ドイツはヨーロッパの中でも比較的治安が良いと言われていて、私たち日本人も多く渡航する方も多い国。
そんなドイツですが、近年では軽犯罪が多発する他、テロ事件の勃発、またデモ事件など、相次いで発生していますね。
そこで、ここでは、ドイツにおける現在の治安情報や、ドイツ旅行の際にぜひ気をつけるべきことについてご紹介します。
これからドイツ旅行を計画しようと思っている方は、ぜひここでご紹介する情報を参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
世界治安ランキング21位のドイツ
参考サイト:http://worldpopulationreview.com/
アメリカ雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、ドイツは21位となっています。
結論:ドイツの治安は比較的安全
ドイツは毎年多くの観光客が訪れるとても人気の高い国です。
そんなドイツの治安は、比較的安全であると言われています。
もちろん、ドイツのすべてのエリアの治安が安定しているとは言い切れませんが、私たちが観光で訪れる王道の地については、安全な旅行を行うことができるでしょう。
外務省のデータも確認
参考サイト:外務省海外安全サイトホームページ
外務省のデータによると、ドイツはヨーロッパの他の国と比較しても安全な国だと言われています。
しかし、近年では、大都市において多くの犯罪が起こっており、首都ベルリンにおいては、スリやひったくりの被害が急増しているため、特にドイツ東部の治安は注意が必要です。
なお、今後の危険情報については、状況が変わる毎に外務省のホームページにアップされます。
そのため、ドイツ旅行の計画を行う際は、事前に外務省のホームページから現在の状況をしっかりと把握しておくことが大切です。
夜の一人歩きは大丈夫?
ドイツ旅行を訪れた際は、夜に一人でホテルを出て、繁華街へ出掛けるなどということは避けるようにしましょう。
これは、同じ昼間のドイツの雰囲気と、陽が落ち、夜になったドイツの雰囲気は、その治安にも大きく影響すると言われています。
そのため、特に女性の夜の一人歩きは身の危険性が高くなるため行わないようにしましょう。
マナー
ドイツには日本には無いマナーがたくさんあり、知っていないとドイツの人に失礼になってしまうことも。
ドイツで最低限知っておきたいマナーは、以下の通りです。
- 店員に挨拶するのを忘れずに
- 店員を大きな声で呼ばずに小さく合図をする
- 人の前や横を通る時には「失礼します」という意味の「Entschuldigung(エントシュルディグン)」と言う
- 鼻をすするのはNG
- 安静時間(22:00~7:00)は騒いではいけない
お店に入った時、お店を出る時には店員さんに挨拶をするのがドイツのマナー。
呼び鈴がないレストラン、カフェであっても大きな声で店員さんを呼ぶのは非常識になってしまうので、軽く手を挙げるなど小さく合図をしましょう。
鼻をすする行為は日本では当たり前ですが、ドイツではとても汚い行為になります。
またドイツには安静時間と言うものがあり、22:00~7:00は静かに過ごすのがマナーです。
コロナウィルスに関する情報
ドイツのコロナウイルス感染者数は、2022年春頃に急増しましたが、2022年8月現在新規感染者数は落ち着き、収束しつつあります。
そのため、2022年6月からドイツへの入国制限が緩和され、コロナウイルスによる制限は一時的に解除されています。
現在、ドイツ入国の際にはワクチン接種証明や検査を受ける必要はありません。
ドイツ旅行で最低限気をつけるべき点3つ
ドイツ旅行で最低注意すべきポイントを3つご紹介します。
- 注意点①:海外旅行保険
- 注意点②:インターネット環境
- 注意点③:言語の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:海外旅行保険に加入しておく
海外旅行保険とは
ドイツ旅行で気をつけることは、海外旅行保険に加入して滞在するようにするということです。
これは、旅行中にアクシデントに見舞われる、病気やケガをしてしまうなど、医療処置を受けなければならなかった場合に、海外旅行保険に加入しておけば、そのようなトラブルに対して金銭的な補償以外に、日本語によるサポートを受けることができるため、安心して旅行を楽しむことができます。
おすすめはエポスカード【年会費無料】
年会費無料のエポスカードを作成しておくと安心です。
エポスカードは海外旅行保険が付帯しているタイプ(無料)です。
エポスカードは旅行の支払いをカード利用することで保険適用になりますが、エポスカードで「航空券」や「日本で空港に向かうリムジンバスや電車」の支払いをするだけで適用に!
もちろん、海外での「鉄道、バス、タクシー」の支払いに利用でもOKです!
海外旅行保険として必要性が高いと言われる疾病の他、携行品の損害を補償してくれるカードです。
特に医療行為においては最高270万円まで保険金の支払い対象となり、最長90日間の補償を受けることができます。
ドイツ旅行へ行かれる際は、年会費無料のエポスカードがおすすめですよ。
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海外旅行保険付帯カードの基本知識
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2つ種類あります。
- 自動付帯
カード持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行費用など、保険適用条件となる料金をカードで決済した場合に保険が適用される
自分が持っているカードの保険適用の条件を確認してみましょう。
また、「クレジットカードの海外旅行保険」はカードを複数持つほど保険の補償金額が合算され適用されます。
海外旅行保険付帯のクレカを1枚も持っていない場合は、新しくクレジットカードを発行するのを必須でおすすめします。
さらにクレジットカードで最高にお得に旅をしたい方は、「【旅行保険付き】旅好きのクレジットカードおすすめ4選 裏技」でも紹介していますので読んでみてください。
注意点②:インターネット環境
海外旅行で重要なのがインターネット環境。
結論としては、ドイツで移動中にスマホを使用するのであれば、ポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。
フリーWi-Fiは主要施設だけ飛んでいる
まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。
しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。
仲間とはぐれる危険性がある
そのため、ポケットWi-Fiが無ければ以下のような不備が起こります。
- スマホで地図を見ながら移動できない
- 移動中に観光地など調べ物ができない
- SNSに写真をアップロードできない
スマホが繋がらなければ最悪の場合、旅行仲間とはぐれる危険性があるので注意。
なので一般的には、海外旅行専用のポケットWi-Fiを持って行きます。
グローバルWi-Fiがおすすめ
旅行好きに人気なポケットWi-FiがグローバルWiFiです。
グローバルWiFiの特徴は
- ドイツであれば970円/日程度
- 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる
このように、とにかくコスパが良いです。
デメリットといえば、当日に空港で借りると割引対象外となります。
そのため、以下のキャンペーン専用ページから事前に予約しましょう。
注意点③:言語の問題
旅行に行く際、現地の言葉を喋れないと何かと不便で不安ですよね。
日本では当たり前にできている会話ができないと、とてもストレスに感じ不慣れな海外なら尚一層です。
ドイツの公用語はドイツ語です。
英語はドイツでは、主要観光スポット・空港やホテルでは通じることが多いです。
しかし、海外旅行中は予想もしていなかったトラブルが付き物です。
その理由を以下に簡単にまとめました。
公用語が話せないと困ってしまうこと
- 道に迷ってしまった
- レストランでの注文
- 交通機関が思うように利用できないとき
- 急な体調不良
- トラブル全般
これらで困ってしまう。
英語が話せない、現地の言葉に不安な人はポケトークがおすすめ
旅行が好きな方に、大人気でテレビでも話題になった「夢の通訳機」ポケトークです。
ポケトークを持っているメリットとは
- 旅行中の不安やストレスから解放される
- 現地の人とコミュニケーションが取れるので旅行が楽しくなる
- 他の翻訳機と比べ、翻訳言語数が61ヶ国語:音声とテキスト、21ヶ国語:テキストのみ。合計82言語と圧倒的に多い
- 双方の翻訳が可能(日本語→英語、英語→日本語)
- 翻訳の正確さが高い
- Wi-Fi環境がなくても利用ができる
また、ドイツの公用語であるドイツ語には、音声翻訳・テキスト翻訳の両方に対応しています。
ポケトークさえ持っていれば
今まで海外旅行中に感じていた、不安やストレスが一切無くなります!
なので、精神的なストレスから解放されその分旅行が楽しめるのです。
ドイツ主要エリアの治安事情

ここではドイツの主要エリアの治安情報についてご紹介します。
フランクフルト
ドイツの中でも特に危険なエリアとして知られているのがフランクフルトです。
このフランクフルトにおいては、1年間の犯罪件数が約11万件という数に上っています。
その大半の犯罪スタイルはスリやひったくり、そして置き引きなどの被害を受ける軽犯罪が目立ちます。
特に日本人観光客は、富裕層であるという現地の人の認識により、ターゲットとして狙われることも多いため注意が必要です。
また、空港や駅周辺、地下鉄などは軽犯罪に巻き込まれるエリアとなるため、自身の行動には十分注意しましょう。
ミュンヘン
ヨーロッパの中でもドイツは安全であるというイメージも強く、実際、バイエルン州のミュンヘンは、治安の良いエリアとしても知られています。
しかし、ミュンヘンは大都市のため、犯罪発生件数も多く、観光で訪れる際は、スリや置き引きなどの被害に十分注意が必要です。
特に傷害や暴行事件も多発しているため、滞在中は特に身の回りの状況に目を配り、行動するようにしましょう。
また、日本人などの観光客は窃盗などの被害のターゲットになりやすく、あまり人通りの少ない路地裏などに入り込まないようにしましょう。
ベルリン
ドイツの首都でもあるベルリンの治安は悪く、近年、犯罪が増加する上、窃盗事件が多発しています。
治安の悪さから、あまり私たち日本人がツアー旅行の中に組み込まれていないエリアとなりますが、特に欧米人の夜遊びスポットが集結しているため、様々な人種が入り乱れ、より治安の悪化を招いていると言えるでしょう。
このように、年間40000件以上もの盗難事件も多発しているため、もしも個人的にベルリンを訪れるようなことがあった場合は、あなたの身の上の安全に配慮した行動を心掛けるようにしてくださいね。
ケルン
ケルンはドイツの中であまり治安が良いとは言いきれない街です。
また、ケルンには観光名所としてケルン大聖堂があります。
それゆえ、多くの観光客が訪れるとし、人が溢れることでスリやひったくりなどの軽犯罪が多発するエリアであると言えるでしょう。
特に浮浪者の姿も目立ち、物乞いする場面を多く見かけることもあるかもしれません。
物乞いのために近付いてくる者に対して受け応えをするのではなく、可能な限り人通りのある場所を歩くようにしましょう。
ハノーファー
ハノーファーは、北ドイツのライネ川沿いにある主要都市のひとつです。
ハノーファーの市役所「ハノーファー市庁舎」、22ヘクタールの広さを誇る「ハノーファー体験動物園」、ハノーファー王家の遺産である王宮庭園「ヘレンホイザー・ゲルテン」などが有名です。
ハノーファーは、長らく治安の良い街として知られてきました。
しかし、2020年ごろから暴力的な犯罪が増えてきており、訪れる際には注意が必要です。
デュッセルドルフ
デュッセルドルフは、ライン川によって旧市街地と近代的な商業地区に分かれており、その文化的な街並みが魅力な都市です。
ライン川の歩道橋とラインタワー、ドイツの文豪ゲートの博物館などがあり、日本食も食べることができます。
デュッセルドルフは比較的犯罪率の高い街であるため、訪れる際には周囲への警戒を怠らない、夜間には移動しないなどの注意が必要です。
ドルトムント
かつての工場地帯として栄えたドルトムントは、ルール工場地帯を代表する都市のひとつです。
名門サッカークラブ「ボルシア・ドルトムント」から、その名前はよく知られています。
ドルトムントは中央駅の北側は治安が悪いため、絶対に近づかないようにしましょう。
大学付近や南側は治安が良いので、ホテルを予約する際は南側のホテルがおすすめです。
安全な地域
ドイツでの比較的治安の良い都市は、以下の通りです。
- ミュンヘン
- アウクスブルグ
- ニュルンベルク
- オーバーハウゼン
- ビーレフェルト
- メンヒェングラートバッハ
- ボーフム
- ウィスバーデン
- マインツ
- シュトゥットガルト
中でもミュンヘンは、一番治安の良い都市としても知られています。
ホテルを取る際には是非参考にしてみてください。
ドイツ観光客を狙った主な犯罪事例と対策
事例1.無差別銃撃事件
年末年始にドイツ国内において無差別銃撃事件が起こりました。
1つは12月29日にバイエルン州ニュルンベルク近郊のアンベルク町で、難民が飲酒により暴れ出し、一般人12名を襲撃したもようです。
2つは1月1日、ノルトライン・ヴェストファーレン州エッセン市のボトロップ町で、外国人男性が運転する車がシリア人やアフガニスタン人の群衆に突っ込み、負傷させる事件が起こっています。
また、1月3日にザクセン州テーベルン町で爆発事故が発生しています。
参考 https://mediciblog.news/2019/01/05/年末年始にかけて%ef%bc%8cドイツ国内で複数の無差別襲/
対策:不測の事態に対応できるよう情報を収集しておく
無差別事件やテロなどは、誰にも予測がつかず、私たち日本人観光客も不測の事態に備え、万一の場合に対応できるよう、最新情報を収集しておくことが大切です。
そのため、常にあなたの周囲で起こる状況に注意し、不審者を察知した際はすぐにその場から立ち去るなど、自身で正しい判断を行い、身の安全を確保してください。
事例2.フランクフルトにおいて銃撃事件が発生
ドイツのフランクフルト市中心部にあるコンスターブラヴァッヘの繁華街で、19時頃に銃撃事件が発生しました。
この銃撃事件によって4名の犯人を拘束し、負傷者の情報はありませんでしたが、現場は騒然としていました。
参考 https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=72688
対策:夜に出歩くことは避ける
治安が思わしくないエリアにおいては、このような銃撃事件が相次いで起こる可能性が高く、特に夜に街を出歩くことは避けるようにしましょう。
また、街に出歩く目的がある場合は、可能な限り明るい昼間のうちに計画を立てておくと良いでしょう。
事例3.警察官を装った電話犯罪が多発
ドイツのデュッセルドルフ市内において、警察官を名乗って電話をかけ、「空き巣の被害を防ぐためにあなたの貴重品などをすべて保管します」などと偽りの連絡をし、金品を盗み取ろうとする犯罪が多発。
そのような警察官等を装った人物による電話が相次いでいます。
参考 https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=72303
対策:不用意な対応は行わず警察に通報すること
警察官を装うだけで人が安心してしまい、相手の言われるがまま、要求されるがままに行動してしまいそうになるでしょう。
しかし、悪意のある電話応対に左右されず一旦冷静になり、事態を警察に通報するようにしましょう。
日本人女性がドイツ旅行で注意すべきポイント
ここではドイツ旅行で女性が気をつけるべきポイントについてご紹介します。
知らない人から声を掛けられても安易に反応しないこと
ドイツ旅行の際、女性が気をつけることには、見知らぬ人から声を掛けられる、あるいは道を尋ねられるなど、観光客を狙った犯罪が相次いでいるため、安易な反応はしないようにしましょう。
また、物売りをしてくる人、ナンパなどに応えるようなことのないよう、徹底して無視するようにしてください。
特に女性は性犯罪にも巻き込まれやすく、甘い言葉や、他人に困っている様子などを安易に見せてしまうような行動は慎むようにしましょう。
目立つ服装をしないこと
ドイツ旅行の際、女性が気をつけることは、あまり人目につくような目立つ服装は避けるようにしましょう。
これは、ヨーロッパに住む人は、冬になると暗めの洋服を身に付ける人が多く、あまり派手な色合いの洋服を着る人の姿は見られません。
そのため、私たち日本人のような華やかな服装は、誰が見ても観光客であることが分かり、犯罪のターゲットになりやすくなってしまうため、服装は現地の人に馴染むようなスタイルを心掛けるようにしましょう。
また、あまり手荷物を多く持っている、あるいはブランドバッグを持っている場合は、明らかにお金持ちを装っているように見られ、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなるため注意しましょう。
トイレ事情に困ることも
ドイツ旅行の際、女性が気をつけることは、公衆トイレを使用する際に不便を感じることがあります。
実際、ヨーロッパは日本のようにあらゆる場所に公衆トイレがあり、また、とても清潔感のあるトイレであるとは言えません。
トイレに行けるのは、レストラン、カフェ、美術館、駅、デパートなどで、いずれもお金を払ってトイレを使用しなければなりません。
そのため、トイレ事情が日本とは大きく異なる点を踏まえ、現地でトイレを利用するようにしましょう。
危険な場所を避ける
ドイツでは危険な場所には、そもそも近づかないことが大切です。
治安の悪いと言われている地帯を、通らないようにしましょう。
特に夜間に危険な場所を通ってしまうと、スリにあったり誘拐されたり、わいせつな行為をされたりする可能性があります。
夜間の一人歩きは避ける
夜間の一人歩きはとても危険なので、絶対にしないようにしましょう。
ドイツは比較的治安の良い国ですが、観光客を狙ったスリや、女性を狙った誘拐、暴行事件なども起こっています。
夜のドイツを味わいたい気持ちはわかりますが、夜間に出かける際にはきちんと公共の乗り物を使うなどの工夫が必要です。
日本大使館からのメールはこまめにチェック
日本大使館からはデモや事件などの情報が発信されています。
海外を訪れた際には、とにかく危険な場所には近寄らないことがとても大切。
日本大使館からのメールをこまめにチェックすることで、危険な地域や事件などの情報を収集しておきましょう。
貴重品は肌身離さず
貴重品は肌身離さず持ち歩き、スリに合わないように気をつけましょう。
貴重品を何処かに置いて移動したり、ポケットに適当に入れていたりすると、盗難のリスクが高まります。
貴重品はカバンに入れ、カバンは自分の前にかけるなどの対策が必要です。
子連れ旅行者がドイツで注意すべきポイント
子連れでドイツ旅行へ行く際は、日本とヨーロッパにおける時差には特に注意しましょう。
これは、昼夜逆転となることで、子供が疲れ、泣き、グズってしまうようなことも多々起こります。
実際、大人でも体調不良を招くこともあるため、子供となればなおさら注意が必要です。
また、あちこちへ観光する計画を立てていた場合、あまり移動が多すぎると子供は疲れ果ててしまいます。
そのため、電車やバス、車などを利用して観光地を訪れる場合でも、あまり詰め込みすぎるスケジュールは避け、子供が楽しめる範囲の観光を行うことをおすすめします。
さらに、レストランを利用する際も、子連れの場合は高級志向のレストランは子供が場慣れしていないこと、また、食べられる食材が限られている、大人向けの雰囲気のため、子供は入店させない方が無難だと言えるでしょう。
このように、ドイツ旅行を計画する際は、子供目線に立ち、無理のない範囲で節度ある旅行スケジュールにまとめるようにすることをおすすめします。
その他ドイツ観光で注意すべきポイント
ここではその他ドイツ旅行で気をつけるべきポイントについてご紹介します。
パスポートのコピー
ドイツ旅行で気を付けることは、パスポートのコピーを必ず持参しておきましょう。
これは、スリやひったくり、置き引きなどの被害のに遭った場合、万一パスポートを盗まれてしまうと帰国できなくなってしまうことを防ぐためです。
ドイツへ観光旅行に訪れる方は非常に多く、日本人もその中に入っています。
そのため、日本人が観光旅行する際も注意が必要な国だと言われています。
しかし、毎日のように軽犯罪は起こっているため、あなたが軽犯罪の標的になる可能性もあります。
このように、安全な旅行を行うことができるよう、万一に備えパスポートのコピーは準備しておくようにしましょう。
カメラは盗まれるリスクが最も高い
海外旅行では、一眼レフやGoProなど高級カメラを持ち歩くのは非常に危険です。
理由は、スリやひったくりに合う危険性が高まるからです。
実際に外務省が公開している海外邦人援護統計によると、渡航者のトラブルで最も多いのは窃盗被害。その中でも、盗まれやすいものの代表格がカメラです。
カメラが狙われる理由は、”軽量なので盗った後の逃走が簡単だから”です。
レンタルカメラが人気
そのため近年では、レンタルカメラを利用する渡航者が増えています。
こちらのRentry(レントリー)では、人気のGoProや水中カメラなど、品揃えも豊富です。
Rentryを利用すれば、わざわざカメラを購入する必要もなく、万が一盗まれても保険で対応してもらえるため安心ですね。
リュック
ドイツ旅行では持ち物のリュックが窃盗などの被害で奪われてしまうことのないよう十分に注意しましょう。
ドイツの街をショッピングする際など、すべての場所でクレジットカードを利用することができます。
日本人の私たちは、つい大きなお金を持参した状態でショッピングを楽しむ傾向があります。
スリや置き引き、ひったくりなどの被害に遭わないためにも、リュックはファスナーをしっかりと閉め、身体の前方に抱えるように持ちましょう。
そうすることでスリやひったくりの被害を最小限に抑えることができます。
ホテル
その他、ドイツ旅行で気をつけることは、ドイツは治安が非常に悪く不安定なエリアもあれば、比較的治安が良く、観光地としても知られているなど、その格差が大きい国です。
そのため、ドイツ旅行を計画する際に利用する宿泊ホテルについては、比較的治安が安定しているエリアに予約するようにしましょう。
また、実際にホテルの予約を行う際は、ドイツの中でも安心して宿泊でき、かつ、観光地へのアクセスも良いなど、様々な口コミを参考に人気エリアのホテルに宿泊されることをおすすめします。
クラブ
その他、ドイツ旅行で気をつけることは、ドイツにあるクラブはベルリンのエリアに集中していて、ここはそもそもあまり治安が良いとは言えない街としても知られています。
さらに夜になるとより治安が悪くなり、あなたが危険な目に遭遇する可能性が高くなると言えます。
お店の前で客引きを行い、店内に誘導するも、退席の際に高額請求をされるなどの軽犯罪が日常的に繰り返されています。
そのため、声を掛けられたからと言って、そのまま何も疑わずにクラブへ入店するようなことは避けるようにしてください。
地下鉄
ドイツの交通機関は、地下鉄などの電車移動が主となります。
しかし、地下鉄の車内において、手持ちのギターやトランペットで曲を弾き、歌うなど、好き勝手にライブを行うような人の姿を見かけることがあります。
突如として曲を聴いたとし、金銭の要求をされるなどの被害が多発しています。
そのため、あなたがそのターゲットになってしまった場合は、一切相手にしないようにしましょう。
また、金銭欲しさにコップを持って物乞いする人の姿も見られます。
しかし、そのような人に対して受け応えをすることのないよう十分に注意してくださいね。
タクシー
ドイツ旅行の際、ホテルやショッピングなどにタクシーを利用されることもあるでしょう。
そんなドイツの街を走るタクシーはクリーム色で、かつ、車の天井には黄色の「TAXIマーク」が挙がっていて車種はドイツを代表するベンツであることが多々あります。
一方で、ドイツのタクシーは日本のタクシーのように自動ドアシステムではありません。
また、タクシー代の支払いについては、日本とは異なりクレジットカードによる決済ができないため、乗車時には特に注意しましょう。
ドイツのおすすめホテル
ヒルトン ケルン
出典:HIS
ヒルトン ケルンはケルンに位置するホテルで、ショッピング街とビジネス街の中心にあります。
ライン川が近くにあるので周辺を散歩したり、ケルン大聖堂も近くにあるので気軽に訪れたりすることができる絶好のローケーションです。
ホテルからもドイツの街並みを感じることができます。
プルマン ベルリン シュヴァイツァーホフ
出典:Booking.com
プルマン ベルリン シュヴァイツァーホフは、ベルリンの中心地から徒歩5分に位置するホテルです。
ベルリン動物園、クアフュルステンダム通りへ歩いていくことができ、ベルリンを観光するにはぴったり。
温水プールなどがあるスパや、24時間営業のジムもプルマン ベルリン シュヴァイツァーホフの魅力です。
ハイアット リージェンシー ケルン
出典:Expedia
ハイアット リージェンシー ケルンは、ホーエンツォレルン橋のそばにあるホテルです。
部屋によっては、市街地とケルン大聖堂を両方眺めることができます。
オペラハウスも歩いて数分の距離にあり、ライン大通りのリバーウォークにも気軽に行くことが可能です。
ザ ウェスティン グランド ミュンヘン
出典:Booking.com
ザ ウェスティン グランド ミュンヘンは、ミュンヘンの中心街から数分の場所に位置するホテルです。
1,500㎡もの巨大スパや、フィットネスジム、21個の会議室など施設が充実しているのが魅力。
エングリッシャーガルテンもすぐそばにあるので、気軽に散歩することができます。
ドリント ホテル アム ホイマルクト ケルン
出典:Booking.com
ドリント ホテル アム ホイマルクト ケルンは、ケルン中心地に位置するホテルです。
ヴァルラフ リヒャルツ美術館、ローマ・ゲルマン博物館、ケルンフィルハーモニーホール、ケルン大聖堂、ケルン中央駅まで1キロ未満の距離にあり、ロケーションがとても良いのが魅力です。
スタイリッシュで清潔な部屋の雰囲気や、素晴らしい眺望も楽しむことができます。
ケルン マリオット ホテル
出典:Booking.com
ケルン マリオット ホテルは、ケルンの中心街に位置するホテルです。
ミュージカルドーム、ケルン市立博物館、ランクセスアレーナ、ケルンメッセが近く、気軽に観光することができます。
様々なカクテルを提供するバー&ラウンジや、フィットネスセンターや個性豊かなメニューが揃うレストランもあり、ホテルステイを存分に楽しめます。
ヒルトン ベルリン
出典:Hilton
ヒルトン ベルリンはジャンダルメンマルクト広場にあり、ベルリンの市街地を満たすことができるホテルです。
ベルリンのシンボルとも言えるこのホテルでは、ベルリンを訪れるには絶好のローケーションです。
部屋によってはプライベートサウナがあり、テラスでは本格的なドイツの料理を楽しむことができます。
ヒルトン ミュンヘン パーク
出典:Booking.com
ヒルトン ミュンヘン パークは、ニョンヘンにあるホテルです。
フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港から車で30分、エングリッシャーガルテンのすぐそばという立地にあります。
公園のすぐそばなので静かなのが特徴的で、ホテルではレンタル自転車を提供しているので、気軽に自転車で散策することもできます。
ソフィテル ミュンヘン バイエルポスト
出典:Booking.com
ソフィテル ミュンヘン バイエルポストは、ニュンヘンの歴史的建造物で、大規模な改装工事を行って作られたホテル。
2017年に改装の比較的新しいホテルで、5つ星ホテルであることでも知られています。
ホテルの外観からミュンヘンの雰囲気を楽しむことができ、スタイリッシュな部屋の様子も人気の理由の一つです。
シェラトン ベルリン グランド ホテル エスプラネード
出典:ホテルスタ
シェラトン ベルリン グランド ホテル エスプラネードは、ベルリンの市内中心地に位置するホテルです。
クアフュルステンダム、ベルリン動物園、ポツダム広場まで徒歩5分〜24分以内で行くことができます。
スイートルームが40室あるのも、シェラトン ベルリン グランド ホテル エスプラネードの魅力です。
まとめ
ヨーロッパの中でも比較的治安も安定していると言われているドイツについて様々な情報をご紹介しました。
ドイツは他のヨーロッパ諸国よりも遥かに治安は良いですが、近年では少し治安が悪くなりつつあると言われています。
しかし、様々に起こる犯罪や事件などは、あなた自身が注意を払い、対策しておくことで、ドイツ旅行を安全にそして楽しいものにすることができます。
ここでご紹介した危険回避を含めた情報を参考に、ぜひ、楽しいドイツ旅行を計画してくださいね。