ポルトガルはヨーロッパ大陸の最西端に位置する国で、個性的で美しい街や街を彩る文化が魅力の観光名所です。
そんなポルトガルではフランス系やブラジル系の様々な地方料理がもてなされていますが、その中でも特におすすめの郷土料理10選をご紹介します。
この記事の目次
ポルトガルの人気グルメランキング10選
1位:バカリャウ
ポルトガルの代表的な郷土料理であるバカリャウは干し鱈を使った料理で、ポルトガル料理の中でも最も有名で人気の高い料理の一つです。
ガーリックやオリーブオイル、トマトソースなどを使って調理されることが多いです。
食感もやわらかく淡白な味わいが特徴で、ポルトガルの家庭料理から高級レストランまで幅広く愛される料理です。
バカリャウを食べるならソーラー ドス プレスントス
創業以来60年以上の歴史を持つ老舗のレストランで、ポルトガルの郷土料理が味わえることで有名です。
特に店内の天井には様々な旗が掲げられており、各国の文化を感じさせるインテリアで温かみのある雰囲気が漂います。
ワインセラーには豊富なワインが並び、料理と合わせてワインを楽しむことも可能です。
- 住所:R. das Portas de Santo Antão 150, 1150-269 Lisboa, ポルトガル
- 電話:+351213424253
- 営業時間:昼12:00-15:00 夜18:30-23:00
- 公式サイト:http://www.solardospresuntos.com/
2位:ポルコ・アラ・アレンテージャーナ
ポルトガルのアレンテージョ地方の郷土料理の一つで、豚肉を使った煮込み料理。
豚の肩肉を細かく切りオリーブオイルでじっくり炒め、白ワインとトマトを加えてスライスしたガーリックや刻んだパセリ、クミンなどのスパイスを加えた味付けが特徴です。
豚肉は柔らかくスパイスの風味が豊かで、トマトの酸味がアクセントのおすすめの一品です。
ポルコ・アラ・アレンテージャーナを食べるならレストラン オ フォルカド
リスボンの中心地に位置する伝統的なレストランです。
レストランの外観は、白い壁に青いタイルがあしらわれた美しいポルトガル風の建物で、内装はレトロな雰囲気が漂っています。
レストランには広々としたダイニングが設置されており、家族連れやカップル、グループ旅行者にも最適なレストラン。
- 住所:R. da Rosa 219 221, 1200-408 Lisboa, ポルトガル
- 電話:+351213468579
- 営業時間:7:00-23:00
- 公式サイト:https://oforcado.com/
3位:カタプラーナ
出典:https://konpeito.hatenablog.jp/
カタプラーナは伝統的な鍋で作られる煮込み料理で、豚肉やシーフード、野菜をトマトソースで煮込んだ料理。
味付けには、オリーブオイルやニンニク、赤唐辛子、パプリカなどが使われ、深い味わいが特徴です。
様々な食材が煮詰められることで、旨味が相互に引き出され深いコクが絶品。
カタプラーナはポルトガルの郷土料理の一つでもあり、旅行者にも人気の高い料理の一つです。
カタプラーナを食べるならカサ・ドス・レイトネス・フィラデルフィア
甘いパンとケーキが有名なポルトガルのフィラデルフィア市にあります。
店内にはオリジナルのタイルや家具が使われているので、一歩足を踏み入れるとポルトガルの伝統的な雰囲気を感じることができるでしょう。
フランスパンやスイーツの品揃えが豊富で、定番のパステル・デ・ナタやフランスのマカロン、チョコレートケーキが提供されているので、散策中に小腹がすいたらぜひ立ち寄りたいおすすめのカフェ。
- 住所:R. José Joaquim Marques 155, 2870-348 Montijo, ポルトガル
- 電話:+351212313227
- 営業時間:9:00-21:00
- 公式サイト:https://casadosleitoespbarca.pt/
4位:エスペターダ
人気の高い牛肉の串焼きで、楕円形の刃物を使用した特別な包丁でスライスされた肉を使います。
肉は炭火で焼かれ、塩、ニンニク、赤唐辛子、オリーブオイル、ワイン酢などのシンプルな調味料で味付けされたエスぺターダはやわらかくとてもジューシー。
そのまま食べるのはもちろん、一緒にパンやサラダと一緒に食べるのもおすすめです。
エスペターダはポルトガルの伝統的な料理の1つで、地元の人たちに愛される料理として知られ、ポルトガルのグリル料理の中でも人気が高い一品。
エスペターダを食べるならザ スクール バイ ザ アーティスト
学校の教室をモチーフとしているかのようなレトロな雰囲気が魅力なレストランです。
白と赤のチェックのテーブルクロス、黒板メニュー、新しい鉛筆削りなど、学校のアイテムがちりばめられています。
メニューは特に地元のシーフードや肉料理が中心で、シーフードのカタプラーナやグリル料理が人気です。
- 住所:R. da Firmeza 49, 4000-228 Porto, ポルトガル
- 電話:+351220132700
- 営業時間:昼12:30-14:30 夜19:30-22:30
- 公式サイト:https://www.editoryhotels.com/artist-baixa-porto/gastronomia/a-escola-by-the-artist/
5位:フランセジーニャ
ポルトガル発祥のサンドイッチ。
トーストしたパンの間にはオムレツ、スモークドハム、ソーセージ、チーズ、レタス、トマトなどが挟まれ、オリーブオイルやマヨネーズで味付けされます。
朝食やブランチ、軽食として広く親しまれている料理で、ポルトガル各地のカフェやレストランで提供されています。
具材の組み合わせはお店によって異なりますが、ポルトガルの伝統的なソーセージやチーズを使ったものが多く、濃厚な味わいが魅力的です。
フランセジーニャを食べるならコンフィタリア・ナシオナル
コンフィタリア・ナシオナルは甘いものが好きな方には必見のお店。
リスボンにあるこのお店は、ポルトガルの伝統的なお菓子を扱っており、中でも特に有名なのが「パステイス・デ・ベレン」というカスタードプリンのようなスイーツです。
店内に設置された大きなガラスケースの中には様々なお菓子が並び、お土産選びに訪れた観光客や地元の人々で賑わっています。
- 住所:Praça da Figueira 18B, 1100-241 Lisboa, ポルトガル
- 電話:+351213424470
- 営業時間:8:00-20:00
- 公式サイト:https://confeitarianacional.com/
6位:ビファナ
ビファナはパンに豚肉を挟んだサンドイッチのような料理。
テイクアウト可能なお店も多く、出来たてホヤホヤのビファナを外出先や路上で手軽に食べることができるため観光客にも人気です。
豚肉のジューシーさとスパイシーさが特徴で、パンとの相性も良く一度食べると病みつきになる美味しさがあります。
ビファナを食べるならア ジンジーニャ
美しい町並みのリスボンにたたずむアジンジーニャは、アルファマ地区に出店されています。
こじんまりとした店内には、木のテーブルや椅子が並び、落ち着いた雰囲気。
魚介類のグリル料理やカタプラーナ、シーフードライスなどが人気で、他のお店と比較するとリーズナブルな価格帯が多いことも魅力のひとつです。
- 住所:Largo São Domingos 8, 1100-201 Lisboa, ポルトガル
- 電話:+351218145374
- 営業時間:8:30-18:30
- 公式サイト:https://ginjinhaespinheira.com/
7位:カルド・ベルデ
- メニュー名:カルド・ベルデ
- 値段:10~20ユーロ
主にキャベツ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ニンニク、時には豚肉やサルシッチャが入ったスープ。
ポルトガル全土で親しまれ、冬の季節に食べることが多い料理。
ポルトガルの文化や伝統を感じられる温かみのある料理で、地方によってレシピに微妙な違いがありますが、どの地方でも伝統的に作られるシンプルなスープです。
地元ならではの家庭的な味わいを楽しめるおすすめの一品。
カルド・ベルデを食べるならトゥーリャス バー & レストラン
豪華な内装と美しい景色の中で素敵なディナータイムを過ごすことが出来るお店です。
大きな窓からはタージョ川とリスボンの街並みを一望することが可能。
ポルトガル料理を中心に、肉料理や魚介料理のメニューがバランスよく揃っていてワインの種類も豊富です。
店内は落ち着いた大人の雰囲気で、デートや家族との食事におすすめです。
- 住所:R. Gil Vicente 4 6, 2710-568 Sintra, ポルトガル
- 電話:+351219232378
- 営業時間:12:00-22:00
- 公式サイト:https://www.thefork.pt/restaurante/
8位:フェジョアーダ
フェジョアーダはブラジル発祥の伝統的な豆料理であり、ポルトガルでもよく食べられる料理です。
主に黒豆を使用し、豚肉やソーセージ、タロイモなどが加えられて煮込んだもの。
柔らかく煮込まれた豆はスープ状になっていることがほとんどで、ご飯やオレンジ、クリルなどを添えて食べられます。
特に冷え込む冬場は、ポルトガルの一般家庭でもよく作られる料理です。
フェジョアーダを食べるならピメンタ・ローザ
町の中心部に位置するピメンタ・ローザは、カジュアルな雰囲気で地中海料理とポルトガル料理をメインに提供しています。
特に人気のある料理は、新鮮な魚介類を使用した料理で、カルディーニャ、エビグリル、カブラなどが挙げられます。
- 住所:Rua de Miguel Bombarda 285, 4050-381 Porto, ポルトガル
- 電話:+351933662289
- 営業時間:10:00-19:00
- 公式サイト:https://pt-pt.facebook.com/RestaurantePimentaRosa.Porto/
9位:レイタオン
ポルトガルのアルガルヴェ地方で伝統的に食されているシチュー。
鶏肉や豚肉、チョリソー、ブラックオリーブ、白ワイン、トマト、ニンニクなどを使って煮込んで作られます。
ポルトガルの伝統的な家庭料理として親しまれているほか、地元のレストランでも定番メニューとして提供されています。
アルガルヴェ地方では、地元の食材を使った本格的な味わいのレイタオンを楽しむことが可能です。
レイタオンを食べるならレストラン サント アントニオ
店内は広々とした空間で、石畳やレンガ造りの壁など建物の歴史を感じられる内装が特徴的です。
ポルトガルの伝統的な料理を中心に、魚介や肉料理など多彩なメニューが揃えられており、地元の新鮮な食材を使った料理が味わえます。
特に魚料理が絶品と評判で、ポルトガルメニューの代表的な魚料理であるバカリャウのフリトやカルド・ベルデなどが人気。
料理に合わせて豊富なワインリストから好みのワインを選ぶことも可能で、落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事を楽しめるのでデートや家族での食事にもおすすめのお店です。
- 住所:R. Santo António nº230 R/C, 4620-651 Lousada, ポルトガル
- 電話:+351961173077
- 営業時間:昼11:30-14:00 夜19:00-21:30
- 公式サイト:http://www.restaurantesantoantonio.pt/
10位:コジード・ア・ポルトゲーザ
ポルトガルの伝統料理の一つで、主に豆と豚肉を使用したシチューです。
豚肉と豆にしっかりと味がしみ込んでいて、独特の柔らかい食感が特徴。
地元ではライスとサラダなどを添えて提供されることが多く、豚肉と豆に含まれるたんぱく質や食物繊維が摂取できるのでヘルシー料理としても人気です。
コジード・ア・ポルトゲーザを食べるならアデガ ダ ティア マチルデ
地元の料理やワインを提供している人気のレストラン。
カジュアルで居心地が良く、おしゃべりしながらディナータイムを楽しむのにぴったりなお店です。
新鮮な魚介料理や肉料理、サラダ、スープなど地元の食材を使った料理と、自分好みのワインを合わせて大人なディナータイムを過ごすことができます。
- 住所:R. da Beneficência 77, 1600-017 Lisboa, ポルトガル
- 電話:+351217972172
- 営業時間:昼12:00-16:00 夜19:30-0:00
- 公式サイト:http://www.adegatiamatilde.pt/
まとめ
ポルトガルの食文化は、海産物をはじめ肉料理やスパイスが効いた料理が特徴で、美しい海岸線や世界遺産の古城、美しい自然に恵まれた国で美食と観光を一緒に楽しめることが魅力の一つでもあります。
ヨーロッパの他の国と比べて価格帯も比較的リーズナブルで、食事や宿泊などの費用も手頃なので予算を気にせずに楽しめるという点も見逃せないでしょう。
そんな魅力のつまったポルトガルで、地元の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。