ブラジルと言えば、W杯などサッカーの強豪国としても知られています。
その経済効果もあり、治安は良好なのではと思われがちですが、実は治安は悪化の一途を辿っていると言われています。
しかし、日本と真逆の位置にあるブラジルには観光地もたくさんあり、ブラジルを訪れてみたいと旅行計画をする方も多いです。
そこで今回は、ブラジルの治安や、ブラジルへ旅行する際に気をつける点などについて解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング108位のブラジル
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ブラジルは108位となっています。
結論:ブラジルの治安は危険
ブラジルの治安は、世界を見ても非常に悪く危険な国であると言えます。
これは、ブラジルには貧民街と言われる「スラム街」が存在しているためです。
スラム街では毎日のように殺人や薬物の密売、中毒者、さらには観光客を狙った誘拐も多発しています。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、ブラジルへの渡航には十分な注意が必要であると言えます。
2019年現在、危険度レベル1となっていますが、これは日常的に起こる殺人や銃撃などの重犯罪に加え、スリやひったくりなどの軽犯罪に対しても、常に危険と隣り合わせになっていることを指しています。
そのため、日本で過ごすような感覚でブラジルへの渡航は行うべきではありません。
実際、ブラジル国内において1日に200人近くの人が殺されるという治安が不安な国となっているため、ブラジル旅行を計画する際は、危険なエリアへの立ち入りは避けるべきだと言えるでしょう。
また、渡航前には必ず外務省の公式ホームページよりブラジルの現在の状況について、あなたの身の安全を守る大切な情報となるため、必ず確認しておくようにしましょう。
夜の一人歩きは大丈夫?
ブラジルにおいて夜間にホテルから外出する行為は、男性も女性も避けるべきだと言えます。
これは、夜間のブラジルの街は街灯が少ないだけではなく治安の悪さが目立ち、凶悪な犯罪や事件に巻き込まれる可能性があるためです。
そのため、夜間はホテル内で過ごすようにしましょう。
コロナウイルス関連情報
5月27日の保健省傘下のオズワルドクルスのデータでは、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数は4月27日以降、増えています。
同日の新規感染者数は1万2,434人だったが、5月27日には2万2,676人に増えています。
まだ、コロナウイルスは終息していないので外出する時は気をつけたほうが良いと思います。
ブラジル旅行で最低限気をつけるべき点3つ
ブラジル旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
ブラジル旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が自動付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
ブラジル旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険自動付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「旅好きのクレジットカードおすすめ4選 クレカで得する裏ワザ」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、ブラジルで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- ブラジルであれば1170円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
ブラジルの公用語はポルトガル語です。
英語はブラジルでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、ブラジルの公用語である”ポルトガル語”には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
ブラジル主要エリアの治安事情
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省海外安全ホームページでは、以下の地域に注意勧告が出ています。
ブラジルで治安が悪いエリア |
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大フォルタレーザ圏,ロライマ州北部,ブラジリア連邦区,大サンパウロ圏及びカンピーナス市,大リオ圏,大マナウス圏,大ベレン圏,大レシフェ圏,大サルバドール圏,大ビトリア圏,大クリチバ圏,ポルトアレグレ市 |
上記地区では犯罪に巻き込まれるリスクが極めて高いため、基本的には避けるようにしましょう。
ここではブラジル主要エリアの治安事情についてみていきましょう。
リオデジャネイロ
リオデジャネイロでは、毎日殺人事件などの凶悪犯罪が日本の25倍以上もの件数で起こっています。
また、現在においても年々、犯罪件数が増加傾向にあるため、あまり良い治安だとは言い切れません。
むしろ、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくない状況だと言えます。
政府は治安改善のためにも対策を講じているようですが、それでも犯罪対策は追いついていない状況です。
このようなことから、リオデジャネイロを訪れる際は自身の身の安全には十分注意しましょう。
サンパウロ
サンパウロは南米最大都市とあり、街には賑わいもあり、高層ビルがたくさん建っています。
しかし、ブラジルの貧困民が多く、スラムやホームレスがいるなど、同じブラジルの中でも貧富の差を感じる都市でもあります。
そんなサンパウロでは、反政府デモやスリ、ひったくり、強盗などの被害が毎日のように起こっています。
また、居住エリアであっても有刺鉄線が設置されているようなエリアとなり、治安は極めて悪いと言えるでしょう。
そのため、昼間も自身の身の回りで起こる出来事に注意を払うことを心掛けてください。
マナウス
ブラジル北部にあるマナウスは、観光スポットにもなっているとても魅力的なエリアです。
しかし、マナウスは、リオデジャネイロやサンパウロと同様に、毎日軽犯罪や重犯罪が多発していて治安の悪化が目立つエリアとなっています。
特にファベーラというブラジルの貧困街があり、ここではスリや置き引きなどの窃盗被害が相次いで起こり、観光客が多数巻き込まれる被害が目立っています。
また、車で信号待ちをしている間に窓ガラスを割られ、金品を強盗されるなどの被害も多く、マナウスを訪れる際は身の安全には十分注意しましょう。
サルバドール
ブラジルの中でも特にサルバドールは治安の悪いエリアとしても有名です。
実際のところ、治安の悪さはリオデジャネイロ以上であるとも言われているのです。
そんなサルバドールは観光地もあり、昼間の治安はさほど悪いということもありません。
しかし、スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪は多発しています。
また、夜間は街中を歩くことが危険に値するため、車やタクシーを利用して移動するようにしましょう。
特に携帯電話やカメラなどの金品を人の目に触れないよう注意してください。
クリチバ
ブラジルのクリチバでも、街中には市民の安全のためにも警察官が拳銃や警棒を持ち巡回している様子がうかがえます。
特に人が多く集まる場所は必ず複数人の警察官や自治警備員の姿が見られるため、街を歩くことに危険を感じることは少ないかもしれません。
とは言え、人気の少ない場所や路地裏などは警察官の死角にもなるため、犯罪に巻き込まれる被害が後を断ちません。
それほど治安が不安定であると言えるでしょう。
そのため、街中を歩く際は1人で出歩くことはせず、タクシーを利用する、また、観光客の装いはなるべく避けるのが無難です。
ひったくりなどの被害に遭わないためにも、スマホなどを片手に操作することのないよう十分注意してください。
ファベーラ
ブラジルの貧困街を総称したファベーラは、ブラジルで言うスラム街のことを指します。
このファベーラは、主にリオデジャネイロにあります。
リオデジャネイロでは丘の上に貧困街ができており、治安が不安定な地域としても有名です。
ファベーラの治安は非常に悪く、毎日殺人事件や強盗事件など、凶悪犯罪が起こり、市民の生活は不安定であると言えます。
また、何の罪もない人が銃撃されるなど、身の危険を感じながらの生活を強いられるエリアです。
そのため、このファベーラは大変危険なエリアのため、近付かないよう注意してください。
イグアス
ブラジルとアルゼンチンにあるイグアスの滝は世界最大の滝として有名です。
ナイアガラの滝、ヴィクトリアの滝と並び世界三大瀑布にも名が知れています。
滝の幅4,000m、水量も多い時で毎分39億トンです。
アルゼンチンでは川の上の遊歩道を歩き、「悪魔の喉笛」と呼ばれる滝があり、ブラジルでは水しぶきを浴びながら遊歩道を歩き、大きな滝を下から見上げることができます。
たくさんの角度から滝を観光できるおすすめの観光地です。
ブラジル観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではブラジルの観光客を狙った犯罪事例とその対策についてご紹介します。
事例1.スリや置き引きなどの窃盗事件が多発
ブラジルでは、空港やホテルなど、私たち日本人のような観光客を狙ったスリや置き引きなど、また、バッグのひったくり、さらに銀行のATMにおいてカード番号のスキミング被害などの事件が頻発しています。
実際、日本人がその被害に遭うというケースが目立っています。
対策:身の周りの状況に目を配る
スリやひったくり、置き引きの被害を最小限に抑えるためには、常に自身の周囲で起こることにアンテナを張り、自分の荷物の管理はしっかりと行ってください。
また、銀行でキャッシュカード利用の際は、挿入口にスキミングするような異常がないかなどを確認し、周囲の様子にも気を配ることが大切です。
事例2.スラム街における麻薬の密売や銃撃戦
ブラジルの中でも特にリオデジャネイロやサンパウロにおいて、ファベーラのスラム街を中心とした麻薬の密売や犯罪事件、また、銃撃戦など、命の危険が及んでいます。
その流れ弾によって一般市民が犠牲になる被害が出ています。
対策:ファベーラには近付かないこと
ブラジル旅行を計画する際は、あえて危険なエリアに立ち入ることは行わず、決してファベーラに近付くようなことはしないようにしましょう。
自身の身の安全を最優先とした行動をとるようにしてください。
事例3.スリやひったくりの被害
ブラジルにおいて、観光客の日本人もスリやひったくりの被害に遭っています。
2018年には車のタイヤをバンクさせ、車内にある荷物を盗むという窃盗事件が多発しています。
また、ケチャップをわざと衣服につけ、親切心を装った人物にバッグをひったくられる、あるいは置き引きの被害に遭うなど、軽犯罪に巻き込まれるケースが増えています。
対策:手荷物の管理・周囲の様子に気をつける
スリやひったくり、置き引きの被害は常に自身に降りかかる恐れのある軽犯罪の中でも最も多いケースとなります。
そのため、自分の手荷物はリュックなどを活用し、前抱きに抱えて持つ、また、貴重品は分散させて持つなどの工夫が必要です。
さらに、自身の周囲で起こり得る被害の様子に気をつけて行動するようにしましょう。
日本人女性がブラジル旅行で注意すべきポイント
ここではブラジルで女性が気をつけることを3つご紹介します。
肌の露出を最小限にする
ブラジル旅行で女性が気をつけることは、ブラジルに滞在中は肌の露出が多い服を着用することは避けるようにしましょう。
ブラジルはとても気候も暑く、つい、日本の夏と同じような服装になってしまうこともあるでしょう。
しかし、日差しは厳しく、日焼け対策もしっかりと講じておく必要があります。
また、あまりの暑さから肌を露出しがちな服装をすることで、思わぬ性犯罪に巻き込まれる可能性も高く、周囲の人に強い刺激を与えるような露出の多い服装を避け、肌を守ることが大切です。
腕時計や貴金属等の装飾品は身に付けないこと
ブラジルに旅行に行く際、日本の街を歩く時と同じように、ファッションコーディネートの観点から腕時計や指輪、ネックレスなどの貴金属等の装飾品を身に付ける女性も多いかもしれません。
しかし、ブラジルでは高価な装飾品を身に付けていると、それだけで軽犯罪のターゲットとされてしまう恐れもあります。
特に私たち日本人のような観光客が狙われやすいため、ブラジル旅行の際は、腕時計や貴金属などの装飾品は身に付けないようにしてください。
スマホ操作を行う際はスリに注意
ブラジルに旅行に行く際は、横断歩道の信号待ちや路上で立ち止まってスマホ操作を行う際は細心の注意を払ってください。
これは、スマホをひったくる窃盗犯が街中に多数存在しているためです。
そのため、スマホ操作に夢中になりすぎて周囲の様子に目を配ることができずにいると、あっという間にスリやひったくりの被害に遭ってしまうでしょう。
バスや電車の中でのスマホ使用時も十分注意してください。
紫外線対策方法に注意
ブラジル旅行で女性が気をつけることには、服装に加え、紫外線対策方法でもある帽子の着用です。
日本人女性は特に、強い日差しを避けるため、つばの広い帽子をかぶることが一般的となっています。
しかし、ブラジルにおいてはそのような習慣はなく、ブラジル人女性が帽子をかぶっているという習慣はありません。
そのため、つばの広い帽子をかぶっているとすぐに観光客であることが分かってしまい、犯罪のターゲットにされてしまう恐れがあります。
そのようなことを避けるためにも、紫外線対策の際は日焼け止めクリームを活用するようにしましょう。
写真撮影を行う際は周囲に注意する
ブラジル旅行の際に女性が気をつけることには、時代の流れによって多くの女性がインスタを行っています。
そのため、ブラジル旅行の際も観光地を訪れた時は、写真撮影をする日本人観光客も多いでしょう。
しかし、カメラやスマホで写真撮影を行うも、長時間に及ぶ場合はスリやひったくりの被害に遭うケースも多いです。
また、写真撮影に気を取られているとバッグが開いたままとなり、財布などを取られるなどスリの被害に遭う可能性が高くなります。
そのようなことを避けるためにも、写真撮影を行う際はできるだけ短時間にとどめ、その際の手荷物の管理はきちんと行うようにしましょう。
人混みの中はチャック式、ボタン付きポケット
ブラジルは全部の地域で人混みの中で財布・携帯電話を狙うスリがあります。
手口は非常に巧妙で素早く、自分が気づくと無くなっています。
一例では、無理やり押してきて、あっという間に財布・携帯電話が抜き取られます。
財布・携帯は、太もも下のチャックまたはボタンで開閉できるポケットに入れたほうが良いです。
満員のバスや電車はかなりスリが多く、特に週末のラパ地区、カーニヴァル期間中の人混み、年越しイベントなどはスリに気をつけましょう。
カバンは常に自分の前に
リュックで後ろに背負うタイプは、こっそり開けられ中身を取られるケースもあります。
一流ホテルのフロントやロビー、レストランでも置き引きがあるので、常に注意をする必要があります。
荷物は常に自分の前に置いて、移動する場合は必ず持っていきます。
コパカバーナ、イパネマ、レブロン地区で海水浴中の被害もあります。
海に入る場合は必ず誰かが残り、一人の場合は近くの年配など、信頼できる方に荷物を預けるようにします。
深夜のバス停について
リオのバスは1日中運行していますが深夜は1時間に1本とかなり本数が少なく、待ち時間がかなり多く、強盗に狙われやすいです。
歩いて拳銃で襲ってきたり、バイクの2人乗りで後ろのほうが銃を持ってきたり、車で近づいて窓が開くと拳銃を構えて襲ってくることがあります。
深夜のバス利用しないでタクシーを利用しましょう。
ニューハーフに注意しよう
コパカバーナの海岸沿い、ラパ地区にニューハーフがいます。
表の顔は売春をしてますが、麻薬の売人の可能性があります。
旅行している方が歩いていると少ない人数で近寄ってきて、体を触ったり、その間に財布や携帯電話を抜きとられることもあります。
決して、ふざけてからかったりしてはいけません。
彼らは常にカミソリを持っていて、首筋を切られたこともあります。
見かけた場合は反対側の道を通るなど、近づかないようにします。
安全な地域でホテルを予約
治安の悪い国に旅行へ行くよりも安全に行くことができる高級ホテルがおすすめです。
安い宿の場合もブッキングドットコムなどで口コミをよく読んで、危険な地域に泊まることは絶対に避けましょう。
料金がいくら安くても命がなくなっては意味がありません。
ホテル選びはとても大事です。
現金を大量に持ち歩かない
ブラジルではデビットカードやクレジットカードでの支払いが基本になっております。
もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか使えないこともありますが、そのような少ない金額の支払いを除いて、クレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
夜間の一人歩きは避ける
ブラジルは夜にホテルから外出することは、男性も女性も避けるべきです。
これは、夜のブラジルの街は街灯が少ないだけではなく治安の悪さがかなりあり、凶悪な犯罪や事件、スリに巻き込まれる可能性が高いからです。
そのため、夜はホテル内で過ごすようにしましょう。
子連れ旅行者がブラジルで注意すべきポイント
子連れでブラジル旅行を計画する際は、フライトのために飛行機の中でどのように時間を過ごすかが大切になってきます。
そのため、長時間のフライトで子供が退屈しないようなアイテムを準備しておきましょう。
子供が泣いた時の対応も事前に準備しておかなければ、他の乗客に迷惑となるため十分注意してください。
また、現地では子供の迷子や誘拐は当たり前のように起こると思っておきましょう。
特に日本人はお金持ちだというイメージを持つ外国人も多く、身代金目当ての誘拐の被害に遭う恐れもあります。
さらに、観光地においては多くの人が訪れているため、子供がグズって泣いてしまうようなことがあっても、すぐに対応できるよう、周囲の様子に配慮した行動をとることが求められます。
他の人に迷惑となる行為は避け、楽しい子連れのブラジル旅行にしてくださいね。
その他ブラジル観光で注意すべきポイント
ここでは、その他ブラジル旅行で気をつけることをご紹介します。
パスポートのコピー
ブラジル旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
ブラジルへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
ブラジルではあなたの手荷物の管理には十分注意が必要です。
これは、ブラジルにおいて、貧富の差からスリやひったくり、置き引きの被害が相次いで起こっているためです。
そのため、自身の貴重品の管理はファスナーが付いたリュックを利用することをおすすめします。
その際、貴重品は分散させて入れておくこと、また、スリの被害に遭わないように前抱きにするなど、持ち方にも工夫してみましょう。
ホテル
ブラジルに滞在する際のホテルについては、実際に宿泊した方の口コミをしっかりとチェックしておきましょう。
これは、ブラジルのホテルも3つ星、5つ星などのランクがあります。
予算の都合によって格安なブラジル旅行を計画したいと思う方も多いですが、あまりに低価格なホテルを予約すると、シャワーを利用することができなかった、トイレが流れないなど、様々なトラブルに見舞われる可能性もあります。
そのため、口コミで実際の情報をリサーチしておくことをおすすめします。
クラブ
ブラジルのリオデジャネイロやサンパウロには、夜遊びスポットとしてナイトクラブが多数営業しています。
しかし、かつてはナイトクラブの大火災が起こるなど、多数の死傷者が出る事故が起こりました。
また、クラブで銃撃戦が勃発するなど、いつどこに危険が迫っているか分からない状態です。
そのため、クラブを訪れる際は、自身の身に危険が降りかかる恐れがあることを念頭に置き、安全な行動を心掛けるようにしましょう。
地下鉄
ブラジルは各都市において公共交通機関がどれほど発達しているかに差があります。
特にサンパウロは地下鉄やモノレールの他、路線バスが市民の足となっている一方で、リオデジャネイロでは地下鉄と路線バスが街中の移動手段となっています。
このように、ブラジルにおいて地下鉄を利用する際は、日本と同様に通勤時と帰宅時などラッシュの時間は大変混み合いを見せているため、スリやひったくりなどの被害も多く、手荷物の管理には十分注意しましょう。
タクシー
ブラジルでは街中の移動手段にタクシーを利用することが多いです。
タクシーは日本よりも安価に利用することができるため、観光に訪れた際はタクシーを利用されることをおすすめします。
なお、タクシーは日本の流しのタクシーを拾うこともできますが、一般的にはタクシー乗り場からの乗車となるでしょう。
タクシー利用時は料金メーターが正しく作動しているかをしっかりと確認するようにしましょう。
なお、最近では、日本と同様にブラジルでも携帯アプリを利用することでタクシーを呼ぶことができます。
ぜひ、旅行前にアプリをダウンロードし、使用方法を確認しておくと安心ですね。
ブラジルのおすすめホテル
バイア オーソン パレス
サルヴァドール滞在時におすすめの価格、快適さと利便性があり、ファミリー向けで豊富な館内設備やサービスがあります。
バイア オーソン パレスでの滞在がお楽しみいただけるように、24時間対応のフロントデスク、コンシェルジュ、ルームサービスがあります。
また、プール、朝食がご利用できます。バイア オーソン パレスへお車でお越しの場合は、無料駐車場をご利用になれます。
Radisson Blu São Paulo (antigo Radisson Faria Lima)
高級なイタイムビビ地区に位置するRadisson Blu San Pauloは、有名な飲食店、世界クラスのショッピングなどに簡単にアクセスできます。
忙しいスケジュールの中で休憩を見つけたら、イグアテミとショッピングシダーデジャルディンのデザイナーズストアを10分以内で閲覧したり、ポボ公園をゆっくりと散歩したりできます。
クライアントとのミーティングやショッピングを1日楽しんだ後は、サウナでくつろいだり、セミインドアプールで泳いだりできるサンルームに向かいます。
朝食、ランチ、ディナーにおいしい料理を提供する敷地内のD.O.K.があるので、食事のために遠くに行く必要はありません。
ミラマー ホテル バイ ウィンザー
有名なコパカバーナビーチの向かいにあるミラマー ホテル バイ ウィンザーはペット連れで泊まりやすいデザインホテルで、緑の花崗岩のプール、モダンなジム、バトラーサービス、無料Wi-Fiがあります。
滞在中は美しいビーチを観ながら素敵な朝食が楽しめます。
グレイを基本とした内装の客室には、エアコン、薄型ケーブルテレビ、セーフティボックス、ミニバー、専用バスルームがあります。
クチコミで好評なリオデジャネイロの人気エリアです。
ラディソン ヴィラ オリンピア
ラディソン ヴィラ オリンピアサンパウロ滞在時の拠点として、ホテルではさまざまな館内設備やサービスをご用意しております。
サンパウロで人気の観光スポット、Hotel Unique (2.6 km)、およびSESC Pinheiros (3.2 km)などにも近いラディソン ホテル ヴィラ オリンピアは旅行者におすすめです。
客室には薄型テレビ、ミニバー、および客室内冷蔵庫をご用意。無料wi-fiとあわせて、ごゆっくりお過ごしになれます。
ラディソン ホテル ヴィラ オリンピアでは24時間対応のフロントデスク、コンシェルジュ、およびルームサービスをご用意しております。さらに、ラディソン ホテル ヴィラ オリンピアではプール、および朝食込みもご利用になれます。お車でお越しの場合は、無料駐車場をご利用になれます。
グラン ホテル ステラ マリス リゾート & コンベンションズ
ステラマリス地区のビーチフロントにあるホテルです。
プールを囲むようにサンドベージュを基本にしたリゾートスタイルの建物です。
大きな壁画を用いたロビーは広々とした造りで落ち着いた印象です。
客室の内装はタイプにより異なるがそれぞれ暖色系のファブリックをあしらいくつろぎやすいムードにまとめられています。
サルバドール国際空港から約8kmです。
ホテル グラン マルキース
フォルタレザにあるホテル グラン マルキースは、ムクリピビーチの正面にある宿泊施設です。
屋外プールでは海岸を観ながら太陽の光が楽しめ、プールサイドバーかつロビーではドリンクも楽しめます。
館内全域で無料Wi-Fiを利用できます。
グラン マルキースのすべての部屋はモダンな装飾で、エアコン、ミニバー、32インチケーブルテレビがあります。
バスタブ付きの部屋、海の景色を望むお部屋も一部あり、ホテルの周りにはレストランやショッピング施設が数軒あります。
ホテル グラン マルキースからムクリピ・フィッシュマーケットまで500mです。
リオ オーソン パレス
リオ オーソン パレスはコパカバーナビーチの正面にあり、シュガーローフ山の素晴らしい景色がある屋外プール、館内のフィットネスセンターもあります。
3階では海のパノラマの景色を観ながら朝食をが楽しめます。
館内全域で無料Wi-Fiを利用できます。
リオ オーソン パレスの部屋には、エアコン、バルコニー、ケーブルテレビ、ミニバーがあります。
海の景色がある部屋や独立したシーティングエリア付きのお部屋もあります。
敷地内に駐車場があり、30階にあるSkylabレストラン&バーではブラジル料理と世界の料理、毎週土曜には伝統的な「フェジョアーダ」があります。
リオ オーソン パレスから地下鉄カンタガーロ駅まで450m、サントス・ドゥモン空港まで11km、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港まで23.8kmです。
シェラトン ダ バヒア
シェラトン ダ バヒア ホテルはサルヴァドール滞在時の拠点として、ホテルではさまざまな館内設備やサービスをご用意しております。
シェラトン ダ バヒア ホテルの客室には薄型テレビ、ミニバー、および冷暖房完備などがあります。無料wi-fiもあわせてご利用になれます。
快適にお過ごしいただけるよう、ホテルでは24時間対応のフロントデスク、コンシェルジュ、およびルームサービスをご用意しております。
また、プール、朝食がご利用できます。お車でお越しの場合は、周辺の有料専用駐車場をご利用になれます。
メリア パウリスタ
サンパウロにあるメリア パウリスタは、レストラン、フィットネスセンター、バー、共用ラウンジを提供しています。5つ星のホテルで、コンシェルジュサービスと荷物預かりを提供しています。
館内全域での無料WiFi、24時間対応のフロントデスク、空港トランスファー、ルームサービスを提供しています。
メリア パウリスタのお部屋にはデスク、薄型テレビ、専用バスルームがあります。この宿泊施設のお部屋にはそれぞれエアコンとワードローブがあります。
メリア パウリスタではビュッフェの朝食を毎日楽しめます。
メリア パウリスタは5つ星の宿泊施設で、サウナ、館内のビジネスセンター、屋内プール、ホットタブなどの施設を提供しています。
マクスード プラザ ディストリビューテッド バイ アコーホテルズ
ほとんどの客室にはミニバー、衛星放送チャンネルの薄型テレビと金庫があり、都市の景色を望みます。
客室はバスタブとヘアドライヤーを設けています。
お客様はレストランでブラックファーストを毎朝お召し上がりいただけます。
550メートルぐらい離れているRascalのイタリア、地中海とブラジル料理があります。
トリアノン マスピ地下鉄駅は、300メートル離れたところにあり、車で15分のところにサンパウロ・コンゴニャス国際空港があります。
ホットタブとヘルスクラブは有料です。
まとめ
今回はブラジルの最新治安情報について解説しました。
ブラジルは、リオデジャネイロをはじめ、治安の悪いエリアが目立つことが分かりましたね。
また、ブラジル全土において、観光地になっている場所も含め、地下鉄やバスの中でもスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪だけではなく、ファベーラなどでは殺人事件や銃撃事件などが多発しています。
そのため、決して安易な気持ちでブラジル旅行を計画すべきではないと言えるでしょう。
このように、ブラジルへ観光旅行に訪れる際は、治安の悪いエリアは避け、安全に観光できるエリアに限定し、ブラジル旅行を楽しんでくださいね。