ペルー旅行は実は危険?治安と最低、注意しておきたい7つのこと

ペルーは南アメリカ西部に位置する共和制国家で、北にコロンビア、北西にエクアドル、東にブラジル、南東にボリビア、南にチリと国境を接し、西は太平洋に面します。

 

紀元前から多くの古代文明が栄えており、16世紀までは世界最大級の帝国だったインカ帝国の中心地でもありました。

 

現在もマチュ・ピチュ遺跡やナスカの地上絵、クスコ市街など数多くの世界遺産が観光客を魅了しています。

 

また、1990年より10年間にわたり南米初の日系大統領となるアルベルト・フジモリが第91代大統領として在職し、経済・治安で大きな役割を果たし、現在も地方を中心に大きな支持を受けています。

スポンサーリンク

ペルーの最新治安情報

天空の都市マチュピチュやナスカの地上絵があまりにも有名なペルーは、アンデス山脈の上というイメージが強いですが、首都リマは海岸線沿いにありますし、東はブラジルのアマゾンと国境を接しています。

 

多様な気候は民族と文化にも影響があり、人の気質もそれぞれの地方によって違うと一般に言われています。

 

とはいえ、犯罪傾向は気質の差よりも、都市の規模によっていて、リマやクスコのような大きな都市では泥棒や強盗も多く発生します。

 

初心者には多少厳しいところもありますが、全体として旅行を断念するほど治安が悪いわけではありません。

 

ペルーの治安といえば、1996年にリマで起きた日本大使館公邸占拠事件をはじめ、左翼ゲリラによるテロが長らく問題でした。

 

現在でも一部の地域では緊張状態が続いているものの、一般観光客が訪れるようなエリアは問題ありません。

また、IS関連のテロ組織の活動については、これまで確認されていません。

 

ペルーの国民性は?

ペルー人の国民性として、とても友達思いな人が多く友達が困っていると、何か力になれる事はないかと努力します。

 

友達の為なら自己犠牲が必要であったとしても、行動する方が多いです。

 

そういった性質があるためか友情の絆が非常に強いと言えます。

また、本音を言い合うので意見のぶつかり合いも多いように感じます。

 

日本人のように、上辺だけの付き合いというのは少ないです。

また、とてもポジティブです。

 

どんな困難に見舞われても簡単には心が折れず、何事にも前向きに考えを変えて取り組みます。

 

ペルー人の国民性は、北と南では大きく性格が異なると言われており、北の地方で育った人は基本的にいつも前向きです。

 

開放的で明るい人が多いのが特徴で、日本人の多くがイメージする南米といったイメージにピッタリです。

加えて、嘘つきな人も多いです。

 

何故かどうでもいいことでも嘘をつく人が多かったり、何の悪気もなく嘘をつく人もいます。

 

開放的な人が多い一方で、どうでもいい嘘をつく人なども多くいるため、自国と異なった風潮に戸惑う日本人も多いそうです。

 

ペルーは治安がそれほど良くない国だけに、自分を守るために嘘をつくところから、慣れてしまい平気で嘘がつける人が多くなってしまっているのかもしれません。

そして、マイペースな人も多いです。

 

時間に追われた生活を好まず、ゆったりのんびりと自分のペースで生きていることを望みます。

 

そのため、何か思いついたらすぐに行動を起こしてそれを行いますが、計画性があまりなく、そのときやりたいことを何よりも大事にしています。

 

また、自分のペースを乱されることを嫌い、飽きてくるとすぐに途中でやめてしまいます。

 

したがって、人と約束をするにあたっても約束を交わしたときは守る意思を見せても、気分が変わってしまうと平気でその約束を破ってしまうこともあります。

 

ペルーで注意しておきたい7つのこと

歴史的経緯からペルーには中華系や日系人が周辺国より多く、そのため「昔日本で働いていたことがある」という人にも出会うこともそれほど珍しくありません。

 

日本人は金持ちというイメージがあり、またアジア系はどうしても目立ちますから、犯罪のターゲットになりやすいという自覚が必要です。

 

ペルーも南米の例にもれず貧富の差が大きく、金銭目的の犯罪が後を絶ちません。

 

人ごみの中でのスリや、刃物で脅したり後ろから羽交い絞めにするような直接的手口がほとんどですが、道をたずねるふりをして睡眠薬をかがせる「睡眠薬強盗」と呼ばれる犯罪もあります。

 

①睡眠薬強盗や短時間誘拐、首絞め強盗

リマの路上でバスを待っていたら、地図を片手に男が道をたずねてきて、顔を地図に近づけられた途端に意識を失い、気付いたときには知らない公園で一文無しになっていた、というような事例があります。

 

南米には無味、無色、無臭の「スコポラミン」という麻薬がとれる木がそこら中にあり、犯罪にも使われています。

 

これは臭いをかぐだけで意識が朦朧としてきて、何でも言われたまま動いてしまいます。

 

金や物を差し出してしまうだけでなく、口座の暗証番号も言ってしまうので恐ろしいです。

 

なお、スコポラミンを混ぜて飲ませたり食べたせたりと言った方法でも同じようになります。

 

また、金銭を要求するために、短時間誘拐されるトラブルも発生しています。

 

短時間誘拐とは、いくつかのATMを回ってお金をおろさせ、そのお金を奪って人質を解放するもので、人質ではない人に身代金を要求する誘拐とは若干異なります。

 

しかし、短時間誘拐から一般的な誘拐事件へ発展することがあります。

 

一人での行動は避け、金品を身につけて目立つような状態で行動しないようにしましょう。

 

そして、首絞め強盗の犯人は、人混みの中からある程度ターゲットを絞っていることが多いです。

 

その後、少し人影が少ない所に移動した時を狙って首を絞めて貴重品を盗っていくトラブルがあります。

 

昼間の時間帯でも行われている犯罪なので、人影が少ないような路地には絶対足を踏み入れないようにしましょう。

 

②強盗や引ったくり、置き引き、スリ

遅い時間帯に、武器を持った犯人グループが押し入ってきて、レストラン内にいた人たちの貴重品を盗んでいくトラブルが発生しています。

 

遅い時間帯に行動しないようにしましょう。

また、道路を歩いている時に、後ろから近づいてきたバイクや車に荷物を引ったくられることがあります。

 

車道側に荷物を持たないようにし、万が一トラブルに巻き込まれた場合は抵抗せずに荷物を手放しましょう。

 

荷物にすがり付いてしまうと、そのまま引きずられたりと他の怪我に繋がります。

 

さらに、長距離バスや列車内やレストランで、荷物から目を離した隙に盗まれるトラブルが発生しています。

 

長距離バスなどでは、荷台の上や足元に荷物を置かないようにしましょう。

 

荷物は常にひざの上に置くなどして、体から離さない・荷物から目を離さないようにしましょう。

 

そして、地元の人に親しげに話しかけられて話している最中に、気付かれないように違う犯罪グループの仲間が貴重品を盗んでいくトラブルもあります。

 

どんな時でも緊張感を持ったまま対応するようにし、常に自分のカバンの明け口の部分に手を置いておくようにしましょう。

 

加えて、見知らぬ人に急に水をかけられ、びっくりしてそっちに意識を集中している間にカバンを引ったくられることがあります。

 

急な出来事が起きても慌てず落ち着いて、そういう時ほど狙われているということを意識しましょう。

 

スポンサーリンク

③タクシー

ペルーには、流しの一般タクシーと呼び出し式の無線タクシー(ラジオタクシー)の2種類があります。

 

流しのタクシーの料金は交渉性で、どこででもつかまえることができますが、外側だけそっくりな無認可のタクシー(白タク)の場合もあります。

 

南米ではタクシー運転手がエクスプレス強盗(短時間誘拐)に加担する例もあることから、流しのタクシーの利用はそれなりにリスクのある行為だと考えてください。

 

無線タクシーは区間毎に決まったレートがあり、呼び出す際に確認できます。

ただし、オペレーターもタクシー運転手も、基本的にスペイン語しか話せません。

 

最近は配車アプリ“uber”や南米で人気の”cabify”があり便利ですので、無線タクシーより配車アプリをおすすめします。

 

④支払いと両替

ペルーでは米ドルがそのまま使えるところもありますが、現地通貨のソルでの支払いに比べてレートが若干悪い場合が多いです。

 

また、安宿や食堂など、比較的少額の支払いはソルしか受け付けない場合がほとんどです。

 

一般的に、日本円は中南米では扱っている場所も限られているだけでなく、レートがあまり良くありません。

 

ペルー・ソルへの両替に関しても、日本で米ドルまたはユーロを準備し、現地でソルに両替した方がいいでしょう。

 

このように2回両替をすると手数料が余計にかかるのを避けるため、クレジットカードを使ってATMでキャッシングをすることもできます。

 

ただし、ATMは犯罪防止のため、一日の取り扱い金額に制限がありますので、注意が必要です。

また、クレジットカード会社がJCBの場合、使えないことがあります。

 

旅行前に他のメジャーなカード会社のクレジットカードを作っておくことを強くおすすめします。

 

そして、街中の両替所で両替をした観光客が、偽札を気付かずに渡されていたり、計算をわざと間違えたり、電卓がいじられており少ない金額で両替をさせられたというトラブルがあります。

 

街中の両替所はレート良いとさえていますが、その分トラブルも多発しているので両替所をメインで考えないほうが良いでしょう。

両替をする場合は、レートは悪くなりますが銀行で行うことをお勧めします。

 

⑤長距離移動

ペルー国内の長距離移動は、飛行機か長距離バスが一般的です。

飛行機ではラン航空、タカ航空、スターペルーがあり、それぞれオンラインで予約できます。

 

ペルー在住者向けには格安のFIXチケット販売がありますが、外国人でも「カルネ」と呼ばれるペルーのIDが必要になりますので、他人に購入してもらうことはできません。

 

長距離バスは国内のほか、周辺各国への国際便もあります。

ただし、南米は世界地図で見るより実際はかなり大きいですので、相応の時間がかかることを覚悟しなくてはいけません。

 

ペルーでは、基本的にどの町でもバス会社毎に独自のターミナルあるいは停留所を持っています。

 

国内便ではクルス・デル・スル(CRUZ DER SUL)が最も格上で、セキュリティも一番しっかりしています。

 

料金も一番高いのですが、オンライン予約&決済だとかなり安くなります。

なお、その場合英語かスペイン語での操作になります。

 

また、長距離バスで国境を越えるときは、出入国(特に入国)スタンプを必ず押してもらわないと、後々面倒なことになりますので気を付けてください。

 

ペルー、エクアドル、ボリビア、コロンビアは「アンデス共同体」を結成しており、それぞれの国への行き来がパスポートなしでできます。

 

隣国の国境を越えた後に入国審査の列を作ったりしませんので、うっかり周囲に流されているとスタンプのタイミングを失いかねませんので注意が必要です。

 

スポンサーリンク

⑥気候と服装

ペルーは、南半球に位置しているため日本と反対の四季を持っています。

 

日本の夏の時期、ペルーは冬になります。

しかし、赤道に近いこともあり、冬でも平均気温が10℃をきることはありません。

 

ペルーにも春夏秋冬の四季がありますが、日本のようにはっきりと分かれていません。

 

ペルーは基本的に熱帯の気候ですが、アンデス山脈などの標高差や国土が南北に伸びていることから、地域によって大きな違いがあります。

 

ペルーは3つの地域に分けることができ、その地域によって年間の気候が異なります。

 

ペルー旅行に行く場合は、どの地域を旅行するかをまず決めて、その地域の気候を確認するようにしましょう。

・Costa/コスタ(海岸砂漠地帯):国土の約12%

 

太平洋側に位置する海岸砂漠地域のことで、首都のリマはこの海岸に開けています。

 

このエリアには、ペルーの人口の半分以上が住んでいます。

この地域の気候は、“チャラ”と呼ばれており一年を通じてほとんど雨が降りません。

 

また、気温も一年を通して大きな差がなく、一年間の平均温度が20℃と穏やかです。

 

夏(11月~4月)の時期は降水量が特に少なく晴天が続きますが、冬(5月~10月)の時期は霧(ガルーア)が出て曇りのような天気が続きます。

 

砂漠の地域になりますが、海流の影響で一年中過ごしやすい気候が続きます。

 

・Selva/セルバ(熱帯森林地帯):国土の約60%

セルバは、アンデス山脈の東斜面標高2000m以下の地域で、熱帯雨林地域です。

標高2000m~500mをセルバアルタ、500m以下をセルババハと呼びます。

 

この地域は、乾季には気温が40℃まで上がることがあり、雨季には雨が良く降り高温多湿の天気が続きます。

10月~4月が雨季、5月~9月が乾季になります。

 

・Sierra/シエラ(高地山岳地帯):国土の約28%

シエラは標高によって呼び名が異なり、ユンガ・ケチュア・スニ・プーナ・コルディエラネグラ・コルディエラブランカに分けられています。

 

標高が高いので、一年中気温はあまり高くなく、日中と朝晩の気温差が激しいのが特徴です。

 

この地域では、コーヒーやジャガイモ、アルパカの放牧などが有名です。

この地域では、12月~4月が雨季、5月~11月が乾季になります。

 

ペルー旅行の服装は、どの地域を旅行するかによって大きく異なります。

 

首都リマを旅行する場合は、夏の間でも軽めの長袖を持って行かれることをお勧めします。

 

リマは真夏の時期でも最高気温が25℃未満と低く、、肌寒く感じることがあります。

 

なるべく体温調節できるように重ね着できる服装を選ぶようにしましょう。

 

冬の間は、霧が多くなりますが日本の様に厳しい寒さはありません。

 

マフラーや耳あてなど完全防備は必要ありませんが、ジャンパーなどの防寒対策を行うようにしましょう。

 

セルバの地域では、乾季には気温が40℃となり、雨季には高温多湿の天候が続きます。

よく雨が降るので雨具が必要になります。

 

観光にかさが邪魔な場合があるので、カッパなどの雨具を持って行かれることをお勧めします。

 

セルバを観光するときでも、なるべく重ね着をしてどんな気温にも対応できるようにするのが望ましいです。

 

また、この地域に観光に行く場合は虫除けスプレーを忘れないようにご注意ください。

 

クスコなどが位置するシエラでは、標高が高いため一年中気温が低いです。

 

クスコ観光の時には、セーターやジャケットなどの防寒対策をしっかりとしましょう。

 

日中は日差しが強く気温も上がるので、日差し対策も忘れずにし、体温調節ができるように重ね着をするようにしましょう。

 

⑦偽警官や車上荒らし

偽警官は手荷物のチェックやパスポート、現金のチェックを要求してきます。

また、偽警察官は身分証明書を見せて、観光客の荷物を調査しようとしてきます。

 

怪しいと思ったら、他の警察官にも立ち会ってもらうように頼んだり、日本大使館での対応を求めるようにしましょう。

 

加えて、人影の少ない場所に連れて行き、恐喝のような手口で観光客から金品を要求する偽警察官がいます。

 

少しでも怪しいと思う警察官に会った時は、他の警察官の同席や日本大使館での対応を求めるようにしましょう。

 

信号待ちをしている車の窓ガラスを割って、後部座席などに置いてあった貴重品やカバンを盗んでいく車上荒らしのトラブルも発生しています。

 

荷物は自分の身の回りに置いておき、外から貴重品などが見えないように注意しましょう。

 

また、このトラブルは観光客が乗車しているタクシーでも発生しているのでレンタカーでなくてもご注意ください。

 

荷物はひざの上などではなく、足元に置いておくようにしましょう。ドライバーの足元に置くのは危険です。

まとめ

マチュ・ピチュ遺跡やナスカの地上絵、クスコ市街など数多くの世界遺産が存在する魅力的な国のペルーですが、睡眠薬強盗や短時間誘拐、首絞め強盗、ひったくり、置き引き、スリなどの犯罪、両替、地域による気候の差などと気を付けなければいけないことがいくつもあります。

 

これらのことに気を付けて、ペルーの魅力を存分に味わって、充実した有意義な旅ができるようにしましょう。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です