ノルウェーの首都オスロやベルゲンなどの都市には、歴史的な建造物や美術館、レストランやカフェなどが多くあります。
フィヨルドや氷河の景色など美しい自然景観の恵まれた国で、北極圏ならではのオーロラ観測や犬ぞり体験などのアクティビティが有名です。
ノルウェーの食文化は北欧料理から受け継がれたものが多く、新鮮なサーモンやニシンをはじめとする豊富な種類の魚料理が人気です。
そんなノルウェーに訪れたら一度は食べておきたいおすすめのグルメ10選をご紹介します。
この記事の目次
ノルウェーの人気グルメランキング10選
1位:フィッシュスープ
新鮮な魚介類をたっぷりと使用した濃厚なクリームスープです。
主にサーモンやハダック、ニシン、タラなどの白身魚を使用して野菜やハーブなどが加えられた料理。
魚を一度煮込んでから野菜と一緒にクリームを加えて再度煮込むという手間をかけて作られたスープの豊かな味わいは、魚介のうま味とクリーミーな濃厚さがバランスよく繊細な風味が楽しめます。
フィッシュスープを食べるならブリッゲン・トラクタステッド
ノルウェーのブリッゲン・トラクタステッドは、ゲンベルの中心部にある歴史的な建物を改装したレストラン。
建物は17世紀のもので、当時の漁師が利用していたといわれる古い歴史ある建造物です。
伝統的な料理を提供するレストランとして知られており、内装も伝統的なノルウェー風の装飾が施されています。
歴史的な建物やノルウェーの雰囲気を楽しみながら、地元の料理を味わうことができるおすすめのレストランです。
- 住所:Bryggestredet 2, 5003 Bergen, ノルウェー
- 電話:+4755336999
- 営業時間:16:00-21:00
- 公式サイト:http://www.bryggentracteursted.no/
2位:フォーリコール
ノルウェーの伝統的な塩漬け肉の一種で、牛肉や豚肉、羊肉などを塩漬けにして長期熟成させた料理。
薄くスライスして生で食べるのが一般的で、トーストに乗せたりサンドイッチにしたり食べ方も様々なアレンジが可能。
ノルウェーの食文化を体験する上で、ぜひ一度味わってみることをおすすめします。
フォーリコールを食べるならロフォーテン フィッシュ レストラン
ノルウェーのロフォーテン諸島に位置し、その名の通り新鮮な地元の魚介類を使った料理を提供するレストラン。
店内は温かみのある木の内装で、北極圏に位置するロフォーテンの美しいオーロラを見ることができる場合があり、ロマンティックな雰囲気を存分に味わうことが出来る点が魅力です。
料理はロフォーテンの漁師たちが捕獲した新鮮な魚介類を中心に、地元の食材を使った創作料理が豊富に揃っています。
- 住所:Stranden 75, 0250 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4722830808
- 営業時間:11:30-22:00
- 公式サイト:http://www.lofoten-fiskerestaurant.no/
3位:ルーテフィクス
ルーテフィスクは、乾燥魚を水で戻してから石灰水や置換水で処理してから煮た料理です。
ノルウェーを含む北欧諸国の伝統的な料理であり、クセがなくやわらかい口当たりが特徴です。
ポテトや野菜などの付け合わせと、クリームソースやホワイトソース、マスタードなどで味付けされます。
北欧諸国ではクリスマスのシーズンには定番料理とされていて、家庭で作られることも多い料理です。
ルーテフィクスを食べるならシアターカフェエン
首都オスロに位置しており、1900年代から続く歴史あるカフェレストランです。
カフェエンはオスロで最も有名なカフェの一つであり、北欧の歴史的建造物として人気があります。
店内はアール・ヌーヴォー様式で装飾されたクラシックな雰囲気で、政治家や芸術家、作家が集まる場所としても知られており、ノルウェーの伝統を身近に感じることが出来るおすすめのレストランです。
- 住所:Stortingsgata 24 – 26, 0117 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4722824050
- 営業時間:11:00-23:00
- 公式サイト:https://www.theatercafeen.no/
4位:ヒョットカーケ
ジャガイモと小麦粉を混ぜた生地に、牛肉やラム肉、ニンジン、タマネギ、塩、胡椒、七味唐辛子などを加えて作られる伝統的な料理。
肉と野菜の旨味がたっぷり詰まった柔らかい生地はジャガイモの風味と絶妙なバランスで、噛めば噛むほど旨味が広がります。
ヒョットカーケはスジナビア地方の料理として知られており、ノルウェーの郷土料理として親しまれている一品です。
ヒョットカーケを食べるならガムレ ラードゥス レストラン
ノルウェーのベルゲンにある高級レストラン。
古い木造建築を改装した店内は、温かみのあるインテリアで飾られ落ち着いた雰囲気が漂います。
ノルウェーの食材を贅沢に使用したメニューは近隣国からも評価が高く、特に魚介類を使った料理は絶品です。
料理とワインを組み合わせたペアリングで、素敵なディナータイムを過ごすことが出来るおすすめのお店。
- 住所:Nedre Slottsgate 1, 0157 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4722420107
- 営業時間:17:00-21:00
- 公式サイト:http://www.gamleraadhus.no/
5位:ラックス
出典:https://konpeito.hatenablog.jp/
鮭の塩漬けを燻製にした伝統的な料理として古くから親しまれています。
燻製の過程で鮭の色も変わり、美しいオレンジ色になるのが特徴的で、朝食や軽食としてはもちろん、サラダやパスタなどの料理にも使われます。
クリームチーズやサワークリーム、キャビアなどと一緒に食べることもおすすめで、ノルウェーの代表的な料理の1つとして知られています。
ラックスを食べるならフィスケトリエ スタヴァンゲル
ノルウェーのフィスケトリエ スタヴァンゲルはベルゲンにある老舗の魚料理専門店です。
店内には木製の家具や漁船の模型があり、港町らしい雰囲気を味わうことができます。
特に店名にもなっているフィスケ(魚の塩漬け)が有名で、その他にも伝統的な魚料理が豊富。
おすすめは、フィスケとポテト、バターソースを合わせた「フィスケ・バカリアオ」や、サーモンやタラなどの魚介類を使った「グラバクス」などです。
伝統的なノルウェーの魚料理を味わいたい方にはおすすめのお店となっています。
- 住所:Strandkaien 37, 4005 Stavanger, ノルウェー
- 電話:+4751527350
- 営業時間:10:00-22:00
- 公式サイト:http://fisketorget-stavanger.no/
6位:バカラオ
ノルウェーではポピュラーな魚料理の一つであり、伝統的に干し鱈を使用して作られます。
バカラオは一晩水に浸し、茹でてからポテト、玉ねぎ、ニンジン、オリーブなどの野菜と一緒に煮込んだり、フライパンで調理したりして提供される料理です。
干し鱈の塩気にはしっかりとした味わいがあり十分すぎる食べ応えが魅力。
野菜との相性が良く、ヘルシーな料理としても知られており、国民的料理の一つとして親しまれています。
バカラオを食べるならカフィストヴァ
ノルウェーの首都オスロ市内にある伝統的なカフェレストランです。
中世の街並みを再現した内装で、ノルウェーの伝統的な家庭料理やスープ、サンドイッチなどが味わえます。
店内は落ち着いた雰囲気で、地元の人たちや観光客で賑わっています。
店内のスタッフはノルウェーの伝統衣装「ブンナド」を着たウェイトレスたちが接客しており、ノルウェー文化に触れられる場所としても人気があります。
- 住所:Kristian IVs gate 2, 0164 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4723214100
- 営業時間:11:00-21:00
- 公式サイト:http://www.kaffistova.com/
7位:ピンネショット
ノルウェーで古くから伝統的に食べられているジビエ料理の一つ。
主に鹿やトナカイ、シカなどのジビエ肉を使い、ローズマリーやジュニパーベリーなどのハーブやスパイスと合わせて煮込んだ料理。
煮込むことで肉の旨味がたっぷりと引き出され、柔らかくジューシーな仕上がりになります。
ジビエ独特のコクや深い味わいが特徴で、地方によっては果物や野菜を加えることで、甘みや酸味を加えたピンネショットが提供されることもあります。
ピンネショットを食べるならエーケベリレストラン
オスロ市内にあるエーケベリレストランは、市内の高台に位置しており素晴らしい景色が見渡せます。
レストランは歴史的な建造物の中に設計されていて、建物自体が美術館という珍しい店舗です。
テラス席もあり、夏には美しい夜景を楽しみながら食事が可能で、レストランにはバーも併設されているのでカクテルやワインなど美味しいお酒も楽しめます。
- 住所:Kongsveien 15, 0193 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4723242300
- 営業時間:12:00-23:00
- 公式サイト:http://www.ekebergrestauranten.com/
8位:フィッシュチップ
魚のフィレを衣で包んで揚げたイギリス発祥の人気料理です。
ノルウェーのフィッシュチップスは新鮮な白身魚を使用し、揚げたてのサクサク食感が特徴です。
北欧ならではの味付けでアレンジされたチップスも多く、現地での風味や味わいを楽しむことが出来ます。
低脂肪・低カロリーで栄養価も高いため、健康意識の高い方にも人気があります。
フィッシュチップを食べるならソルシデンソン レストラン スタバーン
オスロ市内にある高級レストランです。
アーカディア地区の美しい建物の中に位置し、見晴らしの良いテラス席からはオスロフィヨルドの景色を一望することが出来ます。
店内は美しいシャンデリアやミラー、花々などが飾られたエレガントな空間。
料理はノルウェーの伝統的な食材を使用した現代的な北欧料理が中心で、特に海産物の料理が人気です。
バーも併設されており、高品質な食材とサービスが提供されるレストランとして知られています。
- 住所:Steinrevet 20, 3290 Stavern, ノルウェー
- 電話:+4747504647
- 営業時間:16:00-21:00
- 公式サイト:https://solsidenstavern.no/restaurant
9位:サーモンソテー
新鮮なサーモンをオリーブオイルでソテーしたシンプルで上品な料理です。
サーモン自体が豊かな風味を持ち、オリーブオイルとの相性も抜群で、ふっくらとした食感が楽しめます。
サーモンは栄養バランスも良く、脂肪酸やタンパク質が豊富に含まれているため栄養価も高い料理です。
ノルウェーではサーモンは伝統的な食材として取り扱われており、その質の高さが世界的にも知られています。
サーモンソテーを食べるならグランド・カフェ
オスロ市内にあるグランド・カフェは1874年に開業した歴史あるカフェで、建物自体も美しい歴史的建造物として知られています。
店内は高い天井とシャンデリア、絵画や装飾品が飾られた上品な内装で、まるで別世界に迷い込んだかのような雰囲気が漂います。
コーヒーやお菓子、軽食から本格的な料理まで幅広く提供しており、特に中でも人気なのはシーフード料理。
グランド・カフェは、ノルウェー王室御用達のレストランとしても知られており、ノルウェーを訪れた際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 住所:Karl Johans gt. 31, 0159 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4798182000
- 営業時間:昼6:30-10:00 夜12:00-21:00
- 公式サイト:http://www.grandcafeoslo.no/
10位:ワッフル
ノルウェーのワッフルは軽くてフワフワの食感が特徴的で、甘いバターの香りがふわりと広がります。
クリームやベリージャム、砂糖、バターなどがトッピングされ、食べ方はシンプルです。
ノルウェーではワッフルを家庭で作る文化が根付いており、お祭りやイベントなどで手作りのワッフルが提供されることもあります。
ワッフルが好きな人には特におすすめです。
ワッフルを食べるならハラルド ワッフル
オスロ市内にある人気のワッフル専門店です。
店内は小さく温かみのあるローカルな雰囲気で、地元民にも親しまれているお店。
トッピングはクリームとベリージャムが特に人気で、コーヒーやジュースといったドリンクと合わせてワッフルを楽しむことが出来ます。
店内には座席がありませんが、外にベンチやテーブルがあるため、天気の良い日には外でワッフルを楽しめます。
- 住所:Olaf Ryes Plass 3, 0552 Oslo, ノルウェー
- 電話:+4792223230
- 営業時間:14:00-19:00
- 公式サイト:https://www.haraldsvaffel.no/
まとめ
ノルウェーの食文化は、新鮮な魚介類やジビエをはじめとする自然の恵みを生かした料理が特徴です。
オーロラやフィヨルドなどの自然景観が美しいノルウェーで、自然に触れながら現地の食文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。