日本からとても遠い北アフリカ大陸にあるモロッコですが、もちろん文化や料理も全く異なります。
モロッコの食事では主にパンを主食としますが、甘さと辛さを含んだ料理が多いのが特徴です。
独特な見た目や形をしていて、気になる食べ物ばかりです。
どのような食べ物があるのか、早速みていきましょう。
この記事の目次
モロッコの人気グルメランキング10選
1位:クスクス
- メニュー名:クスクスチキン
- 値段:45DH
クスクスはモロッコだけでなく、チュニジュアやアルジェリアからという北アフリカの地域から発祥しました。
黄色をしたセモリナ粉という粒の事を言うようですが、その上からお肉や野菜を乗せた料理のこともクスクスと呼ぶようです。
写真で見ると常食のようにも見えますが、モロッコでは毎週金曜日にクスクスを食べる習慣があります。
世界最小のパスタともいわれ、南米やヨーロッパでも広く食されているようですね。
日本ではあまり見ないので、本土に行って食べてみたいものです。
チキンクスクスを食べるならCafe Restaurant Sofia
出典:https://www.tripadvisor.jp/Restaurant
シャウエンから南東の100m先にあるモロッコ料理を中心としたお店でもあり、テラス席でゆったりできるカフェでもあります。
テラス席しかないので、猫が寄ってくることもあってネコカフェのような感じで癒されます。
チキンクスクスはお手頃価格で美味しく食べらるので、ぜひ一度来店なさってはいかがでしょうか。
- 住所:Chefchaouen, モロッコ
- 電話:+212671286649
- 営業時間:13時00分~22時30分(火~日)、月曜日は定休日
- 公式サイト:ー
2位:タジン
出典:https://www.google.com/maps
- メニュー名:子羊のタジン
- 値段:45DH
赤茶色の三角錐のような形をした器がタジンであり、中には様々な具材が入った料理があります。
ポテトフライトとチキンの具材を合わせたチキンタジンであったり、牛肉とプルーンを煮込んだ料理と様々です。
タジンは鍋料理で水分や蒸気で蒸すため、旨味が凝縮していて食べ進んでしまいます。
コチラも北アフリカ発祥の料理で具材の組み合わせは様々ですが、イスラム教を信仰する国なので豚肉は使われておりません。
子羊のタジンを食べるならBeldi Bab Ssour
出典:https://www.google.com/maps
シャウエンから東へ650m先にあるお店で、アラビア料理を提供しているレストランです。
このレストランは日本人客が多く、日本語を話すスタッフもいるようです。
子羊のタジンはお手頃価格で量も多く、街の景色の眺めも良く、宿泊することもできます。
- 住所:No 31 Rue Benjelloun, Chefchaouen 91000 モロッコ
- 電話:+212660261128
- 営業時間:11時30分~22時30分(火~日)、月曜日は定休日
- 公式サイト:https://www.facebook.com/
3位:ルフィサ
- メニュー名:ルフィサ
- 値段:135DHS
ムセメンというクレープのような生地を敷いて、煮込んだチキンやレンズ豆を上に乗せた料理です。
全体的に緑色でグリーンカレーのような見た目で、味もスパイシーでクセが強いです。
調理には2時間ほどかかってしまうので、本土でも提供しているレストランは少ないといわれています。
ルフィサはモロッコで人気のある料理でもあり、各家庭でもよく作って食べる人が多いようです。
ルフィサは本土で縁起の良い食べ物とされており、産後や結婚式などでもよく提供されているみたいですね。
ルフィサを食べるならDar Naji
ムハンマド5世廟から約2㎞北西のラバトにあるお店で、モロッコ料理やアフリカ料理と様々な食べ物を提供しています。
モロッコ風の高級感のある内装とパフォーマンスを楽しみながら、モロッコの伝統料理を味わうことができます。
ウェイトレスのおもてなしも良いので、ルフィサも美味しくいただけるでしょう。
- 住所:Av. Jazirat Al Arabe, Rabat, モロッコ
- 電話:+212537262528
- 営業時間:12時00分~22時00分(月~日)
- 公式サイト:https://www.facebook.com/
4位:モロッカンサラダ
- メニュー名:モロッカンサラダ
- 値段:10DH
トマトやキュウリ、パクチーなどを細かく刻んでオリーブオイルや塩コショウをかけたシンプルな料理です。
モロッコでは定番のサラダでもあり、レモン汁をかけて食べることもあります。
細かく刻んでいるので食べやすく、オリーブオイルや塩コショウの味が効いていてとても美味しいですよ。
ヘルシーで前菜としていただくといいでしょう。
モロッカンサラダを食べるならRestaurant Oscar Progres
ハビア宮殿から1.6㎞北西にあるお店で、アフリカ料理やモロッコ料理を提供しています。
100ディルハム(約3700円)以下でも前菜からメインまでいただくことが可能です。
お手頃価格でモロッコ料理が味わえるので、家族で来るのもおすすめですよ。
- 住所:20 Rue Bani Marine, Marrakech 40000 モロッコ
- 電話:+212 668-963000
- 営業時間:12:00~23:00(月~日)
- 公式サイト:https://www.facebook.com/
5位:アフォガート
- メニュー名:モロッコのアフォガード
- 値段:65マッド
アフォガードというのはアイスに紅茶やエスプレッソなどの飲料をかけて食べるものです。
日本ではエスプレッソをかける食べ物というイメージが強いのですが、モロッコのレストランではスパイスコーヒーやシナモンがかかっていることがあるようですね。
苦みや甘味、辛みなど複数の味を楽しめるというのがポイントで、あくまでも主役はアイスなんです。
濃いめの飲料を少なめにかけて、アイスを食べるのが一番いいみたいですよ。
アフォガードを食べるならAl-Mounia Restaurant
ルハンマド5世のすぐ近くにあるお店で、モロッコ料理や中近東の料理を提供しています。
店内はモロッコ風とモダンな感じが合わさっていて、広くもなく狭さもなく丁度いい快適な場所です。
アフォガードの飲料はシナモンカルダンとナツメグのエスプレッソ、アイスは濃厚なバニラに、トーストした香ばしいアーモンドが乗っていますよ。
- 住所:H9RM+8F6, Avenue, Rue du Prince Moulay Abdellah, Casablanca 20000 モロッコ
- 電話:+212522222669
- 営業時間:12時00分~23時00分(月~日)
- 公式サイト:https://www.instagram.com
6位:ミルフィーユ
- メニュー名:バニラのミルフィーユ
- 値段:15DH
「フィタージュ」という3枚の生地に、上から粉をまぶしたものを基本とするのがミルフィーユであり、とても甘いんです。
間にはフルーツやクリームを挟み、贅沢に食べるのが良いんですよね。
モロッコのカフェでは頻繁にみかけることが多く、バニラやチョコレートと味も様々です。
ミルフィーユを食べるならmonquotidien guéliz
出典:https://www.google.com/maps
マジョレル庭園から1.6㎞西に向かったところにあるお店で、様々なスイーツが売っています。
店内はレンガと木造の建築でオシャレなパン屋さんのような雰囲気です。
ミルフィーユは2枚の生地の中に濃厚なバニラがぎっしりと詰まっていて、上にはシナモンやチョコレートなどがまぶされれていてほんのりとした甘さが口の中にしみ込んできます。
- 住所:41-43 Rue Yougoslavie, Marrakesh 40000 モロッコ
- 電話:+212524420088
- 営業時間:7時00分~23時00分(月~日)
- 公式サイト:http://www.mon-quotidien.ma/
7位:ハリラスープ
- メニュー名:ハリラスープ
- 値段:50MAD
日本ではよく味噌汁を朝食としていただくように、モロッコではハリラスープを食します。
イスラムの文化では「ラマダン」という断食する(完全に食を断つわけではない)文化が毎年9月にあるようで、ハリラスープで凌ぐようです。
ベースはトマトで、レンズ豆やひよこ豆、その他の野菜を多く含んだ栄養満点のスープとなっています。
お米を入れることもあり、料理のバリエーションも豊富です。
ハリラスープを食べるならViaVia Morocco Marrakech
- 住所:Rue Fandak, Marrakech 40000 モロッコ
- 電話:+212636344835
- 営業時間:12時00分~23時00分(月~日)
- 公式サイト:https://viaviamarrakech.com/
8位:パスティラ
- メニュー名:チキンパスティラ
- 値段:85dh
パスティラはパイ生地でハト肉やたまねぎ、アーモンドなどを包んだ料理です。
パイの上には粉砂糖がまぶしていて、お肉や野菜には香辛料が含まれていて、味は辛さと甘さという二つの対極が備わっています。
日本ではめったにない味ですが、一度はまってしまうとやみつきになってしまうようです。
パスティラはモロッコの文化の中心地であるフェズの名物料理でもあり、高級の料理としても扱われています。
チキンパスティラを食べるならLa Table Ocre
マラケシュのハビア宮殿から西へ700m先にあるお店で、モロッコ料理や地中海料理を提供しています。
ショッピングモール内にあり、店内はモダンでシックな高級感のある内装で心地よい場所です。
パスティラ
- 住所:1er étage, Mall Marrakech Au, Marrakech 40000 モロッコ
- 電話:+212667576209
- 営業時間:12時00分~23時00分(月~日)
- 公式サイト:https://www.instagram.com/latableocre/
9位:オックステール
- メニュー名:オックステール
- 値段:135DHS
オックステールとは牛の尻尾の事であり、シチューやスープなどに用いる事が多いようです。
牛の尻尾を使った料理は主に東南アジアのインドネシアから伝わりましたが、現在ではモロッコや日本でも食べられています。
見た目は白身が多く、味は旨みと脂身がしっかり乗っているので意外と美味しいようです。
普段から牛の尻尾を食べる事はないと思いますが、モロッコの料理ではよく使用されています。
オックステールを食べるならLe Cuistot Traditionnel
ハッサン2世モスクから南へ2㎞先にあるお店で、モロッコや地中海、アフリカ料理を提供しているレストランです。
様々な料理を扱っていますが、主にモロッコの伝統料理が多く、その中でも牛肉の尻尾は旨みが凝縮されていて美味しいですよ。
値段は少し高めですが、味が評価されていて非常に評判の良いお店となっています。
- 住所:N° 3 Rue Abderrahman Sahraoui, Casablanca 20320 モロッコ
- 電話:+212522273911
- 営業時間:9時00分~23時00分(月~土)、12時00分~22時30分(日曜日)
- 公式サイト:https://lecuistot-traditionnel.com/
10位:エビのピルピル
- メニュー名:エビプランチャまたはピルピル
- 値段:75DH
モロッコ料理はフランスやスペイン料理といった地中海料理の影響を受けた食べ物であります。
地中海料理の中でも美味しいのがエビのピルピルです。
「ピルピル」とは料理法の事をいい、干したタラを長時間かけてオリーブオイルで加熱するようです。
旨みとプリプリのゼラチン質を出し、エビの美味しさをより引き立ててくれます。
エビのピルピルを食べるならTaverne du Dauphin
ハッサン2世モスクから2.8㎞先にあるお店で、主に地中海料理を提供しています。
ダイニングルームはバーのようなカウンター席と、通常のテーブル席があります。
お店には様々な新鮮さのある魚が取り揃えていて、価格は安いものから高いものがあるようです。
ボリュームもそこそこあって美味しく頂けますよ。
- 住所:45 Bd Félix Houphouët-Boigny, Casablanca 20250 モロッコ
- 電話:+212522221200
- 営業時間:12時00分~23時00分(月~土、日曜は定休日)
- 公式サイト:https://www.facebook.com/
まとめ
モロッコの美味しいグルメについて10選紹介しました。
日本ではめったに食べられない料理が多く、独特な料理が多いですよね。
モロッコ料理はスパイスを頻繁んに使った料理が多いようですが、サフランやパプリカなどが使われることが多いため、アジア圏とは違った辛さもあるようです。
遠い国なので行くのは大変かもしれませんが、古い文化と共にモロッコのグルメを美味しく味わえるといいですね。