【2023年】パリの治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

フランスの首都となるパリは、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院など、多くの観光スポットを持つエリアとして知られています。

その街並みはとても美しく、ファッションやグルメも存分に楽しめるなど、魅力溢れる街となっています。

パリは日本から約12時間のフライトで少し遠く感じますが、日本とは異なる文化をはじめ、美しい街を楽しめるなど、観光旅行におすすめしたい場所です。

そんなパリ旅行を計画した際、安全かつ楽しい思い出作りができる旅行にするために、最低限知っておきたいのはパリの治安ではないでしょうか?

そこで今回は、パリ旅行を計画した際、現地で過ごす時の注意点やパリで実際に起こった犯罪事例や対処法、また、現在の治安など、それぞれ詳しく解説していきます。

 

結論:パリはやや安全


パリの治安はやや安全だと言えるでしょう。

フランスのパリは世界中から多くの観光客が訪れるほど芸術や街の美しさに魅了されるとてもおしゃれな都市。

そんなパリは20区に分けられており、北から東、南、西へ向かうほど治安が悪化していると言われています。

そのため、パリを楽しむためには治安の良いエリアをリサーチし旅行計画を立てることで、楽しいパリ旅行を過ごすことができます。

しかし、観光地となるエリアではスリやひったくりなどの軽犯罪が多発しているため、訪れる際は、自身の手荷物や貴重品が盗まれるような被害に遭わないための対策を講じておくことが大切です。

外務省のデータも確認

参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_170.html#ad-image-0

外務省のデータによると、パリではスリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪が多発している傾向にあります。

また、観光客に声を掛ける、大人数で取り囲んだ上で窃盗被害に及ぶ、また、相手の気を反らした際の犯行など、様々な手口で犯罪が起こっています。

現在、外務省のデータによる危険レベルは発令されていませんが、2015年に起こった同時多発テロ事件により、フランス政府が非常事態宣言を出し、その後もテロへの警戒を強めています。

その後もテロ事件はパリで6回発生するなど、緊迫した状態が続いていると言えるでしょう。

このように、現在のパリは、テロ事件に対し注意喚起がなされており、その他、日本人を含め、外国人観光客を狙ったスリなどの犯罪に十分注意するようにしましょう。

夜の一人歩きは大丈夫?

パリは昼に観光スポットを訪れるのはもちろん、夜はまた違った雰囲気を楽しむことができます。

そのため、夜の街も美しく、その景色や夜景を楽しみたいと思う方も少なくありません。

しかしパリの夜を一人歩きしていると、現地の人から声を掛けられることも多いのが現実です。

その際、安易に受け答えすることで犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるため注意が必要です。

あまり曖昧に返事をすると相手を期待させることになるなど、その後の犯罪につながると考えられます。

パリの街は22時を境に人通りが少なくなるため、一人歩きは非常に危険を伴うこともあるためおすすめできません。

夜に外出の必要がある場合はタクシーを利用するようにしましょう。

コロナウイルス関連情報

パリおよびフランスのコロナ感染者数は、ピーク時と比べるとかなり下火になりました。

3月には屋内、5月には公共交通機関、8月には医療機関や高齢者施設でのマスク着用の義務はなくなりました。

また、8月1日付けで渡航者への条件を緩和し、ワクチン接種証明・陰性証明の提出は撤廃されました。

マスク着用は義務ではないものの、人が密集した観光地に行く際はきちんとつけるようにしましょう。

デモ・ストライキについて

パリのシャルル・ドゴール空港では、2022年7月1日に労働条件の改善を求めたストライキが発生し運航が一部欠航しました。

今後もストライキが継続される可能性があるため、パリに行く前にはフライトの確認や航空機関に問い合わせをしましょう。

また、空港に到着しても周囲は渋滞・混雑するため、時間に余裕を持って行動してください。

交通事情・事故について

パリは自動車の利用率が高く、道路が渋滞している光景はよく見かけます。

日本人より運転が荒いと言われているため交通事故には気をつけましょう。

観光の場合、バスやトラムなどもいいですがメトロ(地下鉄)やRER(高速地下鉄)は便利で安全なので、時間を無駄にしたくない人におすすめです。

 

パリ旅行で最低限気をつけるべき点3つ

パリ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。

  • 注意点①:海外旅行保険
  • 注意点②:インターネット環境
  • 注意点③:言語の問題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

海外旅行保険に加入しておく

海外旅行保険とは

パリ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。

これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。

おすすめはエポスカード【年会費無料】

年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。

エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。

エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!

もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!

海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。

特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。

パリ旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト

海外旅行保険付帯カードの基本知識

海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。

  • 自動付帯
    カード持っているだけで自動的に保険が適用される
  • 利用付帯
    旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される

自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。

また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます

海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。

 

さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技でも紹介していますので読んでみてください。

注意点②:インターネット環境

海外旅行で重要なのがインターネット環境。

結論としては、パリで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる

まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

仲間とはぐれる危険性がある

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。

  • スマホで地図を見ながら移動できない
  • 移動中に観光地など調べ物ができない
  • SNSに写真をアップロードできない

スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意

なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。

グローバルWi-Fiがおすすめ


旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。

グローバルWiFiの特徴は

  • パリであれば970円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります

そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。

グローバルWi-Fi公式サイト

 

 

注意点③:言語の問題


旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。

日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。

 

フランスの公用語はフランス語です。

英語はパリでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。

 

しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。

その理由を以下に簡単にまとめました。

公用語が話せないと困ってしまうこと

  1. 道に迷ってしまった
  2. レストランでの注文
  3. 交通機関が思うように利用できないとき
  4. 急な体調不良
  5. トラブル全般

これらで困ってしまう。

英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ


旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。

ポケトークを持っているメリットとは

  • 旅行中の不安やストレスから解放される
  • 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
  • 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
  • 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
  • 翻訳の正確さが高い
  • Wi-Fi環境がなくても利用ができる

また、フランスの公用語であるフランス語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。

ポケトークさえ持っていれば

今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!

なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。

ポケトーク公式サイト

 

パリのエリア別の治安事情

ここでは、パリの地域について治安事情を解説していきます。

ホテルを予約する際や観光の際に参考にしてください。

治安が悪いエリア7つ

ここでは、パリの中でも治安が悪いエリアを7つご紹介します。

パリ10区

10区の南側にあるStrasbourg St-Denis駅周辺は特に治安が不安定だと言われている上、不良集団が集まり、強盗や窃盗事件が多発しているため、あまり足を運ぶべきではないエリアだと言えるでしょう。

パリの10区は多国籍の人々が住む街で、観光スポットは少なく、地元の人が暮らす街並みが広がっています。

しかし、観光地ではない分、宿泊のためのホテルは安価なため、中心部から離れた10区にホテルを予約する方もいるようです。

 

パリ13区

パリの13区は、低所得者が住む賃貸住宅が大半で、庶民的で住みやすい街として知られています。

しかし、他のエリアとは異なり、観光スポットがないことから観光客があえて訪れるエリアではありません。

なぜなら、13区には大通りが少なく、街全体は比較的細い道が目立ち、暗がりの場所も多く、治安状況が不安定な一面が目立つためです。

特に、地下鉄の駅出入口などはスリやひったくりなどの軽犯罪が多発するなど、あまり観光のために訪れることはおすすめできません。

 

パリ20区

パリの20区は、パリでも北東部に位置していて、とても危険なエリアとして知られています。

これは、20区には多くの移民が暮らしているためです。

例えば、20区にあるベルヴィル公園付近にたむろする不良集団や民族に分かれてのコミュニティー間では、少なからず抗争が起こることで治安の悪化につながってしまうと言えます。

このように、パリ北東部にある20区は、日本人観光客が訪れると恰好の餌場と化してしまう恐れがあるため、不要不急以外では訪れないようにしましょう。

 

パリ北駅

パリの北駅は、イギリスやベルギー、オランダなどから国際列車も発着する大きな主要駅となっています。

しかし、多くの国からたくさんの人が訪れるため、様々なトラブルが発生するなど治安の悪化が懸念されています。

特にモノプリなどは路地裏に入り込むと黒人男性がたむろした姿を見かけることも多く、あまり良い雰囲気とは言えません。

また、エリアとしては安価なホテルも多いため、予約を検討される方もいるようですが、可能な限り安全対策を講じ、治安の良いエリアでホテルを予約されることをおすすめします。

 

パリ東駅

パリの東駅周辺は、レストランやカフェをはじめ、ファーストフード店も多く、たくさんの人が訪れるエリアとなっています。

治安に関しては、軽犯罪が多発しており決して良いとは言えません。

東駅は主要となる大きな駅で多くの人が電車を利用するため、スリなどの被害も相次いで起こっています。

また、駅前にはタクシー利用のための乗り場もあるなど、ホテルへ移動する際は電車ではなく、車体上部に「TAXI」と表記されている正規タクシーを利用するようにしましょう。

 

パリ郊外

パリの郊外となるブローニュの森は、麻薬の密売やドラッグ中毒者が集まるだけではなく、夜は売春婦が集結するようなエリア。

サン=ドニからパリの北部は特に、日本人観光客の姿が目立つため、犯罪のターゲットになりやすく注意が必要です。

特に日本人はお金持ちであるというイメージが定着しているため、現金をたくさん持っていると判断されることで犯罪のターゲットになりやすなります。

また、モンマルトルにあるサクレクール寺院一体は、パリの景色が一望できるとても素晴らしい観光スポットとなっているため、人気エリア。

しかし、ここでは観光客をターゲットにしたスリ・ひったくりなどの軽犯罪が多発しているため訪れる際は注意が必要です。

 

パリ北部

パリの北部にあるモンマルトルは、サクレクール寺院があり、そこから見られる景色はパリの風景を一望できるとても素晴らしい観光スポットとなっているため、観光客に人気のエリアとなっています。

しかし、ここでは観光客をターゲットにしたスリ・ひったくりなどの軽犯罪が多発しているため、旅行スケジュールに含めて訪れる際は注意が必要です。

寺院の前では黒人が無理矢理物売りに来てはお金を要求するという被害も多く、そのような被害に遭わないよう注意してください。

 

その他主要エリアの治安事情

ここでは、その他主要エリアの治安事情についてみていきましょう。

パリ3区

パリの3区は、シャンゼリゼ通りや凱旋門の他、パリの有名なエッフェル塔、そしてルーヴル美術館、さらにはノートルダム大聖堂が集中するエリアです。

そのため、世界中から多くの観光客が訪れるため、治安は比較的安定していると言えます。

しかし、観光客を狙った犯罪も頻発するなど、自身の身の安全に配慮した行動を心掛けるようにしてください。

なお、3区は様々な方面へのアクセスが良好なため、駅もたくさんあり、メトロが利用できるためとても便利です。

 

パリ9区

パリの9区は、パリの右岸に位置し、とても美しい街並みを持つエリアとなっています。

また、サンジョルジュ広場周辺は、映画でも利用されるスポットとなり、南側にオペラ座やプランタンなどもあり、ショッピングに便利な街です。

かつてはあまり良い治安エリアとは言えないモンマルトルですが、現在ではアーティストやデザイナーが多く住む街に変わり、その雰囲気も良くなりつつあるようです。

しかし、観光客を狙った犯罪が多く、街を歩く際は周囲の状況に注意しましょう。

 

パリ14区

パリの14区はとても開放的な空間を感じさせるようなParc de la Cite international universitaire de Paris(パルク・ドゥ・ラ・シテ・ユニヴェルシテール・ドゥ・ラ・パリ)などアクティブに活動できる公園もあり、とても穏やかな日常を過ごすことができます。

また、芸術の街としても知られているため、多くのアーティストが住むエリアとしても知られています。

そんな14区は日中は穏やかに過ごすことができますが、観光客も訪れるため、スリなどの被害には十分注意しましょう。

 

リヨン駅

パリのリヨン駅は、とても大きな時計台があり、歴史を思わせる駅舎がとても印象的。

人や車など交通に便利で、パリ市外からもアクセスが良く、観光で訪れる方も多いエリアです。

土地勘のある地元の人にとってはとても住みやすいエリアのようですが、観光客を狙うスリなどの軽犯罪も起こっているため、手荷物や貴重品の管理はしっかりと行うようにしましょう。

大通りは人も多く安全ですが、夜間は路地裏などに入り込まないよう注意してください。

 

パリ バスティーユ

パリのバスティーユは、中心部に自由の塔があり、バスティーユ跡が残る街です。

治安も比較的安定しているため、夜の街も人通りが多いため、危険を予測した行動をとっていれば、ショッピングを楽しむことも可能です。

また、他のエリアよりも若者が多く、クラブや飲食店、アパレルショップ、カフェなどで賑わっています。

rue de la Roquette周辺は、ナイトスポットも多く、犯罪に巻き込まれることも考えられるため、近付くことのないように注意しましょう。

 

 

パリ観光客を狙った主な犯罪事例と対策

ここでは、パリ観光客を狙った主な犯罪事例と対策についてみていきましょう。

事例1.地下鉄内で窃盗事件が発生

パリ市内の地下鉄に乗車した際、貴重品を盗まれる窃盗事件が発生しました。

参考 : https://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/higaisha/h_4.html

対策:バッグはしっかりと閉める

地下鉄に乗車する際は特に、自身のバッグやリュック野ファスナーや留め具がしっかりと閉まっているかを確認するようにしましょう。

また、貴重品が他人に見えないよう対策を講じることも大切です。

事例2.置き引きによる盗難事件が発生

レストランで食事をする際、手荷物を足元に置くと、知らない間に何者かに貴重品の入った手荷物を盗まれる盗難事件が発生しました。

参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_170.html

対策:荷物から目を離さないこと

レストランで食事を摂る際も、貴重品は取り出し、ウエストポーチなどを活用し肌身離さずに持っておくようにしましょう。

また、ビュッフェ式のレストランの場合、交代で食べ物を取りに行くなど、手荷物を管理することが大切です。

事例3.睡眠薬混入による性犯罪が発生

カフェで飲食中に日本語が話せる男性から声を掛けられ、別のお店に誘われた後、睡眠薬入りのビールを飲まされ、性犯罪に巻き込まれる事件が発生しました。

参考 : https://www.otoa.com/news_detail.php?code=121

対策:知らない人について行かない

知らない人から声を掛けられ、飲食物を奢ってもらうことは避けるべきです。

大抵の場合は睡眠薬が混入されている可能性が高く、注意が必要です。

 

パリでトラブルに合った場合やるべきこと

警察への連絡

パリで盗難や暴動などのトラブルに遭った時はまず警察へ連絡しましょう。

警察への連絡番号は「17番」です。

ちなみに、他の緊急連絡先は救急車は15番、消防署は18番、緊急総合は112番になります。

在フランス日本大使館(Ambassade du Japon)

パリの旅行中にパスポートの紛失・盗難などのトラブルが発生した時には、パリの日本大使館に駆け込みましょう。

場所は凱旋門から徒歩10分のところにあります。

土日・フランスと日本の祝日は休館しているので気をつけてください。

緊急時の表現(日/英/仏)

「助けてください!/help me!/J’ai besoin d’aide/ Aidez-moi s’il vous plaît!」

「警察を呼んでください!/Call 911!/Appelez-la police!」

「緊急事態だ!/It’s an emergency!/ C’est une urgence!

「日本語を話せる人はいませんか?/Do you have any staff who can speak Japanese?/Y-a-t-il quelqu’un qui parle japonais?」

 

その他パリ観光で注意すべきポイント

ここでは、その他パリ観光で注意すべきポイントについてご紹介します。

パスポートのコピー

パリ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。

これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。

パリへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。

そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。

当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。

このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。

 

カメラは盗まれるリスクが最も高い

海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。

理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。

実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。

カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。

レンタルカメラが人気

そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。

こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。

Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。

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リュック

バリでは地下鉄や観光地でスリなどの被害が多発しているため、貴重品などはリュックの中に保管し、しっかりとファスナーを閉めておくようにしましょう。

また、リュックの中に貴重品を入れた場合、背負うスタイルはスリの被害に遭う可能性が高くなるため、前抱きに抱えて持つようにすると安心です。

その他、貴重品をリュックだけではなくウエストポーチなどに分散させて持つと万一被害に遭った場合でも、被害を最小限に抑えることができます。

ホテル

パリ旅行で宿泊ホテルの予約は治安が安定しているエリアで行うようにしましょう。

これは、北東部周辺は治安の悪化が懸念されているため、安価なホテルは多いものの、危険な目に遭う恐れがあるためです。

例えば、ホテルのセキュリティ体制が低く、貴重品やパスポートを盗まれる事件が発生することもあります。

このような被害を防ぐためにも、高級エリアと言われるチュイルリ公園からエトワール周辺、その他、中級ホテルクラスが点在する11区や12区辺りにホテルを予約することをおすすめします。

クラブ

パリ旅行で夜遊びスポットとなるクラブを訪れる際は、スリや置き引き、睡眠薬混入、麻薬の密売や取引などの犯罪に巻き込まれることのないよう十分注意してください。

これは、夜の街は思いもよらない出来事に遭遇することがあり、危険が迫ってくる可能性が高いためです。

例えば、しっかり管理していたはずの貴重品が盗まれる、飲み物に睡眠薬を混入され、性的被害を受けた上、貴重品をすべて盗まれるなど悪徳な被害が多発しています。

このような被害に遭わないためにも、良識ある楽しみ方、そしてあまりに夜遅くまでクラブで羽目をはずしすぎないよう早めにホテルへ戻りましょう。

地下鉄

パリ旅行で地下鉄利用の際は、スリ集団の被害に遭わないよう注意しましょう。

これは、地下鉄内は観光客を狙ったスリなどの被害が相次いで起こっているためです。

例えば、混み合った地下鉄の中で身体を押し付け、その隙を狙ってバッグの中から貴重品を盗むなど巧妙な技で盗んでくる犯人が多数乗車しています。

特に女性のスリ犯が多いのがパリの地下鉄の特徴です。

このような被害に遭わないためにも、地下鉄利用の際はより一層、貴重品の管理を徹底して行うようにしましょう。

タクシー

その他、パリ旅行でタクシーを利用する際は、ぼったくりの被害に遭うタクシーに乗車することのないよう注意しましょう。

これは、タクシーを探す観光客をターゲットに声を掛け、ぼったくりの被害に遭わせるタクシーへ案内する詐欺事件が相次いで起こっています。

また、タクシー乗車後、信号で停車中にバイク強盗が窓ガラスを割り、貴重品を強奪する事件も多発しています。

これらの被害に遭わないためにも、タクシー利用時は公認タクシーを利用するとともに、車内で手荷物が人に見えないよう、足元などに置くことをおすすめします。

歩きスマホをしない

日本では社会問題になっている歩きスマホは、パリの場合スマホが盗まれる可能性があります。

特に、電車のドア付近や電車やバスなどの待機時間のときは気をつけてください。

もし盗まれたとしても追いかけないようにしましょう。

犯人を刺激してしまい暴力を振るわれることがあり、過去には死亡事件も起きています。

まずは警察に連絡して届け出を出しましょう。

支払いはクレジットカード

キャッシュレス化が進んだパリを含めフランスを旅行するときは支払いはクレジットカードを利用しましょう。

現金を持ち歩く姿を目撃されるとひったくりに遭いやすくなるのでカードの方が安心です。

海外旅行はトラブルや病気に遭いやすいですから、海外旅行保険が適用されているカードを複数枚所持するようにしましょう。

ホテル選びは慎重に

パリの物価は高いため、利便性だけで選んでしまうと軽く10万を超えてしまいます。

プラスして治安のこと考慮しないといけません。

比較的交通の便がよく治安が安定している、サンジェルマン地区(6区)やマレ地区(3、4地区)をおすすめします。

人それぞれ宿泊地に求めるものは違うので、事前の調査は入念にしましょう。

まとめ

今回はパリ旅行を計画した際、現地で過ごす時の注意点やパリで実際に起こった犯罪事例や対処法、また、現在の治安など、それぞれ詳しく解説しました。

いかがでしたでしょうか。

フランスのパリには世界が注目する観光都市がたくさんあります。

また、世界遺産に登録される国のため、観光以外にもグルメも楽しめます。

そんなパリを存分に楽しむためにも、最低限必要な知識やパリの治安をリサーチし、安全で思い出深いパリ旅行を計画してくださいね。

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