ルーマニア旅行は実は危険?治安と最低、注意しておきたい10のこと

東ヨーロッパに位置するルーマニア。

ルーマニアはドラキュラのモデルになったブラド公が居住していたブラン城やロシア皇帝ニコライ2世の名前が付けられたロシア正教会、聖ニコラス教会など、数々の歴史的建造物が立ち並ぶ国です。

 

さらに夏になると黒海沿岸のリゾート地に世界中から人が集まったりと、観光客を魅了して離さない国になっています。

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ルーマニアの最新治安情報2019

外務省の最新情報によると危険情報や危険レベルに値する地域などは2019年3月現在発表されていません

 

他のヨーロッパの国々と同様にそこまで危険な地域は無いと考えても良いでしょう。

 

ただし、ルーマニアで一番犯罪が多発しているのは首都のブカレスト市内と言われています。

 

これは人口が多く、また観光客などが集まるので仕方がない事でもあるのですがブカレストは基本的に観光の起点となる都市になるので十分にスリやひったくりに対して注意して滞在することが求められます

 

ルーマニアの基本情報

ルーマニアは南東ヨーロッパに位置する東欧の楽園とも呼ばれる美しい自然に恵まれた国です。

 

一年中気候が安定しておりいつでも観光に適しているのでシーズンに関わらず観光を楽しむことが出来るのが特徴です。

 

大陸性気候であり、日本の東北地方に近い気候になります。

 

中でも天気が安定しており気候も日本人にとって過ごしやすい5~6月、9~10月がルーマニア旅行には一番のベスト―シーズンです。

 

サマーシーズンも湿気がなくカラッとした天気で、湿気や気温に悩まされることなく夏休みを楽しむことができます。

 

年間を通して天候が安定しているとは言ってもルーマニアの冬は日本人にとっては寒く、11月から3月まではルーマニアの至る所で雪が降ります。

 

冬に訪れる場合には防寒対策をしっかりとして訪れることが大切になります。

 

スノーボードを楽しむ人にとってはルーマニアの冬はとても楽しめるのではないでしょうか。

 

元々は社会主義体制の国

ルーマニアは元々長い間社会主義体制を貫いていましたが、1989年に三権分立を打ち立てた「救国戦線」によって社会主義の象徴である独裁政権は倒されました。

 

2007年には隣国であるブルガリアと共にEUの加盟も果たしています。

 

未だ共産党体質の流れをルーツに持っている政党はいくつか残っていますが、現在は単一政党制も廃止され国民から直接選挙制で選ばれる大統領を元首とする共和制国家です。

 

また、EUの中では人件費が最も低い国であるという事もあり、海外からの顧客に供給を行うことも多くGDPも世界基準で見れば平均よりも少し高い程ですが元社会主義体制の国としては最高レベルの発展を遂げています。

 

ルーマニアの人の国民性は?

ルーマニアの人は気さくで明るいのが特徴です。

 

ローマ人の末裔という事を自認しているという事もあり、ラテン系の陽気な性格の人が多いです。

 

イタリアやスペインのように情熱的で明るい人が多いわけではないですが、基本的に付き合いやすく直ぐに友人のように打ち解けることが出来ます

 

また、明るく親切で借りた恩は必ず返すという人が多く、個人的な価値観より義理人情、困っている人を見たら手助けしたりしてくれる人が多いので旅行をすると人の温かさに触れることが出来ます。

 

情熱の現代ロマンス語の流れをくむルーマニア語

ルーマニアの公用語はルーマニア語であり、人口のおよそ90%がルーマニア語を話しています。

 

少数ではありますがハンガリー語も使用されており、これは元々ルーマニアのトランスシルバニア地方はオーストリア/ハンガリー帝国の領土であり、ハンガリー系の人達が多く住んでいたことに起因しています。

 

ルーマニア語はイタリア語と同じ現代のロマンス言語(ラテン語)の流れを汲む言語です。

 

しかし、ヨーロッパの中でもラテン系とはいえ秘境といったイメージのあるルーマニアは、周囲を5つの国に囲まれており、東欧諸国の中でも特に治安の悪いイメージを持たれています。

 

街にはジプシーが多いという事もあり、冷たい雰囲気のある街並みと感じるかもしれませんが、開放的で明るいラテン系の血が開放的で情熱的な一面を引き出してくれます

 

ただ、情熱的で明るいという感情的になりやすい性格があるのか、お酒が入った場でのちょっとしたいざこざから乱闘や喧嘩に発展してしまったりすることが少なくないようです。

 

酒場やバーなどで必要以上に食って掛かったりする態度を取ってしまうと知らず知らずのうちにトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるので十分な注意が必要です。

 

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ルーマニアの国民的風習「マルツィショル」

ルーマニアには春の訪れを楽しみ、祝うマルツィショルという飾りを付ける風習があります

 

このマルツィショルは赤と白の紐を絡み合わせたブローチのような装飾品の事を指し、3月の初めにお守りとしてプレゼントされます。

 

このお守りを人にプレゼントするのはルーマニアの中でも古く慣わしとされている事の一つです。

 

3月の初めに貰ったマルツィショルを心臓に近い所に付けるのが習わしで、幸運や喜びをもたらしてくれるものだと信じられています。

 

また、身に着けた後に家の果物の木の枝に付け、家への幸運を願います。長い冬が終わり、春が来る喜びと幸運を願う行事がこのマルツィショルなのです。

 

ルーマニアは職業として魔女が認められている場所

これは小ネタなのですが、元々魔術や魔法が歴史的に認められてきた背景のあるルーマニアでは職業として「魔女・占い師」が認められています

 

法律上の規約があり、きちんとした届け出をした人だけが魔女を名乗ることが出来ます

 

ヨーロッパの約四分の一のジプシーがルーマニアに住んでいるというのも魔女や占いに対してのハードルが低い理由かもしれません。

 

魔女の占いが悪質で外れたりすると罰金などもあるので興味がある人は是非占いの本家的な土地であるルーマニアで試してみてはいかがでしょうか。

 

ルーマニア旅行で注意しておきたい9つのこと

1.インターネット環境

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旅行に行く際、重要になってくるところはインターネット環境

結論としては、ルーマニアで移動中にスマホを使用するのであればポケットWi-Fiをレンタルした方が便利です。

 

主要施設のみフリーWi-Fiが飛んでいる

まず、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店ではフリーWi-Fiが飛んでいるので、それらの施設では無料でインターネットを使用することができます。

しかしそれ以外の場所ではフリーWi-Fiが飛んでいないことが多いので、移動中や街中ではなかなかネットに接続することができません。

そのため、ポケットWi-Fiが無ければ

  1. スマホで地図を見ながら移動する
  2. 移動中に観光地など調べ物をする
  3. SNSに写真をアップロードする

ルーマニアでこれらができません。

 

イモトのWi-Fiがおすすめ

旅行好きに人気なポケットWi-FiがイモトのWiFiです。

イモトのWiFiの特徴は

  • ルーマニアであれば1000円/日程度
  • 1つのWi-Fiを一緒に旅行に行く全員が使用することができる

このように、とにかくコスパが良いです。

デメリットといえば、予約が多いため、直前の予約だと在庫切れになっていることが多いです。

そのため、格安でWi-Fiを利用したい方は早めに準備しておきましょう。

イモトのWi-Fi公式サイト

 

2.必須の持ち物を忘れないようにする

ルーマニアに限らず海外旅行では日本語も通じず、持ち物が足りないからと言って同じ物が直ぐに調達できるとは限りません。

 

そのため日本から必要な持ち物は忘れないようにリストにして持っていくようにしましょう。

 

まずは一番大切なパスポート。これがなければ出国もできませんし、ルーマニアに入国したり日本に帰ってきたりすることもできなくなります。

 

必ず肌身離さず身に着けて紛失や盗難に気を付けるようにしましょう。

 

また、盗難や紛失に備えて普段パスポートを入れておく場所とは別の場所にパスポートのコピーを入れておくと万が一の際にも安心です。

 

また、ルーマニアへの90日以内での旅行であればビザは免除されます。

 

90日以上の旅行の場合は日本で別途滞在許可証の申請が必要です。

 

次に航空券やホテル、現地ツアーの予約確認のメールのコピーです。

 

航空券は移動手段として必要なので忘れる人は少ないと思いますが、ホテルの予約確認のメールをきちんとコピーして持参する人はそんなに多くないのではないでしょうか。

 

海外では日本人の名前は聞き取り難かったりするので間違って案内されてしまったり、ホテルだと何かの手違いで部屋がダブルブッキングなどで空いていないと言われてしまう可能性が無いとは言い切れません。

 

きちんと文字にして持っていくことで間違いなく正しいサービスを受けることが出来ます

 

予約確認のメールのコピーを持っていくようにしましょう。

 

3.現金は大金を持ち歩かない/クレジットカードが手軽

ルーマニアには日本人があまり観光に来ないため、ただでさえ少ないアジア人の中でも直ぐに浮いて目立ってしまいます

 

日本人というのはお金持ちでスリをしやすいというイメージは未だにどこに行っても付きまといます。

 

貴重品は目立たない様にしたり、現金は必ず大金を持ち歩くのではなく必要なだけATMで引き下ろしたり、海外で使用可能なクレジットカードを利用するようにしましょう

 

ルーマニアではレストランや都市部のホテルでは普通にクレジットカードが普及しています。

 

人ごみでは財布をスられるだけでなく、貴重品いれ全てを盗まれてしまうなんて事も少なくないので現金やパスポートなどは小分けにして持つことが大切です。

 

強盗対策に万が一危険な目に遭った際に差し出す用の財布を用意している人も旅行者の中には見かけます

 

ルーマニアの通貨はルーマニア・レウで日本円だと1レウ=25円程(2019年3月現在)です。

 

両替のレートは両替所によってまちまちですが、手数料として高い金額をぼったくられる場所も多いので両替手数料の金額もしっかり確認してから利用するようにしましょう。

 

駅や空港などで両替の客引きもいますが、法外な金額を取られることが少なくないので相手をせずに無視することが大切です。

 

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4.コンセントの変換プラグと変圧器

ルーマニアの電圧は220V、周波数は50Hzです。

 

また、形も差し込み口が丸型で2本のCタイプなので日本の製品を持っていっただけでは使用することは出来ません

 

日本の電化製品をルーマニアで利用するためには変換プラグ、変圧器が必須です。

 

製品のラベルに「~240V」との記載があれば変圧器は必要ありませんが、プラグAタイプの日本とは形が違うのでプラグは必要になります。

 

海外対応のドライヤーやヘアアイロン、髭剃りなどは基本的に重たい変圧器が必要ないのでプラグだけで楽です。

 

また、ホテルによっては変換プラグを貸し出してくれたりする場所もあるので事前にアメニティなどは確認しておきましょう。

 

5.ルーマニアに行く前に海外向け旅行保険に加入しておく

ルーマニアに行くと決まったら、絶対に海外旅行保険に入っておくのをお勧めします。

 

たかが旅行に保険なんてと思うかもしれません。

 

しかしルーマニアで万が一急にお腹が痛くなって盲腸と診断されたりするかもしれません。

 

事故に巻き込まれて自分の意思に関係なく手術や治療を受けることになるかもしれません。

 

そうなった場合日本のように保険が適応されない海外では100万円以上のお金がかかることが少なくありません

 

海外旅行の保険はクレジットカードに付属している海外旅行保険を利用する方法と新しく保険会社の保険に入る方法があります。

 

クレジットカードに付いている保険はいつでも適応されるものではありますがやはり簡易的な物なのでやはり万が一の際に備えて幅広くカバーしたいなら別途保険会社が展開している海外旅行保険に入ることをお勧めします。

 

基本的にクレジットカードに付属している海外保険はパッケージ型保険と呼ばれていて、海外旅行に行く際にとりあえずあれば安心と言った物を万遍なく用意しているものになります。

 

また、最近ではクレジットカードの保険とは別にリスク分散型と呼ばれるセレクト型の海外旅行保険への加入も流行っています。

 

セレクト型は自分が旅行に際して必要と思う保証だけを付けることが出来るので自分の思うように保険のカバー範囲を手厚くすることが出来ます。

 

ただし、必要な保険を自分で全て選ばないといけないので初めての旅行の際には迷ったりして大変な面も。

 

ルーマニア旅行に際して絶対に欠かせないのは傷害の治療費、万が一の際の賠償や携行品の損害等でしょう

 

6.常に周りを警戒しながら観光する

ルーマニアだけに限った話ではありませんが、海外に出た際には常に自分は狙われているのだと自覚を持って周囲をしっかり観察、警戒して出歩くことが大切になります。

 

日本は世界でも有数の治安の良い国です。

 

日本で過ごす様に生活しているとスリや強盗などに狙われてしまうリスクも高まります。

 

特に日本人はルーマニアでは顔立ちや黄色人種という事もあり目立ちやすく、狙われやすくなります

 

危険を察知したり何かおかしいなと感じたらそのまま進むのではなく直ぐにその場から離れるようにしましょう。

 

満員電車やバスの中は格好の標的になりやすいので特に注意が必要です。

 

また、見知らぬ日本人に馴れ馴れしく近寄ってくる人が居ても信用しないようにすることが大切です。

 

中には親切で行ってくれる人も居るかもしれませんが、9割は悪人です。

 

言葉の通じない海外で日本語で話しかけられるのは警戒心が弛んでしまいがちなシチュエーションですが絶対に信用せず着いて行ったりしないようにしましょう

 

何か売りつけられてお金を出すまで解放されなかったり犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高くなります

 

向こうから話しかけてくる場合は絶対に信用してはいけません。

 

何か困ったときは誰かが声を掛けてくれるのを待つのではなく自分から声を掛けて好意的に接してくれる人を探しましょう

 

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7.ルーマニア滞在中のパスポートの取り扱いについて

海外に滞在しているという事はいつどんなトラブルに巻き込まれるか分からないという事です。

 

特にルーマニアでは外国人は必ずいつでもパスポートを携帯することを義務づけられています

 

日本人であること、怪しい人間ではないという事の証明の為にもパスポートは常に肌身離さず身に着けておきます

 

しかし、それを逆手にとって犯罪者の中には旅行者のパスポートを盗もうと考えている人が居ます

 

ルーマニアでは厳しく検問を行っている場合や何か大きな事件が起きた際など特別なケースでもなければ理由なくパスポートを提示しろと言われることはまずありません

 

制服を着ていても日本で言うコスプレのようなものの場合もあります。

 

急にパスポートの提示を求められた場合は日本大使館に行ってから職員の前で提示すると伝え、その場でパスポートを出したりしないように気を付けることが大切です。

 

また、ホテルによっては身分確認の為にフロントにパスポートを預けなければいけないと言われることもありますが、一度「不安だから無理だ」と断ってみましょう。

 

そのままokだと言われる場合も多いです。

 

パスポートは日本人だという事を証明し、日本に帰国するために必須の持ち物です。

 

大使館に駆け込んでも日本人だとパスポートで証明できなければ帰国まで時間がかかってしまいます。パスポートは絶対に無くさないようにしましょう

 

8.タクシーは絶対にホテルのフロントや正規のルートで

ルーマニアでは基本的にブカレスト市内であれば「MERIDIAN」、「COBALCESCU」、「LEONE」、「SPEED」、「TAXI2000」の5社のタクシーを利用するようにしましょう。

 

無資格のメーターのない白タクも空港や駅の周りにたくさん走っていますが、ぼったくられたり知らないところに連れていかれたり、犯罪に巻き込まれてしまいそうになったりとトラブルが絶えることはありませんので利用しないようにします

 

ホテルやレストランからタクシーを利用する際にはフロントやボーイさんに正規のタクシー会社に連絡をしてもらって配車してもらうようにしましょう

 

また、空港の到着ロビー周辺にはタクシーを呼びだせる機械が設置されています。安全に移動するようにしましょう。

 

9.野良犬に注意が必要

ルーマニアでは2005年ころから野良犬の問題が様々な地域に広がっており、国内でも述べ2万人以上の人が犬に噛まれたり、襲われたり、また農作物を荒らされたりといった被害を受けてきました。

 

日本でもニュースになりましたが、2006年には日本人の男性が野良犬に襲われて失血死する事件も有り、ルーマニアと言えば野良犬が怖い、というイメージを持っている人も多いと思います。

 

その時期から比べると随分野良犬対策も進み、被害の件数は少なくなっているものの、ブカレスト郊外や地方都市での野良犬のリスクは未だに外務省によって注意喚起されている状況です。

 

万が一野良犬に絡まれてしまった場合には可哀想などと思わず物を投げつけて自衛しましょう。

 

また、噛まれてしまった場合はすぐに最寄りの病院へ連絡して処置をしてもらいましょう

 

狂犬病に罹っている恐れがあります。

 

10.万が一犯罪に巻き込まれてしまった場合

どんなに気を付けていたとしてもどうしてもルーマニアでトラブルや犯罪に巻き込まれてしまうという事も全くないとは言い切れません。

 

運悪く犯罪に巻き込まれてしまった際はまずは警察に行って被害届を提出してください。

 

ルーマニアでは基本的に公用語のルーマニア語で調書を作らなければならない法律があるため、有料にはなりますが日本大使館を介して日本語とルーマニア語の通訳者を紹介してもらうことになります。

 

被害届を提出した後、日本大使館にて事件やトラブルに遭遇してしまった事の証明書の発行やパスポートの再発行手続きなど、各種手続きを行ってもらうことが可能です

 

パスポートを盗まれてしまった際もこの手順になります。

 

楽しい旅行を台無しにしないためにもトラブルや事件に巻き込まれないように行動しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ルーマニアは有名なヨーロッパ諸国と比べるとやはり少し危険なイメージがありますが、自分でしっかり身の危険について考えて行動できればそこまで不安に思う必要はなさそうです

 

ただし、ルーマニア旅行の際には外務省の最新治安状況を常にチェックすることを忘れないようにしましょう。

 

また、外務省による一時滞在者用のメーリングリストなどもあるので積極的に情報を収集して安全な旅を楽しんでください。

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