【2023年】ギリシャの治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

白い街並みと青い海のコントラストが素敵なギリシャ

美しいエーゲ海を見ようと観光客が多く訪れる国ですが、治安については不安もあります。

そこで、ギリシャをたっぷり堪能するためにも、ギリシャの治安情報についてまとめてみました。

ぜひ参考にして、楽しいギリシャ旅行にしてください。

世界治安ランキング62位のギリシャ

参考サイト:http://worldpopulationreview.com/

アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ギリシャは62位となっています。

結論:注意が必要

ギリシャは凶悪犯罪が多いというわけではありませんが、多少の注意は必要です。

盗難窃盗事件などが目立つので、気を抜いて行動するとトラブルに巻き込まれる危険性があります。

海外だという意識を持って行動しましょう。

新型コロナウィルスの状況と入国に関して

ギリシャの新型コロナウィルスの状況は、ここにきて一気に感染が広がっているようです。
ですが、外務省による感染症危険レベルは「レベル1十分注意」ですので渡航にそこまで影響はないでしょう。

ギリシャへの入国に関しては、現在制限はありません。
新型コロナウィルスワクチン接種証明書の提示やPCR検査結果の提示も必要ありません。

飛行機内や街中でのマスク着用義務も不要となっていますが、ハイリスクグループに関してはマスク着用を推奨となっております。

ギリシャから日本への入国に関しては、現在水際対策における区分は「青区分」となっています。
3回目のワクチン接種証明書の有無に関わらず、出国前72時間以内のPCR検査のみ必要で
入国検査や隔離はありません。
状況により変動するため、随時外務省サイトでご確認ください。https://www.mofa.go.jp

外務省のデータも確認

参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ

ギリシャでは特に注意されている場所はありません。

しかし、2020年2月29日以降にトルコが国境解放制作を行ったため、移民や難民がトルコとの国境付近、ギリシャ北東部エブロス川流域とレスボス島に押し寄せています。

また、警察が移民や難民の国境越えを制止しようとしているので、衝突などが起きて危険です。

警戒レベルとして公表されていませんが、不要不急の渡航は控えるよう文章で発表されています。

落ち着くまでは記載している地域への観光など、不要不急の渡航はしないようにしてください。

また、コロナウイルスによる渡航制限などもあるので、渡航の際は事前に確認しましょう。

夜の一人歩きは大丈夫?

夜は犯罪が多くなるのはギリシャも例外ではありませんので、一人で出歩くのは控えましょう

夜は薬物の売買や薬物使用者も多く、売春も盛んな地域があります。

恐喝に遭う可能性もあるため、一人では男女含め出歩かないようにしてください。

 

ギリシャ旅行で最低限気をつけるべき点3つ

ギリシャ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。

  • 注意点①:海外旅行保険
  • 注意点②:インターネット環境
  • 注意点③:言語の問題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注意点①:海外旅行保険に加入しておく

海外旅行保険とは

ギリシャ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。

これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。

おすすめはエポスカード【年会費無料】

年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。

エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。

エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!

もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!

海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。

特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。

ギリシャ旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト

海外旅行保険付帯カードの基本知識

海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。

  • 自動付帯
    カード持っているだけで自動的に保険が適用される
  • 利用付帯
    旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される

自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。

また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます

海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。

 

さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技でも紹介していますので読んでみてください。

注意点②:インターネット環境

海外旅行で重要なのがインターネット環境。

結論としては、ギリシャで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる

まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

仲間とはぐれる危険性がある

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。

  • スマホで地図を見ながら移動できない
  • 移動中に観光地など調べ物ができない
  • SNSに写真をアップロードできない

スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意

なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。

グローバルWi-Fiがおすすめ


旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。

グローバルWiFiの特徴は

  • ギリシャであれば2600円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります

そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。

グローバルWi-Fi公式サイト

 

注意点③:言語の問題


旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。

日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。

 

ギリシャの公用語はギリシャ語です。

英語はギリシャでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。

 

しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。

その理由を以下に簡単にまとめました。

公用語が話せないと困ってしまうこと

  1. 道に迷ってしまった
  2. レストランでの注文
  3. 交通機関が思うように利用できないとき
  4. 急な体調不良
  5. トラブル全般

これらで困ってしまう。

英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ


旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。

ポケトークを持っているメリットとは

  • 旅行中の不安やストレスから解放される
  • 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
  • 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
  • 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
  • 翻訳の正確さが高い
  • Wi-Fi環境がなくても利用ができる

また、ギリシャの公用語である”ギリシャ語”には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。

ポケトークさえ持っていれば

今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!

なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。

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ギリシャ主要エリアの治安事情

出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/

アテネ

アテネの治安は全体的にみてもそこまで危険を感じることはありませんが、細い道や路地裏などに入った時には注意しましょう。

あまりにも動揺してしまった場合は、目をつけられて恐喝される可能性があります。

人気がない場所は日本と同じく危険なので、気を付けてください。

特にオモニアの夜間は薬物の取引が盛んに行われているため、薬物中毒者も多く出歩いています。

ぶつかったりしないように、注意しましょう。

また、ピレウスも移民が多く物乞いをしているので、あまり寄り付かない方が良いです。

サントリーニ島

サントリーニ島は昼間観光客であふれ、賑わう場所ですが現地人も観光客もゆったりと過ごしているのが特徴です。

そのため、危険を感じることはないでしょう

夜も遅くまで開いているお店も多いので、人が多く特に危険ではありません。

ただし、人が多い場所なのでスリ被害には注意してください。

また、昼間はバギーに乗っている観光客も多いため、歩行の際には注意してください。

歩行者優先ではないので、自分が気をつけるようにしなくてはなりません。

 

ギリシャ観光客を狙った主な犯罪事例と対策

事例1.置き引き

アテネ中心部にあるアレオスパゴスの丘で、写真撮影をしていた女性のバッグが置き引きに遭う事件が発生しています。

撮影中足元に鞄を置いていたとのことで、旅券・財布・携帯電話が入ったまま盗まれてしまいました。

対策:荷物を地面に置かない

荷物は手から離さないようにしてください。

また、地面に置きっぱなしも注意が必要です。観光中はもちろん、食事中なども荷物から目を離さず、手元に置くかそのまま膝に置くなど工夫しましょう。

足元には決して置かないでください。

参考:https://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/anzeninfo_kako.html

事例2.スリ

空港へ向かう際に地下鉄に乗車した男性が、地下鉄の車両内でスリ被害に遭いました。

男性はポケットに入れていた、旅券・現金・クレジットカードを全て盗まれ、犯行も夜間ではなく昼間に起こったものでした。

対策:ポケットには貴重品を入れない

ポケットに貴重品を入れていると、スリ被害に遭う可能性が高くなります。

上着の内ポケットや外ポケットも危険なので、できるだけポケットには入れず、もしも身につける必要があるなら下着や肌に近い場所へ隠すように持ちましょう。

参考:https://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/anzeninfo_kako.html

事例3.テロ事件

アテネ中心部のコロキナ地方にある海運・海事・エーゲ海大臣の政治事務所が何者かに襲撃される事件が起きています。

放火までされ、犯人は正体不明となっており、テロ事件として取り扱われています。

対策:情報を取り入れる

テロはいつどこで起きるか分からないので、情報をしっかりと取り入れるようにしましょう。

また、社会情勢が悪化している際には、渡航を控えるか外出を控えるなどの工夫をして、テロ被害に遭わないよう意識してください。

参考:https://www.gr.emb-japan.go.jp/portal/jp/proxeniko/anzeninfo_kako.html

 

日本人女性がギリシャ旅行で注意すべきポイント3つ

1.ナンパ

ギリシャには「カマキ」と呼ばれるナンパ目的の男性が多くいます。

特に日本人が大好きなギリシャ人は、日本人女性をターゲットにしてしつこく声をかけてくるでしょう。

はっきりとした態度を取らないと、ずっと話しかけてきます。

できるだけ、はっきりと断るようにするのはもちろん、気軽についていかないようにしてください。

トラブルに巻き込まれる可能性があるので、ナンパにはくれぐれも注意しましょう。

嫌ならはっきり「ノー」と言っても大丈夫です

気兼ねせず断りましょう。

2.華美な服装

ギリシャではブランド品やアクセサリー、時計など派手で目立つブランド品を持っていると、間違いなく狙われます

女性は特にブランドものを所持している方も多いので気を付けましょう。

物乞いなどもやってくる可能性がありますし、窃盗に遭う確率も高くなります。

派手に着飾った服装も目立つので、注意してください。

できるだけTシャツにデニムなど質素でシンプルな格好がおすすめです。

人が多い観光地では特に服装に注意しながら楽しみましょう。

3.写真撮影

ギリシャでは写真撮影が禁止されている区域もあるので、撮影には注意してください。

空港などでも撮影ができない場合もあり、スマホでも気軽に撮影できない場合があります。

また、撮影はできても危険な場所も多いので注意してください。

絶景が撮影できる場所は特に足元が危険です。

今では気軽に写真が撮れて便利になり、撮影をする女性観光客も増えています。

気軽な撮影がトラブルを引き起こす可能性もあるので、気を付けましょう。

また、記念写真を撮ってくれるといって撮るふりをして観光客が足下に置いたバッグ等を
奪い去る
という事件も発生しています。写真撮影の声をかけられた時は注意しましょう。

子連れ旅行者がギリシャで注意すべきポイント

子連れでギリシャ旅行をする際には、日焼け止めや帽子を忘れないようにしましょう。

とても日差しがきついので、なにもしていないと肌を痛めてしまう可能性があります。

日除けのためのカーディガンなども一枚持たせてあげると良いですね。

また、風も強いため子供用のサングラスなどがあると、ホコリや日差しから目を守ることができるでしょう。

日焼け止めなど忘れた時は、ギリシャの薬局でも購入が可能です。

他にも、トイレの数も少なくあまりきれいではないので、ホテルやレストランのトイレを利用してください。

また、水道水は石灰が多く含まれているとのことで、飲料水としては不向きです。

飲料水はミネラルウォーターを購入してくださいね。

 

その他ギリシャ観光で注意すべきポイント

パスポートのコピー

ギリシャ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。

これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。

ギリシャへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。

そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。

当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。

このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。

カメラは盗まれるリスクが最も高い

海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。

理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。

実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。

カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。

レンタルカメラが人気

そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。

こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。

Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。

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リュック

ギリシャでもスリやひったくり犯罪は起きているので、リュックでも注意が必要です。

気がつかないうちにリュックでも堂々と手を入れて中身をまさぐってくる人もいるそうです。

できるだけ人が多い場所では、リュックは胸の前で持つようにしましょう。

フタが開けやすいリュックにも注意がひるようですね。

ジップタイプならジッパーの先の部分に鍵をつけて簡単に開けられないようにするのもおすすめです。

表面のポケットも開けられる可能性があるので、大切なものを入れないように注意しましょう。

ホテル

ギリシャのホテルは高級な場合だと、サービスも充実しているので宿泊にも満足することができるでしょう。

ただし、部屋に貴重品は放置しないよう気を付けてください。

放置したままの貴重品は盗まれる可能性も否定はできませんので、セーフティーボックスへと収納してから出かけましょう。

また、格安ホテルになるとタクシーを呼んでもらえなかったりするので注意してください。

サービスの良いホテルを探すなら、お金をかけた方が良い場合もあります。

クラブ

特にアテネのナイトクラブは盛んで、現地の人たちも夜明けまで遊んでいるのが特徴です。

クラブの規模も大きいので、まるでイベントに来ているかのように感じさせられます。

ただし、楽しさとは裏腹に、人が多いのでスリにも注意です。

バーやパブも夜は人で溢れかえってしまうので、注意しましょう。

スリ以外にも酔っている人も多いため、喧嘩などのトラブルにも気を付けておくと良いですね。

帰りの夜道は危険なので注意するのも忘れずに。

地下鉄

ギリシャの地下鉄ではスリが多いことでも有名ですが、本当にスリが多いのでアナウンスでも「自分の荷物から目を離さないように」と注意されます。

また、空港からアテネまで乗車すると、アテネに着くまでにはぎゅうぎゅうの状態まで人が押しのって来ます。

この状態が特に危険でスリにあいやすいので、荷物はもちろんポケットにも気を付けておきましょう。

また、チケットを購入したら自分で刻印を押さなければならないので、刻印機へチケットを差し込むことも忘れないように。

刻印がない場合は正規料金の60倍の罰金が取られるので注意です。

タクシー

タクシーを利用する際に、止める時は日本流にしないことをおすすめします。

腕を上げ手のひらを開いた状態を見せつけるのはギリシャでは侮辱行為に当たるとのこと。

ギリシャでは腕を上げ人差し指だけを立てた状態でタクシーを呼びましょう。

また、ぼったくりやお釣りのごまかしなども横行しています。

チップは5%〜10%が目安なので、正規料金とメーターを確認しながら支払ってください。

お釣りがないようにすることが一番ですね。

追加料金は絶対にないので、そちらも気を付けましょう。

まとめ

素敵な街並みが特徴のギリシャですが、日本と同じように過ごすことはできません

ある程度の注意は必要なので、気を付けながら過ごすことで楽しめる国ではないでしょうか。

スリなどは特に多いので、嫌な気持ちになる前に十分注意してください。

夜間でも人が多いからと言って甘くみてはいけません。

気を抜いているとすぐに被害にあってしまいます。

せっかくの旅行を楽しい思い出にするためにも、意識して過ごすようにしましょう。

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