南アフリカは2010年度にワールドカップが開催された地となり、多くの人が知る国です。
しかし、未だ南アフリカに対する治安は悪いイメージを持つ方も多く、実際どのような治安状況であるかが気になりますよね。
そんな南アフリカは素晴らしい観光スポットを持ち、世界から多くの観光客が訪れていますが、南アフリカの中でも治安が安定したエリアと、悪いエリアに分かれているようで、旅行計画を立てた際は十分気を付けなければなりません。
そこで今回は、南アフリカ旅行を計画した際に、現地で気を付けるべきこと、また、女性が注意すべきことなど、さらには南アフリカを安全にそして楽しい旅行となるよう計画するための方法について、詳しく解説していきます。
この記事の目次
世界治安ランキング118位の南アフリカ
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、南アフリカは118位となっています。
結論:南アフリカの治安は危険
南アフリカの治安は危険な状態です。
特にヨハネスブルクは世界中の都市の中でも犯罪率が非常に高い都市となっており、一人で外出するのは避けた方が良いと言えるでしょう。
南アフリカを旅行する際は、常に最新情報に注意して自分の身の安全を守る必要があります。
コロナウィルスの状況
南アフリカの感染症危険レベルは現在レベル2「不要不急の渡航中止」となっています。(2022年7月28日時点)
南アフリカへの入国に関しては、ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書は必要ありませんが、指定の健康質問票の記入と提示が必要になるようです。詳しくはこちらをご参照くださいhttps://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=134920
南アフリカから日本への入国に関しては、3回目のワクチン接種証明書の有無に関わらず、出国前72時間以内のPCR検査のみ必要で入国検査や隔離はありません。
状況により変動するため、随時外務省サイトでご確認ください。https://www.mofa.go.jp
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、不要不急の渡航はやめてくださいとなっており、
南アフリカの中でもケープタウンやヨハネスブルクにおいては、殺人などの犯罪が多発しているため、エリアによって治安の悪化が懸念されています。
また、アパルトヘイトが撤廃されたからは貧困層が都市部へ流入したことで治安の悪化が起こり、現在も犯罪件数は増加の一途を辿っています。
そのため、南アフリカ旅行を計画する際は、危険なエリアへの渡航計画は避けなければなりません。
現地に住む人でさえ重犯罪に巻き込まれているため、観光客となる私たち日本人はより注意が必要です。
このように南アフリカを訪れる際は、日本人観光客が犯罪のターゲットになる可能性が高いため、身の安全を最優先とした行動を心掛けるようにしましょう。
夜の一人歩きは大丈夫?
南アフリカは昼間でも街を歩くことが危険だと言われるエリアもあります。
また、どれだけ治安の良いエリアだと言われていても、昼と夜とでは治安状況は一変してしまうなど、非常に危険が及ぶ可能性があります。
そのため、夜は不要な外出は避け、ホテルで過ごすようにしましょう。
南アフリカ旅行で最低限気をつけるべき点3つ
南アフリカ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
南アフリカ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
南アフリカ旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト
海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、南アフリカで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- 南アフリカであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
南アフリカの公用語はアフリカーンス語、英語、バントゥー諸語です。
英語は南アフリカでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、南アフリカの公用語である”英語”アフリカーンス語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
南アフリカ主要エリアの治安事情
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_122.html#ad-image-0
ケープタウン
ケープタウンは南アフリカの南西海岸沿いにある港町で、観光客にも人気の都市。
ケープタウンでは、日々多くの犯罪が起きており治安は不安定だと言えます。
特に外国人観光客をターゲットとした強盗などの犯罪はが頻発していますので注意が必要です。
ヨハネスブルグ
ヨハネスブルグは南アフリカ最大の都市で、経済的にも非常に発展しています。
しかし、ヨハネスブルグは世界一治安が悪いとも言われる犯罪都市。
貧富の差が激しく、毎日強盗や殺人など軽犯罪から重犯罪までさまざまな犯罪が発生しています。
外国人に対する暴動も頻発しており、邦人が強盗被害に遭う事例も多くあります。
ヨハネスブルグで街中を歩く際は必ず誰かと一緒に行動するようにして、身の安全を守りましょう。
ダーバン
ダーバンは南アフリカで3番目に大きい都市です。
日系の会社もいくつかあり、観光客も多く訪れています。
そんなダーバンの治安は南アフリカの他の都市と同じように、不安定な状態となっています。
犯罪率も高く、可能であれば近づかないようにした方が良いでしょう。
特に夜間は現地の人でも出歩くのを控えているくらいですので、基本的には外から出ないようにしてください。
南アフリカ観光客を狙った主な犯罪事例と対策
ここでは南アフリカの観光客を狙った犯罪事例と対策をご紹介します。
事例1.高速道路上出入り繰りで強盗未遂事件が発生
南アフリカにおいて高速道路の路上や、高速道路の出入り口付近の信号待ちにおいて、車上荒らしにより金品を強奪する事件が多発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_122.html
対策:万一に備え退避行動を行う
信号待ちしている間も、万一に備え、車1台分のスペースを取り、常に周囲に不審者がいないか目を見張っておくことが大切です。
また、身の安全を考慮し、赤信号であっても退避行動を行う必要があります。
その場合は命を最優先としてすぐにその場から退避するようにしてください。
事例2.強盗事件&偽警察官による強盗事件が発生
路上を移動している間に凶器を使った強盗事件、また、偽警察官による強盗被害が多発しています。
また、犯人はグループで行動し、観光客を狙った犯行に及ぶケースが目立っています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_122.html
対策:身分証明により相手を確認すること
偽警察官であることを見抜くためにも、車を止められた場合は、警察官である証明の提示を求め、金品を強奪されることのないよう、窓を最小限に開ける程度に留めておきましょう。
事例3.ATMから不正に情報を読み取られる事件
ATMの機械に不正情報を読み取る機械を設置し、カード情報を盗みとるだけではなく、現金引き出しに手間取っている利用者に善意なふるまいをした挙句、暗証番号を聞き出し、多額の現金を引き出し奪うなどの事件が頻発しています。
参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_122.html
対策:周辺に不審な人物がいないか確認してからATMを利用する
ATMを利用する際は、自身の周囲に明らかに不審な人物がいないかを確認した上で利用するようにしましょう。
特にセキュリティの固い銀行では、警備員が配置されているなど、周囲の状況に目を配り行動するようにしましょう。
日本人女性が南アフリカ旅行で注意すべきポイント5つ
ここでは南アフリカで女性が気をつけることを5つご紹介します。
1.スラム街に立ち入らない
南アフリカではインスタなどに載せるための写真撮影に夢中になり、スラム街に足を踏みいれてしまわないよう十分注意してください。
近年SNSの急速な普及により、多くの方がインスタなどに画像投稿を行っています。
特に女性は写真スポットで記念撮影を行う方も多いです。
しかし、写真撮影に夢中になりすぎて、知らぬ間にスラム街に足を踏み入れてしまわないよう、周囲の状況をよく観察し行動するようにしましょう。
2.黒人居住エリアに立ち入らない
南アフリカでも特にヒルブロウと呼ばれる黒人居住エリアがあります。
ここは、犯罪の被害に遭う可能性が高く、観光客が立ち入るべきエリアではありません。
また、私たちの見えない場所で重犯罪も多発しているため、そのような犯罪の被害に巻き込まれる可能性が高くなります。
そのため、様々な事件に巻き込まれることを避けるためにも、黒人居住エリアに立ち入ることのないよう、行動には十分注意してください。
3.エリアによっては昼でも街歩きに注意
南アフリカでは、特に昼と夜の治安が激変するエリア、あるいは昼でも治安の悪さから街歩きに注意が必要なこともあります。
そのため、観光に気を取られすぎたために、危険なエリアを歩いていたということのないよう、常に危険が差し迫ってくることを想定し、安全に配慮した行動をしましょう。
昼間の明るい内でも軽犯罪が多発しているため十分注意してください。
4.現地で飼育するペットに要注意
南アフリカでは、現地の人が飼育しているペットにも注意してください。
特に南アフリカのヨハネスブルクなどではハイエナを飼育する家も多く、とても危険です。
とは言え、私たち観光客がヨハネスブルクを訪れるという機会はまずありませんが、どの街でハイエナの姿を見るかは分かりません。
安全に暮らすための現地の人の手段とは言え、観光客にとっては非常に危険です。
そのため、現地で街を歩く際はたとえヨハネスブルクではなくとも、ペットとして飼っている品種には要注意です。
5.ヒッチハイクは絶対に行わないこと
南アフリカで女性は特に性犯罪に巻き込まれる可能性が高いため、絶対にヒッチハイクを行うことは避けてください。
これは、性犯罪に留まらず、殺人事件や誘拐事件に発展する恐れがあるためです。
そのため、身の安全を考慮し、街から街への移動が必要な場合は必ずタクシーなどを利用し、自身で移動するようにしましょう。
決してヒッチハイクで安価な方法を取ろうとしないようにしてください。
子連れ旅行者が南アフリカで注意すべきポイント
子連れで南アフリカ旅行を計画する際は、いくつか気を付けるべき点があります。
日本人観光客が南アフリカを訪れることに関わらず、18歳未満の子供が南アフリカへ出入国を行う場合は、必ず出生証明書を提出することが義務付けられるようになりました。
そのため、必要書類がすべて揃わない限り、子供は出入国を行うことができません。
また、現地ではマラリアに感染する可能性があるため、出発前は日本の医師の下を受診し、抗マラリア薬の相談を行っておくと安心です。
もしも必要性が判断された場合は必ずワクチンを摂取の上渡航するようにしましょう。
他にも、南アフリカの水道水は日本と比較してもそのまま飲料水として飲むことは避けてください。
そのため、必ずボトル入りの水を購入するようにしましょう。
さらに、子連れのため、旅行中はサファリへの計画を行う方も多いため、必ず安全で信頼おけるツアー会社へガイドとともに参加するようにしましょう。
その他南アフリカ観光で注意すべきポイント
ここではその他南アフリカ旅行で気をつけることをご紹介します。
パスポートのコピー
南アフリカ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
南アフリカへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
南アフリカではスリやひったくり、置き引きの被害が多発しています。
そのため、現地の街を歩く際は特に自身の手荷物の管理には十分注意しなければなりません。
被害を最小限に抑えるためにも、可能な限りファスナー付きのリュックの中に財布を小分けにし、万一盗み取られても良いような状態にしておきましょう。
また、より被害に遭わないためにもリュックは前抱きにし、抱えるようにして持つことをおすすめします。
ホテル
南アフリカでは女性に対するレイプ事件が多発しています。
特に南アフリカはHIV感染者が多いため、性行為によって感染してしまうなど非常に危険です。
そのため、私たち日本人観光客が南アフリカを訪れた際は、セキュリティの高いホテルに宿泊されることをおすすめします。
また、ホテルの部屋に侵入してくるような被害もあるため、ホテルを選ぶ際は確実にセキュリティの整ったホテルを口コミなどからリサーチし、予約を行うようにしましょう。
クラブ
南アフリカを訪れた際も、夜遊びスポットとしてクラブがあります。
クラブではお酒や踊りを楽しむなど様々な人種が多数訪れています。
そのような場所で起こり得ることは、ナンパなどが代表格だと言えるでしょう。
ナンパはその後、性犯罪や窃盗事件などに結びつく恐れもあるため十分注意しましょう。
特に睡眠薬入りの飲み物を飲ませた上で貴重品を強奪し、その上性犯罪のターゲットにされるなど、非常に危険が及ぶ可能性が高いと言えます。
このように、夜遊びスポットとなるクラブを訪れる際は、自身の身の回りの様子をよく観察し、安全な行動を心掛けるようにしましょう。
地下鉄
南アフリカ共和国には、南アフリカ旅客鉄道公社が運営する鉄道があります。
そのため、南アフリカでは地下鉄の利用が主流となっています。
しかし、電車内はスリや置き引きの格好の場となっているため、日常的に軽犯罪が多発しています。
そのため、混雑した車内での自身の手荷物の管理には十分注意しましょう。
また、つい居眠りなどをしてしまうとそれだけでスリのターゲットとなってしまうため、鉄道利用の際は周囲の状況に目を見張り、安全に乗車するようにしてください。
タクシー
現地で街を移動する際に利用するタクシーは、流しのタクシーを拾うことは避けるようにしましょう。
この流しのタクシーこそ、強盗や窃盗の被害に遭う可能性が高く、決して利用してはいけません。
特にヨハネスブルグ空港においては多くのタクシーが配置しています。
しかし、それらのタクシーもすべて不当な請求が行われるため、利用してはいけません。
空港から街へ、またホテルへの移動を行う際は公共交通機関を利用されることをおすすめします。
まとめ
今回は南アフリカの最新治安情報について詳しく解説しました。
南アフリカはエリアによって治安の良し悪しもありますが、観光地などは比較的安定した治安であることも多く、観光を楽しめるでしょう。
しかし、足を踏みいれてはいけないエリアもあるため、旅行の際は十分注意しましょう。
南アフリカ旅行は、安全知識を持って旅行計画を立てることでとても楽しい旅行にすることができます。
そのため、事前に外務省のホームページより安全情報を入手し、南アフリカ旅行を計画してみてくださいね。