての保養地・病を治すための療養地として昔から親しまれ続けてきました。
乳製品などの栄養価の高い食品を食べて、ここの温泉に浸かれば元気がみなぎると言われています。
アルハンガイ地区で採れる乳製品はとても上質な事でも有名!行かれる際は是非ご賞味あれ!
モンゴル国の首都ウランバートルから車で約8時間。西へ400km。草原の中の道路を走り続けるとアルハンガイ県に入ります。
移動距離も時間も長くかかりますが、確実にその価値ありな【モンゴル国民の誇る絶景】がみられます。
息を呑む様な草原や森林、花々だけじゃなく、湖のほとりの生き物、最高に開放感のある温泉、上質な乳製品などなど、人気なのも納得出来ます。昔からこの地域を称える民謡が多数あり、今でも大切に歌い継がれています。
いかがでしたか?皆様の行くべき場所リストは一つ増えましたか?
是非、次の長期休暇で思い切ってモンゴルに行ってみてはいかがでしょうか?
皆様の素敵な思い出・経験が沢山増えます様に。次の記事でまたお会いしましょう。