パスタにピザ、ジェラートにティラミスと美味しいものがたくさんある美食の国イタリア。
今回は旅行でイタリアに訪れた際にぜひ食べたいイタリア料理をご紹介いたします。
前菜からメイン料理、デザートまでランキング形式でご紹介いたします。0
この記事の目次
イタリアの人気グルメランキング10選
1位:ピザ
- メニュー名:マルゲリータ
- 値段:5.5ユーロ
イタリアでピザというと主にナポリピザとローマピザがあります。
ナポリピザは生地にモチモチした弾力があり、フチに分厚い耳がついており、手で成形した生地を高温で短時間で焼き上げます。
ローマピザは生地が薄くてパリパリしており、耳がなく、麺棒で成形しナポリピザの倍ほどの時間をかけて焼き上げます。
ナポリピザを食べるならPizzeria Brandi
ナポリピザでお勧めしたいお店は「Pizzeria Brandi(ブランディ)」です。
1780年創業で1889年に王妃にイタリア国旗をイメージしたピザを献上したマルゲリータピザ発祥のお店です。
おしゃれな店内にナポリの雑踏を感じれるテラス席があります。
店内には王室の料理長から送られたという感謝状も展示されています。
地元の人や観光客だけでなく数々の著名人も訪れる人気店ですので予約をしていくのがオススメです。
- 住所:Salita S. Anna di Palazzo, 1/2, 80132 Napoli NA, イタリア
- 電話:+39081416928
- 営業時間:ランチ:12:30~15:30/16:00、ディナー:19:30~23:30 月曜日定休
- 公式サイト:https://pizzeriabrandi.com/
2位:ジェラート
- メニュー名:スモールサイズ
- 値段:2.5ユーロ
フィレンツェ発祥のデザート「ジェラート」
イタリア語で凍ったという意味のジェラートは、アイスクリームは乳脂肪分が8%以上ですが、ジェラートは乳脂肪分が4%〜7%と低く、フルーツなどをふんだんに使われているため濃厚な味わいを楽しめます。
アイスクリームよりもヘルシーな国民的デザートです。
ジェラートを食べるならCiampini Roma
今回オススメするのは「Ciampini Roma(チャンピーニ)」です。
こちらも有名なジェラート店でローマの休日で人気となった観光地スペイン広場からほど近いロレンゾ広場にあります。
オススメは大粒のマロングラッセがたくさん入ったジェラートです。
原料にもこだわり、独自の伝統技法で全て手作りで作るフレーバーはどれも美味しく外れがありません。
- 住所:Piazza di S. Lorenzo in Lucina, 29, 00186 Roma RM, イタリア
- 電話:+39066876606
- 営業時間:8:30〜22:00 日曜日のみ9:00オープン
- 公式サイト:https://www.ciampini.com/
3位:パスタ
- メニュー名:カルボナーラ
- 値段:16ユーロ
ピザと共にこちらもイタリアを代表する国民食「パスタ」
乾麺から生麺、ロングからショートといろいろな種類のパスタがあります。
地域によっても異なりボローニャ地方だとボロネーゼ、ジェノヴァはジェノベーゼ、ローマだとカルボナーラが発祥となっています。
カルボナーラを食べるならLa carbonala
日本人も大好きなカルボナーラ発祥のお店がローマにある「La carbonala(ラ カルボナーラ)」です。
1906年から続く名店で地元の人にも観光客にも愛されているお店です。
本場のカルボナーラは生クリームは一切使わずグアンチャーレ(豚肉の頬肉)を炒めて出た油に卵液を絡めて作ります。
具もグアンチャーレだけというシンプルなもので、日本のカルボナーラとは全然違います。
シンプルながらとっても美味しいですよ。
- 住所:Via Panisperna, 214, 00184 Roma RM, イタリア
- 電話:+39064825176
- 営業時間:ランチ:12:30〜14:30、ディナー:19:00〜22:00 日曜日定休
- 公式サイト:https://www.lacarbonara.it/
4位:ティラミス
- メニュー名:トラディショナルティラミス
- 値段:3.70ユーロ
イタリアンドルチェで人気の「ティラミス」
ティラミスは北イタリアのヴェネティア近郊が発祥と言われています。
北イタリア産のマスカルポーネチーズとエスプレッソコーヒーを染み込ませたスポンジやビスケットを積み重ねて層にしたデザートです。
ティラミスを食べるならi tre mercanti
ヴェネティアで人気のティラミス専門店が「i tre mercanti(イ トレ メルカンティ)」です。
サンマルコ広場から徒歩3分と観光で立ち寄りやすい場所にあるお店です。
手作りで作られるティラミスは地元の人のクチコミも高く、観光客からも人気です。
日本語のメニューもあるので簡単に注文することができます。
こちらのティラミスはとっても種類が多くなんと28種類もあります。
一番人気はやっぱりクラシックなトラディショナルティラミスです。
- 住所:Calle al Ponte de la Guerra, 5364, 30122 Venezia VE, イタリア
- 電話:+390415222901
- 営業時間:12:00~19:30
- 公式サイト:http://www.itremercanti.it/
5位:生ハム(プロシュート)
- メニュー名:クラテッロ
- 値段:15ユーロ
イタリアで味わう本場の「生ハム」。
プロシュートとはイタリア語で生ハム全般のことを言います。
中でも生ハムの王様と呼ばれているのがパルマよりもさらに北にあるジベッロ村のクラテッロというハムです。
なかなか市場には出回らないため幻のハムともよばれています。
クラテッロを食べるならTrattoria La Buca
クラテッロの生産地ジベッロ村にある宿も併設しているレストラン「Trattoria La Buca(トラットリア ラ ブーカ)」
こちらではクラテッロの生ハムセラーを見学とクラテッロを味わうことができます。
生ハムの生産者やシェフ、料理評論家からも評価されている有名なお店で、日本の漫画「美味しんぼ」にも取り上げられています。
クラテッロは口に入れるととろける美味しさ。
これで15ユーロとは驚きです。
- 住所:Via Ghizzi, 6, 43010 Polesine Zibello PR, イタリア
- 電話:+39052499214
- 営業時間:月曜・火曜日定休
- 公式サイト:https://www.trattorialabuca.com/
6位:ミラノ風カツレツ(コトレッタ アッラ ミラネーゼ)
- メニュー名:コトレッタ アッラ ミラネーゼ
- 値段:18ユーロ
ミラノの郷土料理が「コトレッタ アッラ ミラネーゼ」というミラノ風のトンカツです。
薄くした仔牛のお肉にパン粉、パルメザンチーズ、バターなどで衣をつけオリーブオイルで揚げます。
衣がカリカリ、サクサクで口当たりも軽いので子供から大人まで大好きな一品です。
コトレッタ アッラ ミラネーゼを食べるならRistorante Da Oscar
ミラノのCorso Buenos Airesにある「Ristorante Da Oscar(リストランテ ダ オスカー)」はミラノの郷土料理が味わえる人気のお店です。
大衆的なイタリアレストランでいつも地元の人で賑わっています。
一押しのミラノ風カツレツは、注文するととっても大きなカツレツが出てきます。
開店後すぐに席が埋まってしまうので予約必須です。
- 住所:Via Lazzaro Palazzi, 4, 20124 Milano MI, イタリア
- 電話:+390229518806
- 営業時間:12:30〜14:30、19:30〜23:00 日曜日定休
- 公式サイト:なし
7位:トリッパ/ランプレドット
- メニュー名:トリッパ
- 値段:3.5ユーロ
フィレンツェの伝統料理「トリッパ」とはトマトで煮込んだホルモン料理となります。
トリッパはイタリア全土で食べられていますが、発祥の地フィレンツェには「ランプレドット」というもつ煮込み料理もあります。
トリッパは第2胃袋のハチノスですが、ランプレドットは第4胃袋のギアラを野菜で煮込みます。
トリッパ/ランプレドットを食べるならSergio Pollini Lampredotto
「Sergio Pollini Lampredotto(セルジオ・ポッリーニ・ランプレドット)」は通称ポッリーニと呼ばれているフィレンツェでトリッパとランプレドットを食べれる屋台です。
サンタンブロージョ広場の角にあります。
人気のランプレドットはパニーニに挟むかバスケッタと呼ばれる深皿に入れるかを選ぶことができます。
ランプレドットのパニーニもトリッパのパニーニも共に3.5ユーロで食べることができます。
- 住所:Via dei Macci, 126, 50122 Firenze FI, イタリア
- 電話:+393347782350
- 営業時間:9:30〜16:00、日曜日は〜17:00まで
- 公式サイト:https://www.tripperiapollini.com/
8位:フリット/クオッポ
- メニュー名:魚介のクオッポ
- 値段:6.50ユーロ
イタリアの天ぷら「フリット」
新鮮な魚介や野菜を揚げたフリットはお酒にピッタリですね。
ナポリでは「クオッポ」と呼ばれる紙を筒状にした物の中に揚げたての魚介や野菜のフリットを入れて竹串で食べるストリートフードが名物となっています。
フリット/クオッポを食べるならil cuoppo
ナポリの中心部にある「il cuoppo(イルクオッポ)」では、揚げたてのフリットが楽しめます。
人気の魚介のクオッポではエビ、イカ、白身魚、イワシ、タコなどが入っています。
モッツァレラのフリットやゼッポリーネという青のりのお団子状の揚げピザなどもあります。
- 住所:Via San Biagio Dei Librai, 23, 80138 Napoli NA, イタリア
- 電話:+393332702606
- 営業時間:11:00〜20:30、土曜日〜22:00、日曜日〜21:00
- 公式サイト:http://www.ilcuoppo.it/
9位:リゾット
- メニュー名:リゾット アッラ クレーマ デイ スカンピ
- 値段:12ユーロ
ピザ、パスタとともにこちらも人気のイタリア料理「リゾット」
説明する必要がないほど日本に浸透していますね。
イタリア版の雑炊で、お米を洗わずにバターやオリーブオイルで炒めてスープで煮込んだ料理です。
ミラノ風やピエモンテ風など地方独特のリゾットがあります。
リゾットを食べるならDa Bucatino
ローマでリゾット食べるならローマの台所テスタッチョ地区にある下町のレストラン「Da Bucatino(ダ・ブカティーノ)」がオススメです。
ここで食べれるエビの旨みがぎゅっと濃縮された鮮やかなオレンジ色のエビクリームリゾット「リゾット アッラ クレーマ デイ スカンピ」が美味しいと評判です。
また、ここではアンティパスト(前菜)がブッフェ形式で好きなものを取ることができます。
- 住所:Via Luca della Robbia, 84, 00153 Roma RM, イタリア
- 電話:+39065746886
- 営業時間:12:00〜15:00, 、19:00〜23:55 月曜日定休
- 公式サイト:http://www.dabucatino.it/
10位:マリトッツォ
- メニュー名:マリトッツォ
- 値段:大 2.5ユーロ
近年、日本でブームを巻き起こした「マリトッツォ」
ローマ発祥のお菓子で、小麦粉と卵、バター、塩で作られたシンプルなパンにオレンジピールなどが練られた爽やかなクリームをたっぷり挟んだ伝統菓子です。
マリトッツォを食べるならPasticceria Regoli
1916年創業の老舗「Pasticceria Regoli(パティスリーレゴーニ)」は昔ながらの素朴なパン菓子が人気のお店です。
ローマの中でも一番人気を誇るマリトッツォは地元の若者にも人気で午後には売り切れてしまうほど。
休日には行列ができるので平日に行くのがおすすめです。
マリトッツォは大と小から選ぶことができます。
- 住所:Via dello Statuto, 60, 00185 Roma RM, イタリア
- 電話:+39064872812
- 営業時間:7:00〜19:30 火曜日定休
- 公式サイト:http://www.pasticceriaregoli.com/
まとめ
イタリアで食べたい人気のグルメ10選をご紹介いたしました。
日本でも人気のグルメからまだ知られていないグルメまで色々ありましたね。
同じ料理でも日本とは味が全く違うものもあるので本場のイタリアン料理を色々味わってみてください。