【2023年】ウズベキスタンの治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

ウズベキスタンという国をご存知ですか?

ウズベキスタンは旧ソビエト連邦共和国で中央アジアに位置している国として知られています。

しかし、私たち日本人から見ても観光地として旅行先に選ぶ国とは言えず、紛争や戦争が多い国だというイメージを持つ方も少なくありません。

とは言え、ウズベキスタンには歴史的建造物がたくさんあり、観光スポットも豊富にあると言われているのです。

それでもなお、ウズベキスタンについての情報が少ないために、日本人旅行者も少ない傾向です。

そのような中でも、もし旅行先にウズベキスタンを選ぶ際は、現地の治安状況について知っておくことが大切です。

そこで今回は、ウズベキスタン旅行の際に現地で過ごす注意点や女性が気を付けることなど、治安状況も交えて詳しく解説していきます。

 

世界治安ランキング86位のウズベキスタン

参考サイト:http://worldpopulationreview.com/

アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ウズベキスタンは86位となっています。

結論:ウズベキスタンは危険

治安ランキング86位となるウズベキスタンは、治安状況は非常に悪く、危険な状態が続いています。

そのため、旅行先に選ぶにはより注意が必要です。

外務省のデータも確認


参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ

外務省のデータによると、ウズベキスタンは危険レベル1となり、「渡航は十分注意してください」というレベルとなっています。(2022年9月現在)

また、ウズベキスタンでは実際に起こった犯罪統計がはっきりと公表されておらず、犯罪発生件数は不確定であると言われています。

しかし、国として経済的困窮を掲げている国民が多く、貧困世帯が大多数のため、現地ではスリやひったくりなど様々な軽犯罪が多発しています。

特に私たち日本人がウズベキスタンを訪れた際は、確実に犯罪のターゲットとされてしまい、金銭や貴金属などの窃盗・強盗事件に巻き込まれる可能性が高くなると言えるでしょう。

このように、ウズベキスタンは、エリアによっても治安状況が異なるため、渡航を計画される際は、外務省の安全データを確認の上、旅行計画を立てるようにしてください。

夜の一人歩きは大丈夫?

ウズベキスタンは、首都となるタシケント中心部においても薄暗い街並となり、知らず知らずのうちに危険な場所に立ち入ってしまう可能性が高いと言えます。

そのため、夜の街を一人で出歩くことは窃盗や強盗事件に巻き込まれるだけではなく、命の危険を脅かす恐れもあることから、夜に一人で街中を歩くことは避けるようにしましょう。

コロナウイルス関連情報

現在、ウズベキスタンには特に入国の制限はなく通常通りに入国ができます。

ウズベキスタンから日本への帰国に関しては、ワクチンを3回接種している方は、入国前72時間以内のPCR検査陰性証明書の提示は必要なくなり、入国時検査や入国後の待機期間もありません。

3回目のワクチンを未接種の方は、入国時検査と「3日間自宅等待機+自主検査陰性」(検査を受けない場合は5日間待機)が必要です。ご注意ください。

宗教・信仰など

ウズベキスタンは主にイスラム教スンニ派の信者が多い国となります。

スンニ派とは、預言者ムハンマドが伝えたとされる儀式を重んじる一派で、イスラム教徒の9割近くを占めると言われています。

ウズベキスタンの物価情報

ウズベキスタンのGDPは、692.0億ドル(2021年:IMF)。一人当たり2,002ドル(2021年:IMF)です。

通貨はスムで、為替レートは1ドル=11,130.57スム(2022年5月19日付:ウズベキスタン共和国中央銀行)となっています。

日本に比べると物価は安いですが、現地で働くと収入も低いので日本と物価はあまり変わらないという感覚になるでしょう。

水1リットルを購入すると、2,000スム、約20円です。ビールは1.5リットルで約100円で購入できます。

おすすめ観光ルート

ウズベキスタンへは、成田国際空港から、ウズベキスタン航空の直行便が出ており(冬季除く)、タシケントまで約9時間で行くことができます。

そのほか、乗り換えは必要ですが、アシアナ航空や大韓航空などのソウル経由便、ターキッシュエアラインズのイスタンブール経由便などでも行くことができます。

 

ウズベキスタン旅行で最低限気をつけるべき点3つ

ウズベキスタン旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。

  • 注意点①:海外旅行保険
  • 注意点②:インターネット環境
  • 注意点③:言語の問題

それぞれ詳しく見ていきましょう。

注意点①:海外旅行保険に加入しておく

海外旅行保険とは

ウズベキスタン旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。

これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。

おすすめはエポスカード【年会費無料】

年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。

エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。

エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!

もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!

海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。

特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。

ウズベキスタン旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
>>エポスカード公式サイト

海外旅行保険付帯カードの基本知識

海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。

  • 自動付帯
    カード持っているだけで自動的に保険が適用される
  • 利用付帯
    旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される

自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。

また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます

海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。

 

さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技でも紹介していますので読んでみてください。

 

注意点②:インターネット環境

海外旅行で重要なのがインターネット環境。

結論としては、ウズベキスタンで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる

まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

仲間とはぐれる危険性がある

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。

  • スマホで地図を見ながら移動できない
  • 移動中に観光地など調べ物ができない
  • SNSに写真をアップロードできない

スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意

なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。

グローバルWi-Fiがおすすめ


旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。

グローバルWiFiの特徴は

  • ウズベキスタンであれば1970円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります

そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。

グローバルWi-Fi公式サイト

注意点③:言語の問題


旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。

日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。

 

ウズベキスタンの公用語はウズベク語です。

英語はウズベキスタンでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。

 

しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。

その理由を以下に簡単にまとめました。

公用語が話せないと困ってしまうこと

  1. 道に迷ってしまった
  2. レストランでの注文
  3. 交通機関が思うように利用できないとき
  4. 急な体調不良
  5. トラブル全般

これらで困ってしまう。

英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ


旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。

ポケトークを持っているメリットとは

  • 旅行中の不安やストレスから解放される
  • 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
  • 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
  • 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
  • 翻訳の正確さが高い
  • Wi-Fi環境がなくても利用ができる

また、ウズベキスタンの公用語であるウズベク語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。

ポケトークさえ持っていれば

今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!

なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。

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ウズベキスタンの主要エリア治安事情

タシケント

タシケントはウズベキスタンの首都で、多くの日本人駐在員も滞在しています。
バザールなどには人が多く賑わっている街です。

治安は悪くはありませんが、1994年から2009年頃まで爆破テロが数回起きています。
特に夜間に一人で外出することは避けた方が良いでしょう。

ナマンガン

ナマンガンに住んでいる人によれば、「人も良く、危なくないと感じる」とのことですが、油断は禁物です。

また、ナマンガンのタジキスタン及びキルギスとの国境地点は外務省より「渡航中止勧告」が出ていますので危険ですので近寄らないようにしましょう。

この辺り山岳地帯は過去に地雷が埋められており、今もなお撤去されていないそうです。

アンディジャン

アンディジャン各州は、外務省より「渡航中止勧告」が出ています。国境線が入り組んだ山岳地帯であるこの一帯は、イスラム過激派の侵入ルートや、麻薬密輸グループの麻薬運搬ルートとして利用されているようです。

また、2009年にはアンディジャン市郊外で国境検問所・警察施設への襲撃事件が発生しています。

サマルカンド

サマルカンドは、ウズベキスタン第二の都市で、かつてシルクロード上で栄華を極め、2001年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

現在ではウズベキスタン最大の観光都市となっていおり治安も悪くありません。

しかし、観光客が多いところはスリや置き引きに狙われやすいのでお手まわり品には注意しましょう。

ブハラ

サマルカンドの西に位置している都市でイスラム美術の宝庫と言われている街です。

ブラハには典型的なものからちょっと変わったものまでイスラム教建築がたくさん残っています。

治安は悪くはありませんが、白タクに捕まったなどのクチコミもありますので注意しましょう。

 

ウズベキスタン観光客を狙った主な犯罪事例と対策

ここではウズベキスタンの観光客を狙った犯罪事例と対策をご紹介します。

事例1.金品を奪われる窃盗・暴行事件が発生

街を歩いている際、知らない人から現地案内を促され、それに乗せられてついて行ったところ、人気のない路地裏に連れ込まれ、暴行を受けた上、持っていた貴重品や金品をすべて奪われる窃盗・暴行事件が起こりました。

参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html

対策:周囲の状況に目を配る

陽が暮れた後に街を一人歩きすることは避け、周囲の状況にすぐに対応できるよう、自身の身の安全を最優先とした行動をとるようにしましょう。

また、知らない人に声を掛けられることがあっても決してついていくことのないようにしてください。

事例2.ホテルロビーにて置き引きの被害に遭う

ウズベキスタンのホテルに宿泊する際、チェックイン時にホテルロビーに荷物を置いていたつもりが、少しの時間目を離していた間に荷物をすべて盗まれてしまう事件が起こりました。

参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html

対策:手荷物の管理を徹底する

空港やホテルを利用する際、自身の手荷物を手から離してしまうことでスリや置き引きの被害に遭ってしまう可能性があります。

荷物から目を離さないこと、また、荷物に手をかけておくなど自身の手荷物の管理を徹底して行うようにしましょう。

事例3.白タクの運転手による現金強奪事件

ウズベキスタンの街を移動する際に利用したタクシーが白タクであったことから、不当に料金を高額請求されるだけではなく、ナイフで脅された上、所持していた現金を奪われるという事件が起こりました。

参考 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html

対策:正規のタクシーを利用する

白タクなどの無許可タクシーは街の中をたくさん走っています。

しかし、そのようなタクシーを利用すると不当に料金を請求される、また、犯罪の被害に巻き込まれてしまうため、タクシー利用の際はホテルからタクシーの配車を行ってもらうよう依頼するようにしましょう。

 

日本人女性がウズベキスタン旅行で注意すべきポイント5つ

ここではウズベキスタンで女性が気をつけることを5つご紹介します。

1.イスラム教の習慣を重んじること

イスラム教徒が大多数となるウズベキスタンは、治安の良いエリアであっても、イスラム教の習慣を重んじた行動を心掛けることが大切です。

特にモスクはルールも厳しく、女性は肌の露出を避けた服装でなければならず、派手で華美な服装は避けるようにしてください。

2.東部国境付近に観光で近付かないこと

ウズベキスタン旅行の際は、東部国境付近に近づかないようにしましょう。

ウズベキスタンの東部国境付近はテロ組織だけではなく反政府勢力が抗争を繰り広げているため、非常に危険なエリアとなっています。

また、政府が地雷を設置するなど、いつ危険な状況に巻き込まれるか分かりません。

また、南部のアフガスタンとの国境付近も不安定な治安であることから、これらのエリアに足を踏み入れることのないよう十分注意してください。

また、外務省ホームページにも、渡航中止勧告や退避勧告がなされていることから、観光で訪れるエリアを確認しておくようにしましょう。

3.写真撮影のルールを守る

近年、SNSにおいて様々な写真投稿が主流となっています。

特にウズベキスタンの中でもモスクは世界遺産となる美しい建造物も多いため、つい写真撮影を行ってしまう方も多いでしょう。

しかし、写真撮影を行う際は、そのエリアが撮影可能エリアとなっているかを確認した上で撮影を行うようにしましょう。

その際、写真撮影に夢中になりすぎて自身の荷物が置き引きの被害に遭う可能性もあるため注意してください。

4.警察官にカメラを向けないこと

ウズベキスタンでは、観光地において警備にあたる警察官の姿を写真に収めることは禁じられています。

そのため、警察官にカメラを向けて撮影を行うようなことのないよう注意してください。

万一警察官を撮影してしまう、また、多くの警察官がいる場所で写真撮影を行うことで注意喚起に留まらず、逮捕される事態に陥る可能性もあるため、決して警察官にカメラを向けるようなことのないよう十分注意してください。

5.知らない人について行かない

ウズベキスタンで街を歩いている際、現地で知らない人から声をかけられても簡単に受け応えすることのないよう注意しましょう。

これは、優しい言葉や優しい顔であなたに近付き、金品を奪おうとする、あるいは性犯罪に巻き込まれるなど様々な被害を受けるからです。

実際、女性が窃盗・強盗事件に遭う、あるいは性犯罪に遭う実例も多く、安易に知らない人から声をかけられ、ついていくようなことのないよう注意してください。

 

子連れ旅行者がウズベキスタンで注意すべきポイント

子連れでウズベキスタンを訪れる際は、子連れ旅行というだけあって、過密スケジュールにならないようにしましょう。

また、ホテルから観光地となる歴史博物館や美術館を訪れる際のアクセスなど、ホテルの立地についても検討しておくことをおすすめします。

これは、小さな子供連れの場合、スケジュールを過密にすることで子供の機嫌を損ねるだけではなく、時差のために体調不良となる恐れがあるからです。

そのような事態を避けるためにも、ウズベキスタンへ子連れ旅行を計画する際は、ゆったりとした観光スケジュールとすること、また、できるだけ観光地へのアクセスの良いホテルに宿泊されることをおすすめします。

なお、子連れ旅行の際は、子供から目を離さないよう、安全に配慮して行動するようにしてください。

 

その他ウズベキスタン観光で注意すべきポイント

ここではその他ウズベキスタン旅行で気をつけることをご紹介します。

パスポートのコピー

ウズベキスタン旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておくということです。

これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。

ウズベキスタンへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。

そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。

当然ながら毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。

このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。

 

カメラは盗まれるリスクが最も高い

海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。

理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。

実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。

カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。

レンタルカメラが人気

そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。

こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。

Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。

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リュック

ウズベキスタンで観光客はスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪のターゲットになりやすく、貴重品の管理には十分注意が必要です。

そのため、財布の中の現金は最小限とし、リュックなどファスナーが付いた中に管理し、さらに貴重品を分散させて入れておくことで被害を最小限に抑えることができます。

また、リュックは背中に背負うのではなく前抱きに抱えるように持つとより安全だと言えるでしょう。

ホテル

現地に滞在する際は、滞在登録を行わなければなりません。

通常、宿泊ホテルの予約を行った際、ホテル側が代行して滞在登録手続きを行ってくれるでしょう。

そのため、あなたが役所まで行って登録作業を行う必要性はないと言えます。

しかし、民泊に宿泊する、あるいは滞在登録の代行を行っていない安価なホテルなどに宿泊する場合は自身で届け出を行う必要があるため、注意してください。

また、滞在ホテルを選ぶ際はネット上の実際に利用した方の口コミを参考にされることをおすすめします。

クラブ

ウズベキスタンにはクラブという概念はなく、ショーやダンスなどを見て楽しむレストランがあります。

しかし、そのようなレストランでも置き引きなどの被害に遭う観光客も多く、夜のウズベキスタンを楽しむ反面、注意散漫となってしまうことのないよう注意しましょう。

また、夜にティムール広場からブロードウェイに向かうと売春婦が観光客に話しかける姿をよく見かけます。

しかし、性犯罪に巻き込まれる可能性も高く、そのような売春婦とのトラブルを避けるようにしましょう。

地下鉄

ウズベキスタンには地下鉄はなく、日本のような電車が主流となっています。

また、想像以上に電車はとてもきれいなため、気持ち良く利用することができます。

そのため、観光地へ移動する際は、電車を利用すると良いでしょう。

しかし、電車内は観光客が特にスリや置き引きなどの被害に遭いやすいため、自身の手荷物はしっかりと管理しておくようにしましょう。

タクシー

ウズベキスタンで街中を移動する際にタクシーを利用する場合は、ホテルや空港、レストランで手配してもらいましょう。

これは、怪しいタクシーを利用することで不当に高額請求をされる他、伝えた行先とはまったく異なる場所に連れて行かれ、犯罪の被害者になる恐れがあるためです。

このようなトラブルに巻き込まれることを避けるためにも、安全なタクシーを利用できるよう、ホテルのフロントなどを活用するようにしてください。

 

まとめ

今回はウズベキスタン旅行の際に現地で過ごす注意点や女性が気を付けることなど、治安状況も交えて詳しく解説しました。

ウズベキスタンでは、私たち日本人観光客は特に、スリやひったくり、置き引きなどの被害に遭いやすく、街中を歩く際は周囲の状況に目を配り、十分注意しましょう。

また、国境付近は非常に危険なため、決して近付くことのないようにしてください。

なお、危険な場所へ立ち入らない、また、夜は外出しないなど、ルールさえ徹底して守ることでウズベキスタン旅行を楽しいものにすることができるでしょう。

今後、ウズベキスタン旅行を計画する際は、この記事を参考に様々な点に注意し、安全で楽しい旅行計画を行ってください。

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