ラオスは世界で最も行きたい国として知られている、世界でもとても有名な国。
年間300万人もの観光客が訪れるほど人気の国となっています。
また、安定した治安だと言われていることから、安心して旅の計画を立てられる国だと言えるでしょう。
そんなラオスを初めて訪れるという方にとって最も心配なことは、ラオスの治安ではないでしょうか?
せっかくラオス旅行を計画するのであれば、事前にラオスの治安を知っておくと安心して現地を訪れることができます。
そこで今回は、ラオス旅行を計画した際のラオスの治安状況や、現地で過ごす際の注意点、女性が気を付けるべきことなど、ラオスの旅を安全で楽しいものにするための情報を詳しく解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング42位のラオス
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ラオスは42位となっています。
結論:ラオスは比較的安全
ラオスの治安は治安ランキング42位となり、街中は比較的安定した治安となっています。
そのため、観光地の多いエリアを訪れても安心して観光を楽しむことができると言えるでしょう。
しかし、昼と夜では同じエリアでも治安は少し変わることもあるため、自身の行動には十分注意してください。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、ラオスは世界各国からの旅行者が多く、観光地をたくさん持つ首都ビエンチャン、ルアン・パバーンはレベル1となり、状況に応じで十分な注意が必要とされています。
しかし、観光地を持つラオスは、多くの方が訪れる国のため、治安自体は安全の領域だと言えるでしょう。
とは言え、やはり海外ということもあり、いつ、どこであなたの身に災難が降りかかるか分かりません。
そのため、できるだけ自身の身の安全を最優先とした行動をとることを心掛けてください。
また、現地では様々な軽犯罪や重犯罪が多発するエリアもあるため、ラオスへ渡航する前に、現地の現在の安全状況について、外務省のホームページで確認しておくと安心です。
夜の一人歩きは大丈夫?
ラオスは安定した治安ではありますが、昼でも夜でも銃撃事件や殺人事件も起こっています。
そのため、特に夜は不要不急の外出は避け、できるだけホテルで過ごすようにしましょう。
コロナウィルスに関する情報
ラオスでの新型コロナウイルスの感染状態は、終息を迎えつつあります。
2022年5月ごろから1日の感染者数が10人を下回ることもあり、2022年8月現在も1日の新規感染者数は100人未満をキープし続けています。
そんな状況に伴い、ラオスでは入国制限を大幅に緩和。
ワクチン接種を完了している場合は接種証明書を提示する必要があり、ワクチン接種をしていない場合は48時間以内に検査を行う必要があります。
手洗い・消毒、対人距離など一般的なコロナ対策を行うことは義務付けられていますが、行動制限などは一切ありません。
ラオスの代表的な都市
ラオスを訪れる際に気になるのは、街のことですよね。
ラオスの代表的なとしてとして主に3つの都市を紹介します。
- ビエンチャン
- ルアンパバーン
- サワンナケート
ビエンチャン
ビエンチャンはラオスの首都で、ラオスのシンボル都市です。
ビエンチャンには百貨店や免税店、チェーン店もなく、一般的な都市とは違うのんびりとした雰囲気が特徴です。
そんなビエンチャンの魅力としては、ワットと呼ばれる寺院が数多くあり、気軽に様々なワットを見ることができる点です。
一面黄金色なのが美しく、ラオスの紙幣にも描かれている、代表的な仏塔タート・ルアンもビエンチャンで観光できます。
ルアンパバーン
ビエンチャンと比べ、メコン街に面した街ルアンパバーンはラオスでも有数のおしゃれな街として知られています。
山に囲まれ緑が多いのも特徴的で、かつては都として栄えたため文化的な建造物を多く見ることができます。
また早朝には、僧尼が経を唱えながら街を歩く托鉢を見ることもでき、ラオスの文化を直で感じることも可能です。
ショッピングモールや西洋風のレストラン・カフェも多くあり、観光にぴったりな街です。
サワンナケート
サワンナケートはラオス南部に位置しており、多くの観光客が訪れる街です。
アンコールワットのモデルとなったとされるクメール遺跡や、恐竜の化石なども発見された地としても知られています。
ラオスの交易の街として栄えた歴史があるため、現在もメコン川周辺にはマーケットが連なっています。
ベトナム、カンボジアの品々も多く取り扱っており、買い物に来たラオスの人々の賑わいを感じることもできます。
ラオス旅行で最低限気をつけるべき点3つ
ラオス旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
ラオス旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が自動付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
ラオス旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険自動付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「旅好きのクレジットカードおすすめ4選 クレカで得する裏ワザ」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、ラオスで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- ラオスであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
ラオスの公用語はラオ語です。
英語はラオスでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、ラオスの公用語である”ラオ語”には、テキスト翻訳に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
ラオスで注意すべき危険エリア
空港
ラオスにはワットタイ国際空港、パークセー国際空港、ルアンパバーン国際空港を始め、様々な国際・国内空港があります。
ラオスの空港は日本の主要の空港のように大きくはなく、ほとんどの空港は地方空港のような雰囲気です。
しかしその空港もきちんと整備されており、とても清潔です。
両替はもちろん、お土産屋や飲食店なども入っているので、とても便利。
混むことも少なく、空港はかなり安全な場所と言えます。
山岳地帯には山賊がでる!?
昔はよく、ラオスの山岳地帯には山賊が潜んでいると言われており、過去にはビエンチャンからルアンパバーンに向かっていた夜行バスが、山賊に襲撃されたという事件もあったそうです。
しかし現在は、山賊は存在しないとも言われています。
外務省の海外安全情報にも注意喚起されているのは事実ですので、十分に注意が必要と認識するようにしましょう。
特に夜行バスなど、夜に山岳地帯に近寄る行動はしないことが大切です。
国内のバス移動
ラオス内を移動する際には、バスを利用することも少なくないでしょう。
しかしラオスの道路はまだまだ充分に整備されていないことがあるので、バスを利用する際には注意が必要です。
特に雨の季節になると、道路がぬかるんだり山岳地帯ではがけ崩れが起こったりなどします。
車が横転する事態を目撃することもしばしばです。
そのため国内移動には飛行機を利用すること、バスの移動は夜間を避け日中に乗ることがおすすめです。
ラオス主要エリアの治安事情
出典 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_020.html#ad-image-0
ルアン・パパーン
ルアン・パバーンは観光客が多く、治安は比較的安定しています。
ルアン・パバーンは、ラオスの中でも有名な観光地として知られています。
そのため、この町は世界遺産に登録されているほどです。
実際に訪れてみると治安は安定していて街の雰囲気もとても穏やかな様子を見せています。
しかし、観光地ともなれば世界からたくさんの人が訪れています。
そのため、人混みの中ではスリやひったくりなどの軽犯罪が多発する他、夜になると治安が悪くなることもあるため、警戒心を持って行動するようにしましょう。
ラオス観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここではラオスの観光客を狙った犯罪事例と対策をご紹介します。
事例1.いかさま賭博強要詐欺事件
ラオス市内を単独観光している日本人に対し、片言の日本語で話しかけ、自身のアジトへ誘い出し、そこで賭博を行い、多額の現金を奪い取られるなどという事件が多発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_020.html
対策:見知らぬ人の誘いに乗らないこと
ラオスではこのような賭博強要詐欺事件が多発しているため、現地で見知らぬ人から声を掛けられることがあっても、安易に対応せず、一切受け応えを行わないようにしましょう。
事例2.睡眠薬強盗事件
街で日本人観光客に対し声をかけ、飲食店に誘い出し、トレイに立った間に飲み物の中に睡眠薬を混入させ、意識を失っている間に貴重品を強盗する事件が多発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_020.html
対策:食事を共にしないこと
ラオスでは、食事に誘われた日本人が、飲み物などに睡眠薬を混入され、そのまま貴重品等の盗難や強盗被害に遭うケースが多く、まったく知らない人から声を掛けられるようなことがあっても、簡単について行って食事などを共にしないようにしましょう。
事例3.銃器使用による死者増加
ラオスでは銃器等は規制対象となっていますが、密輸入によって各個人が銃器を所持していることがあります。
特に不良グループの間で凶悪犯罪に用いられることも多く、死者も増加の一途を辿っています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_020.html
対策:責任を持った行動を心掛けること
銃器は銃犯罪の最も多い事件となります。
そのため、あなた自身が自覚のある行動を、そして、現地の人とトラブルにならないよう、また、夜のクラブなどを利用する際は飲酒によるトラブルや他のトラブルに巻き込まれることのないよう注意しましょう。
日本人女性がラオス旅行で注意すべきポイント
ここではラオスで女性が気をつけることを5つご紹介します。
気温差に対応した服装を心掛ける
ラオスの気候は1年を通してモンスーン気候のため、特に北部は冷え込みも厳しく、東南アジアでも羽織れるものがあると安心です。
特にレストランやホテルは冷房がきいていることもあり、外気温と室内の温度差も激しく、女性は特に冷えを感じることがあります。
そのため、ラオスの街を歩く際は、建物内に入った時の冷房対策として、カーディガンなど脱ぎ着しやすいものを1枚持参してお出掛けされることをおすすめします。
夜のラオスは強盗事件に注意
比較的治安も安定しているラオスだと言われますが、昼と夜の治安は少し異なるため、人通りの少ない道では強盗事件に巻き込まれることもあるため、決してそのような道を歩くことは避けるようにしましょう。
また、ナイトマーケットなど人通りが多い場所ではスリなどの被害も相次いで起こっているため、手荷物の管理を怠らないよう気を付けてください。
観光客に話しかけてくる人に注意
ラオスで女性が気を付けることは、私たち日本人観光客は目立つことから、現地の人が優しく声を掛けてくることが多々あります。
しかし、その言葉に乗せられ、安易に受け応えをすることで、まったく知らないところへ連れて行かれることも。
金品を強奪される、さらに性犯罪に巻き込まれる可能性も高いため、現地で見知らぬ人から声を掛けられても受け応えすることは避けるようにしてください。
ひったくりに遭わないよう注意
ラオスでは、バイクに乗った人が手荷物をひったくる事件が多発しています。
特に女性は力が弱いと思われている分ターゲットにもなりやすく、たとえ昼間であってもひとりで街の中を歩くということは避けるべきです。
また、荷物をひったくられることのないよう、自身の身体の前方に抱えて持つなど工夫しましょう。
万一ひったくられるようなことがあった場合、バイクに引きずられて思わぬケガや骨折を負う可能性も高いため、注意してください。
昏睡強盗に注意
お酒の席で睡眠薬などによる被害を受け、昏睡状態に陥った場合、金品を強奪されるだけではなく、性犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。
そのため、現地で知らない男性と仲良くなったからと言って、2人で出掛けるなどは避けるとともに、相手を信用しすぎず、警戒心をもって接するようにしましょう。
そうすることであなたが犯罪に巻き込まれてしまうことを防ぐことができます。
安全な地域でホテルを予約
ラオスでホテルを予約するときは、必ずホテルの場所にこだわるようにしましょう。
いくら安いホテルがあったり、アクセスの良いホテルがあったりしても、治安の良さや街の安全性を優先することが大切です。
現金を大量に持ち歩かない
ラオスでは地域のお店や屋台、市場などでは現金でしか支払えないところもあります。
現金をたくさん持っていた方が安心するのはわかりますが、だからと言って大量の現金を持ち歩くのは危険です。
スリに遭う可能性も考え、最低限の現金を持ち歩くのがおすすめです。
ホテルやレストランでは現金以外の支払いもできるので、活用するようにしましょう。
マッサージでのセクハラに注意
ラオスではマッサージ店がいたるところにたくさんあり、マッサージも楽しむことができます。
しかし中には、マッサージ中にセクハラをされることもあるので注意が必要です。
お店に入る前に口コミを読んだり、お店の人に女性がいいと伝えたりすると良いでしょう。
子連れ旅行者がラオスで注意すべきポイント
子連れでラオス旅行を訪れる際は、子供を連れて行くということで気を付けなければならないことがいくつかあります。
それは、フライト時間が長時間であること。
これは、子供は長時間同じ体勢や同じ環境で過ごすことはストレスにつながります。
そのため、長時間フライトを計画されている場合は、事前に子供が機内で飽きないようなアイテムを持参しておきましょう。
また現地では、日本のような利便性はないとみなし、子供に必要な食べ物やアイテムは必ず持参しておくと安心です。
その他、現地では子供の動きに注意し、人通りの多い場所では特に小さな子供から目を離すことのないよう注意しましょう。
また、旅行のスケジュール管理は簡潔にまとめておくと便利です。
このようなことから、子連れでラオスを訪れる際は、様々な点に注意して旅行計画を立てるようにしましょう。
その他ラオス観光で注意すべきポイント
ここではその他ラオス旅行で気をつけることを5つご紹介します。
パスポートのコピー
ラオス旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
ラオスへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
ラオスではバイクに乗った2人組が、観光客の荷物等をひったくるという事例が多発しています。
そのため、貴重品などを入れたバッグはリュックなどのファスナー付きタイプのものに変え、前抱きにすることで貴重品が盗まれることを防ぐようにしましょう。
また、拳銃やナイフで脅され、金品を強奪されるという事件も多発しているため、むやみに犯人に抵抗することでより危険度が増してしまうため、要求に応じるなど適切な対応が必要になります。
ホテル
ラオスにおいて格安ホテルなどに宿泊しているという場合、ホテルスタッフに貴重品を盗まれるというケースが目立っています。
ホテルでさえ盗難被害が相次いで起こっているため、貴重品の管理には十分注意が必要です。
特に女性は就寝時に部屋に知らない人が侵入してくるという被害も起こっています。
このように、ホテルで1人で過ごす際は、しっかりと玄関ドアの鍵をかけ、貴重品はロッカーに保管するなど細心の注意を払ってください。
また、パスポート本体の紛失を避けるためにも、コピーを持ち歩くようにしましょう。
クラブ
ラオスは比較的治安が安定していると言われています。
しかし、夜遊びスポットとなるクラブへ行く際は、夜になると街灯も少なく人通りもあまりない路地裏などは危険が潜んでいる可能性も高いため注意が必要です。
特に深夜遅い時間帯になればなるほど、ホテルに帰るためにタクシーを捕まえようと思ってもなかなか捕まらないということも多々あるため、クラブへ行き来するアクセスがあまり良いとは言えません。
そのため、あまりクラブで過ごすことは控えることが無難だと言えるでしょう。
地下鉄
ラオスには首都となるビエンチャンをはじめ、各エリアにおいて公共交通機関に地下鉄がありません。
そのため、街の中を移動する際は、トゥクトゥクや自転車、バイク、その他乗合トラックなどを利用することになります。
その際、1台のバイクに何人も乗り合っていることから、歩行者として歩いていても危険な目に遭う可能性が高いため注意しましょう。
バスの運行はありますが、整備不十分なため、あまりおすすめできません。
タクシー
その他、ラオス旅行で気を付けることは、ラオスに到着した際、タクシーを利用してホテルまでアクセスすることになります。
ラオスのタクシーは日本のメーター制とは異なり、行先に応じた料金を前払いする制度となっています。
そのため、到着ロビーにあるタクシーチケット売り場でタクシーチケットを購入すれば問題なく目的地まで到着することができます。
物価に対してタクシー代は日本とあまり変わりませんが、安全に移動する手段としてタクシーを利用するようにしましょう。
ちなみに、現地ならではのトゥクトゥクを利用してもいいかもしれませんね!
宗教行事(イベント)
ラオスは仏教徒が多く村ごとにある寺院が有名ですが、仏教だけではなく精霊信仰も行なっています。
そんな仏教と精霊信仰が入り混じっているラオスでは、年間で様々な宗教行事が行われます。
ブン・バン・ファイ
4月ごろから行われる国民的行事で、手作りのロケットを飛ばすことで雨乞いをするという意味が込められています。
ラオスでは雨季と乾季の二つの季節があり、特に雨季は大きな恵みをもたらす大切な季節とされ、大きなお祝い事は自粛し静かに過ごすことが常識です。
ブン・バン・ファイは乾季から雨季に入る前に行われ、ラオスの人々はブン・バン・ファイを通して雨季へと気持ちを切り替えます。
カオ・パンサ
カオ・パンサは日本語で「雨安居入り」ともいい、7月の満月の日に行われる仏教のお祭りです。
カオ・パンサは僧が寺にこもり修行を開始する日であり、いつもより多くの僧が托鉢したり寺院には清掃した人々が集まったりします。
人々は寺院にお供え物をし、僧尼は御経を読み上げます。
カオ・パンサでは公共の場での飲酒・お酒の販売が禁止されているので注意しましょう。
ホテルの中での飲酒であれば問題ないので、前日にお酒を用意しておくなどの注意が必要です。
オーク・パンサー
オーク・パンサーは日本語で「雨安居明け」と言い、10月の満月に行われる仏教のお祭りです。
雨季の終わりを告げ、寺にこもっていた僧が修行を終わらす意味が込められています。
オーク・パンサーは様々なイベントが行われることが特徴的です。
バナナの幹にお花で飾り付けをした灯篭をメコン川に流す「ロイ・カートン」が有名。
オーク・パンサーの日には、道で様々な灯篭が見ることができます。
またラオスの首都ビエンチャンでは、次の日にボートレースが開催され、ラオスの人々の白熱したレースを堪能できます。
ラオスのおすすめホテル
ザ ルアン サイ レジデンス
出典:Hotels.com
ザ ルアン サイ レジデンスはルアンパバーンにあるホテルです。
ルアンパバーン最大の寺院であるワットマンに2キロという好立地に位置し、ルアンパバーンで観光するのにはぴったりです。
ホテル内には2つの上質なレストランがあり、食事もホテル内で楽しむことができます。
キリダラ ホテル
出典:agoha
キリダラ ホテルはルアンパバーンに位置するリゾートホテルです。
キリダラ ホテルにはホテルが提供するシャトルバス、レンタカー、タクシーサービスを利用することができます。
また様々な観光や娯楽の予約が必要な場合は、ホテルのチケットサービスやツアーを受けることも可能です。
ドン チャン パレス ホテル & コンベンション
出典:agoha
ドン チャン パレス ホテル & コンベンションはビエンチャンのリバーフロントに位置しており、アクセスが良好なホテルです。
ビエンチャンの凱旋門「パトゥーサイ」は1.8キロ、シムアン寺院には370メートルという好立地が魅力です。
メコン川が観られる眺望も必見です。
アテナ ホテル
出典:agoha
アテナ ホテルは、パークセーの中でも市内中心部に位置しているホテルです。
パークセー国際空港から3キロというアクセスが良い場所にあるため、パークセー国際空港を利用する方におすすめ。
ナチュラルで落ち着きのある部屋や外観、それぞれの部屋についているテラスも人気の理由です。
ダオサバン リゾート & スパホテル
出典:agoha
ダオサバン リゾート & スパホテルは、ワンナケートに位置するホテルです。
タートインハンの仏塔へは520メートル、恐竜博物館には1.8キロ、サワンナケート空港には2キロで行くことができます。
ホテルではマッサージ、スパ、ジャグジー、サウナも楽しむことができます。
セタ パレス ホテル
出典:Booking.com
セタ パレス ホテルはビエンチャンの中心部に位置するホテルです。
タート・ダム、ラオス国立博物館、ワット・シーサケットまでいずれも10分以内で行くことができます。
レストランでは、伝統的なラオス料理や本格的なフランス料理を楽しめます。
Sai Ngeun 2 Hotel
出典:agoha
Sai Ngeun 2 Hotelはサワンナケートに位置し、サワンナケート空港とは5キロの距離でとてもリッチの良いホテルです。
シンプルな部屋や趣のある外見が魅力で、喧騒から離れて静かな場所でリラックスすることができます。
荷物預かりサービスや、ランドリーなど様々なサービスも充実しています。
ランドマーク メコン リバーサイド ホテル
出典:agoha
ランドマーク メコン リバーサイド ホテルは、ヴィエンチャンのリバーフロントに位置するホテルです。
ゴージャスで広々とした雰囲気が特徴的で、高級感あふれるホテルステイをすることができます。
ヨガルーム、スパ、マッサージ、フィットネスセンターなどの施設も充実しています。
サワン ベガス ホテル & カジノ
出典:agoha
サワン ベガス ホテル & カジノは、サワンナケートに位置し、他の観光地へのアクセスが良いのが特徴的です。
特にサワン ベガス ホテル & カジノでは、ホテルの中はほとんどカジノ空間であるのが大きな魅力です。
カジノエリアはガラス張りになっている部分もあり、カジノをしなくてもカジノの様子を見ることができます。
Arawan Riverside Hotel
出典:Booking.com
Arawan Riverside Hotelは、メコン川に位置するホテルです。
Arawan Riverside Hotelからパークセー空港まで、ダオダオフアン・マーケットやキエンカイのバスステーションまではいずれも車で5分〜10分で行くことができます。
ガーデンエリアでのレジャーアクティビティや、マッサージなどのリラクゼーションも魅力です。
アバロン レジデンス
出典:agoha
アバロン レジデンスはサワンナケートに位置しており、恐竜博物館には1.4キロ、サワンナケート空港には2キロというアクセスの良いホテルです。
シンプルな外観と、オレンジの間接照明が映える暖かい雰囲気の部屋によって、ゆったりとしたホテルステイを楽しむことができます。
ラオ プラザ ホテル
出典:Booking.com
ラオ プラザ ホテルは、ビエンチャンの中心部に位置するホテルです。
アクセスが良いだけではなく、広々としてスタイリッシュな部屋、屋外プール、フィットネスルーム、6軒の飲食店を楽しむことができます。
サトリ ハウス シークレット リトリーツ
出典:agoha
サトリ ハウス シークレット リトリーツは、ルアンパバーンの市街地に位置するホテルです。
タットルアン寺院まで120メートル、ワットマノロムまで340メートルで、ホテルから歩いて向かうことができます。
木を基調とした広々とした部屋や、別荘のような外観も人気の理由の一つです。
チャンパーサック グランド ホテル
出典:agoha
チャンパーサック グランド ホテルは、パークセーのなかでも便利なメコン リバー フロントに位置するホテルです。
パークセー市内中心から数分、パークセー国際空港までは4.7キロの場所にあり、パークセーに訪れる際の拠点として最適です。
Le Jardin Hotel
出典:Booking.com
Le Jardin Hotelはパークセーに位置し、国際バスステーションKM2から2キロの距離にあるホテルです。
ダオファン市場まで1.2キロ、チャンパサック・スタジアムまで1.3キロ、パークセー国際空港まで5キロで行くことができます。
ルアンパバーン ビューホテル
出典:agoha
ルアンパバーン ビューホテルは、ルアンパバーンのフー ヴァオ フー メオに位置するホテルです。
ルアンパバーンナイトマーケット、マウント・ポウ・シまで2キロで気軽にルアンパバーンの観光に出かけることができます。
ルアンパバーンの街並みが見渡せる、緑豊かな眺望も人気です。
まとめ
今回はラオス旅行を訪れる際に知っておきたいラオスの治安と、観光の際など現地で気を付けるべきことについて詳しく解説しました。
いかがでしたでしょうか。
ラオスは比較的治安が安定した国ですが、やはり海外のため、日本とは異なるルールや、常に危険が隣り合わせになっていると言えるでしょう。
そのため、少しでも安全で楽しいラオス旅行となるよう、ここでご紹介した注意点などを理解し、たくさんの良い思い出を作ってくださいね。